日本の月周回衛星が月に巨大な空洞を発見?→ジェイムズ・P・ホーガンの巨人たちの星シリーズ『星を継ぐもの』か!?

サブカル
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先日の「月の地下に巨大な空洞を確認」というニュースから、ジェイムズ・P・ホーガンによるSF小説『星を継ぐもの』を連想した人も多いみたいだね
SF小説『星を継ぐもの』・・・ですか?

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月の地下に巨大な空洞?

月の地下に巨大な空洞を確認

2017年10月18日
 国際共同研究チームは、日本の月周回衛星「かぐや」に搭載された電波レーダ、月レーダサウンダーで取得したデータを解析し、月の火山地域の地下、数10m〜数100mの深さに、複数の空洞の存在を確認しました。確認された地下空洞の一つは、「かぐや」が発見した縦孔を東端として、西に数10km伸びた巨大なものです。地下空洞の存在を確実にした今回の成果は、科学的にも将来の月探査においても重要なものです。溶岩チューブのような地下空洞内部は、月の起源と進化の様々な課題を解決出来る場所であり、また月における基地建設として最適の場所だからです。縦孔は、こうした地下空洞への入り口の可能性がありますが、縦孔の数は非常に少なく、科学的探査や基地を作ることのできる地下空洞は希少かもしれません。

 本研究成果は、アメリカの地球惑星科学専門誌Geophysical Research Lettersに掲載されます (Kaku, et al. 2017, “Detection of intact lava tubes at Marius Hills on the Moon by SELENE (Kaguya) Lunar Radar Sounder“, GRL)。

出典:www.isas.jaxa.jp

なんかワクワクするね!
こういうニュースは
これは・・・自然に出来た地下空洞が発見されたんですね
いやいや、ひょっとしたら、人工の空洞かもしれないよ?
宇宙人って言いたいんですか?
いやいやいや・・・それはないでしょう
人類がまだ知らない未知の生命体が、遠い過去になんらかの理由で月面に・・・というストーリーは、まさにジェイムズ・P・ホーガンによるSF小説『星を継ぐもの』!
『星を継ぐもの』・・・ですか?
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ジェイムズ・P・ホーガンのSF小説『星を継ぐもの』

読者投票第1位 創元SF文庫を代表する1冊!

●小野不由美氏推薦――「SFにして本格ミステリ。謎は大きいほど面白いに決まっている。」
【星雲賞受賞】
月面調査員が、真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体はなんと死後5万年を経過していることが判明する。果たして現生人類とのつながりは、いかなるものなのか? いっぽう木星の衛星ガニメデでは、地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの巨星が一世を風靡したデビュー作。解説=鏡明

出典:www.tsogen.co.jp

僕はこれ読んだ気もするけど・・・え~と
覚えてないんですか!

 本国ではそうでもないのに、日本でめちゃくちゃ人気の高い翻訳小説というのがたまにある。SFでは、ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』(池央耿訳、創元SF文庫)がその筆頭。

出典:www.nishinippon.co.jp

僕の分析だと・・・この本はタイトルがカッコ良すぎる!
『星を継ぐもの』という邦題のつけ方が素晴らしいよね
ちなみに「原題:Inherit the Stars」だよ

出典:ja.wikipedia.org

内容も評価されているんですよね?
もちろんもちろん
でも、タイトルで損してる海外小説や映画って沢山あるなか、このSF小説は邦題でさらに作品の価値が上がった好例だね
なるほどですね
で、あらすじなんだけど・・・
読んだことがあるような、ないような
さっきのニュースのように、月面から物語がスタートですか?
物語は、月面で真紅の宇宙服をまとった死体が見つかるところから始まる・・・

 物語は、月面で真紅の宇宙服をまとった死体が見つかるところから始まる。チャーリーと名づけられたこの死体は、炭素年代測定の結果、死後5万年を経過していることが判明。だが、主人公格の生物学者ダンチェッカーは“彼”が地球生まれの人類にまちがいないと断言する。いったいどういうことなのか? 一方、木星の衛星ガニメデでは、地球のものではない宇宙船の残骸が発見された。

 謎が謎を呼び、白熱した議論の中から、やがて驚くべき仮説が生まれる。

 ……とまあ、話の骨格は思いきり風呂敷の大きなミステリ。“5万年のアリバイ崩し”(堀晃)とも評された。77年当時でさえ、現代SFにしては古典的な道具立てだったが、だからこそ普遍的なおもしろさを獲得したのかもしれない。

出典:www.nishinippon.co.jp

ああああ!思い出した!
僕はマンガで読んでたんだ
マンガ版もあるんですね?
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星野之宣のコミカライズ版『星を継ぐもの』

SF文学界の巨星・ホーガンの名作を、漫画界の巨星・星野之宣が独自の解釈を加えて描く!

時空を超えるミステリー!
西暦205X年、月で深紅の宇宙服をまとった死体が発見された。
だが、どれほど歴史をさかのぼっても該当者は見当たらない。
そして誰も予見しない驚愕の事実が浮かび上がる。
遺体はなんと5万年も前のものと鑑定されたのだ!
ネアンデルタール人やクロマニョン人が毛皮や石器を身に着けていた5万年前に、月に宇宙服を着た人が!?

