私的・1978年-1985年のサザンオールスターズ

ポルノ女優じゃない方の、スージー鈴木ね
ポルノ女優?
これ読んだら、絶対共感しちゃうんだろうなあ・・・
☆☆☆自己紹介ここから☆☆☆

名前:くまちゃん(♂)
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
名前:カエルくん(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索

☆☆☆自己紹介ここまで☆☆☆

音楽評論家・スージー鈴木の「サザンオールスターズ 1978-1985(新潮新書)」という新書本が売れてるらしいけど、これから読む予定
・・・その前に、「私的・1978年-1985年のサザンオールスターズ」ということで、僕なりに初期サザンについて軽く語ろう、軽くね
ポルノ女優は何にも関係ないじゃないですか・・・
スージー・スズキ(1972年5月3日 – 、東京都出身)っていう、アメリカで活躍するポルノ女優がいるらしいよ(笑)

出典:ja.wikipedia.org

本当ですか?

1st『熱い胸さわぎ』(1978年8月25日発売)~若き桑田佳祐の衝動が飛び散る溢れ出る

ジャケットがね、いい意味でこだわりがないというか・・・
昔の明星や平凡のグラビアみたいな写真で、まったくロックバンドのデビューアルバムっぽくないでしょ?
このバンドが後に日本を代表するバンドとなるとは!
明星や平凡のグラビアみたいな写真というのが僕の世代には・・・?(笑)
でも、サザンのアルバムを1枚選べと言われたら、迷いに迷ったすえ、僕はこのアルバムを選ぶのではないだろうか?
そんなにいいアルバムなんですね
いや・・・決して完璧なアルバムではない
まあ、デビューアルバムですからね
音楽的に優れたアルバム、完成度の高いアルバムは他にもあるかもしれない
でも・・・『熱い胸さわぎ』には計算してできないような、何かがつまっている
何か・・・とは?
それはまさに、青春の熱い胸騒ぎ?
音楽にカタチを変えた、老成した少年の怨念?
ちょっと意味がわかりません・・・(笑)
唯一無二の桑田佳祐という才能の初期衝動?
そうですね
僕は元気がなくなったら『熱い胸さわぎ』を聴いて、ヤング桑田佳祐からエネルギーを貰うのだ
え~と(検索中)・・・衝撃的なデビューシングル「勝手にシンドバッド」や、今でも何かとネタにされる「女呼んでブギ」などが収録されていますね
女呼んで、揉んで、抱いて、いい気持ち~♪

[収録曲]
1.勝手にシンドバッド
2.別れ話は最後に
3.当って砕けろ
4.恋はお熱く
5.茅ケ崎に背を向けて
6.瞳の中にレインボウ
7.女呼んでブギ
8.レゲエに首ったけ
9.いとしのフィート
10.今宵あなたに

出典:『熱い胸さわぎ』

2nd『10ナンバーズ・からっと』(1979年4月5日発売)~永遠の名曲「いとしのエリー」、人気曲「ラチエン通りのシスター」も収録

なにせ、永遠の名曲「いとしのエリー」が収録されたアルバムですから
ジャケットは落ち着いた雰囲気ですね
アルバムタイトルの「10ナンバーズ・からっと」、“からっと”って平仮名になっているところが1980年代っぽくない?
2000年代の“夜空ノムコウ”など、あえてカタカナを使ったのとは逆の感性でしょうか?
桑田本人はこのアルバムのことが当時あんまり気に入ってなかったみたいね
ハードスケジュールでノイローゼになっていた時期らしいもんね
へー、そうなんですか
でも、人気曲「ラチエン通りのシスター」をはじめ、収録曲を見てごらん、まったく駄作じゃないじゃないか・・・!
「勝手にシンドバッド」路線を踏襲した、16ビートのノリノリなナンバー「気分しだいで責めないで」「思い過ごしも恋のうち」など、今聴いても元気を貰えるよ

