プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
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☆☆☆自己紹介ここまで☆☆☆
・・・その前に、「私的・1978年-1985年のサザンオールスターズ」ということで、僕なりに初期サザンについて軽く語ろう、軽くね
1st『熱い胸さわぎ』(1978年8月25日発売)~若き桑田佳祐の衝動が飛び散る溢れ出る
昔の明星や平凡のグラビアみたいな写真で、まったくロックバンドのデビューアルバムっぽくないでしょ?
このバンドが後に日本を代表するバンドとなるとは!
でも・・・『熱い胸さわぎ』には計算してできないような、何かがつまっている
音楽にカタチを変えた、老成した少年の怨念?
[収録曲]
1.勝手にシンドバッド
2.別れ話は最後に
3.当って砕けろ
4.恋はお熱く
5.茅ケ崎に背を向けて
6.瞳の中にレインボウ
7.女呼んでブギ
8.レゲエに首ったけ
9.いとしのフィート
10.今宵あなたに出典:『熱い胸さわぎ』
2nd『10ナンバーズ・からっと』(1979年4月5日発売)~永遠の名曲「いとしのエリー」、人気曲「ラチエン通りのシスター」も収録
ハードスケジュールでノイローゼになっていた時期らしいもんね
「勝手にシンドバッド」路線を踏襲した、16ビートのノリノリなナンバー「気分しだいで責めないで」「思い過ごしも恋のうち」など、今聴いても元気を貰えるよ
[収録曲]
1.お願いD.J.
2.奥歯を食いしばれ
3.ラチエン通りのシスター
4.思い過ごしも恋のうち
5.アブダ・カ・ダブラ(TYPE1)
6.アブダ・カ・ダブラ(TYPE2)
7.気分しだいで責めないで
8.LetItBoogie
9.ブルースへようこそ
10.いとしのエリー出典:『10ナンバーズ・からっと』
3rd『タイニイ・バブルス』(1979年4月5日発売)~ジャズマン・八木正生とのコラボでスウィングするサザン
このアルバムをはじめ、サザンの編曲でよく登場する名前
原由子初のリードボーカル曲にして、高田みづえもカバーしてヒットした「私はピアノ」も収録されている
ちなみに、メンバー歌唱による隠れた人気曲「松田の子守歌」が収録されているのもこのアルバムだね
[収録曲]
1.ふたりだけのパーティ|TinyBubbles(Type-A)
2.タバコ・ロードにセクシーばあちゃん
3.Hey!Ryudo!
4.私はピアノ
5.涙のアベニュー
6.TOYOU
7.恋するマンスリーデイ
8.松田の子守唄
9.C調言葉に御用心
10.TinyBubbles(Type-B)
11.働けロック・バンド(Workin’forT.V.)出典:『タイニイ・バブルス』
4th『ステレオ太陽族』(1980年3月21日発売)~独特なジャケも含め、初期サザンのひとつの完成型
セーラー服を着たひょっとこ?
この「ステレオ太陽族」とか、「人気者でいこう」とか、ナンセンス路線?
ジャケットも含めて、サザンのスタイルがまず一度ここで完成された
僕、大好きです
大ヒットシングルじゃないけど、特に「栞のテーマ」は息の長い人気曲だよね
後の「稲村ジェーン」での主題歌にして神曲「真夏の果実」もそうだけど、桑田佳祐は映画に関わるといい曲作るんだよね・・・
[収録曲]
1.HelloMyLove
2.MyForeplayMusic
3.素顔で踊らせて
4.夜風のオン・ザ・ビーチ
5.恋の女のストーリー
6.我らパープー仲間
7.ラッパとおじさん(DearM.Y’sBoogie)
8.Let’sTakeaChance
9.ステレオ太陽族
10.ムクが泣く
11.朝方ムーンライト
12.BigStarBlues(ビッグスターの悲劇)
13.栞のテーマ出典:『ステレオ太陽族』
5th『NUDE MAN』(1981年7月21日発売)~インパクトのあるジャケット、サザンの夏イメージが定着する
このお尻は桑田さん・・・?
