大人のジャケ買い!「FLAPPER|吉田美奈子」 2020年7月4週目 発売

音楽
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先週に引き続き、今週も吉田美奈子のリイシューアルバム。名盤揃いだぞ。

関連エントリー→大人のジャケ買い!「MINAKO|吉田美奈子」 2020年7月3週目 発売

え~と(検索中)・・・吉田美奈子さんのRCA期のアルバム4作品が、名匠バーニー・グランドマンさんの最新リマスタリングによってアナログレコードとSACDハイブリッドでリイシューです。第1弾として『MINAKO』『MINAKO II』が7月15日に、第2弾『FLAPPER』『Twilight Zone』が7月22日に発売されます。

出典:tower.jp

名前:くま(♂)
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
名前:カエル(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症
特技:インターネット超高速検索。
名前:猫(♀)
プロフィール:独身(バツイチ?)、映画や音楽に詳しい、お酒とカラオケが好き
特技:暴言
「大人のジャケ買い!」では、その週に新発売、または再発売(リイシュー)されるCDアルバムの中から、ジャケ買いのような軽い“大人の”衝動、または単なる“大人の”気まぐれで、注目の1枚を紹介するぞ!
中でもやはり、今週再発の『FLAPPER』がもっとも名盤か?
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【吉田美奈子のRCA期】今回再発される4枚のアルバムについて

まずは、今回再発される4枚のアルバムについて。帆苅智之氏の記事(OKMusic)が端的でわかりやすい。
こちらですね。

※帆苅智之氏の記事(OKMusic)より引用
『MINAKO』(1975年)は彼女の2ndアルバムで、1stが全て自作の曲であったのに対して、他アーティストからのカバー曲や提供曲で構成され、それまでも高評価を受けていたシンガーとしての資質を押し出したと言われる作品。『MINAKO II』(1975年)は1975年11月の東京・中野サンプラザでの模様を収録したライヴアルバムである。『FLAPPER』(1976年)は『MINAKO』のスタイルをさらに推し進めた結果、バラエティなポップアルバムに仕上がっている印象。そして、全曲自作に回帰した『Twilight Zone』(1977年)は、『MINAKO』『FLAPPER』を経て、シンガーシングライターとして自身のポジションを確立したと言われるアルバムと──ざっくり語るとそういう感じである。

出典:news.yahoo.co.jp

なんつっても、『FLAPPER』(1976年)は「夢で逢えたら」が収録されたアルバムですから。
あ、その曲なら僕も知ってます。鈴木雅之さんも歌ってますよね。
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[Reissue] FLAPPER|吉田美奈子

吉田美奈子RCA第3弾アルバムをCD/SACDハイブリッド盤で復刻。名匠バーニー・グランドマンによる2020年最新リマスタリング。
多くのアーティストがカバーした名曲「夢で逢えたら」、他全10曲を収録した歴史的名盤。
オリジナル発売日:1976年3月25日

〈収録内容〉
01: 愛は彼方
02: かたおもい
03: 朝は君に
04: ケッペキにいさん
05: ラムはお好き?
06: 夢で逢えたら
07: チョッカイ
08: 忘れかけてた季節へ
09: ラスト・ステップ
10: 永遠に

→Amazonで購入する

『FLAPPER』(1976年)は名盤だし、バラエティなポップアルバムで万人向けでもある。
しかし、自分が作った曲ではない「夢で逢えたら」のシングルカットを嫌がったエピソードなど、吉田美奈子のアーティスティックな特徴もすでに現れていたという。

FLAPPER 吉田美奈子

吉田美奈子RCA第4弾アルバムをCD/SACDハイブリッド盤で復刻。名匠バーニー・グランドマンによる2020年最新リマスタリング。
吉田美奈子&山下達郎共同プロデュース作品。大人気楽曲「恋は流星」のアルバム・ヴァージョン他、全9曲を収録。
オリジナル発売日:1977年3月25日

〔収録内容〕
01: Twilight Zone (Overture)
02: 恋
03: 駆けてきたたそがれ
04: メロディー
05: 恋は流星
06: Uptown
07: Raspberry Slope
08: さよなら
09: Twilight Zone

→Amazonで購入する

そして、次の『TWILIGHT ZONE』は全曲自作で、より吉田美奈子らしいアルバムといえよう。さらに、みんな大好き「恋は流星」のようなキャッチーな曲もあるぞ。
「恋は流星」も、昨今のシティポップブームを象徴する曲だよな。
そして、『TWILIGHT ZONE』は吉田美奈子&山下達郎共同プロデュース作品。もし運命の歯車がわずかに変わっていたのなら、この後この二人は結ばれていたかもしれないのにね。いやいや冗談です(笑)。
だから、やめろって。