[収録曲]
1.お願いD.J.
2.奥歯を食いしばれ
3.ラチエン通りのシスター
4.思い過ごしも恋のうち
5.アブダ・カ・ダブラ(TYPE1)
6.アブダ・カ・ダブラ(TYPE2)
7.気分しだいで責めないで
8.LetItBoogie
9.ブルースへようこそ
10.いとしのエリー

出典:『10ナンバーズ・からっと』

3rd『タイニイ・バブルス』(1979年4月5日発売)~ジャズマン・八木正生とのコラボでスウィングするサザン

“猫ジャケ”に駄作なし!
くまちゃんがいつも勝手に言ってる格言ですね(笑)
それはともかく・・・・初期サザンを語るうえで、忘れてはいけないのがジャズマン・八木正生だね
このアルバムをはじめ、サザンの編曲でよく登場する名前
え~と(検索中)・・・八木正生さんは、日本のジャズ創世記に活躍されたピアニストですね

出典:ja.wikipedia.org

サザンのアルバムの中で、僕が一番ジャズっぽいと感じているのが、この『タイニイ・バブルス』だね
ほー、ジャズっぽい?
また、原由子ボーカル曲が収録されるようになったのもこのアルバムから
原由子初のリードボーカル曲にして、高田みづえもカバーしてヒットした「私はピアノ」も収録されている
ちなみに、メンバー歌唱による隠れた人気曲「松田の子守歌」が収録されているのもこのアルバムだね
「私はピアノ」、知ってます!
でも、何といっても僕が一番好きなのは、スウィンギングな八木サザンが堪能できる『Hey! Ryudo! (ヘイ! リュード!)』かな!

[収録曲]
1.ふたりだけのパーティ|TinyBubbles(Type-A)
2.タバコ・ロードにセクシーばあちゃん
3.Hey!Ryudo!
4.私はピアノ
5.涙のアベニュー
6.TOYOU
7.恋するマンスリーデイ
8.松田の子守唄
9.C調言葉に御用心
10.TinyBubbles(Type-B)
11.働けロック・バンド(Workin’forT.V.)

出典:『タイニイ・バブルス』

4th『ステレオ太陽族』(1980年3月21日発売)~独特なジャケも含め、初期サザンのひとつの完成型

初期サザンのひとつの完成型がこれだね
ジャケットはこれ何ですか?
セーラー服を着たひょっとこ?
このへんからのジャケットセンスがいかにもサザンという感じだなあ
この「ステレオ太陽族」とか、「人気者でいこう」とか、ナンセンス路線?
ジャケットも含めて、サザンのスタイルがまず一度ここで完成された
収録曲は・・・(検索中)、やっぱり「栞のテーマ」がいいですよね
僕、大好きです
このアルバムからシングルカットされたのが、「栞のテーマ」と「BigStarBlues(ビッグスターの悲劇)」
大ヒットシングルじゃないけど、特に「栞のテーマ」は息の長い人気曲だよね
映画に使われたんですよね
この時期、映画「モーニング・ムーンは粗雑に」を桑田が担当して、「栞のテーマ」や「恋の女のストーリー」「朝方ムーンライト」など、このアルバムの曲が使用されている
後の「稲村ジェーン」での主題歌にして神曲「真夏の果実」もそうだけど、桑田佳祐は映画に関わるといい曲作るんだよね・・・

[収録曲]
1.HelloMyLove
2.MyForeplayMusic
3.素顔で踊らせて
4.夜風のオン・ザ・ビーチ
5.恋の女のストーリー
6.我らパープー仲間
7.ラッパとおじさん(DearM.Y’sBoogie)
8.Let’sTakeaChance
9.ステレオ太陽族
10.ムクが泣く
11.朝方ムーンライト
12.BigStarBlues(ビッグスターの悲劇)
13.栞のテーマ