【編集担当からのおすすめ情報】
90年代前半にホーガン氏の『未来の二つの顔』の漫画化に挑み、読者はもとよりホーガン氏本人からも絶賛された星野之宣氏。
2010年に逝去されたホーガン氏を悼み、再び名作文学の漫画化に挑戦します。
連載開始前から各界を騒然とさせている本作、待望の単行本化です!

Amazonでの購入はこちら

これ!面白かったよ
全4巻
マンガ家さんは、星野 之宣さんですか?
星野 之宣~緻密な構成と卓越した画力による、スケールの大きなハードSF的ストーリーを得意とする

星野 之宣(ほしの ゆきのぶ、1954年1月29日 – )は、日本のSF漫画家。北海道出身。愛知県立芸術大学美術学部日本画科中退。代表作に『ブルーシティー』『2001夜物語』『ヤマタイカ』『宗像教授伝奇考』など。『2001夜物語』はOVA化、『宗像教授伝奇考』はTVドラマ化されている。1975年に『鋼鉄のクイーン』でデビュー。

出典:ja.wikipedia.org

星野 之宣(ゆきのぶ)ね
諸星大二郎と並び称される、マニアックなSFマンガ家さんね
僕は知らないですね・・・
大ヒット作はないけどね
実力派のベテランSFマンガ家だよ
まさにハードSF『星を継ぐもの』を描くのに、最適のマンガ家
え~と(検索中)・・・ウィキペディアによると、マンガ『星を継ぐもの』の内容は、『ガニメデの優しい巨人』、『巨人たちの星』までを含み、独自の解釈や原作にないエピソードを加えている、とあります
2013年、星雲賞コミック部門受賞ですって

出典:ja.wikipedia.org

あ、そうなんだ
マンガ版は『星を継ぐもの』だけではなく、第2部『ガニメデの優しい巨人』、第3部『巨人たちの星』も含めたストーリーだったのね
僕もちゃんと小説読んでみようかな?
僕はとりあえずマンガを読んでみようかな




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実は3部作だった!『星を継ぐもの』~第2部『ガニメデの優しい巨人』、第3部『巨人たちの星』

で、小説『星を継ぐもの』をAmazonで注文しようとしたら、「お客様は、2015/7/15にこの商品を注文しました。 」だって(笑)
どんだけ記憶が曖昧なんですか!(苦笑)
忘れっぽいから、もう一度マンガを読んでも楽しめるね(笑)
もー


木星の衛星ガニメデで発見された異星の宇宙船は二千五百万年前のものと推定された。ハント、ダンチェッカーら調査隊の科学者たちは、初めて見る異星人の進歩した技術の所産に驚きを禁じ得ない。そのとき、宇宙の一角からガニメデ目指して接近する物体があった。遥か昔に飛びたったガニメアンの宇宙船が故郷に戻って来たのだ。


冥王星の彼方から届く〈巨人たちの星〉のガニメアンからの通信は、地球人の言葉で、データ伝送コードで送られてきている。ということは、この地球がどこからか……

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さらに・・・『内なる宇宙』(1997年)、『Mission to Minerva』(未訳)と続く?~愛すべきホーガンは、2010年に69歳で病没

ホーガン氏どういう人だったのか?
すでに2010年に亡くなったんですよね
ジェイムズ・P・ホーガン

1941年、英国ロンドン生まれ。コンピュータ・セールスマンだったが、1977年に一気に書き上げた長編『星を継ぐもの』でデビュー。同書は日本に翻訳紹介されると同時に爆発的な人気を博し、翌年の星雲賞を受賞。さらに『創世記機械』『内なる宇宙』でも同賞を受賞した。『造物主(ライフメーカー)の掟』『時間泥棒』など、最新科学技術に挑戦する作品を矢つぎばやに発表し、現代ハードSFの旗手として幅広い読者を獲得した。また『未来の二つの顔』『未来からのホットライン』『星を継ぐもの』は星野之宣によって漫画化されている。2010年没。

出典:www.tsogen.co.jp

ハードSFの旗手だから、さぞ気難しい堅物だったんだろうなあ・・・
え~と(検索中)・・・そうでもないみたいですよ?
そうなの?
酒と女性をこよなく愛する、冗談好きで気のいいおっちゃん

 著者のホーガンはSF大会のゲストとして86年に来日。僕の義弟(妻の妹の旦那)がホーガンの親友だったこともあり、その後も何度か歓談する機会があったが、酒と女性をこよなく愛する、冗談好きで気のいいおっちゃんでした。2010年に69歳で病没。晩年、英米では本が売れず、不遇だったが、日本では30年以上ずっと愛されつづけている。

出典:www.nishinippon.co.jp

へー!
意外だね
これは書評家、翻訳家の大森望さんの記事です
まあでも、そんなもんかもね
逆に、堅い仕事、シリアスな分野で業績をあげてる人の方が、ユーモアがあったりするもんね
ちなみに・・・『内なる宇宙』という作品も『星を継ぐもの』3部作に連なる作品として、評価が高いようですよ
これも面白そうだね
いつかここまで辿り着けるだろうか?
ま、人生気長にね(笑)


【星雲賞受賞作】
架空戦争に敗れた惑星ジェヴレン。その全土を運営する超電子頭脳ジェヴェックスは、一方で人々を架空世界浸けにし、政治宗教団体の乱立を助長していた。一指導者による惑星規模のプロジェクトが密かに進行するなか、困窮した行政側は、地球の旧き友、ハント博士とダンチェッカー教授に助力を求めるが。《巨人たちの星》シリーズ第4部。


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