※ネタバレはありません。なぜなら、まだ読んでいないから。
それにしても、Amazonの予約注文、熊本在住の僕らにも本当に発売当日に届くのかしら・・・?
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その昔、村上春樹の新刊は突然書店に並んでいた・・・(と思う)
熊本で自動車通勤をしていると、目的がある時しかなかなか書店まで行かないですよね
だから、いつも気軽にふらっと立ち寄るんだよ
それで、書店の新刊の平積みコーナーにふと目をやると、数年に一度、突然、村上春樹の新刊が置いてあるんだよね
そして、村上春樹の新刊を見かけたら即買って、途中寄り道して呑んで帰るつもりの時でも予定変更、すぐ家に帰ってたもんですよ・・・
村上春樹『騎士団長殺し』のキーワードをチェックしておく
騎士団
出典:wn.com
騎士団(きしだん、英語:Chivalric order)は、十字軍時に設立された騎士修道会、及びそれを模して各国の王・貴族が作った騎士とその附属員から構成される団体である。前者はローマ教皇によって認可された修道会の一種であり、構成員は修道士になることが前提となる。後者は実際の軍事集団としてより、名誉・儀礼的な意味合いが強く、後にヨーロッパの勲章システムに受け継がれていく。
殺されるべきかもしれない。 https://t.co/DRXBVcxkdz
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) 2017年1月10日
イデア
1.(通俗的には)理想。
2.哲学
理念。イデー。
▷ ギリシア idea なお「アイデア」も同語源であるが、意味は一致していない。
その小説世界に、イデアを象徴する何らかの事象が巻き起こるんだろうか?
メタファー
隠喩(いんゆ)。白い肌を「雪の肌」と言うなど。
『ドン・ジョヴァンニ』
「タイトルから思い浮かぶのは(騎士長が殺される場面が描かれる)モーツァルトのオペラ『ドン・ジョバンニ』。オペラの騎士長はジョバンニが誘惑する女の父親役で、1Q84などで間接的に描かれた『父親殺し』の主題が、改めて正面から語られるのではないか。長い間抑えてきた父親との関係性をモチーフにしているのかもしれない」(滝沢隆史)
『アクロイド殺し』
「『騎士団長殺し』というタイトルが『アクロイド殺し』を連想させるから、ついに村上春樹氏も本格ミステリに参入かと疑う。振りかえれば、『羊をめぐる冒険』の主人公は、「エラリー・クイーンの小説の犯人は全部覚えている」と言い放ち、コナン・ドイルの『白面の兵士』を読むような男だった」
「騎士団長殺しネタバレ。犯人が語り手、という叙述トリック。アクロイド殺しですよ、念のため…」
「村上春樹の新作タイトル『騎士団長殺し』、名探偵ポアロの『アクロイド殺し』をもじったタイトルかと思った」
とアガサ・クリスティーの推理小説『アクロイド殺し』を連想するという声もあった。出典:getnews.jp
『ドンキホーテ』
▼国境を超えた人気作家ということでも、作者のセルバンテスは村上さんと共通する。『ドンキホーテ』は世界で最も多くの言語に翻訳された小説という。そもそも同書自体が、アラビア人の原作を、セルバンテスが編集し世に出したという複雑な設定になっている▼初版当時、スペインでは異教徒への徹底した弾圧が行われていた。そんな時代に、イスラム教徒のアラビア人がキリスト教徒の老騎士の滑稽な姿を書き記すという設定は、寛容さを失った世相への痛烈な風刺でもあった▼村上さんもまた、不寛容な世界への警鐘を鳴らし続けている。昨年のアンデルセン文学賞の授賞式では「高い壁を築き部外者を排除しても、結局は自分を傷つける」と移民排斥の危うさを語った。その5年前のスペインでのスピーチでも「われわれは非現実的な夢想家でなくてはならない」と核廃絶を訴えていた▼夢想家とそしられても理想の旗を掲げ続ける-。そんな村上さんの覚悟を、おそらく今回の新作でも読み取ることができるのではないか。
(熊本日日新聞「新生面」2月23日付)
最近の寛容さを失いつつある世界に対するアンチテーゼの可能性は高いんじゃない?
「〇〇殺し」について
三年殺し
「空手バカ一代」において大山倍達(マス大山)が使用した秘儀。
その技を喰らった者は三年以内に必ず死ぬ、という恐ろしい効果を持つ技。
七年殺し
漫画『トイレット博士』では、メタクソ団が「七年殺し」としてカンチョーをする場面がよく登場する。「七年殺し」の場合は、犠牲者の肛門から両手を挿入し、直腸内で手を開く行為が描写されている。
十年殺し
山仲間の話。
風の強い夜、山で野宿していると、どこからか悲鳴が聞こえた。
外に出ると風音に紛れて微かに、しかし確かに苦しそうな人の声がしている。
声の主を捜そうとして耳を澄ましてみたが、どうも様子がおかしい。
まるで風に乗っているかのように、悲鳴は谷間の空中をぐるぐる飛び回っている。一緒に宿していた杣人が言う。
「聞くな、どうしようも出来ん。
あれは昔、鬼隠しにあった者が、鬼にゆっくり喰われてるんだ。
十年ほど掛けてゆっくり喰われるらしい。
里じゃ十年殺しって呼んで恐れてる」「今は大丈夫。あの悲鳴が聞こえている間は、新しく人が獲られることはない」
杣人は最後にそう言って口を閉ざす。
悲鳴はゆっくりと山奥へ去っていき、じきに聞こえなくなったという。出典:nazolog.com
いやいや、僕の中では「十年殺し」とは、買ってしばらくは役に立たないけど、忘れた頃に役に立つモノのこと・・・なんだよね
例えば、本を買ってしばらく放っておくんだけど、数年経って読んだらとても良い本だった場合、「この本は十年殺しだったよ」といった具合に使用していたんですけど
一般的な言葉じゃないと思います
・・・という予想をすべて裏切ってほしい
できることなら、本を手にした後、数日失踪したい気分だよ
やっぱりリアル本屋で買うべきだったか・・・