出典:『ステレオ太陽族』

5th『NUDE MAN』(1981年7月21日発売)~インパクトのあるジャケット、サザンの夏イメージが定着する

サザンのアルバムジャケットの中で、このアルバム・ジャケットが一番好きかも
インパクトありますよね
このお尻は桑田さん・・・?
いやいや、海も湘南じゃないし
お尻も関係ない人らしいよ(笑)
えー、収録の「夏をあきらめて」は有名ですよね
僕は「Oh!クラウディア」が大好きです
このアルバム『NUDE MAN』から、『綺麗』、『人気者で行こう』までの3枚が、毎年夏に発売された
サザンの夏イメージが固まったのは、ちょうどこの時期じゃないかな
意外と、その他のサザンのアルバムは夏発売じゃないんですよね
『NUDE MAN』は佳曲揃いのアルバムだよね
僕は当時は、「逢いたさ見たさ病めるMyMind」「女流詩人の哀歌」なんかが特に好きだったなあ
あ、「JustaLittleBit」も大好き

[収録曲]
1.DJ・コービーの伝説
2.思い出のスター・ダスト
3.夏をあきらめて
4.流れる雲を追いかけて
5.匂艶TheNightClub
6.逢いたさ見たさ病めるMyMind
7.PLASTICSUPERSTAR(LIVEINBETTERDAYS)
8.Oh!クラウディア
9.女流詩人の哀歌
10.NUDEMAN
11.猫
12.来いなジャマイカ
13.JustaLittleBit

出典:『NUDE MAN』

6th『綺麗』(1983年7月5日発売)~中学2年生の時に友達から買った、僕にとってサザンの入り口でした!

このアルバムが発売されたのが、僕が中学2年生のとき
もちろんサザンのヒット曲は知っていたけど、アルバムを愛聴するようになったのは、実はここから
中学2年生のときですか
たしか友達が買ったのを、安く譲ってもらったんだよね
それからサザンが大好きになって、過去のアルバムをさかのぼって聴いたという訳
「そんなヒロシに騙されて」とか有名ですよね
さっきも出てきた高田みづえさんでヒットですか?
だね
ちなみに、このヒロシとは、サザンのドラマーの松田弘のことね
メンバーいじりの歌詞を歌謡曲の名曲に昇華させるという・・・
(笑)
『綺麗』というアルバム・・・大ヒットシングルはないけど、このアルバムも佳曲揃い
僕は、「MICO」「サラ・ジェーン」なんかが特に好きだったなあ
『綺麗』はくまちゃんにとっても、サザンデビューアルバムなんですね
・・・あんまりヒットしなかったけどシングルカットもされた「EMANON」なんて、10年以上経ってから改めて大好きになったもんね
実はこの頃のサザン、桑田は、AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)を指向していたんだなあと、ずっと後で気づいた

[収録曲]
1.マチルダBABY
2.赤い炎の女
3.かしの樹の下で
4.星降る夜のHARLOT
5.ALLSTARS’JUNGO
6.そんなヒロシに騙されて
7.NEVERFALLINLOVEAGAIN
8.YELLOWNEWYORKER
9.MICO
10.サラ・ジェーン
11.南たいへいよ音頭
12.ALLSTARS’JUNGO(Instrumental)
13.EMANON
14.旅姿六人衆

出典:『綺麗』

7th『人気者で行こう』(1984年7月7日発売)~ドライブミュージックにも最適、まさに夏のサザン、初期サザンの金字塔

これは中学3年生だな・・・このアルバムは発売日を心待ちにして、ちゃんとレコード屋で買った最初のサザンのアルバムだね
レコードなんですよね、この頃までは
サザンの場合は、1987年のベストアルバム『バラッド2』からCDに変わっていったもんね
1978年-1985年のサザンオールスターズとは、レコード時代のサザンなんですね
僕は初期のサザンで一番完成度の高いアルバムは、『人気者で行こう』だと思う
また意味不明なジャケットです(笑)
意味不明なサザンらしいジャケも含め、パッケージとして完成度が高いと思うよ
「ミス・ブランニュー・デイ(MISSBRAND-NEWDAY)」という斬新な感覚のヒット曲が核にあって、ライブでもお馴染み「夕方 Hold On Me」や「海」などの人気曲も収録されている、夏を感じさせる曲が多いよね
夏や海の曲が多いですね
原由子「シャボン」に流れる歌謡曲の血、八木正生と奏でるジャズ「DearJohn」、AORのサザン的解釈「よどみ萎え、枯れて舞え」や「女のカッパ」・・・僕は「あっという間の夢のTONIGHT」が大好きだったなあ
へのへのもへじ・・・ジャケットはどういう意味なんだろう?
だからナンセンスだって(笑)
そして、このアルバムは、夏のドライブ・ミュージックにも最適だね!

