つい先日、ビットコイン暴落で追証くらった人の話が沁みる・・・
【報告】
ビットコインFXで日次マイナス1600万円喰らいました😇
172万で30枚ロング、125万で強制ロスカット。
証拠金はマイナス450万円に。
3日以内に支払えとのことです。証拠金50%切ったら自動で切ってくれるんちゃうの…。CBからの追証は辛すぎる pic.twitter.com/rXiWeqHA75
— SHIN @仮想通貨ブログ (@sgoroku) 2018年1月16日
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索
【検証・教訓】全力でポジションを持つということ~レバレッジの功罪
まさにレバレッジの功罪相半ば?
もうそのエピソードをブログタイトルにするなんて
早っ・・・
どんな手法で取引をされていたんでしょうか?
ブログには仮想通貨の現物とFXを両方をやっていると書いてある
じっくりブログを読み込んだわけじゃないけど、今回の失敗事例の中に、1年足らずで30万を30倍以上にしたヒントがありそうな気がする
■SHIN @仮想通貨氏のプロフィール
※仮想通貨の現物とFX両方をやっていたらしい
2017年3月30万円 ※6月から毎月プラス収支
↓
2018年1月1100万円■利用していた取引所とレバレッジ等
取引所:bitFlyer
レバレッジ:15倍
証拠金:500万円(口座には現物600万とあわせて1100万円)
→最大レバレッジで7500万円分の取引可能■今回の経緯(2018年1月16日17時過ぎ~)
【取引開始】
172万円、30枚ロング(買い) ※約5400万円分(1BTC172万円)
↓
【目標】
175万円~178万円付近の利益確定を狙う ※180万円で売って240万円の利益
↓
【失敗】
10分程度目を離す
↓
【結果】
125万円で強制ロスカット
マイナス1600万円 ※口座の現物を差し引きマイナス450万円【ポイント】
サーキットブレーカーが発動し、50%でロスカットされなかった■教訓
※ブログまま
・追証が起こりうるFX取引所の危険性
・このようなCBが起こる時の無力で不利すぎる待遇
・そもそも過重にのしかかる税金システム
レバレッジぎりぎりまでじゃないけど、かなりレバレッジをかけてる
この時、約5400万円分の取引を行っていたんですよね
※取引額÷有効証拠金=実効レバレッジ
この人はいつも、レバレッジ10倍~15倍
全力に近い勝負を続けてきたんじゃないかな?
レバレッジをかけたスキャルピング(超短期売買)
たまたまこの時は、10分目を離した隙に失敗したけど、いつもは数分で数10万円~数100万円増やしていたと思われる
今回のようなことがあればレバレッジで破滅してしまいます・・・
例えば今回も、30枚じゃなくて3枚
数万円~10数万円狙いだったら、仮に失敗してもマイナス160万円の損失で済んだはず
それでも数10万円の利益は十分狙えますからね
私は、ビットコインFXのレバレッジ取引が危険だと言いたい訳ではなく、ビットコインの激しい値動きに対する「自分の証拠金維持率に余裕を持つことの大切さ」を伝えたいです。
レバレッジ取引を廃止して欲しい等という意見はありません。
今ビットフライヤーでFX取引をしている方には申し訳ないです。— SHIN @仮想通貨ブログ (@sgoroku) 2018年1月19日
【ビットコインFXで1600万ロスカット直後に思ったこと】
・交通事故に遭って重傷を負った感じ
・顔面蒼白
・お腹が押し潰されそう
・まさか自分が…という例のアレ
・受け入れてからは意外と冷静
・数ヶ月かかってもゆっくり戻していこうと決意— SHIN @仮想通貨ブログ (@sgoroku) 2018年1月16日
証拠金維持率をチェックしながら、余裕を持ってレバレッジをかければいい
TVで取り上げられていました!空売り自体は覚えた方が良いものではあるのですが、自分の許容範囲以上でのトレードには気をつけてくださいね>< pic.twitter.com/ivEbuo57Bm
— だてめがね@スロット×仮想通貨 (@y_datemegane50) 2018年1月17日
レバレッジは悪か?
ちゃんと管理しないと危険です
レバレッジ規制について専門家が様々な意見を述べられていますので、勉強してみましょうか?
