前祝いに、寺沢武一と海賊『コブラ』のカッコよすぎるセリフを集めてみよう!
↓これは30周年のとき
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2018年は寺沢武一『コブラ』の40周年
海賊コブラ、左腕に銃をつけた男・・・
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第11巻(集英社)
コブラはジャンプに連載されていたんですね
まずは前祝いで、コブラのイカした?イカれた?セリフを集めてみようってわけ
今日は主に、僕が持っているジャンプ・コミックス全18巻から、週刊少年ジャンプ時代の名セリフ集だよ
まあ、どこを切り取っても、最高にカッコいいんだけどね
平凡なサラリーマンのジョンソン(コブラ)「スリリングな世界にあこがれるとはね」
第1話のラストシーンより
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第1巻(集英社)
ふとしたことをきっかけに、彼は自分が過去の記憶を暗示によって隠し、整形によって顔を変えた海賊コブラであることを思い出す
そしてアーマロイド・レディとともに再び旅立つ・・・その時のセリフだね
冒険が始まります
↓こちら、連載当時と同じ順番で、しかもカラーだったページはカラーで読めます!
海賊『コブラ』のカッコよすぎるセリフ集~ジャンプコミックス編
ドミニク「なみの神経じゃないわね」レディ「神経というものが あの人に あったとしたらね」
敵がいるかもしれない採鉱場、シャワーを浴びてリラックスするコブラ
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第3巻(集英社)
西部劇が好きな寺沢武一らしいね
コブラ「宮本武蔵は全巻よんでるんだ」
ソード人の前王とともに、戦いへと向かう
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第3巻(集英社)
宮本武蔵は全巻よんでるんだ
くっー!
でも、コブラはどんな場面でも軽口を叩くんですね
コブラ「ハンプティダンプティ、砂の中・・・か」
卵の形をした火星人の最終兵器を捨てた後に一言
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第3巻(集英社)
「ハンプティダンプティ、砂の中・・・か」
コブラ「オレだよ、ジョン・ウェインだ!」
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第4巻(集英社)
全編通して西部劇の影響はかなり多いね
ジョー・ギリアン(コブラ)「バストとヒップには自信がないんだ」
これから自分のオーナーになる男にも物怖じしない
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第5巻(集英社)
荒くれものたちに余裕の一言
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第5巻(集英社)
なんという回復力、まさに不死身の男
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第5巻(集英社)
さあ次は・・・美女とコブラの絡みだぞ!
美女とコブラ1「オシリをぶたれるにしちゃ、年をとりすぎてるしな」
銀河パトロールと海賊がデート中
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第6巻(集英社)
美女とコブラ2「天国じゃミルクしかださないのか?」
負傷し気絶し介抱されるコブラ、気を取り戻して、さっそく軽口
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第6巻(集英社)
美女とコブラ3「どうした?背中のファスナーでもとまらないのか?」
美女相手には特に言葉がさえる
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第7巻(集英社)
美女とコブラ4「お医者さんごっこなら、オレに医者をやらせてくれ」
敵に捕まっても、相手が敵の女でも・・・
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第9巻(集英社)
美女とコブラ5「ベッドの上じゃクツはぬぐんだけどね、ズボンも・・・」
通りすがりの女にも・・・
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第10巻(集英社)
美女とコブラ6「トナカイにはいいところだろうよ」
「冬の魔人」を探しに出かけるコブラと美女、彼女はこの地の出身だ
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第11巻(集英社)
美女とコブラ7「クリスマスにシラフで働いているのは、サンタクロースぐらいなもんだぜ」
宇宙空間から身体一つで大気圏突入しようとして・・・
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第11巻(集英社)
クリスマスだから仕方ないね
コブラ「天国へいったら、ロハでくらせるぜ」
無くなった金を心配する悪党に対して・・・
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第10巻(集英社)
え~と(検索中)・・・あ、「無料」という意味ですか
コブラ「毎日、朝食にコーンフレークを山盛り二杯食べていたおかげさ」
不意の銃撃を喰らって大けがをしたはずのコブラだが・・・
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第11巻(集英社)
コブラ「あててみろ、ハワイへご招待するぜ」
だ、だれだっ、おまえはっ!!
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第11巻(集英社)
って聞くなよ
どうしてハワイなんですか?
コブラ「マリリン・モンローが天国で歯ぎしりしているぜ!」
彼女(シークレット)の完璧なプロポーションこそが扉を開く鍵だった!