TWILIGHT ZONE 吉田美奈子

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名盤『FLAPPER』について、さらに・・・

名盤『FLAPPER』について、さらに深掘りする。
引き続き、帆苅智之氏の記事(OKMusic)より引用します。

※帆苅智之氏の記事(OKMusic)より引用
『FLAPPER』の参加メンバーを記す。大瀧詠一、大貫妙子、鈴木 茂、細野晴臣、松任谷正隆、村上秀一、矢野顕子、山下達郎。まだまだいらっしゃるけれども、誰もが分かる名前を挙げるとするとこの辺りだろうか。これらの方々が現在の音楽シーンにおいて大御所も大御所であることはライトユーザーでもお分かりだろう。そうは言っても、これは1976年の作品である。細野晴臣の『HOSONO HOUSE』(1973年)やシュガー・ベイブの『SONGS』(1975年)は本作に先んじて発表されているが、大貫妙子の『Grey Skies』、山下達郎の『CIRCUS TOWN』というそれぞれのソロデビュー作は同じ年の作品であった(ちなみに『FLAPPER』のリリースは、『Grey Skies』より半年ほど、『CIRCUS TOWN』より9カ月ほど早い)。要するにこの時点ではまだ彼ら彼女らはまだ大御所などではなかったわけだ。しかしながら、そのセンスやテクニックは(発展途上ではあったであろうけれども)凡人のそれをはるかに超えてくるものであったことは言うまでもない。

(中略)

RCAレーベル期の吉田美奈子作品の解説はどれもこれも枕詞のように件のアーティストの名前が並んでいる。それは事実だし、だからこそ、本作を含めた作品群が傑作となり、吉田美奈子のアイデンティティーが確立されたことは間違いない。だが、“大御所が参加しているから傑作”ではなく、“傑作を作り上げた人たちだから、のちに大御所と言われるようになった”というのが正しようにと思う。

出典:news.yahoo.co.jp

大貫妙子の『Grey Skies』、山下達郎の『CIRCUS TOWN』、そして吉田美奈子の『FLAPPER』。すごい年だ。
さらに、帆苅智之氏の記事(OKMusic)より引用します。

※帆苅智之氏の記事(OKMusic)より引用
M3「朝は君に」でのアウトロのギターはすごい迫力だと前述したけども、そこにヴォーカルが絡んでいるのだから、これもまた半端じゃない。そもそも「朝は君に」はかなりパンチの効いたソウルフルな歌声が聴けるのだが、そのテンションが尻上がりに上がっていき、ギターとタイマンを張っている──比喩は上手くないけれども、その歌声が決してサウンドに負けてないことは分かってほしい。それが、これもまたソウルフルなファンクM4「ケッペキにいさん」につながっていくのだから、さらにテンションが上がっていく感じ。かと思えば、オールドスタイルなM5「ラムはお好き?」ではシャレオツなヴォーカリゼーションを見せつつ、そのアウトロではしっかりとシャウトを効かせていたり、M6「夢で逢えたら」やM8「忘れかけてた季節へ」では、さりげなく下品にならない程度に“しゃくり”や“こぶし”を入れたりと、縦横無尽のヴォーカルパフォーマンスを見せる。それを貫禄を呼ぶと本人は否定するかもしれないが、ジャケ写の映るウインクする彼女の姿を見ると、只者ならぬ余裕を感じられるのは筆者だけではあるまい。

出典:news.yahoo.co.jp

そしてやっぱり、このお茶目なアルバム・ジャケットがいいよね。惚れちゃうね。
ファニーな雰囲気なのと同時に、なんか貫禄もあるよな。
僕はこのアルバムの中で「ラムはお好き?」が大好き。ホント大好き。コカ・コーラー(絶叫)!
うるせー。

FLAPPER 吉田美奈子

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大人のジャケ買い!2020年7月4週目 発売

今日はこのへんで。
その他、今週発売のアルバムはこちらです。

rainy 木村結香

ライブ・1967・ユニバーシティー・オブ・カリフォルニア マイルス・デイヴィス

スーパートニック:ザ・リミックス ダイアナ・ロス

ハイウェイ70 期間限定価格盤 モダン・フォーク・カルテット

ブリーチ:デラックス・エディション 期間限定価格盤 ニルヴァーナ

リーチング・アウト 期間限定価格盤 フリーダ・ペイン

ア・スペシャル・スタイル 期間限定価格盤 スタイリスティックス

アイ・ゲット・ザ・スウィーテスト・フィーリング 期間限定価格盤 ジャッキー・ウィルソン

ローラー・ディスコ+2 期間限定価格盤 シティ

愛なき世界で 期間限定価格盤 オーティス・クレイ

ベニー&アス+2 期間限定価格盤 アヴェレイジ・ホワイト・バンド&ベン・E・キング

レッツ・ステイ・トゥギャザー 期間限定価格盤 アル・グリーン

エクストラズ ザ・サーフ・コースターズ

キャスト・ア・ロング・シャドウ リトル・リチャード

ワン・フォー・ザ・ロード ウィリー・アンド・レオン(ウィリー・ネルソン&レオン・ラッセル)

黄金バット オリジナル・サウンドトラック 菊池俊輔

年中模索 スターダスト☆レビュー

死霊復活(コレクターズ・エディション) アイアン・メイデン

ファースト・ローズ・オブ・スプリング ウィリー・ネルソン

GREAT TRACKS 坂本龍一

エスペラント 坂本龍一

ATLAS PSY・S saiz

Theory of evolution イヤホンズ

鈴懸の径 益田英生

3大スターとトリオ・ロス・パンチョス:伝説の共演 オムニバス

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