お尻も関係ない人らしいよ(笑)
僕は「Oh!クラウディア」が大好きです
サザンの夏イメージが固まったのは、ちょうどこの時期じゃないかな
僕は当時は、「逢いたさ見たさ病めるMyMind」「女流詩人の哀歌」なんかが特に好きだったなあ
あ、「JustaLittleBit」も大好き
[収録曲]
1.DJ・コービーの伝説
2.思い出のスター・ダスト
3.夏をあきらめて
4.流れる雲を追いかけて
5.匂艶TheNightClub
6.逢いたさ見たさ病めるMyMind
7.PLASTICSUPERSTAR(LIVEINBETTERDAYS)
8.Oh!クラウディア
9.女流詩人の哀歌
10.NUDEMAN
11.猫
12.来いなジャマイカ
13.JustaLittleBit出典:『NUDE MAN』
6th『綺麗』(1983年7月5日発売)~中学2年生の時に友達から買った、僕にとってサザンの入り口でした!
もちろんサザンのヒット曲は知っていたけど、アルバムを愛聴するようになったのは、実はここから
それからサザンが大好きになって、過去のアルバムをさかのぼって聴いたという訳
さっきも出てきた高田みづえさんでヒットですか?
ちなみに、このヒロシとは、サザンのドラマーの松田弘のことね
メンバーいじりの歌詞を歌謡曲の名曲に昇華させるという・・・
僕は、「MICO」「サラ・ジェーン」なんかが特に好きだったなあ
実はこの頃のサザン、桑田は、AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)を指向していたんだなあと、ずっと後で気づいた
[収録曲]
1.マチルダBABY
2.赤い炎の女
3.かしの樹の下で
4.星降る夜のHARLOT
5.ALLSTARS’JUNGO
6.そんなヒロシに騙されて
7.NEVERFALLINLOVEAGAIN
8.YELLOWNEWYORKER
9.MICO
10.サラ・ジェーン
11.南たいへいよ音頭
12.ALLSTARS’JUNGO(Instrumental)
13.EMANON
14.旅姿六人衆出典:『綺麗』
7th『人気者で行こう』(1984年7月7日発売)~ドライブミュージックにも最適、まさに夏のサザン、初期サザンの金字塔
「ミス・ブランニュー・デイ(MISSBRAND-NEWDAY)」という斬新な感覚のヒット曲が核にあって、ライブでもお馴染み「夕方 Hold On Me」や「海」などの人気曲も収録されている、夏を感じさせる曲が多いよね
そして、このアルバムは、夏のドライブ・ミュージックにも最適だね!
[収録曲]
1.JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)
2.よどみ萎え、枯れて舞え
3.ミス・ブランニュー・デイ(MISSBRAND-NEWDAY)
4.開きっ放しのマシュルーム
5.あっという間の夢のTONIGHT
6.シャボン
7.海
8.夕方HoldOnMe
9.女のカッパ
10.メリケン情緒は涙のカラー
11.なんば君の事務所
12.祭はラッパッパ
13.DearJohn出典:『人気者でいこう』
8th『KAMAKURA』(1985年9月14日発売)~このままサザンは解散するかと思っていた・・・
原由子の妊娠が直接的な原因だけどね
おめでたい話じゃないですか
『KAMAKURA』の数年後、サザンオールスターズはまた復活するけど、このへんがなんか境目になってるよね
そして僕は、『KAMAKURA』以前の初期のサザンが大好き
これまで培ってきたサザン養分はそのままに、新しい配合も試してみたような、欲張りなアルバムだよ
僕の中で、カラッと明るい『人気者でいこう』に対して、悪い意味じゃないけど『KAMAKURA』はちょっと暗く重いイメージがある
アルバムのエンディング、哀愁の「Long-hairedLady」から、社会的な歌詞も印象的な「悲しみはメリーゴーランド」の流れって好きなんだよねえ
[収録曲]
ディスク:1
1.ComputerChildren
2.真昼の情景(このせまい野原いっぱい)
3.古戦場で濡れん坊は昭和のHero
4.愛する女性とのすれ違い
5.死体置場でロマンスを
6.欲しくて欲しくてたまらない
7.HappyBirthday
8.Melody(メロディ)
9.吉田拓郎の唄
10.鎌倉物語ディスク:2
1.顔
2.ByeByeMyLove(Uaretheone)
3.BrownCherry
4.Please!
5.星空のビリー・ホリデイ
6.最後の日射病
7.夕陽に別れを告げて|メリーゴーランド
8.怪物君の空
9.Long-hairedLady
10.悲しみはメリーゴーランド出典:『KAMAKURA』
私的・初期のサザンオールスターズへの愛
さて、じゃあ、スージー鈴木の本でも読んでやるか