そして僕は途方に暮れた後、銀色夏生のやさしい世界を見た・・・

銀色夏生って最近どうしているのかなあ・・・と思っていたら、昨年2016年9月に旅行記を出版してたみたいね
ぎんいろなつお・・・さんですか?男性?
銀色夏生は女性だよ
1980年代のJ-POPの作詞でヒットを飛ばして、詩人としても当時から女性に大人気だった人だよ
その方の旅行記ですか
この人、なんか自由そうで羨ましいなあ・・・

☆☆☆自己紹介☆☆☆

名前:くまちゃん(♂)
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:2才の娘を笑わせること
名前:カエルくん(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索

ずっと謎だった銀色夏生

出典:www.gentosha.jp

へー、この人、僕より10歳くらい年上か、それに九州出身なんだ
昔は本人のプロフィールがよくわからなくて、僕にとって、ちょっと謎だったんだよね
え~と(検索中)・・・1960年、宮崎県えびの市出身ですね

出典:ja.wikipedia.org

えびの市か・・・人吉市の先だね、熊本と鹿児島と宮崎の境
1982年より作詞を始め、のちに本の制作に専念・・・著書は「君のそばで会おう」、「つれづれノート」シリーズを代表とし150冊を超える
へー、沢山作品を発表しているんですね

出典:ja.wikipedia.org

そうだね、継続的に活躍されていたんだね
僕なんか、80年代の印象しかなかったから・・・彼女のその後の活動をちょっとフォローしてみようか!
カエルくん、検索よろしく!
は~い

大澤誉志幸と描いたスタイリッシュな男の世界

・・・と、その前に、僕が好きな銀色夏生
大澤誉志幸との一連の作品にちょっと触れておこう
え~と(検索中)・・・『そして僕は途方に暮れる』ですね
タイトルは聞いたことがあります
なるほど、一度聞いたら忘れないタイトルですね

もうすぐ雨のハイウェイ
輝いた季節は
君の瞳に何を うつすのか
そして僕は 途方に暮れる

出典:『そして僕は途方に暮れる』 作詞:銀色夏生 作曲・歌:大沢誉志幸

こんなに上手いタイトル・・・ちょっとないよね
少しキザな感じがしますが・・・(笑)
そこがいいんだよ
ちょっとナルシストな男、恰好つけているんだけどどこか憎めない・・・
そうなんですね
大澤誉志幸もそうだし・・・沢田研二なんかがこういう歌詞を歌うとハマるんだよね
沢田研二さんの歌詞もあるようですね

言いたいことはヤシの実の中
僕は花火よりひとりぼっち

出典:『晴れのち BLUE BOY』 作詞:銀色夏生 作曲:大沢誉志幸 歌:沢田研二

僕が好きな曲に『フランス海岸』という曲があってね・・・これも詩がいいんだよ、曲もいいけど
フランスに名前のそんな海岸ありましたっけ?
たぶん、ない(笑)

ところでおまえの夢は
すごくよくかわったよな
オレはいつもそんなとこに
あこがれてたぜ

出典:『フランス海岸』 作詞:銀色夏生 作曲・歌:大沢誉志幸

出典:pixabay.com

代表曲の中から、言葉が尖っていると思われるところを続けていくよ
つまり、よりキザなところという訳ですね

ダウンさせる手口を覚えた困った女さ
Lady Mistake オレの胸をじらして その気

出典:『その気×××(mistake)』 作詞:銀色夏生 作曲・歌:大沢誉志幸

この部屋にはいられない いたくない
e-Escape e-Escape
うわさ好きの女たち
ドアのノブをなでまわしに来る頃

出典:『e-Escape』 作詞:銀色夏生 作曲・歌:大沢誉志幸

出典:www.photo-ac.com

ひくいJazzに身を寄せた 夜は嘘つけない
リズムたどる赤い爪 抱いてほしいと光る

出典:『宵闇にまかせて (Kiss & Kiss)』 作詞:銀色夏生 作曲・歌:大沢誉志幸

いいかよく聞け 表通りで
おまえはたしかに女神
だけどひとつはいった路地では
笑われてるんだぜ

出典:『ゴーゴーヘブン』 作詞:銀色夏生 作曲・歌:大沢誉志幸

女性の作詞家が、キザな男を演出しているところが、たぶんいいんだろうな・・・と当時から思っていたよ
おそらく、この後の、女性のファンが虜になったであろう、詩集の中の銀色夏生の世界は、ちょっと違うんじゃないかと思う
女性のファンが多いんですね
銀色夏生の詩集を買っていたのは、大半は当時の若い女性だからね