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第11巻(集英社)
コブラ「しつけの悪いガキどもには、大人の教育が必要だ」
不良たちを前に
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第11巻(集英社)
コブラ「ウサギとワルツでも踊るのか?」
屈強な大男もコブラには敵わない
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第11巻(集英社)
柳沢慎吾じゃないよ(笑)
コブラ「懺悔・・・? 告白するには一週間はかかるだろう」
教会を訪れたコブラだが・・・
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第12巻(集英社)
コブラ「地獄のあじなら知ってるさ」
地獄に落ちやがれと言われて・・・
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第12巻(集英社)
コブラ「やめとけ、給料安いんだろ」
下っ端の敵に・・・
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第16巻(集英社)
下っ端の悪役って、みんな安い給料でよく働くよね(笑)
コブラ「ノックをするべきだったかな」
宿命のライバル、クリスタルボーイといよいよ決着をつける時がきた!
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第16巻(集英社)
コブラ「神は天にいて、人を見まもるだけでいい・・・手は出すな!」
まさに神をも恐れぬ男、それがこの男コブラ
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第18巻(集英社)
こんなに自分に自信を持てるなんて、男として憧れるなあ・・・
コブラ「知らんのか?日が昇る」
夜明けのこない夜はない
出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第18巻(集英社)
結局、そのユーモアの後ろには、人生への肯定があるのではないか?
↓今でも、あの頃のコブラがそのまま読める!!!(美しいカラーページも!)
寺沢武一の印象に残るコメント集
ジャンプコミックス表紙カバーの裏側「カバーそで」に毎回掲載されていた作者のコメントから、先生の人となりが垣間見える良コメントを集めてみたよ
それは、新しいビンにいれた古いブドウ酒なのさ。
SF(エスエフ)とは、シンセサイザーの音で飲むコーラとは、違うんだ……。
SF(エスエフ)―――― それは、新しいビンにいれた古いブドウ酒なのさ。
そして、それは『アーサー王』や『アリス』の不思議な泉から、わきでたものなんだ。
『コブラ』は、古きよき時代の西部のアウトローといったところだな。あ~、西部の血がさわぐ!出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第2巻(集英社)
まさに、それがコブラの魅力だよ
洒落た言い方ですね
愛すべき人びと
愛すべき人びと―――― ボブ・ジェームズ、クィンシー・ジョーンズ、ビル・エバンス、ジョン・レノン、ポール・ニューマン、ドミニク・サンダ、グレタ・ガルボ、ウインザー・マッケイ、ビアズレー、ウォルト・ディズニー、エドガー・アラン・ポー、アーネスト・ヘミングウェイ、ジョン・F・ケネディ、ジャン・ポール・サルトル、ハワード・ヒューズ……そして、コブラ!!出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第7巻(集英社)
寺沢武一研究の参考になるだろ?
私は、レスラーかマジシャンか、船乗りになりたかった
昭和30年3月30日生まれ、牡羊座、B型。私は、レスラーかマジシャンか、船乗りになりたかった。だが、夢は実現できず…。絶望感は、希望の大きさにまして、耐えがたいものだった。少年の頃の夢を失った者は二度と夢を見られないと思っていた。しかしある日、ひとりのすばらしい男と出会った。彼は私の少年の頃の夢を呼びさました。彼の中にすべてがあった。ありがとうコブラ、君は私の夢そのものだ!!出典:ジャンプ・コミックス『コブラ』第16巻(集英社)
感動です!
僕の一番好きな台詞、「それでもダメだった時はどうするんだ?「笑ってごまかすさ!」 pic.twitter.com/ir92pr4bdp
— 寺沢武一 (@buichi_terasawa) 2017年8月16日
真面目になっちゃダメだ、そのほうがうまくいくんだ pic.twitter.com/O54ySA3q2l
— 寺沢武一 (@buichi_terasawa) 2017年8月17日
漫画家の使命を考える事あります。人はどんな職業でも、人を幸せにして、人生を意味ある物にする事だと思っています。エンターテイメントの仕事もそうです。
人が死にたくなるほど、落ち込んでいる時、美しい音楽に出会うのもそうです。一瞬でも良いのです。 pic.twitter.com/euN9ZrseGk— 寺沢武一 (@buichi_terasawa) 2017年8月23日
新しいビンにいれた古いブドウ酒を!
とりあえず、松崎しげるがコブラの声を担当した劇場版が「4K ULTRA HD Blu-ray」で発売されるらしいぞ!
もうどのくらいキレイな映像なのかよくわからないですよね・・・(苦笑)
ともかく、アニメにせよマンガにせよ、新しいビンにいれた古いブドウ酒は、より芳醇に、そして、より新鮮に、これからも僕らを刺激し続けてくれるのだろう・・・
インタビュアーはあの吉田豪
コメント
[…] コブラ(ジャンプ・コミックス『コブラ』第1巻(集英社)) 引用元:https://tomitoko.com/archives/12560 […]