【追悼】作曲家・筒美京平、1969年(昭和44年)生まれの私が選ぶ心の10曲【選びきれないのは承知のうえ】

音楽
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選びきれないのは承知のうえ!
作曲家・筒美京平さんは、50年以上にわたる活動の中で3000曲近くの楽曲を生みだしたそうです。

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【追悼】作曲家・筒美京平、1969年(昭和44年)生まれの私が選ぶ心の10曲【選びきれないのは承知のうえ】

出典:blogos.com

1960年・70年にも名曲は数多くあるが、1980年代に14歳だった僕はどうしてもその頃の曲を選んでしまう(苦笑)。
え~と(検索中)・・・筒美京平さんのプロフィールと代表曲はこちらです。

昭和42年、グループサウンズのヴィレッジ・シンガーズが歌う「バラ色の雲」がヒットして名を上げ、翌43年には、いしだあゆみさんが歌った「ブルー・ライト・ヨコハマ」が大ヒットし、作曲家としての地位を不動のものにしました。

大学時代の先輩だった橋本淳さんをはじめ、阿久悠さん、松本隆さんら著名な作詞家とペアを組み、いずれもレコード大賞を受賞した尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」やジュディ・オングさんの「魅せられて」など、昭和の歌謡界を代表する名曲を世に送り出しました。

1970年代以降はアイドル歌謡も多く手がけ、南沙織さんの「17才」、近藤真彦さんの「スニーカーぶる~す」「ギンギラギンにさりげなく」、松本伊代さんの「センチメンタル・ジャーニー」、小泉今日子さんの「なんてったってアイドル」など、黄金期を彩る数々の曲を生みました。

さらに、のちの「JーPOP」にも大きな影響を与え、1990年代には小沢健二さんの「強い気持ち・強い愛」などを、2000年代にはTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」など世代を超えた人気楽曲を手がけ、これまでに作曲した作品数は3000曲近くにのぼっています。

このほか、国民的テレビアニメ「サザエさん」のオープニングとエンディングのテーマ曲も手がけています。

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尾崎紀世彦『また逢う日まで』作詞:阿久悠、作曲・編曲:筒美京平(1971/03/05)

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僕が2歳の頃の曲ではあるが、カラオケで何回歌ったかわからない。そしてこれからも歌い続けるであろう。
ジャケットのもみあげが凄いですねえ(苦笑)。
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太田裕美『木綿のハンカチーフ』作詞:松本隆、作曲:筒美京平、編曲:筒美京平・萩田光雄(1975/12/21)

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もう世界で一番好きな曲かもしれない。詩も曲も最高!
太田裕美さんも筒美京平さんの死に相当ショックを受けられているようです。
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沖田浩之『E気持』作詞:阿木燿子、作曲:筒美京平、編曲:船山基紀(1981/03/21)

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80年代の男性アイドルだと、筒美京平はマッチの曲が多いんだよね。でもあえて沖田浩之『E気持』。小学校の頃、僕の頭の中でこの曲がいつもループしていた。なんでだろ?
編曲は船山基紀先生です。
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松本伊代『センチメンタル・ジャーニー』作詞:湯川れい子、作曲:筒美京平、編曲:鷺巣詩郎(1981/10/21)

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湯川れい子の詩も素晴らしいが、編曲はエヴァンゲリオンやシン・ゴジラでも有名な鷺巣詩郎氏なんだね。へー。
松本伊代さんの代表曲です。
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稲垣潤一『夏のクラクション』作詞:売野雅勇、作曲:筒美京平、編曲:井上鑑(1983/07/21)

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なんかこの曲好きなんだよねえ。田舎の僕が憧れた都会の情景、まさにシティ・ポップの世界観。いつかジンを飲んでクルマを運転してやろうと思っていた。
飲酒運転ダメです!
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鮎川麻弥『風のノー・リプライ』作詞:売野雅勇、作曲:筒美京平、編曲:戸塚修(1983/07/25)

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筒美京平のアニメソングって意外と多くないだよね。最も有名なのはサザエさんだが、あえて「重戦機エルガイム」の後期主題歌を選ぶ。ちなみに前期主題歌のMIO「エルガイム-Time for L-GAIM- 」も筒美京平だぞ。なお、筒美京平と井荻麟(富野由悠季)コンビはエンディングテーマ、そっちを選ぶ方がシブいけど、僕は『風のノー・リプライ』がやっぱり好き。
そうです。筒美京平先生のもっとも有名なアニメソングは「サザエさん」です。オープニングもエンディングも筒美京平先生です。
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斉藤由貴『卒業』作詞:松本隆、作曲:筒美京平、編曲:武部聡志(1985/02/21)

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もう世界で一番好きな曲かもしれない。詩も曲も最高! やっぱ松本・筒美コンビがいいよねえ。
さっきも同じこと言ってませんでしたか?(苦笑)
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薬師丸ひろ子『あなたを・もっと・知りたくて』作詞: 松本隆、作曲: 筒美京平、編曲: 武部聡志(1985/07/03)

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こちらも松本隆のとのコンビ。武部聡志氏の編曲も好き。薬師丸ひろ子の語りも印象的だよね。あまりに印象的すぎてとんねるずのコントに使われてたけどね。
へー。
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NOKKO『人魚』作詞:NOKKO、作曲:筒美京平、編曲:鄭東和・清水信之(1994/03/09)

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そして90年代。小室哲哉のどの曲よりも、NOKKO『人魚』の方が好き。幻想的な感じの編曲もいいよね、鄭東和だったのか。
一般的には、1990年代は小室哲哉さんの時代でした。
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小沢健二『それはちょっと』作詞:小沢健二、作曲:筒美京平、編曲:小沢健二・筒美京平、管弦編曲:服部隆之(1995/02/28)

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オザケンと筒美京平コンビも当時ビックリした。僕的にはA面「強い気持ち・強い愛」よりこっちが好き。僕もいつかは恋人ができたり、結婚したり、子どもが生まれたりするのかなあと妄想したよ。
それが実現するのは、ずいぶん後でしたけどね(笑)。
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最後に・・・

神戸のラジオ局でマイクに向かってると、「京平先生が亡くなった、、、」と太田裕美からメールが入った。瞬間、涙の洪水になりそうな心を抑えて、平常心を保ちながらラジオを終わらせた。取り乱さなくて偉いでしょ、褒めてよと天国の京平さんに呟く。

作詞家になった瞬間、目の前に筒美京平は立っていて、先輩と後輩であり、兄と弟であり、ピッチャーとキャッチャーであり、そして別れなければならない日が来ると、右半身と左半身に裂かれるようだ。

ぼくが京平さんからもらったものはありったけの愛。彼ほどぼくの言葉を愛してくれた人はいない。
ありがとう、京平さん。いつかぼくも音符の船に乗り、天の園に舞い上がる日が来る。少しの間、待ってて。そうしたら笑顔で、喜んだり怒られたり哀しんだり楽しく語り合おうね。

出典:twitter.com

最後に・・・松本隆氏と太田裕美氏のツイートを引用しておしまいにする。
筒美京平さんのご冥福をお祈りいたします。

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