名盤『ゲッツ/ジルベルト』!今夏、リオデジャネイロにジョアンのギターは流れるか?

サッカー男子日本代表18人が発表されたね!
ほぼ予想どおりの選考です。
負傷していた主力もなんとか戻ってきたようです。

さて、がらりと話は変わります。
僕の夏の定番ジャズはワルター・ワンダレイ の『サマー・サンバ』、そしてなんといっても、『ゲッツ/ジルベルト』だね。
え~と。
カエルくんが「え~と。」って言ってる時は、一瞬のうちに関連情報を検索しています(笑)。
あ、『ゲッツ/ジルベルト』のCDがワーナーからまた再発されますよ。
SHM-CD仕様で。
お、いいね。でも、このタイトル、毎年、再発してない?

スタン・ゲッツ『ゲッツ/ジルベルト』

「ジャズ百貨店」キャンペーン【Verve編】
ボサ・ノヴァ・ブームを世界中に巻き起こした大名盤。
全米アルバム・チャート2位を記録し、収録曲「イパネマの娘」も全米シングル5位。そして、グラミー賞ではアルバムが2部門(最優秀アルバム賞/最優秀エンジニア賞)を受賞し、「イパネマの娘」が最優秀レコード賞を受賞。
★SHM-CD仕様
★新規ライナーノーツ

出典:ユニバーサルミュージック ゲッツ/ジルベルト

Stan Getz & Joao Gilberto – Getz/Gilberto (1963)

☆☆☆自己紹介☆☆☆

名前:くまちゃん(♂)
プロフィール:福山雅治と同世代。広く浅く世間を語る。
特技:2才の娘を笑わせること。
名前:カエルくん(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)。独身。潔癖症。シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索。

ボサノヴァで最も有名な曲「イパネマの娘」

アルバム『ゲッツ/ジルベルト』は定番中の定番だよね。
ボサノヴァで最も有名な曲「イパネマの娘」もこのアルバムに収録されているよね。
・・・え~と。
このアルバムにはアストラッド・ジルベルトが英語詞で歌う「イパネマの娘」が収録されています。
アルバムのみならずこの曲自体も世界的に大ヒットしました。「イパネマの娘」はいろんな方が歌っていますが、このアストラッド・ジルベルトの「イパネマの娘」が世界で最も有名なバージョンと思っていいみたいですね。
だよね。
でも、「イパネマの娘」が最初に演奏されたのは、1962年のリオデジャネイロ、コパカバーナのナイトクラブだそうです。「ボサノヴァの創始者」と言われる、アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ヂ・モライスの3人が揃って演奏したみたいですね。この3人の競演は後にも先にもこのときだけだそうです。[1]
初演ではヴィニシウス・ヂ・モライス本人が歌っていたのかな?
そうです。1962年のコパカバーナではモライスが歌っています。ちなみに、「イパネマの娘」の作曲はピアニストのアントニオ・カルロス・ジョビン、作詞をしたのは外交官で詩人のヴィニシウス・ヂ・モライス、ジョアン・ジルベルトはギターですね。[1]
詩人で外交官!モライス、かっこいいね。
ちなみに、この3人による「Chega de Saudade (想いあふれて) 」という曲が最初のボサノヴァと呼ばれているそうです。[2]
ボサノヴァはコパカバーナの浜辺から始まったんだね。
ジョアン・ジルベルトは今年、え~と、81歳?
今年のオリンピックの開催地・リオデジャネイロにジョアンのギターは響くかな?
「イパネマの娘」を歌っているアストラッド・ジルベルトはこのときジョアン・ジルベルトの奥さんでした。たまたまスタジオに一緒に来ていて歌うことになって、それからアメリカではボサノヴァを代表する歌手になりました。しかしながら、ブラジルでは実績が全くなかったので本国での評価は低いようです。[3]
へえ。

Astrud Gilberto & Stan Getz ◊ The Girl From Ipanema ◊ 1964

『ゲッツ/ジルベルト』

『ゲッツ/ジルベルト』は、アメリカのジャズ・サックス奏者スタン・ゲッツと、ブラジルのボサノヴァ歌手ジョアン・ジルベルトが連名で1963年に録音し、1964年に発表したアルバムです。ピアノでアントニオ・カルロス・ジョビン、パーカッションでミルトン・バナナも参加しています。[3]
スタン・ゲッツはテナー・サックス奏者だね。
本作は、ビルボード誌のアルバム・チャートで2位に達する大ヒット作となり、「イパネマの娘」もシングルとして全米5位に達しました。そして、グラミー賞ではアルバムが2部門(最優秀アルバム賞、最優秀エンジニア賞)を受賞、「デサフィナード」が最優秀インストゥルメンタル・ジャズ・パフォーマンス賞を受賞、「イパネマの娘」が最優秀レコード賞を受賞しました。本作の音楽は本来のボサノヴァとは別物であると主張する声も多かったようですが、結果的にはアメリカにおけるボサノヴァ・ブームを決定づけた作品となりました。[3]
まさにボサノヴァを世界に広めるきっかけになったアルバムだね。
「ザ・ビートルズがボサ・ノヴァを殺した」という言葉があるそうです。ボサ・ノヴァのアメリカ上陸が1962年、ザ・ビートルズが1964年です。これはもしザ・ビートルズが出てこなかったらボサ・ノヴァがアメリカ及び世界中のポピュラー音楽の中心になっていたのではという人もいるみたいですね。[2]
へえ。そりゃ凄いね。
歴史が変わってたかも・・・。

50周年記念トリビュート・アルバムには、原田知世、土岐麻子、細野晴臣、カヒミ・カリィも・・・

2013年には日本人によるトリビュート・アルバムも発売されました。
へえ。伊藤ゴローさんという人は、ジョアン・ジルベルト直系のボサ・ノヴァ・ギタリストなんだ。[5]

『ゲッツ/ジルベルト+50』紹介映像


ジョアン・ジルベルトは変人?

ジョアン・ジルベルトって変わった人らしいね。
え~と・・・。
ネットを検索すると数々のエピソードがでてきますね。
例えば、数年前の日本公演の際のこの看板を見てください。

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ジョアンは気に入らないことはやらないけど、気に入ったことにはとことん付き合うというアーティスト本来が持つべき理想のままに生きているという奇跡のような存在なのです。これはショービジネスがすべてである現在の大衆音楽のなかではまずありえない(特にジョアンのようないわゆる有名人としては)ことだと思うんです。

出典:レコメンドするレコードとその周辺
ジョアン・ジルベルト 東京フォーラム 11/4

あはは。面白いね。会場の空調を止めて演奏したいって。このブログのコメントは愛にあふれていていいね。
数々の奇行はネットを調べればすぐ出てきますね。
それも面白いかもしれないけど、このベテランミュージシャンの貴重な演奏を楽しもうよ。
渋い映像ですね。
カッコいいよね。こういう年の取り方したいよね。
僕は将来、公園でボサノヴァギターをつま弾く老人になりたい!

João Gilberto & Tom Jobim – Desafinado

発売50周年(2014年時)を記念したデラックス・エディションには、世界初CD化となるモノラル音源をフル収録されています![6]


脚注
[1] Wikipedia イパネマの娘
[2] Wikipedia ボサノヴァ
[3] Wikipedia ゲッツ/ジルベルト
[4] レコメンドするレコードとその周辺
ジョアン・ジルベルト 東京フォーラム 11/4

[5] ユニバーサルミュージック ゲッツ/ジルベルト50周年記念
[6] ユニバーサルミュージック ゲッツ/ジルベルト~50周年記念デラックス・エディション