※以下、FXの10倍レバレッジ規制改悪問題を考える会から、興味深い箇所を一部引用しました。コメント全文は、リンク先の出典元より確認できます。
レバレッジ規制によって想定される弊害
政府・財務省は、金融の国際化や規制緩和を目指しているはず。その面では、こういった規制の無為な強化は、流れに反すると思う。また、東京市場の為替取引の低迷を、日本の個人投資家が補っており、こういった商いの減少が、更に価格変動リスクを高め、加えて円の下値を支える個人投資家の不在を狙って、海外の「ハゲタカ・ファンド」が、投機的な円買いを仕掛けるリスクが高まりそうだ。 一方では、このレバレッジ規制によって、個人投資家の多くが、レバレッジの高い海外口座に流出した場合、不健全な業者との取引によって、多くの損害を被る個人投資家を発生させることにもなり兼ねない。
文一雄氏【通称:だいまん】
ディーリング及び決済関連業務に精通。著書に「外貨建て投資入門&実践ガイド」及び「あなたのお金を10倍にする外貨投資術」など。
FX会社のニュース配信でこの人のコメントをよく読んでたよ
分かりやすいんだよねえ
「個人投資家が想定を超える損失を抱えるリスク」とは、恐らく個人投資家が、「元本を失う」または、それ以上の損失を抱えることを指しているのだろうが、個人のFX取引は、「マージンコール」という「強制ロス・カット」のシステムを採用しており、通常の先物取引などと異なり、基本的に「追証」が発生しない。つまり個人の「想定以上の損失」というのは、スイスフラン・ショックなどの事態以外は、ほとんど発生していない。その他で、現時点で「想定を超える損失」が発生するとするなら、朝鮮半島での有事しか考えられない。
このへんの工夫は取引所を信頼するしかないもんね・・・
いやですねえ
2月に導入された法人レバレッジ規制のスタイルを取ることこそが正しい
相場変動を考慮するならば、2月に導入された法人レバレッジ規制のスタイルを取ることこそが正しい。これは証拠金計算のグローバルスタンダートも言えるSPANに似たもので通貨ペアによって毎週レバレッジが決まる。現状でドル円が50倍弱といったところだが、この方式は洗練されている。個人の場合は、法人レバレッジの半分といった水準が他の金融商品と比べても妥当な水準だと思う。
山中 康司氏
独自の為替予測によるレポートを配信、セミナー講師、コンサルティングをつとめている。著書に『FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』など多数。
少額資金で取引したい個人投資家を追い詰めないでください~世界でも低水準・現行ルールのレバ25倍
現行ルールの日本のFXの最大レバレッジ「25倍」は、世界的に見ても「異常」とも言える低(資金効率の悪い)水準で、それをさらに「10倍」に引き下げるという案が浮上していることを初めて知った時に、とても驚きました。ただでさえ低い水準を、さらに引き下げる必要があるのか?と。 「個人投資家保護」と「FX業者保護」という二つの大義名分があるようですが、世界に目を向ければ数百倍のレバレッジで取引できる国もあり、むしろ50倍程度に引き上げてもいいと私は思っているぐらいです。そこまで日本の投資家を「過保護」にする必要はあるのでしょうか? また、「突然このタイミングで規制話が出てきたこと」にも何か裏があるのでは?と違和感を覚えています。
小手川征也(スノーキー)氏
保有ブログの総アクセス数は月間20万PVを超える。 ツイッターフォロワーは約5万人。 著書に「毎月3万円勝ち続ける FX必勝法!! 」がある。
資産が大きくなれば、レバレッジきかせなくてもそれなりの利益が出せるはずでしょ?
FX取引参加者が次第に細っていく可能性が高くなる
投資家保護を謳っての規制と思われますが、本来投資とはリスクを負うものであり、自己責任で行うものであると、既に多くの方が認識されていると思います。レバレッジ比率を一層低くすれば、トレード金額に制限がかかり、収益機会が減る可能性が高まり、また、ある程度の含み損に備えるためにも証拠金を多く積む必要があり、その結果FX取引参加者が次第に細っていく可能性が高くなると思われます。 一方でクリック株365は100倍のレバレッジまで許容され、FX取引の4倍リスクがあるにも関わらず、枚数の大きさに比して自己コントロールが成されているとは思えません。リスクの高さでは比較できないほどの大きさになっています。
橋本 光正氏
経験を活かしたテクニカル・ファンダメンタル分析を得意とする。ストボに出演中。またブログ『FXのプロが語る!勝つためのFXブログ』を掲載中。
「くりっく株365」ってレバレッジ100倍とかあるの?
