「アフリカゾウのエリが巨大スイカを嬉々として食べる姿を眺めながら、70数年前にいなくなったインドゾウ・エリーのことを考える|熊本市動植物園」くまとR子の子育て日記(344日目)

子育て日記
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今年の夏も暑いのう・・・。
なにしんみりしてるの?(笑)
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2019年、くま(50歳)とR子(43歳)の子育て日記です。
第一子むーちゃん(♀)は5歳、そして、第二子たろー(♂)は2歳になります。
高齢出産、高齢子育て・・・引き続き、が、頑張ります。
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ママが用事で出かけたので、パパとむーちゃんとたろーで、熊本市動植物園に行ってきました。お目当てはライオンの赤ちゃんです。が、現在はライオンの赤ちゃんは午前中にしか見ることができないとのこと。残念! でも、ゾウ舎で珍しい光景を見ることができました。
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【熊本市動植物園】午後はライオンの赤ちゃんが見れません・・・

熊本市動植物園で話題のライオンの赤ちゃん。平日の午後だから人も少ないだろうと見に行ったのだが・・・。
見れなかったのね(苦笑)。
この暑い夏、見に来る人とライオンの赤ちゃんの体調を考慮して、午前中しか公開してないんだって。
毎日暑いからね・・・。
まあでも、年内は赤ちゃんたちも熊本にいるみたいだから、またの機会に。動物園に行くときは、事前にチェックしましょう(反省)。
もう少し涼しくなってから行きましょ。
それがいいよ。
うん。

※たろー様が現在よく使う言葉:「まま」「うん(肯定)」「あんぱんちー(否定、気に食わないと攻撃的になる)」「ぱぱ、たた、ばば(パパ)」「ねーねー」「にーにー(これもお姉ちゃんのこと。おかげでますますお姉ちゃんは男の子と間違われます)」「ばーば」「じじ(じいじ、ねずみ)」「にゃー(キティちゃん、猫一般)」「あんぱ(アンパンマン)」「あんにゃ(バイキンマン)」「もんもん(くまモン)」「あった(見つけたとき)」「ないねー(見つからないとき)」「%&#$(意味不明)」

【令和元年8月1日(木)から】
公開時間:9:00~13:00 

※観覧方法
  ◎平常時(混雑していない場合)
   ⇒自由観覧
  ◎混雑時
   ⇒10人程度を1グループとし、観覧時間を1分
     さらに混雑した場合は、観覧時間を30秒とさせていただきます。

出典:www.ezooko.jp

この日のこの時間帯は、パパライオンのサンしかいませんでした・・・(ピントが・・・)。

ライオンの赤ちゃんが見れなかったのは残念だが、ゾウ舎で珍しい光景を見ることができた!
なになに?
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【アフリカゾウ】超巨大スイカにエリとマリ―も大興奮|熊本市動植物園

実は貴重な、アフリカゾウ。九州の動物園で、アフリカゾウが見れるのは熊本だけらしいよ。
そうなの?
アフリカゾウ

[ほ乳類] [ゾウ] [長鼻目] [ゾウ科]
英名/African Elephant
学名/Loxodonta africana
分布/サハラ砂漠以南のアフリカ
マリーとエリのメス2 頭が飼育されています。日曜日と祝日にはおやつとして、またストレス解消のためとして孟宗竹を与えています。大きな竹を食べる様子を見に来てください。大きな足で豪快に竹を踏み割る様子はとてもダイナミックです。

出典:www.ezooko.jp

ライオンの赤ちゃんは見れなかったけど、この日はたまたまJA熊本経済連から寄贈された超巨大スイカ(96キロ)をアフリカゾウのエリとマリ―が食べる光景を見ることができた。
へー。
凄いよ。たろー様くらいの大きさのスイカ。ケンカしないように配慮していたみたいだけど、食べ始めるまえはゾウたちも大興奮。大きな叫び声だしたり、大きく動いたりと、あんな2頭の様子は初めてみた。普段おとなしいゾウのイメージだったけど、あんな勢いを見せられたら、さすが猛獣、やっぱ怖いね(苦笑)。
そうなんだ。
すいかの、かわまでたべてたよ。
うん。

