プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索
ロアッソ熊本の次期監督に、渋谷洋樹(しぶや・ひろき)氏(51)の就任!
【J2熊本】新監督に渋谷氏 大宮率いJ2優勝経験
サッカーJ2ロアッソ熊本の次期監督に、今季途中までJ1大宮アルディージャの監督を務めていた渋谷洋樹(しぶや・ひろき)氏(51)の就任が確実になったことが13日、分かった。同日、永田求社長が渋谷氏に会い、条件面で大筋合意した。近く正式発表する。
ロアッソはJ2参入10季目の今季、降格圏の21位に低迷し、J3の結果でJ2残留を決めた。次期監督候補は、攻撃の活性化や守備の立て直しに向け、J1やJ2での実績を踏まえてリストアップ。渋谷氏が大宮をJ2優勝に導いた実績や、ユースチームを長年率いた育成手腕を評価し、白羽の矢を立てた。
渋谷氏は北海道室蘭市出身で室蘭大谷高卒。古河電工(J2千葉の前身)、PJMフューチャーズ(J1鳥栖の前身)、NTT関東(大宮の前身)でDFとしてプレーした。一線を退いた後の1999年に大宮のユースコーチに就任。大宮と甲府のトップチームコーチなどを経て2014年8月から、前監督の解任に伴いJ1大宮の監督に就任した。
大宮がJ2に降格した15年は攻守に手堅いスタイルを徹底させ、26勝8分け8敗の勝ち点86と結果を残し、リーグ1位でJ1に復帰させた。16年はJ1でチーム過去最高の5位となり、天皇杯でも準決勝進出するなど好成績を残した。主力選手が引き抜かれた今季は開幕から低迷し、5月に監督を解任された。(野方信助、樋口琢郎)
(2017年12月14日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
渋谷監督、大宮アルディージャでの栄光と挫折
覚えているのは・・・ベルデニック監督の時、確かシーズンをまたいでJリーグの無敗記録を更新したよね?
2012年J1第24~2013年J1第10節(うち引分8試合)で、なんと21戦無敗という記録です
連敗が続いて、そのベルデニック監督が解任されると、次の監督もいまいち
2014年のシーズンは大熊清新監督で開幕した
渋谷監督が登場するのは・・・
【J1】渋谷体制1年目(2014年9月-)
リーグ戦10試合連続未勝利となった第24節終了後の8月31日に監督の大熊を解任し、コーチの渋谷洋樹が監督に就任した。
渋谷の就任後は11戦で5勝1分5敗であったが降格圏から脱することが出来ず、J2降格が決定した。【J2】渋谷体制2年目(2015年)
リーグ戦は序盤はもたつき、第2節と第5節は、13位、10位と2桁順位になっていたが、着々と勝ちを積み重ね、第15節からは首位を一度も譲ることはなく、福岡や磐田との熾烈な自動昇格争いの末、1試合を残してJ2優勝と自動昇格を決めた。
【J1】渋谷体制3年目(2016年)
昇格初年度の目標として「勝ち点48」「年間順位7位から12位」を掲げた。
開幕から順調に勝ち点を積み上げ、第28節広島戦で6試合を残してJ1残留を確定。また、続く第29節の川崎戦も3-2で勝利し、クラブJ1過去最高の勝ち点46以上を確定。さらに今まで勝ちのなかったカシマサッカースタジアムでの第31節鹿島戦でも、3-1の勝利を収めて勝ち点を50に伸ばし、シーズンの目標である勝ち点48を達成した。 ACLの出場可能性のある4位には届かなかったものの、最終的にクラブJ1最高の5位でシーズンを終えた。【J1】渋谷体制4年目(2017年)
リーグ戦では開幕から6連敗で最下位に沈み、第7節清水戦を1-1で引き分け連敗を止めリーグ戦初勝点を挙げるも、続く第8節G大阪戦では6失点を喫し惨敗。第9節のさいたまダービーで首位浦和からシーズン初勝利を挙げるも、その後も調子はなかなか上がらない。5月27日の第13節柏戦で4失点し敗戦すると、翌5月28日に渋谷監督と黒崎久志ヘッドコーチを解任し、後任として伊藤彰監督、海本慶治ヘッドコーチの就任を発表した。
なお、監督交代後も成績は向上せず、残り3試合となった段階でフロントは2度目の監督交代を決断。5月まで鹿島の指揮を執っていた石井正忠が監督に、スカウト担当の西脇徹也が強化本部長に就任した。しかしながら石井就任後の第32節・続く第33節でも勝利できず、J2降格が決定。最終節の川崎戦でもアウェイで0-5で惨敗し、最終結果は5勝10分19敗で最下位の18位に終わった。
最後は解任されたけど、J1に再昇格した年は立派な成績を残している
日本代表にも選ばれたことのある、天才・家長昭博だよ
渋谷洋樹氏の戦術・・・堅守速攻?堅守多攻?
