子どもだから早く欲しくて、本当は「宇宙戦艦ヤマト」が買いたいのに入荷を待てないんだよね・・・
合体空母レッドホーク?
プロフィール:広く浅く世間を語る、老眼?五十肩?まだ40代です!
特技:2才の娘を笑わせること
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索
謎の宇宙戦艦、合体レッドホークヤマト???
波動砲がありませんよ
こっちで我慢するなんて
お金がもったいない
ヤマトみたいな戦艦や空母が出てきて、さらにマジンガーみたいなロボットがそこから発進したりするの(笑)
でもさあ、発想として、巨大戦艦からロボットが出てきたり、ロボットや戦艦が巨大化した敵の宇宙人と戦うのは、「マクロス」よりこっちが先だからね
丁寧に物語の世界観を作ってアニメ化でもされてたら、アニメの歴史が変わっていたかもしれないよ(笑)
さっそくまた全部手にとってみた!
マンガ家今道栄治によるアオシマ模型のオリジナルメカ
出典:『アオシマ・コミックス5 レッドホーク 古代ロボ ゴダイガー』より
上の絵はその時の打ち合わせに今道が持って行った絵で、これをきっかけに、今道とアオシマはこの愛おしい(?)レッドホークシリーズを生み出していくんだ
まだ「機動戦士ガンダム(1979年)」も「超時空要塞マクロス(1982年)」もない頃だよ
意外とオリジナリティがあったんですね
1970年~80年代のこのアオシマ模型(青島文化教材社)のオリジナルSFプラモデルシリーズで、まんが作品の作画の他、メカニックデザイン、ボックスアートなどを手がけたことが代表的な仕事じゃないかな
アオシマ・コミックス1 『スペースキャリア レッドホーク』
出典:『アオシマ・コミックス1 スペースキャリア レッドホーク』より
まんが:今道栄治
原作:アオシマグループ1・3・6
特別収録:合体ロボットアトランジャー タイガーシャーク
空母のカラフルなカラーリングは「鋼鉄ジーグ(1975年)」の配色っぽいよね
出典:『アオシマ・コミックス1 スペースキャリア レッドホーク』より
出典:『アオシマ・コミックス1 スペースキャリア レッドホーク』より
左舷ってよく狙われるのかね?(笑)
出典:『アオシマ・コミックス1 スペースキャリア レッドホーク』より
タイガーシャークの中にアトランジャーがドッキングしているシーンだね
これどう考えても「UFOロボ グレンダイザー(1975年)」だよね?
アオシマ・コミックス2 『レッドホーク ヤマト PARTⅡ』
出典:アオシマ・コミックス2 『レッドホーク ヤマト PARTⅡ』より
まんが:今道栄治
原作:アオシマグループ4・5
特別収録:合体ロボットアトランジャー※小学二年生、小学三年生、小学四年生掲載の9話収録
出典:アオシマ・コミックス2 『レッドホーク ヤマト PARTⅡ』より
出典:アオシマ・コミックス2 『レッドホーク ヤマト PARTⅡ』より
このマンガ家は反戦マンガとかも書いていたらしいよ
出典:アオシマ・コミックス2 『レッドホーク ヤマト PARTⅡ』より
一冊の中に、戦闘あり、ギャグあり、恋あり・・・、コスパ高いぞ
出典:アオシマ・コミックス2 『レッドホーク ヤマト PARTⅡ』より
そして、宇宙戦艦ヤマト同様、艦長を含め主要キャラが戦死したりと壮絶を極める
出典:アオシマ・コミックス2 『レッドホーク ヤマト PARTⅡ』より
波動砲の位置が本家と違うけど・・・
アオシマ・コミックス3 『レッドホーク連合艦隊』
出典:アオシマ・コミックス3 『レッドホーク連合艦隊』より
まんが:今道栄治
原作:グループ1・2・4・5
特別収録:合体巨艦ヤマト
この巻ではよりコミカルな要素も増えてきて、作者のペンも乗ってきたような印象がある
出典:アオシマ・コミックス3 『レッドホーク連合艦隊』より
コミックの世界観とはちょっと違うけど、メカの絵はやっぱりうまいんだよね
出典:アオシマ・コミックス3 『レッドホーク連合艦隊』より
いい加減なネーミングで、笑っちゃいますね
梓道太郎っていうのは?
出典:アオシマ・コミックス3 『レッドホーク連合艦隊』より
おそらくマンガ家とアオシマがとてもいい関係だったんだろうね
出典:アオシマ・コミックス3 『レッドホーク連合艦隊』より
ガンダムの富野監督も真っ青・・・土星を串刺しにして地球にぶつけるという超ド級トンデモ作戦!
出典:アオシマ・コミックス3 『レッドホーク連合艦隊』より
「ヤッターマン(1977年)」のビックリドッキリメカみたいなロボットだね
これもアオシマ模型で発売されていたキャラクターロボットだと思うよ
アオシマ・コミックス4 『レッドホーク シャイアード』
出典:アオシマ・コミックス4 『レッドホーク シャイアード』より
まんが:今道栄治
原作:グループ1・2・4・5
特別収録:カウンタック物語
この表紙、カッコいいでしょ、正統派デザインの正義のロボットだよね
出典:アオシマ・コミックス4 『レッドホーク シャイアード』より
出典:アオシマ・コミックス4 『レッドホーク シャイアード』より
出典:アオシマ・コミックス4 『レッドホーク シャイアード』より
この頃、スーパーカーブームだったんだよ
出典:アオシマ・コミックス4 『レッドホーク シャイアード』より
アオシマ・コミックス5 『レッドホーク 古代ロボ ゴダイガー』
出典:アオシマ・コミックス5 『レッドホーク 古代ロボ ゴダイガー』より
まんが:今道栄治
原作:グループ1・2・4・5
特別収録:ほえろ!カウンタック、イラストギャラリー、作品解説
特に最後っぽいエピソードがある訳じゃないけどね
クライマックスは、1982年に地球が滅亡するんじゃないかと話題になった惑星直列の危機が絡んでくるよ
出典:アオシマ・コミックス5 『レッドホーク 古代ロボ ゴダイガー』より
出典:アオシマ・コミックス5 『レッドホーク 古代ロボ ゴダイガー』より
出典:アオシマ・コミックス5 『レッドホーク 古代ロボ ゴダイガー』より
5巻通して、このパターンは何回かあったね
出典:アオシマ・コミックス5 『レッドホーク 古代ロボ ゴダイガー』より
1970年代から80年代にかけて、アオシマ模型(青島文化教材社)の販促に使用されたマンガ「レッドホーク・シリーズ(全5巻)」でした!
「伝説巨人イデオン(1980年)」のプラモデルはアオシマだからね
出典:駿河屋
これからも、日本のサブカル発掘をよろしくお願いします!
参考 青島文化教材社