見慣れない服を着た
君が今 出ていった
髪形を整え
テーブルの上も そのままに

出典:『そして僕は途方に暮れる』 作詞:銀色夏生 作曲・歌:大沢誉志幸

30年分の銀色夏生の視点~これもすべて同じ一日

その後の・・・デビュー作の詩集から最近の作品まで、かいつまんでみようか
最初は1986年の作品でしょうか・・・
黄昏国(1985)河出書房新社

詩とイラストによる第一詩集。
「あの時 君がボクに与えたと思ってるものを
あの時 実はボクは 受けとらなかったんだ」

出典:ginironatsuo.com

これもすべて同じ一日(1986)角川文庫

写真詩集。小さな写真と詩で構成された記念すべき最初の一冊。
その時にやりたかったことを全部やりました。
「ぼくはもう 学校にも月にも帰りたくないんだ。」

出典:ginironatsuo.com

わかりやすい恋(1987)角川文庫

少女の写真と詩。
北海道の稚内や礼文島で撮りました。
「海をみたいと出かけても ずっと うつむいているような人だった」

出典:ginironatsuo.com

君のそばで会おう(1988)角川書店

風景写真と詩。
「すこし遅れた時に私が あなたをつめたいと思い
すこし遅れた時にあなたが 私を気紛れだと言った
私たちは結ばれない恋だった それをどうすることもできなかった」

出典:ginironatsuo.com

つれづれノート(1991-)角川文庫

日記形式のエッセイ、その第一弾。ここから始まったのですね。
「エッセイ風なものを書いてみました。日常生活の機微が伝わると思います。
いざ書いてみると、三枚目ですが、実際は気むずかしくて風変わりなのです。」




バイバイまたね(2001年)角川文庫

少女と詩。花のように風にとばされる、ことばのきれはし。

出典:ginironatsuo.com

なんと娘の同級生だった小学五年生の吉高由里子さんに声をかけて、詩集の写真に登場してもらったそうです
もちろん当時吉高さんは素人です

出典:Amazon

へー!すげー!
銀色夏生—その瞳の奥にある自由
南九州温泉めぐりといろいろ体験

近所の気軽な立ち寄り温泉から秘湯。初心者向けの山から本格的な縦走コース。よさそうな整体からハードな整骨。「基本的に出不精、家にずーっといて仕事してるのが楽しい」のだけど、ふらりと気の向くまま、いろんなところに行ってみました。同行者は小学校時代の同級生。見たこと感じたことおしゃべりしたことを、つらつらと記録した体験エッセイ。

出典:www.gentosha.jp

銀色夏生の視点

これまで外界との交流を一切遮断して創作を続けてきた銀色夏生が初めて外にでた。インタビュー、サイン会、読者との対話、Q&Aなど、著者の新しい側面、創作への想いが伺える貴重な1冊。

出典:www.gentosha.jp

そして僕は途方に暮れた後、銀色夏生のやさしい世界を見た・・・

最初に紹介した9月の旅行記より新しい本があったよ
「つれづれノート」の30巻目だね、これ、本人による朗読付きだって!
銀色夏生ってどんな声しているんだろう・・・ドキドキ
まだ銀色夏生さんの声を聞いたことないんですね?
うん、だって、僕にとって、ずっと謎の人だったから・・・
じゃあ、この朗読のための自選詩集、楽しみですね!
最近の僕は、仕事と子育てに追われて慌ただしい毎日だけど、たまにはゆっくりと“途方に暮れて”みるか・・・?
よくわかりませんが・・・銀色夏生さんの詩の世界の中で、思う存分、“途方に暮れて”ください!(笑)
ひかりのいと 朗読のための自選詩集