【最初の一歩】よくわかっていない僕のための「金利」と「債券」入門 ~株価・金利・通貨の相関について【ゆるゆる投機的行動59】

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今日は、金利と債券のお勉強です。
突然ですね(苦笑)。
いやいや、ここは重要らしいぞ!
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【問題】米債の長短金利差拡大でドルはどうなる?

外為どっとコムの為替ドリル。少しまえにこの問題を見かけた。
「米債の長短金利差拡大でドルはどうなる?」という問題ですか?

出典:media.gaitame.com

米債の長短金利差拡大でドルはどうなる? ドルが強含む(ドル高)、ドルが弱含む(ドル安)、さてどっち?
さっぱりわかりません(苦笑)。
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イールドカーブとか、スティープ化とかいう前に、そもそも「金利」「債券」とは?

関連エントリー→【経済用語】イールドカーブってなに?スティープ化ってどういうこと?【ゆるゆる投機的行動55】

ちなみに・・・先日、イールドカーブとか、スティープ化とかを話題にした。しかし、そもそも、その前に「金利」「債券」について、もっと理解を深めておくべきだった。だから今回改めて、「金利」「債券」の初歩の初歩について、確認しておきたい。
そもそも「金利」「債券」とは?
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【用語】「金利」「債券」とは・・・?

出典:www.irasutoya.com

日本銀行の中にある金融広報中央委員会が運営するサイト「知るぽると」より引用する。金融の勉強になるサイトだよ。
「 知るぽると(金融広報中央委員会)」は、くらしに役立つ身近なお金の知恵・知識の「港:Porto」「入り口」という意味だそうです。
金利とは

資金の貸借において借り手から貸し手に支払われる利息(貸借料)の、貸借された金額(元金)に対する割合。

利子率、利率、利回り、割引率なども金利である。金利も他の商品サービスと同様に、金融市場における資金の借り手と貸し手の関係、すなわち需要と供給によって決まる。したがって金利は資金を借りる(貸す)ときの費用といえる。

現在の日本では、原則としてすべての金利が市場で自由に決まる市場金利である。市場金利は、金融機関の経営能力、借り手の信用度、資金の使い途、期間などでさまざまな違いがある。

家計にとって金利は、貯蓄・借金などの意思決定に欠かせない重要な情報である。

出典:www.shiruporuto.jp

ふむふむ。「金利」は漠然とわかったつもり(笑)。
では、「債券」とは・・・?
債券(bond)とは

国・地方公共団体、民間企業などが必要な資金を借り入れるために発行する有価証券。

公共のものには国債、公募地方債など、民間のものでは社債、転換社債(転換社債型新株予約権付社債)、金融債などがある。

債券は購入後一定の利息を受け取り、満期日に額面全額が払い戻されるため、発行から満期まで保有すると元本割れしない。

ただし、途中で売却し時価で換金した場合、元本割れすることがある。債券は株式と同様、発行体が倒産した場合には払い戻されないリスクがある。

出典:www.shiruporuto.jp

株に似てるけど、株とはちょっと違うのが債券だよね。最初はこのくらいでいいか。
いい加減な理解ですねえ(苦笑)。
一般人の理解なんて、まあ、そんなことだろ。
では、その「債券」と「金利」の関係についてはこちらです。

【質問】
債券と金利って、どういう関係なの?

【回答】
債券の価格は、原則的に市場金利の動向により日々変動し、変動に伴い投資収益(利回り)も変わります。
債券には、金利が上昇すると価格は下がり、金利が低下すると価格は上がる特徴があります。
ですから、金利上昇が見込まれるときは、長期の債券ほど、購入は慎重に判断する必要があります。

例:発行時債券価格100円、利率2%とする

出典:www.jsda.or.jp

このへんがきっと大切だね。債券と金利は逆相関。
金利が上昇すると債券価格は下がり、金利が低下すると債券価格は上がるんですね。
とりあえずこれだけはまず覚えておこう。
繰り返します。金利が上がると債券下落、金利が下がると債券上昇です。

金利上昇 ⇒ 債券価格下落
金利下落 ⇒ 債券価格上昇

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【答え】米債の長短金利差拡大でドルはどうなる?