妥協点模索~2.海外FX口座ではよくあるゼロカット制度。
ユーザーの口座残高がゼロに近づいたら強制的にロスカットをしてしまう仕組み。口座残高が例えば、一定額を下回ったらFX会社側から強制的に権力を行使して、早めのロスカットを実施してしまうこと。
その場合、金商法から「損失補填の禁止」をなくす、または改訂すること。
これにより、ゼロカット制度行使が実現しやすくなる。ひろぴー氏
2010年からFXを始めた為替サラリーマントレーダー。スイングトレード中心に、サラリーマンでも無理なく収益をあげる方法について、日夜研究を進める。
どうして民間が10倍で、公的が25倍なのでしょうか
今回の対象がいわゆる店頭取引(FX業者)であるのに対して、公的な取引所取引(くりっく365)は現行の25倍のままだというではありませんか。
(中略)
しかし、どうして民間が10倍で、公的が25倍なのでしょうか。
公的・民間に差をつけるのはアンフェアで投資家保護になりません。
また、仮にレバレッジが10倍となれば、正直にいって、マーケットは縮小するでしょう。
マーケットという金の卵が順調に大きくなるように、育むことが大事です。
マーケットが活況であればこそ、投資家はじめ皆に繁栄のチャンスが与えられると思います。水上紀行氏
バーニャ マーケット フォーカスト代表。著書に『ガッツリ稼いで図太く生き残る! FX』(すばる舎)『FX常勝の公式20』(スタンダーズ)がある。
レバレッジを抑えた取引を余儀なくさることで、市場が衰退する可能性もあります
市場では、ビットコインなどのボラティリティーが非常に高いデジタル通貨の取引が活況を呈している昨今、今までのレバレッジ倍率25倍がようやく市場参加者に定着している中で、なにゆえに引き下げる必要があるのでしょうか?どうしてもこの疑問を晴らすことはできません。
現在でも平均するとFXのレバレッジは6倍~8倍程度ではと言われています。仮にレバレッジ倍率が25→10倍に引き下げられれば、瞬間的な相場の変動により強制的に退場せざるを得ない以上となり、よりレバレッジを抑えた取引を余儀なくさることで、市場が衰退する可能性もあります。
太田二郎氏
FX(外国為替取引)との出会いは1979年の春で米国の名門「ファースト ボストンバンク」からスタートし、現在は個人向け為替取引のフロンティアとして活躍。自己ポジションでの取引や、雑誌への投稿、セミナーの開催を通じて、個人投資家への啓蒙を深めている。
理不尽なレバレッジ規制は絶対にやめてもらいたい
私はFXで特に大儲けしようとは考えていないが、例えば月に100万円着実に稼ぐために、ドル円、ユーロドル、ユーロ円といった流動性もボラティリティも十分にある通貨ペアにおいては、30万通貨から100万通貨までのポジションサイズを、状況によって自由自在に変化させて、効率的なスイングトレードをする必要があると考えている。
石井千晶氏
ドイツ系銀行東京支店、ニューヨーク銀行(現ニューヨークメロン銀行)東京支店などを経て、フリーランスのFX証拠金トレーダーに転向。
だから規制が必要、になっちゃうだろ・・・
公平な対応をとれないのであれば、金融庁は今回の規制をすべきではない
ここが非常にきな臭いところではあるのですが、クリック365は25倍が維持されるといった話がある点です。天下り先の取引所を優遇するといった思惑があるとしか思えないような話です。これは金融庁が何と言おうが、誰がみてもそうとしか思えないやり方です。これまでもクリック365は税制面などで優遇されてきましたが、ここでもそういった対応をとるわけです。もしも取引が40%程度になることも辞さず、というのであればクリック365も25倍から10倍にすべきでしょう。こういった公平な対応をとれないのであれば、金融庁は今回の規制をすべきではないと考えています。
大塚亮氏
「ファイナンスコンシェルジュ」サイトを立ち上げ、ボリンジャーバンドとRCIの普及に努めている新進気鋭のテクニカルアナリスト。
【レバレッジ規制】え?レバレッジ緩和の間違いでは? 「貯蓄から投資へ」は国策です
ビットコインFXの逆襲劇始めます。
・BitMEXをメインにします
・3ヶ月でマイナス分1600万をきっちり回収します
・税金の件も55%取られるの嫌なので、海外法人作ります
・たまに記事だけでなく、取引動画撮りますというわけで今後ともよろしくお願いします。https://t.co/Z5oCF4vJiS
— S @仮想通貨ブログ (@sgoroku) 2018年1月24日
前出のSHIN氏、逆襲に燃えてるぞ!
なんかこっちも勇気が湧いてくるね!