【地獄・煉獄・天国】画家ギュスターヴ・ドレが描く深淵

サブカル
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こういうの好き?
うわ!

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名前:くま(♂)
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
名前:カエル(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症
特技:インターネット超高速検索
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挿絵画家ギュスターヴ・ドレ、永井豪『魔王ダンテ』『デビルマン』に与えたインスピレーション

出典:buyee.jp

永井豪の名作『デビルマン』の原型となった作品がある
『デビルマン』の原型ですか?
1971年に『週刊ぼくらマガジン』連載された『魔王ダンテ』
残念ながら未完の作品となったが、その後、その着想は名作『デビルマン』へと昇華する
『魔王ダンテ』・・・ダンテって世界史にも出てくるあのダンテですか?
そう、世界史にも出てくるイタリアの詩人ダンテ
そのダンテの代表作が『神曲』
そして、ダンテ『神曲』は、ギュスターヴ・ドレという画家の挿絵でも有名
冒頭、紹介した印象的な絵は『神曲』の一場面だよ
なんか夢に出てきそうな絵ですよねえ

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そして・・・ギュスターヴ・ドレの挿絵のついたダンテ『神曲』にインスピレーションを得た永井豪が、『魔王ダンテ』、さらに『デビルマン』を生み出したんだよ
デビルマンに出てくる悪魔みたいな絵です

↓2018年復刻!


↓2018年復刻!



↓1990年代に発表された永井豪によるダンテ神曲

版画家、挿絵画家、彫刻家でもある
ギュスターヴ・ドレは、ダンテ『神曲』以外にも、印象的な数多くの挿絵を残している
今日の話題は、ギュスターヴ・ドレですね
今日は、挿絵画家ギュスターヴ・ドレの絵を集めてくれ
え~と(検索中)・・・
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「ドレの神曲」より~挿絵画家ギュスターヴ・ドレの代表作

まずはやはり「ドレの神曲」より
これらの絵を見てると、心が異次元に連れてかれちゃうよね・・・
・・・

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ドレの神曲、入門編はこちら
ドレの神曲 単行本 – 2009/12/14

ダンテが14世紀に『神曲』(地獄編・煉獄編・天国編)でイメージした「世界」を、19世紀にドレが140点近い版画(木版)でビジュアライズしました。その版画作品をすべて刊行当時のオリジナル版より収録し、詩人・谷口江里也が絵に沿って作品を訳・構成したのが本書です。1989年にA4変型の豪華本として刊行し、20刷も版を重ねました。今回、A5判の「普及版」として、刊行いたします。

さらに完全版を見たい方はこちらです
神曲【完全版】

◎『神曲』挿絵として最も有名で人気の高いギュスターヴ・ドレ画全135点を完全収録。

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その他、挿絵画家ギュスターヴ・ドレの世界

ドレは、『神曲』以外にも、数多くの本の挿絵を残している
まずは、シャルル・ペローの寓話集からです
ちょっと怖め?
格調高い印象です
シャルル・ペローの寓話集『マ・メール・ロワ』(1697)より。

狼と赤ずきん

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長靴をはいた猫

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オーガ

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こわっ!
本当は怖い昔話みたいな?
次は『怒れるオルランド』です
『怒れるオルランド』より


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このへんも、巡り巡って、日本のマンガに影響を与えているんじゃないかな?
三浦建太郎さんの「ベルセルク」っぽくないですか?
次は、『失楽園』です
『失楽園』より

ルシファーの失墜

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これもデビルマンっぽいね
ドレさんはこんな方?
ギュスターヴ・ドレ

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イケメンじゃん!
さきほどの「ドレの神曲」同様、気軽にドレの挿絵を楽しめるシリーズがこちらです

ドレの旧約聖書 単行本 – 2010/11/12

ドレの失楽園 単行本 – 2010/11/12

ドレの新約聖書 単行本 – 2010/12/17

ドレの昔話 ペーパーバック – 2011/1/14

ドレのドン・キホーテ 単行本 – 2012/1/13

アリとキリギリス~ドレの寓話集~ 単行本 – 2012/6/8

ドレのロンドン巡礼 天才画家が描いた世紀末 単行本(ソフトカバー) – 2013/7/17

夜間の爆走―ギュスターヴ・ドレの挿絵21点に基づく 単行本 – 2014/7/1

挿絵画の稀代の天才、ギュスターヴ・ドレに触発された現代ドイツ文学のファンタジスト、ミョルスによる地球から宇宙への雄大かつ奇想天外な冒険旅行譚。ミョルスはこの第3版「付録」において、ドレのイラストがその後発明された映画、ことにディズニー映画にいかに多大な影響を及ぼしたかを指摘している。ミョルス“増補版”の世界初訳!!

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フランス・日本のマンガにも影響~バンド・デシネの原型と言われる画集も出版

うん、さっきカエルくんも言ったけど、三浦建太郎の『ベルセルク』も直接間接かはわからんが、ドレっぽい絵があるよね
絶対影響ありますよ

出典:『ベルセルク』三浦建太郎

出典:漫☆画太郎のマンガより

いやいや、意外に漫☆画太郎もそうかも?
この絵なんてそんな感じですね
ウィキペディアに書いてあったけど、ギュスターヴ・ドレのある画集が、フランスのバンド・デシネの原型になったと言われているらしいからね
バンド・デシネはフランスのマンガのことですね

関連エントリー→巨匠メビウス(ジャン・ジロー)の代表作・・・初心者はまずどれを買えばいいの?

最後に話はちょっと脱線する(笑)
ん?
なんと!・・・ギュスターヴ・ドレの子孫が今、イケメン歌手として、フランスで人気らしい

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マジっすか!
ギュスターヴ・ドレの絵画を探していたら、面白い情報を見つけてしまった
どうしよう?(銭形風)
ジュリアン・ドレ

※ギュスターヴ・ドレは、ジュリアン・ドレの曾曾大伯父に当たるらしい。

出典:ja.wikipedia.org

↓2017年日本デビュー盤

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