で、最初の問題に戻る。米債の長短金利差拡大でドルはどうなる? 金利と債券、実際の場面ではどう動く?
では、最初の問題の答えです。

出典:media.gaitame.com

正解は、「ドルが強含む」。僕は最初、カンでそう思ったけど、理屈がわからなかってなかった(笑)。今はちょっとわかる・・・かな? 実際の為替取引で考えると、つまりドル高になるってことだから、ドル円だとドル円が上昇する、ユーロドルだとユーロドルが下落するってことだね。
トレードにどう影響してくるかが重要ですよね。
より理解を深めるため、上の女性のコメントを熟読してみよう。
こちらです。

米長期金利の指標は米10年債利回り、短期金利の指標は2年債利回りです。この2つの差が「長短金利差」といわれるもので、市場では金利差拡大→景気拡大期待、金利差縮小→景気後退懸念とみなされ、原則的に金利差拡大はドル買い、金利差縮小はドル売りで反応します。こちらのケースでは今年の利下げ実施前の水準まで金利差が広がったことが特に材料視された模様です。

出典:media.gaitame.com

「市場では金利差拡大→景気拡大期待、金利差縮小→景気後退懸念とみなされ、原則的に金利差拡大はドル買い、金利差縮小はドル売りで反応します。」これは今のところ暗記だな。そのうち腑に落ちて理解が深まるであろう。
「原則的に金利差拡大はドル買い、金利差縮小はドル売り」ということですね。
ちなみに、この問題では米長期金利の指標は米10年債利回り、短期金利の指標は2年債利回りとしているけど、他にも長短金利の指標はあるみたいよ。
そうなんですか? ややこしい。
米国の政策(短期)金利と長期金利について

【政策(短期)金利と長期金利の違い】米国の民間銀行は、連邦準備銀行に一定の準備預金を預け入れることが義務付けられており、その資金を短期金融市場で調達する際の金利が政策金利(FF金利)で、FRBの金融政策で決定されます。これに対して長期金利は、短期金利に将来の物価上昇率(インフレ率)などを加味しながら市場で決定されます。

出典:www.miebank.co.jp

長短金利の指標としてどれに注目するかで解釈も少し変わるのかな? とりあえず、アメリカの短期金利は「2年債」「FF金利」など、日本は「無担保コール翌日物」と覚えておこう。難しいのう。
なかなか難しいですね。でも、通常は「FF金利」のことを短期金利と思っていれば間違いないようですね。
FF金利 (エフエフきんり)

フェデラル・ファンド(Federal Funds)レートのこと。フェデラル・ファンドとは、米国の銀行が連邦中央銀行に預けている無利息の準備預金です。米国では銀行間で日々このファンドの過不足を調整しあっており、そのときの金利を指します。日本のコール市場の「無担保コール翌日物」金利に相当するアメリカの代表的な短期金利です。アメリカの金融政策の方針を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)においてFF金利の誘導目標が示されることから、アメリカにおける政策金利としての意味合いが強い短期の指標金利です。また、アメリカの金融政策の意思決定機関である連邦準備制度理事会(FRB)が、民間銀行向けに貸し出しする際も、このFF金利に一定幅の金利を上乗せして行います。

【ワンポイント】
ニュースで「アメリカが利下げを実施した」「実質ゼロ金利政策を導入した」と報道される場合の金利は、このFF金利のことを指しているのが通常です。

出典:www.smbcnikko.co.jp

そして、もっとも重要なのは「金利」と「債券」、それが、「為替」と「株価」にどう影響しあうのか。これをまず理解したい。
それぞれの相関ですね。
なんかそのへんをうまくまとめた記事ってないかしら?
探してみましょう。え~と(検索中)・・・。
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【まずは暗記?】株価・金利・通貨の相関パターン