やっぱり大宮での戦いぶりがヒントですかね?
おそらく熊本は大宮に比べると人材が揃っていません・・・
さらに、今のJ2リーグでは、千葉や東京V、徳島なんかの攻撃的なサッカーが開花しようとしているでしょ?
それらのチームと新監督はどう戦うのか・・・楽しみでもあり怖くもあるね
東京Vもさらに成熟したチームになってくるかと思われます
そして、僕が心配なのは・・・渋谷監督が優秀なコーチだったってこと
コーチが監督になったときの落とし穴
近年のJ1では、前任監督の解任時にコーチを昇格させ、暫定ではなくそのまま指揮を執らせる人事が急増している。
短期的には効果が見込める。なぜなら、低迷時に間近で見続けていたコーチがチームを引き継ぐため、前任者のマイナス面をわかっており、最小限の戦術的な手当て、あるいは選手起用の変更で、チームを立て直すことが可能だからだ。監督を解任しても、大きな混乱が起きないのは大きなメリットだ。
ところが、落とし穴が2つある。もともとがコーチなので、チームの修復に成功し、最初の結果を残した後、次の段階へチームを導く過程でつまずきやすい。監督とコーチは、経営者と技術者ほど違う。大宮の渋谷洋樹元監督も、鹿島の石井正忠元監督も、指導手腕としては疑いのない力量があったが、監督として考えると、選手の心に寄り添いすぎてしまい、規律を徹底させる厳格さに欠けた。
もうひとつの落とし穴は、現場の混乱だ。このようなコーチ昇格が2度、3度と続けば、監督がコーチを信頼することが難しくなる。つまり、本来は右腕であるはずのコーチが、いつ自分の椅子をねらってくるのか、その野心に対して疑心暗鬼になるからだ。
海外の百戦錬磨の監督は、指導する手腕以上に、威厳とかカリスマ性とか凄いでしょ?
それが渋谷監督だったら、うれしいな
2018年のJ2で渋谷ロアッソは石井アルディージャとどう戦う?
奇しくも・・・かつてNTT関東で一緒にプレーした経歴を持ってるんだよ
このお二人は旧知の間柄なんですね
2017年10月、しばし休職中(?)の石井正忠氏(大宮新監督・鹿島元監督)と渋谷洋樹氏(熊本新監督・大宮元監督)が、アタランタのトレーニングセンターを視察
なんたって、石井監督の方は、昨年のクラブW杯では鹿島を率いて決勝戦を戦い、あのレアル・マドリードを苦しめた経験もあるんだから
そう考えると、間接的にでも、レアルを体感できそうな感じがしてワクワクするね(笑)
面白い・・・かかってこい!レアルと戦った監督率いる大宮アルディージャよ
渋谷洋樹 (しぶや ひろき)監督
【生年月日】1966年11月30日(51歳)
【出身】北海道
【サッカー歴】室蘭大谷高校~古河電工~PJMフューチャーズ~NTT関東
【指導歴】
1998年 NTT関東コーチ
1999年 大宮アルディージャ ユース コーチ
2000年~2001年 大宮アルディージャ ユース 監督
2002年 大宮アルディージャ Jr.ユース 監督
2003年 大宮アルディージャ Jr.ユース コーチ
2004年~2009年 大宮アルディージャ コーチ
2010年~2013年 ヴァンフォーレ甲府 コーチ
2014年 大宮アルディージャ コーチ
2014年8月~2017年5月 大宮アルディージャ 監督【コメント】
この度、ロアッソ熊本の監督に就任致します渋谷洋樹です。
ロアッソ熊本で監督として現場で仕事をさせていただけることに大変感謝しております。
今回、クラブの方と話をさせていただいた際、ロアッソ熊本が「県民に元気を、子ども達に夢を、熊本に活力を」のクラブ理念のもと、地域に根ざしたクラブづくりを目指して活動していることを聞き、監督としてのやりがいと、この気持ちに応えたいと強く思いました。
サッカーで地域に感動と勇気を与えられるようなクラブを目指して、自分の力を全て出し切り、覚悟を持って2018シーズンに臨みます。
来季は一つでも上を目指すために、今シーズンの悔しさを絶対忘れることなく、常に前進し、どんな時も赤い魂を持ち続け、選手・スタッフ、そしてロアッソ熊本を応援してくださる皆様との絆を力に変え、ピッチで躍動し、勝利の喜びを共に分かち合いましょう。
熊本地震によりまだ大変な生活を強いられている方々にも、チームの頑張りが少しでも皆様の力になりますよう頑張ります。
熊本の皆様、これからどうぞよろしくお願い致します。出典:roasso-k.com