【1985年夏】この人、暑さでおかしくなっちゃった?! デイヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth)の「クレイジー・フロム・ザ・ヒート(Crazy from the Heat)」【最高!】

音楽
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もうすっかり夏だぞ! あい、でぃぐ!あい、うぃっしゅ、でー、おーる、くっびー、かりふぉにゃー♪
どうしたんですか? 暑さで頭がおかしくなっちゃっいました?
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名前:くまちゃん(♂)
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【1985年夏】え? あのヴァン・ヘイレンのボーカリストがなんで…?

出典:stacysrandomthoughts.com

「ダイヤモンド・デイヴ」の異名を持つ、デイヴィッド・リー・ロス

デイヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth, 1954年10月10日 – )はアメリカのミュージシャン(ボーカリスト・作詞・作曲家)、音楽家。ハードロックバンド、ヴァン・ヘイレンのボーカリストである。インディアナ州ブルーミントン生まれ。身長182cm。バンドのエンターテインメント性重視の路線を牽引し、その明るく豪快で華やかなキャラクターから「ダイヤモンド・デイヴ」の異名を持つ。

出典:ja.wikipedia.org

1985年夏、あのヴァン・ヘイレンのボーカリスト、デイヴィッド・リー・ロスが突然ポップスを歌いだしたからビックリした。
ずいぶん昔の話ですね(笑)。
MTV隆盛の1980年代…カリフォルニアの浜辺で陽気に騒ぐデイブ、ミュージックビデオが楽しそうだったなあ。
ビーチボーイズさんの「カリフォルニア・ガールズ」が原曲です。デイヴィッド・リー・ロスさんのカバーも全米で大ヒットしました。
当時の僕はヘビーメタルとかハードロックとかの良さがよくわからなかったけど、おかげでデイブが大好きになった。この人は、もともとアメリカ音楽の王道をこよなく愛する音楽好きなんだよね。僕はデイブから入って、それまで聴かなかったヴァン・ヘイレンやハードロックを聴くようになったもの。
そういう人も多いかもれませんね。
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【最高かよ!】この人、暑さでおかしくなっちゃった?! デイヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth)の「クレイジー・フロム・ザ・ヒート(Crazy from the Heat)」

出典:genius.com

このアルバムはミニアルバムなんだよね。4曲しか入ってないから、カセットのA面とB面に同じ内容を録音して、リピートして聴いたっけ。
え~と(検索中)…YouTubeに全部ありましたよ!
お、懐かしいイントロが聞こえてきたぞ…。
【1曲目】イージー・ストリート – “Easy Street” (Dan Hartman) – 3:49

「イージー・ストリート」はエドガー・ウィンター・グループのアルバム『恐怖のショック療法』(1974年)からのシングル・ヒット曲のカヴァー。

出典:ja.wikipedia.org

Easy Street – David Lee Roth

エドガー・ウィンターは白人ブルース・ギタリスト、ジョニー・ウィンターの弟。
エドガー・ウィンターさんや、ジョニー・ウィンターさんの音楽も、ばりばりのヘビーメタルやハードロックではないですよね?
でもルーツは一緒だよ。でも、ヴァン・ヘイレンもブレイク前、小さなクラブでジャズやブルースを演奏していたっていうからね。アメリカ人はみんなそういうルーツがあるのさ。
根っこは、古き良きアメリカン・ミュージックなんですね。
【2曲目】ジャスト・ア・ジゴロ〜ノーバディ – ” Medley: Just a Gigolo/I Ain’t Got Nobody” (Irving Caesar, Leonello Casucci / Roger Graham, Spencer Williams) – 4:43

「ジャスト・ア・ジゴロ」はビング・クロスビーが1931年にヒットさせた曲だが、本作のヴァージョンは、ルイ・プリマが1956年に発表した「ノーバディ (I Ain’t Got Nobody)」とのメドレーに基づいている。

