いまさらかもしれないけど・・・みんな引っかかったと思う、歌詞のあの言葉について、今日はちょっと考えてみたい
どの言葉・・・あ、わかりました!
毎日の人知れぬ苦労や淋しみも無く
ただ楽しいことばかりだったら
愛なんて知らずに済んだのにな出典:『花束を君に』宇多田ヒカル
これ、ネットの記事でも見かけましたよ
この、「三省堂国語辞典」の編集委員をつとめる飯間浩明さん(49)のつぶやきでしょ
「紅白歌合戦」での用例採集などについて、NHK NEWS WEB「ネットNews Up」の取材を受けました。私の主張したいことを過不足なくまとめてくださいました。「辞書編さん者が見た紅白」https://t.co/7UnpvNo0bo
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2017年1月6日
プロフィール:酔っ払いおじさん、広く浅く世間を語る
特技:2才の娘を笑わせること
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索
「淋しみ」はパソコンでも一発入力できない
宇多田ヒカル「花束を君に」で「毎日の人知れぬ苦労や淋しみも無く」。「淋しみ」はパソコンでも一発入力できないのですが、『三省堂国語辞典』にはあります。ただ、「淋しさ」とどう違うか、十分説明していない。どう違うのでしょう?
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2016年12月31日
でも、これは造語じゃなくて、あんまり使われていないだけで、ちゃんとした日本語なんだよね
寂しみ、淋しみ
読み方:さびしみ
マ行五段活用の動詞「寂しむ」「淋しむ」の連用形である「寂しみ」「淋しみ」、あるいは連用形が名詞化したもの。
連用形について考えるとややこしくなるから・・・まあ、今回はそこまでつきつめる必要はないでしょう
「楽しさ」→「楽しみ」、「面白さ」→「面白味」みたいなものかしら?
あとは・・・「面白さ」→「面白味」とか?
この場合、「み」は「味」なんだね
他にも「○○み」を使った新鮮な言語表現を探る
「可笑(おか)しさ」→「可笑(おか)しみ」
「凄(すご)さ」→「凄(すご)み」
もっと普段使わないようなものがいいんですよね
「脆(もろ)さ」→「脆(もろ)み」
「恋(こい)しさ」→「恋(こい)しみ」
ラブソングの歌詞に使ったときに、「淋しみ」のように新鮮な響きを放つ言葉ないかね・・・?
「可憐(かれん)さ」→「可憐(かれん)み」
なんか使えそう!
みないな?(モジモジ)
「愛(いと)しさ」→「愛(いと)しみ」
『海辺に落とした愛しみを探しながら~♪』
みたいな・・・
「懐(なつ)かしさ」→「懐(なつ)かしみ」
『僕は一人で、君の懐かしみだけをずっと眺めていた~♪』
日本語の可能性について
「文化庁が毎年行っている『国語に関する世論調査』の報道で、本来の意味を『○』そうでない意味を『×』と伝えられることが多く、視聴者や読者が「本来の意味ではない=誤用」と思い込んでしまうのではないでしょうか。『誤用』と指摘されている用例が、実際に調べると誤用とはいえないケースも多くあります。誤用をたくさん集めて間違いを指摘しても、『その人』自身の言葉は豊かにはならないと思います」(飯間浩明さん)
でも、へんな敬語を使う人や、あきらかな誤用は聞いていて不快な場合もあります
言語感覚が優れている人が、過去のルールに縛られずに自由に発想するのはいいんだよ


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