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小松左京『日本沈没』を令和に読む
概要
SF作家の小松左京によって書かれたSFパニック小説。漫画化、ドラマ化、映画化も複数回されており、70年代を代表するSF作品のひとつ。
日本列島が丸ごと沈んで日本人が流浪の民となってしまうというストーリーは、日本列島に長く住み続けてきた日本人にとって非常にショッキングな内容であり、社会現象にまでなった。また、1973年に公開された映画版も大ヒットを記録した。
漫画化は2度あり、最初は1970年代にゴルゴ13で有名なさいとうプロによって、2度目は2000年代に一色登希彦によってなされた。ストーリー
地殻変動により、日本列島は2年以内に海中に没することが明らかになった。
最初はその事実に半信半疑だった政府も次々に起こる地震などにより、日本民族を生き残らせるための「D計画」の推進を余儀なくされる。
予想よりもはるかに早く沈んでいく日本列島。日本列島から脱出した人たちは世界各国で流浪の民となり生きていかなくてはならなくなる。
「日本沈没」と並び1970年代の日本に衝撃を与えた、五島勉「ノストラダムスの大予言」
筒井康隆「日本以外全部沈没」も話題になりました(笑)。
【マンガ】『日本沈没』さいとうたかを(1970年代)、一色登希彦(2006-2008年)
↓今回、僕が読んだマンガはこちら。『ビッグコミックスピリッツ』に連載された、一色登希彦氏による、2006年版です。
↓1970年代、秋田書店・『週刊少年チャンピオン』に連載された、さいとう・プロ版はこちら。
【映画】『日本沈没』 (1973年)、『日本沈没』 (2006年)
↓70年代パニック大作の金字塔。『日本沈没』(1973年)は、動員880万人以上の記録的ヒット作となった。
↓映画と同時にテレビシリーズも制作された。
↓2018年に出版された設定資料集。今なお語られる1973「日本沈没」!
↓2006年、草彅剛と柴咲コウの「日本沈没」。「黄泉がえり」にヒットを受けて制作された?
【小説】1973年のベストセラー『日本沈没』、その後を描いた第2部(2006年)も!
↓1990年代の光文社版。電子版もあります。
↓電子版なら文春e-Booksがよさそう。
↓1973年のカッパ・ノベルス版も中古で購入可能。
↓実は、日本沈没後の日本人を描いた続編もあります!
どんな未来が待っているのかは誰にもわからない・・・
出典:mainichi.jp
小松 左京(こまつ さきょう、1931年(昭和6年)1月28日 – 2011年(平成23年)7月26日)は、日本の小説家。本名、小松 実(こまつ みのる)。
星新一・筒井康隆と共に「御三家」と呼ばれる、日本SF界を代表するSF作家。1970年の日本万国博覧会でテーマ館サブ・プロデューサー、1990年の国際花と緑の博覧会の総合プロデューサーとしても知られる。宇宙開発の振興を目的とした啓蒙活動にも力を入れ、宇宙作家クラブの提唱者で顧問を務めるなど、執筆以外の活動を幅広いジャンルに対して行っていた。
中国で三部作2100万部以上を突破
アジア&翻訳もの初のヒューゴー賞受賞
現代中国最大の衝撃作、ついに日本上陸物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。
数十年後。ナノテク素材の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体〈科学フロンティア〉への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象〈ゴースト・カウントダウン〉が襲う。そして汪淼が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?
↓2019年7月に日本語訳も発売された。
なんかまた無性にSFが読みたくなってきたぞ!
最近、NHKでも小松左京「日本沈没」をとりあげていました。