出典:ja.wikipedia.org

David Lee Roth – Just a Gigolo ( I Ain’t Got Nobody ) ( Official Music Video ) 60FPS

ちなみに、このアルバムから、最初に「カリフォルニア・ガール」、次に「ジャスト・ア・ジゴロ〜ノーバディ」がシングルカットされた。
4曲中2曲がシングルカットですか、へー。
この「ジャスト・ア・ジゴロ〜ノーバディ」のミュージック・ビデオは「カリフォルニア・ガール」が終わったところから映像が始まるんだね。
「カリフォルニア・ガール」と同じく、楽しそうな雰囲気です。アメリカンって感じですね。
この曲、本当に好きだった。大学時代に音楽サークルで演奏したもんねー。
ほー。
はばで、べぼで、じぼで、ぱ!あ~、えいん、が、の、ば~、で~♪
なんか頭悪そうです(笑)。
ちなみに、ジャスト・ア・ジゴロ〜ノーバディのメドレーは、最近のカラオケにも入ってるからね! また今度歌おうっと。
【3曲目】カリフォルニア・ガール – “California Girls” (Brian Wilson, Mike Love) – 2:50

「カリフォルニア・ガール」はザ・ビーチ・ボーイズが1965年にシングル・ヒットさせた曲で、オリジナル・メンバーの一人であるカール・ウィルソンが、クリストファー・クロスと共にバッキング・ボーカルで参加。

出典:ja.wikipedia.org

David Lee Roth – California Girls (Music Video)

むしろ、僕らの世代は、ビーチボーイズよりこっち。
サザンの桑田さんみたいなノリの映像ですね。
パフォーマンスになんか共通項があるよね、年も一緒くらいじゃない?
以前も、そんな話しませんでしたっけ?

※過去のエントリーはこちら→ロック、ポップス、歌謡曲! サザン・桑田佳祐の音楽的ルーツを探る。

2014年のライブ、ビーチボーイズのマイク・ラブらと一緒に
David Lee Roth – California Girls

【4曲目】ココナツ・グローヴ – “Coconut Grove” (John Sebastian, Zal Yanovsky) – 2:53

「ココナツ・グローヴ」は、ラヴィン・スプーンフルがアルバム『ハムズ・オブ・ザ・ラヴィン・スプーンフル』(1966年)で発表した曲のカヴァー。

出典:ja.wikipedia.org

Coconut Grove – David Lee Roth

そして、アルバムはこの美しく静かな曲で終わる。この曲は、ロジャー・ニコルズのカバーもあって、特に日本では、そっちも人気だね。
心地よい南の風に吹かれているようです。
このアルバム、バラエティに富んだ選曲でしょ。デイヴィッド・リー・ロスは、決してハードロック・ヘビーメタル一辺倒ではないんだね。


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【That’s Life】人生なんて、すかした顔して歩けいていけばいいのさ【フランク・シナトラ】

出典:www.discogs.com

このミニアルバムの後、デイヴィッド・リー・ロスはヴァン・ヘイレンに別れを告げ、他のミュージシャンとまたハードロック・ヘビーメタルをやるんだよ。
バンド脱退ですか。
そして、新しいユニットのアルバムでも、必ず一曲はこういったスタンダードやポップスのカバーもやっている。
このミニアルバムで、やっていたようなスタンダードなアメリカ音楽ですね。
スティーヴ・ヴァイやビリー・シーンといった、技巧派のプレイヤーと共に制作した、翌年のソロアルバム「イート・エム・アンド・スマイル」…そのラストに収録されているフランク・シナトラの「ザッツ・ライフ」。これがまた、いいんだよ。
フランク・シナトラさん、大御所ですね。
この曲を聴きながら、今日はこのへんで。この歌詞なんて、まさしくデイヴの人生観と一緒じゃないかしら?

↓なぜかスペイン語バージョンです(笑)。
David Lee Roth – Así Es La Vida

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