くまちゃんは・・・。
3600円の2CDのデラックス・エディションか・・・。
Happy 50th anniversary to PET SOUNDS! https://t.co/38gWlzNj3U pic.twitter.com/C0X6OOaOaq
— TheBeachBoys (@TheBeachBoys) 2016年5月16日
『ペット・サウンズ』50周年記念!スペシャル記念エディション6/10発売!
ビーチ・ボーイズとキャピトルはこの名盤の輝けるアニバーサリーを祝福しスペシャル記念エディションを6月10日に発売
4CD/Blu-ray Audioからなるコレクターズ・エディションにはリマスターされたステレオ、モノそれぞれのアルバム、インストゥルメンタル、ハイレゾ&5.1サラウンド音声ミックスに加え新たにスタジオ・レコーディング音源、ライヴ音源も収録されている。『ペット・サウンズ』<50周年アニバーサリー・コレクターズ・エディション>
4CD+Bluray Audio (輸入国内盤/初回生産限定盤)
1966年発表の名盤 ビーチ・ボーイズ ペット・サウンズの50周年を記念して、未発表トラックを含む5枚組の豪華ボックス・セット。
6月10日(金)世界同時発売 10000円(税抜) 10800円(税込)『ペット・サウンズ』<50周年記念デラックス・エディション>
6月10日(金)世界同時発売
2CD 3600円(税抜) 3888円(税込)出典;UNIVERSAL MUSIC JAPAN
『ペット・サウンズ』50周年記念!スペシャル記念エディション6/10発売!
プロフィール:福山雅治と同世代。広く浅く世間を語る。
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)。独身。潔癖症。シニカルな視点は世代のせい?
サーフィン音楽のバンドでしょ。
竹野内豊のドラマでしょ、とか言われないで。
アメリカ西海岸に住む若者の文化、サーフィンやクルマ、恋愛をテーマにした歌詞、ロックンロールのビートと美しいハーモニーを融合させたスタイルが特徴だね。
動物のかわいいジャケットも
いい感じですよ。
この『ペット・サウンズ』はバンドのリーダーのブライアン・ウィルソンがほとんど一人で作ったと言われているけど、メンバーのマイク・ラブが「これは犬にでも聞かせるのか?」と言ったことから、皮肉の意味を込めて、そのまま「ペット・サウンズ」と名付けられたと言われているんだ。
つまり、『ペット・サウンズ』はそれまでの明るいビーチ・ボーイズの音楽と違って、かなり異なった印象を、バンドのメンバーにすら与えたんだね。
そして、実際に最初のセールスも芳しくなかったみたい。
その度に財布が・・・。
The Beach Boys – Wouldn’t It Be Nice (Live 1966)
The Beach Boys – God Only Knows (Live 1966)
The Beach Boys – Sloop John B (Live 1966)
The Beach Boys – Pet Sounds 50th – Mini Documentary
『サーフィンUSA』とか初期のヒット曲より、
この『ペット・サウンズ』の方が好きだったんだよね。
『ペット・サウンズ』の方がなんかすんなり好きになれた。
普遍性みたいなものがあるんじゃないかな?
今となっては初期の方が好きなくらい。
アーティストの熱量が凝縮されてますよね。
ま、僕のことより、村上春樹の『ペット・サウンズ』評があるよ。
村上春樹はビーチ・ボーイズのファンで有名だよね。
そのあとがきでこのアルバムを評している。
ペット・サウンズ
ジム・フジーリ、村上春樹/訳1966年に発表されたビーチ・ボーイズの名盤『ペット・サウンズ』。それまでのグループのイメージを覆したこのアルバムは当初、メンバーやファンを戸惑わせ、天才的リーダー、ブライアン・ウィルソンの人生を大きく変えていく。恋愛への憧れと挫折、抑圧的な父親との確執、ドラッグ、引きこもり――。「幸福についての哀しい歌の集まり」とも評された、一人の繊細な青年の愛と絶望の軌跡。
「世の中には二種類の人間がいる。『ペット・サウンズ』を好きな人と、好きじゃない人だ」と。それくらい『ペット・サウンズ』というのは、僕にとっても大事な意味を持つ音楽なのだ。
聴いてみてください。聴く価値のあるアルバムです。そして何度も聴き返す価値のあるアルバムです。
村上春樹のあとがきより出典:『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ、村上春樹/訳
『ペット・サウンズ』は語り継がれるべき作品である。何故ならこのアルバムは、たった一人の人間の情念のおもむくままに作られたものであるが故に、商業音楽にとって本来不可避とされている、『最新』あるいは『流行』という名で呼ばれるところの、新たな、『最新』や『流行』にとって替わられる為だけに存在する、そのような時代性への義務、おもねり、媚びといった呪縛の一切から真に逃れ得た、稀有な一枚だからである。このアルバムの中には「時代性」はおろか、『ロックン・ロール』というような『カテゴリー』さえ存在しない。にもかかわらず、こうした『超然』とした音楽にありがちな、聴くものを突き放す排他的な匂いが、このアルバムからは全く感じられない。これこそが『ペット・サウンズ』最も優れた点と言えるのだ。『ペット・サウンズ』のような響きを持ったアルバムは、あらゆる点でこれ一枚きりであり、このような響きは今後も決して現れる事はない。それ故にこのアルバムは異端であり、故に悲しい程美しい。
出典:1988年版の日本盤CD 山下達郎のライナーノーツより
くー。
悩んでください!