暑い日が続いていますが、雨上がりの午後。日差しもないのでお出かけしてみました。

今日は、むーちゃんとたろー様、パパの三人です。

今日は乗り物1つだけ。モノレールに乗ることにしました。

モノレールから見たゾウ舎。アフリカゾウのエリとマリ―です。

パプアニューギニア館の中は冷房が効いて涼しい。

あれ?ゾウ舎に象がいません。でも、何か始まる様子です。

超巨大なスイカです。2歳児と同じくらいの大きさ? 聞くと96キロだそうです。

JA熊本経済連から特別に寄贈されたスイカだそうです。たまたま今日だけの特別なイベントでした。ラッキー。

アフリカゾウのエリとマリ―がケンカしないよう、二つに割って、ゾウ舎の端と端にセッティングしてから、2頭のゾウが順番に出てきました。ライオンの赤ちゃんは見れませんでしたが、アフリカゾウが大きなスイカを食べるシーンを見ることができたので、今日はよしとしましょう。

ホッキョクグマのパルルも見ないとね。

こちらもちょうど食事中。最後に涼しげなペンギンを見てこの日は帰りました。

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【インドゾウのエリー】70数年前、熊本にもいた、かわいそうなぞう

ちなみに・・・今、熊本市動植物園にいるアフリカゾウのエリとマリ―。どちらも30代のメスだよ。
ゾウの寿命ってどのくらいだっけ?
ゾウの寿命は、60歳から70歳で、20歳ほどで成獣になるらしい。人間とそんなに変わらないね。

出典:ja.wikipedia.org

じゃあ、エリとマリ―はまだまだ熊本市動植物園で見ることができそうね。
ところで・・・今から70数年前、アフリカゾウじゃなくて、インドゾウのエリーが熊本にいたの知ってる?
70数年前? ひょっとして戦争やってた頃の話? 今いるエリと同じ名前のゾウがいたのね。
そうそう。戦争で動物園の動物たちが殺された悲しい話があるでしょ? あれは熊本でもあったんだよ。
可哀そうよね・・・。

昭和初期、熊本市水前寺成趣園近くに西日本一といわれた「熊本動物園」が開園された。そこに、一九三八年、病死した象の代わりに、インドゾウの「エリー」がやってきた。

エリーは、「台乗り」や「あいさつ」などさまざまな芸をしたり、背中に子供を乗せて園内を回ったりして、子供から大人までみんなの人気者となった。

しかし、戦況悪化に伴い、空襲時に猛獣が脱出する等の恐れがあったために、一九四三年八月には「かわいそうなぞう」(土家由岐雄著)で知られる上野動物園で猛獣の殺処分が行なわれた。

その流れは全国にも波及し、熊本動物園にも同年一二月に軍から猛獣処分の命令が下された。
そして、一九四五年六月、人気者の「エリー」にも最期が訪れる。
当初は、ゾウのプールに高圧の電流を流す予定だったが、エリーは自分の運命を察知したかのように、泣き叫びプールに入るのを拒んだ。
やむなく飼育係が大好物のサツマイモを棒の先につけ、口にした時に電気を流し感電死させた。「わが子を殺す気持ちで、涙が出て忍びなかった」と飼育係は当時をふり返った。

家族同然に愛情を注いで飼育してきた動物の処分を行なわざるを得なかった飼育係の心労は計り知れない。
人々を和ませ、楽しませてくれる動物園。その動物たちの命すら奪ってしまう戦争。再び「かわいそうなぞう」の物語を作ってはならない。

出典:www.ntt-union-west.gr.jp

エリーの飼育係を務めていた男性は5年後に人事異動で熊本市交通局に転勤すると、熊本市動植物園には孫の頼みで1度訪れただけで、話題にすることも避けていたという。

出典:ja.wikipedia.org

飼育員さんは辛いよね。
奇しくも、今いるゾウさんもエリで、名前が一緒。むーちゃんやたろー様が大人になるまで、エリとずっと一緒にいれたらいいね。
そうね。
えりとまりーは、えづこをさんぽするときにもあえるよ。

※熊本市動植物園のゾウとキリンは、入園しなくても江津湖沿いの遊歩道からも見ることができます。

うん。

↓有名な絵本、かわいそうなぞう。

↓ドラえもん5巻に収録されている「ぞうとおじさん」のエピソードも泣けますよね。

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