グレッグ・イーガンのよさを何度か説明しようと試みたことがあるけど、全然うまく言語化出来なくて、やっぱり難しくて私の理解が及んでないからアウトプットできないんだ!っと凹みそうになったけど、神林さんが言ってるこれが全てだと思った pic.twitter.com/IN5NfH102c
— yamada the man (@novum_yamada) 2017年10月21日
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症
特技:インターネット超高速検索
ドテン君のAKAGAMI氏も好きなSF作家グレッグ・イーガン
明日12日水曜日夜22:00からAKAGAMIラウンジDiscord音声チャンネルでガミラジ第2回実施します。2週間ぶり。ツイキャス感覚な双方向で、1時間〜1時間半くらい。初回の前回が200人でしたので20〜100人くらい集まればよいかなーと。botの話は半分くらい。ボイス発言権ありの二次会もまたやるつもり。 https://t.co/VrFSteYXyP
— AKAGAMI 卍 (@akagami_v2) 2018年9月11日
もう20年も昔の話だけど
もう内容もほとんど忘れちゃったけど、理解しながら読んでたと思うよ
↓ドテン君のAKAGAMI氏もおススメ、グレッグ・イーガンの短編集『しあわせの理由』
ハードSF作家グレッグ・イーガンとは・・・?
グレッグ・イーガン(Greg Egan, 1961年8月20日 – )はオーストラリアの小説家、SF作家。パース出身、病院のプログラマーなどを経て、1992年から専業作家として活動している。公の場には姿を現さず、自身の肖像は公開しない覆面作家としての活動を保っている。
たしか『宇宙消失』も、オーストラリアとか香港とかが出てきた気がする
最近は謎めいた作家が少ないからね
新聞広告とか見てると、作品のアピールよりも作家の顔とかがバーンと出てたりする
もちろん本人の意向じゃなくて、編集部とか周りのせいだとは思うけどね
だから、こーいう謎めいた大物作家が日本にも現れるといいなあ・・・まあ、いいや(笑)
覆面作家
イーガンは覆面作家として知られ、性別、人種、容貌、家族構成等は不明である。
そのため、彼(彼女)の正体を巡ってインターネットの一部では様々な憶測が流れており、AI説、美少女説、知能を持った脳腫瘍説、宇宙人説等が囁かれている。残念ながらどれも定説と成るには至ってない。
普通に白人のおっさんじゃないの?という意見も稀に見かけるが、そんなわけはない。
文系でもわかる?グレッグ・イーガン入門
作風
ナノテクノロジー、量子論、認知科学、宇宙論、数学等、広範囲な分野を題材としたSF作品を発表している。ハードSFの代表的作家として挙げられることが多い。執筆に当たっては関連分野の学会誌なども参照して執筆を行う。
自作の参考文献として、例えば、『ディアスポラ』では、マーヴィン・ミンスキー、ダニエル・デネット、ルイス・カウフマンの著作を、『万物理論』ではスティーヴン・ワインバーグ、エドワード・サイード、エメ・セゼールの著作をあげている。公の場には出ないが、ネット上では活発に活動し、自身のウェブサイトにおいて科学エッセイや小説、作品解説などを公開している。
よくわからなくても、エンターテインメントとして十分楽しめると思う
長編『ディアスポラ』なんかは難解みたいです
作風
所謂SFの中でも、特にハードSFと呼ばれる科学的な理屈っぽさを全面に押し出した作風。
数学、物理学、宇宙論、人工知能、哲学等、日常生活ではまずお目にかかれないような科学概念が「こんなの小学校でならっただろ?」的に何の説明も無く登場した上で、作者のデッチ上げた突拍子も無いアイデアが精緻な論拠と考察をもって展開されていくので、知性を正面突破された読者は「で、ですよねー・・・・」とその妄想を納得せざるを得ない(場合が多い)。読後は何か酔っ払ったような感覚に襲われる。
反面、科学とか理論、アイデアの比重が非常に高いため、読後まったくキャラやストーリーが印象に残らないという意見も散見される。が、それはどうでもいいことだ。
やっぱ文系は、AKAGAMI氏も言う通り、短編から入るのが無難かもね
日本語短編集
『祈りの海』 Oceanic and Other Stories 早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、2000年。 – 日本オリジナル(山岸真編訳)
『しあわせの理由』 Reasons to be Cheerful and Other Stories 早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、2003年。 – 日本オリジナル(山岸真編訳)