[収録曲]
1.JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)
2.よどみ萎え、枯れて舞え
3.ミス・ブランニュー・デイ(MISSBRAND-NEWDAY)
4.開きっ放しのマシュルーム
5.あっという間の夢のTONIGHT
6.シャボン
7.海
8.夕方HoldOnMe
9.女のカッパ
10.メリケン情緒は涙のカラー
11.なんば君の事務所
12.祭はラッパッパ
13.DearJohn

出典:『人気者でいこう』

8th『KAMAKURA』(1985年9月14日発売)~このままサザンは解散するかと思っていた・・・

僕は『KAMAKURA』をもって、サザンは解散するかと思ってた・・・
えええ・・・どうしてですか?
この2枚組の大作を発表して、サザンは一時休業するんだよね
原由子の妊娠が直接的な原因だけどね
なーんだ
おめでたい話じゃないですか
ここで初期のサザンは一区切り
『KAMAKURA』の数年後、サザンオールスターズはまた復活するけど、このへんがなんか境目になってるよね
そして僕は、『KAMAKURA』以前の初期のサザンが大好き
『KAMAKURA』は2枚組なんですよね
レコードだと4枚組だけどね
あ、そうか
「ByeByeMyLove(Uaretheone)」と「Melody(メロディ)」という大ヒット曲を中心に、桑田佳祐の才能のビームを四方に拡散させたような・・・バラエティに富んだ内容のアルバム
これまで培ってきたサザン養分はそのままに、新しい配合も試してみたような、欲張りなアルバムだよ
くまちゃんおすすめの曲は・・・?
僕は、「吉田拓郎の唄」と「Long-hairedLady」が好きでねえ・・・
僕の中で、カラッと明るい『人気者でいこう』に対して、悪い意味じゃないけど『KAMAKURA』はちょっと暗く重いイメージがある
アルバムのエンディング、哀愁の「Long-hairedLady」から、社会的な歌詞も印象的な「悲しみはメリーゴーランド」の流れって好きなんだよねえ
『NUDE MAN』、『綺麗』、『人気者で行こう』と毎年7月に発売されていたサザンのアルバムでしたが、『KAMAKURA』は9月の発売でした
『KAMAKURA』は夏のサザンというより、夏の終わりから、秋から冬へと向かう、憂いや哀しさを感じるなあ

[収録曲]
ディスク:1
1.ComputerChildren
2.真昼の情景(このせまい野原いっぱい)
3.古戦場で濡れん坊は昭和のHero
4.愛する女性とのすれ違い
5.死体置場でロマンスを
6.欲しくて欲しくてたまらない
7.HappyBirthday
8.Melody(メロディ)
9.吉田拓郎の唄
10.鎌倉物語

ディスク:2
1.顔
2.ByeByeMyLove(Uaretheone)
3.BrownCherry
4.Please!
5.星空のビリー・ホリデイ
6.最後の日射病
7.夕陽に別れを告げて|メリーゴーランド
8.怪物君の空
9.Long-hairedLady
10.悲しみはメリーゴーランド

出典:『KAMAKURA』

私的・初期のサザンオールスターズへの愛

さて!初期の8枚のオリジナルアルバムを見てきたけど・・・僕なんかは、もう圧倒的に初期のサザンなんだよね
その後はあんまり聴いてないんですか?
いや、ずっとフォローしてるけど、身も心も捧げて聴いていたのが初期のサザンってこと
身も心も捧げて・・・って(笑)
そのくらい好きだったの
さて、じゃあ、スージー鈴木の本でも読んでやるか
なんで上から目線なんですか(笑)
だって、僕とスージー鈴木、初期サザン愛はどちらが上かまだわからないもん
本を出すくらいだから、スージー鈴木さんも愛が深いんじゃないですか?
そしたら素直に謝るよ(笑)