詩人、画家、そして幻視者(Visionary)! ウィリアム・ブレイク(William Blake)とは何者か?

サブカル
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カエルくんのちかくのとびらは開いているか?
近くの扉?
さっきドアはちゃんと占めましたよ
ちがーう!!知覚の扉!
知覚の扉が清められたなら、物事はありのままに、無限に見えるんだよ!
また、唐突に訳がわからないことを・・・


“If the doors of perception were cleansed every thing would appear to man as it is: infinite”
(知覚の扉が清められたなら、物事はありのままに、無限に見える)

出典:ja.wikipedia.orgen.wikipedia.org

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☆☆☆自己紹介☆☆☆

名前:くまちゃん(♂)
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名前:カエルくん(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索
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ウィリアム・ブレイクとは何者か・・・?


ウィリアム・ブレイク(William Blake, 1757年11月28日 – 1827年8月12日)は、イギリスの詩人、画家、銅版画職人。
1757年ロンドン、靴下商人の子として生まれる。幼少期から絵の才能を示して絵画の学校に入り、彫刻家に弟子入りした。長じてからは銅版画家、挿絵画家として生計を立てていた。
1787年(30歳)頃、新しいレリーフ・エッチングの手法を発明。その手法を用いた彩飾印刷(Illuminated Printing)によって、言語テクストと視覚テクストを同列に表現することが可能となっただけでなく、出版者から独立し、自分の印刷機で自分の本を印刷することも可能となった。そして、1803年に国家扇動行為で裁判にかけられたことが彼に大きく影響し、難解な表現をすることでシンプルな表現を隠すという特有の表現技法が確立するに至った。
「幻視者」(Visionary)の異名を持ち、『四人のゾアたち』『ミルトン』『エルサレム』などの「預言書」と呼ばれる作品群において独自の象徴的神話体系を構築する。初期においては、神秘思想家スヴェーデンボリの影響も見られた。詩の中では詩集『無垢と経験の歌』(The Songs of Innocence and of Experience)に収められた、「虎よ! 虎よ!」(Tyger Tyger)で始まる『虎』(The Tyger)がよく知られている。
晩年にはダンテに傾倒、イタリア語を習い、病床で約100枚にのぼる『神曲』の挿画(未完成)を水彩で描いた。

出典:ja.wikipedia.org

カエルくん、ウィリアム・ブレイクという人、知ってる?
僕なんかは高校生くらいの頃?伝説のロックバンド・ドアーズのジム・モリソン経由で、その名前を知った
もう・・・唐突に、「知覚の扉」とか(笑)
え~と(検索中)・・・19世紀のイギリスの詩人の話ですね

出典:ja.wikipedia.org

そうそう、その人だよ(笑)
え~と(検索中)・・・そのドアーズについて
ブレイクの『天国と地獄の結婚』に、“If the doors of perception were cleansed every thing would appear to man as it is: infinite”(知覚の扉が清められたなら、物事はありのままに、無限に見える)という言葉がありますが、それを引用したオルダス・ハクスリーのエッセイ集『知覚の扉』(The Doors of Perception, 1954年)からバンド名が由来するようです

出典:ja.wikipedia.org

ブレイク→ハクスリー→ドアーズだね
・・・おそらく僕らが簡単に理解できる範疇じゃないことは承知してるけど、今日はちょっと雰囲気だけ味わってみようよ
海外サイトからブレイクの描いた絵画、印象的なテキストを探ってみましょう
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画家、銅版画職人ウイリアム・ブレイクの世界

出典:月刊ムー 2017年2月号

なんで唐突にウイリアム・ブレイクかというと、月刊ムー2月号の特集を読んでいたら、挿絵にブレイクの絵が使われたいたの
彼の名を急に思い出して、他にどんな仕事してるんだろうって興味が湧いてきちゃって・・・(笑)
この絵はなんですか?
不思議な絵ですね・・・幽体離脱?
では、他にも、摩訶不思議なウイリアム・ブレイクの絵画を見てみましょう
Pity(1795)

出典:blogs.elpais.com

Elohim Creating Adam(1795)

出典:ramhornd.blogspot.jp

The Night of Enitharmon’s Joy(1795)

出典:en.wikipedia.org

The Great Red Dragon and the Woman Clothed with the Sun(1805–1810)

出典:en.wikipedia.org

The Great Red Dragon and the Beast from the Sea(1805–1810)

出典:en.wikipedia.org

A Vision of the Last Judgment(1808)

出典:en.wikipedia.org

The Ghost of a Flea(1819-1820)

出典:en.wikipedia.org

The Wood of the Self-Murderers: The Harpies and the Suicides(1824–1827)

出典:en.wikipedia.org

強烈だね・・・
時系列で、くまちゃんが好きそうなインパクトのある作品を並べてみました
代表的な作品は他にもあると思いますが、いかがですか?
いやいやいや・・・なんともかんとも
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ウイリアム・ブレイクの詩の世界

天国と地獄の結婚(1793年)

主題

今や卑劣な蛇蝎が腰を低くして
おとなしそうな顔をして歩いている。
正義の人は獅子のうろつく荒野で
激怒にかられて絶叫している。

リントラが叫び、重い空に炎を振りかざす。
餓えた雲が海に垂れ下がる。

出典:www.aozora.gr.jp

なんか預言みたいだね・・・
青空文庫で日本語訳をすぐ読めますので、興味があったら読んでみてください

無垢と経験の歌(1794年)

出典:en.wikipedia.org

虎。それは夜の深い森に
燃え輝くシンメトリ。
この恐怖のかたちをあえて作った
不死の手、不死の眼はいかなる存在なのか?

出典:/www.aozora.gr.jp

これがあれかね・・・SF小説に影響を与えた詩だね
だと思います
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ウィリアム・ブレイクの影響

ブレイクは最初にあげたドアーズのジム・モリソン以外にも、多くの思想家、アーティストたちにインスピレーションを与え続けているんだよね
ミュージシャンはドアーズ以外にも、エマーソン・レイク・アンド・パーマー、アイアン・メイデンのボーカリスト、ブルース・ディッキンソン、パティ・スミス・・・
同じく詩人のウィリアム・バロウズ、ビート詩人アレン・ギンズバーグ・・・
文学では、アルフレッド・ベスターの長編SF作品『虎よ、虎よ!(Tiger! Tiger!, 1956年)』、カール・セーガン原作の小説『コンタクト』(1985年)、トマス・ハリスの小説『レッド・ドラゴン』(1981年)、大江健三郎の短編連作集『新しい人よ眼ざめよ』(1983年)・・・
映画『炎のランナー』(1981年)、映画『ブレードランナー』(1982年)、映画『博士の愛した数式』(2006年)・・・
枚挙に暇(いとま)がありません

出典:ja.wikipedia.org

ウィリアム・ブレイクの世界のほんのさわりだけだけど・・・やっぱりインパクトがあるね
本当に理解するのは難しいでしょうねえ・・・
いやいや、無理無理(笑)
僕らなんて、怖いモノみたさで、ただおどろおどろしい雰囲気だけ楽しんでいるだけだよ・・・
ですね・・・


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