『ひとりっ子』 Singleton and Other Stories 早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、2006年。 – 日本オリジナル(山岸真編訳)
『TAP』TAP and other stories 河出書房新社〈奇想コレクション〉、2008年。 – 日本オリジナル(山岸真編訳)
『プランク・ダイヴ』 The Planck Dive and Other Stories 早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、2011年。 – 日本オリジナル(山岸真編訳)
こちら長編作品の一覧です
長篇
An Unusual Angle (1983年)
Quarantine (1992年) 日本語訳『宇宙消失』 山岸真訳、東京創元社〈 創元SF文庫〉、1999年。
Permutation City (1994年) 日本語訳『順列都市』(上・下) 山岸真訳、早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、1999年。
Distress (1995年) 日本語訳『万物理論』 山岸真訳、東京創元社〈創元SF文庫〉、2004年。
Diaspora (1997年) 日本語訳『ディアスポラ』 山岸真訳、早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、2005年。
Teranesia (1999年) 東京創元社刊行予定
Schild’s Ladder (2002年) 日本語訳『シルトの梯子』 山岸真訳、早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、2017年。
Incandescence (2008年) 日本語訳『白熱光』 山岸真訳、早川書房〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ〉、2013年。
Zendegi (2010年) 日本語訳『ゼンデギ』 山岸真訳、早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、2015年。
Orthogonal三部作
The Clockwork Rocket (2011) 日本語訳『クロックワーク・ロケット』 山岸真・中村融訳、早川書房〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ〉、2015年。
The Eternal Flame (2012) 日本語訳『エターナル・フレイム』 山岸真・中村融訳、早川書房 〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ〉、2016年。
The Arrows of Time (2013) 日本語訳『アロウズ・オブ・タイム』 山岸真・中村融訳、早川書房 〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ〉、2017年。
文系だけど、僕は次に「万物理論」を読むことにしよう
時を経て、次は何を読もうかな
日本では2004年に出版されていますね
宇宙の究極の理論【万物理論】
しかし、現時点でのイーガンの代表作と言えば、やっぱり『万物理論』(95年/山岸真訳、創元SF文庫)だろう。邦題は、宇宙のすべてをひとつの方程式で説明する究極の(仮想的な)理論。ホーキング夫妻を描いた映画「博士と彼女のセオリー」の原題にもなったTheory of Everything(TOE)のことですね。時は2055年、この夢の理論がいよいよ完成するとの噂(うわさ)が流れる。弱冠27歳でノーベル賞を受賞した天才科学者モサラが、まもなく国際物理学会で発表するらしい。
科学ジャーナリストの“ぼく”ことアンドルーは、彼女のドキュメント番組をつくるため、問題の学会が開かれる南太平洋の人工島ステートレスへ飛ぶ……。
物理の究極理論をめぐるSFというとなんだか難しそうですが、イーガンが考えた壮大な奇想のキモはだれでも直感的に理解できるのでご心配なく。人間ドラマと世界の秘密を直結する天才詐欺師イーガンのアイデアと弁舌が冴(さ)え渡る。20世紀SFの最高峰。伊藤計劃『ハーモニー』にも(たぶん)大きな影響を与えた長編なので、計劃ファンも必読。
ねえ、これみると面白そうでしょ?
「宇宙のすべてをひとつの方程式で説明する究極の(仮想的な)理論」だって!
僕は次、これを読みたい!
でも、20代の頃の僕は読めてたけど、今の僕にはチンプンカンプンで数ページで挫折したりして(笑)
情けない・・・