「[保存版] 子どもの睡眠時間について～科学的データを調べてみた」くまちゃん・R子の子育て日記（51日目）

子育て日記

2016.10.172017.03.24

「寝る子は育つ」ってたぶん本当だよね？

本当だと思うわよ

でも、きちんとお昼寝して、夜もぐっすり眠ってほしいけど、なかなかそうはうまくいかないよね・・・
うちのむーちゃんも、睡眠時間がちょっと短いんじゃないかってずっと気になっているんだよね・・・

むーちゃんは、絶対、クルマでドライブしないと昼寝しないし、
夜も元気で、なかなか寝てくれない・・・

だよね・・・
ずっと気になっていたから、子どもにはどのくらいの睡眠時間が必要か、ちゃんとした科学的なデータを調べてみたよ
今日のエントリーは保存版だよ

むーちゃんはねむくないでござる
にん！にん！

むーちゃんは今、忍者に夢中です
寝かせようとしても、すぐに忍者ごっこが始まります・・・

くまちゃんとR子の第一子むーちゃん（♀）は、この春、2歳になりました。
R子は高齢出産（アラフォーで高齢呼ばわりとは・・・）でしたが、幸い元気な子が生まれて、すくすくと育っています。
☆☆☆☆☆
「寝る子は育つ」と言いますが、特に小さい子にとって睡眠はとても大事です。
では、睡眠時間を一体どのくらい取ればいいのでしょうか？
子どもの睡眠について、信頼性が高いと思われる科学的な情報を集めてみました。

[保存版] 理想的な睡眠時間について

理想的な、年齢層ごとの睡眠時間 —–米国睡眠医学会（AASM）

乳児（生後4～12カ月）：12～16時間（昼寝を含む）
子ども（1～2歳）：11～14時間（昼寝を含む）
子ども（3～5歳）：10～13時間（昼寝を含む）
子ども（6～12歳）：9～12時間
ティーンエイジャー（13～18歳）：8～10時間

出典：専門家がすすめる「子どもの健康に必要な睡眠の量」

やっぱりこのくらい寝ないとダメなんだよね・・・

夜と昼をあわせての時間ね

むーちゃんはお昼寝ドライブが1時間と、夜が最近は10時半くらいから・・・7時半くらいまでだから、9時間で、合計10時間
ちょっと理想より少ないよね・・・

ぱぱ、にんじゃごっこしよ～

むーちゃん、忍者ごっこはあとでね（笑）
もう一つ、違う団体のデータね
こちらを見ると、まあ、許容範囲の睡眠時間は確保できているようだね

そうね、よかった

先頃、National Sleep foundationという米国の公益団体が「各年代にとって望ましい睡眠時間」を発表した。ハーバード大学の有名な睡眠研究者が代表を務めており、この団体に所属する十数名の睡眠科学、睡眠医学のエキスパートが共同で出したオピニオンであるため、かなり睡眠研究者の耳目を引いた。

出典：添い寝の功罪　日本の子どもの睡眠は超短時間

日本の子どもは睡眠が少ない？添い寝はよくない？昼寝は必要か？

出典：添い寝の功罪　日本の子どもの睡眠は超短時間

なんかね、アジアの子ども、特に日本の子どもは睡眠時間が少ないんだって

そうなの？あと、添い寝がよくないって記事もあるじゃない？
添い寝って駄目なの？

いろんな考え方があると思うけど、添い寝の功罪について指摘されてるね
添い寝は親子のスキンシップだいう考え方に対して、よくある反対論は「子どもの自立を妨げる」というもの

えええ？そうかしら？

母親が寝るまで子どもも寝ないってよくあるでしょ
外国では子どもの寝室がちゃんとあって、早い時間から大人とは別に寝るみたいね
それはそれで、まあ一つの方法だよね
僕らは今までとおり、一緒に川の字になって寝ていいと思うけどね

そうよね

■子どもにも昼寝は必要
ある研究によると、昼寝は年齢に関係なく有益だそうです。むしろ成長期の子どもにとっては必要不可欠とのこと。コロラド大学の研究（英文）では、「2歳半から3歳までの幼児は昼寝を怠ると、不安が増し、喜びや好奇心が減り、問題解決能力も低下する」そうです。子どもが強烈な眠気をもよおすのは、脳の構造やその活動性のためかもしれませんが、不安の増加、好奇心の減退など同様の問題が、昼寝をしない成人にも見られます。

出典：「理想的な昼寝」を科学する

子どもにとって、昼寝は必要だということは承知しているけど、昼寝しすぎると夜寝てくれないよね

そうなのよ
だから、なるべく早い時間に昼寝させてる
それに、最近は必ずしも1時間寝なくてもいいかなって思ってる

理想的な睡眠時間からしたら、うちの場合はもっとしっかりお昼寝させた方がいい気がするけど、こんなニュースも最近あったよ

へー
やっぱりそうよね！

子どもの寝つきの悪さは、昼寝の継続時間と時間帯の調整で解消！

@niftyニュース（2016年08月11日）

■子どもは昼寝が長いと夜眠らない
幼児期の睡眠時間の解明を行ったのは、聖路加国際病院の医師らのグループである。彼らは、アクチグラフという体動計を使って、1歳半の幼児50名の睡眠周期を調査した。
すると、幼児の昼寝の時間が長くなるほど、明らかに夜間の睡眠時間が短くなっていた。また、昼寝の時間が長いほど夜寝つく時間が遅くなることも示された。

出典：子どもの寝つきの悪さは、昼寝の継続時間と時間帯の調整で解消！

[PDF] 幼児期早期の昼寝は夜の睡眠に影響することが明らかに（学校法人聖路加国際大学・2016年6月9日）

寝る子は育つ～睡眠の質も大切にしよう！

■赤ちゃんのレム睡眠は脳を育てている
　「ところで、赤ちゃんの眠りは、大人よりずっとレム睡眠が多いのですよ」。井上さんはふと、こんな話を始めた。ほー、それはどういうことだろう。
　大人の睡眠では、レム睡眠の割合は20～25％。だが新生児では睡眠時間の約半分がレム睡眠、胎児期までさかのぼると100％レム睡眠になるという。「このレム睡眠は、脳の神経回路を作っているのです」と井上さん。神経回路は、活動するほどつながりが強くなる。そこで胎児や新生児の頭の中では、神経をしっかり“敷設”するために脳幹が活発に活動する。これがレム睡眠の始まり。よく「寝る子は育つ」というけれど、レム睡眠は文字通り、赤ちゃんの脳を育てているのだ。

出典：「寝る子は育つ」は本当　大人より活発な赤ちゃんの脳