出典:news.mynavi.jp

お、いいのあったみたいだね。
マネースクエア市場調査部チーフエコノミストの西田明弘氏による分類です。こちらがなかなかシンプルにパターン分けされているのではないでしょうか?
組み合わせの4パターン

株価・金利・通貨のそれぞれが、上がるか、下がるかと考えれば(横ばいは想定しない)、3つの組み合わせは8通り(=2×2×2)あります。ただ、いずれもが上昇するケースは、いずれもが下落するケースと、同じテーマに基づいていると考えることが可能なので、考察すべきパターンは半分の4通り。すなわち、(1)3つとも同じ方向に動く、(2)株価だけが違う方向に動く、(3)金利だけが違う方向に動く、(4)通貨だけが違う方向に動く、です。

(1)株価・金利・通貨が上昇(下落)

この局面でのテーマはズバリ「景気」です。景気が力強く拡大している局面では、株高・金利上昇・通貨高がみられるでしょう。逆に、景気が悪化する局面では、株安・金利低下・通貨安がみられるでしょう。

(2)株価だけが下がる(上がる)

テーマは「金融政策」です。思い切った利上げが想定される局面では、金利が上昇して、通貨は上昇するでしょうが、金利の上昇により企業の業績見通しが悪化して株価は下落するでしょう。逆に、思い切った利下げが想定される局面では、金利が低下して通貨は下落するでしょうが、業績見通しの好転を期待して株価は上昇するでしょう。

もちろん、利上げが実施されるのは、(1)の景気が良好であることの結果でもあります。ただ、「金融政策」がテーマとなるのは、往々にして金融政策の妥当性や有効性に関してマーケット参加者の判断が分かれるようなケース。たとえば、景気に陰りがみられるのに金融当局が利上げに積極的である、景気が悪いのにインフレ退治のために利上げを余儀なくされるなどのケースです。

(3)金利だけが下げる(上がる)

テーマは「資金フロー」です。金利が下がると、債券価格は上がります。つまり、このパターンでは、株価・債券価格・通貨のいずれもが上昇し、いわゆる「トリプル高」となります。その国の通貨および通貨建て資産が世界の投資家から選好され、積極的に資金が流入するようなケースです。逆に、金利だけが上がる時は「トリプル安」であり、投資資金が国外に流出するようなケースです。

(4)通貨だけが上がる(下がる)

テーマは「通貨政策」です。当該国が通貨高政策をとるようなケースです。実力以上の通貨高になるため、企業業績の悪化懸念から株価は下落し、景気悪化により金利も低下します。逆に、通貨安政策をとれば、株価は上昇し、インフレ懸念から金利も上昇するでしょう。

出典:news.mynavi.jp

これは結構、わかった気になるぞ!
わかった気・・・ですか(苦笑)。
このパターンを踏まえて、実際のトレードを続けていくなかで、本当に腑に落ちていくんだよ、きっと。
では、何回もこのパターンを読み返し、反芻して、理解しましょう。



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【#後はわかるな】金利債券について大事なことを言ってそうな、DF AG氏のツイートやノート、意味わかる?

出典:note.com

仮想通貨の自動売買botを勉強しているとき、UKI氏がすごく核心めいたことを言ってる気はするけど、内容があまりにも理系すぎてほとんど理解できない・・・ということがあった。あの時を思い出す(笑)。
それが、DF AG氏と関係あるんですか?
最近、金利や債券について、核心めいたツイートなど発信されている、DF AG 氏。物凄くいい事を発言されている気はするけど、たぶん僕は理解できていない(笑)。あの「#後はわかるな」の人だよ。
UKI氏が言ってることも、DF AG氏が言ってることも、くまちゃんには難しすぎてよくわからないということですね(笑)。
「#後はわかるな」って言われても、全くわからず。ずっとモヤモヤしているのは僕だけ?(笑)
まあ、少しずつ勉強していきましょうよ(苦笑)。

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