熊本地震の影響で、映画館が軒並み休業中だよ。
こんな時にかぎって、庵野ゴジラとか観たい映画が・・・。
さらに、くまちゃんが興味を持つと思われる、27歳でこの世を去った歌姫エイミー・ワインハウスの映画がただ今、公開中です。
映画「AMY エイミー」予告
そしてさらに、そのエイミーにも多大な影響を与えたと思われる、伝説の歌姫ジャニス・ジョプリンの映画もこの秋に控えているようだね・・・。
奇しくも、エイミーとジャニスの映画が続けて公開されるなんて、因縁(いんねん)めいてますね・・・。
エイミーの映画も良いらしいけど、今日はジャニス・ジョプリンのお話しだよ。
☆☆☆自己紹介☆☆☆
名前:くまちゃん(♂)
プロフィール:福山雅治と同世代。広く浅く世間を語る。
特技:2才の娘を笑わせること。
名前:カエルくん(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)。独身。潔癖症。シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索。
伝説の歌姫ジャニス・ジョプリンとは?
ジャニス・リン・ジョプリン(1943年1月19日 – 1970年10月4日)は、アメリカ・テキサス出身の女性ロックシンガーです。魂のこもった圧倒的な歌唱力と特徴のある歌声により、1960年代を代表する歌手として活躍しました。不幸にも夭折(ようせつ)しましたが、死してなおロックの歴史を代表する女性シンガーとして、今日に至るまで人気を博しています。[1]
ジャニスが亡くなった理由なんだっけ?クスリだっけ?
え~と、そうですね。・・・クスリです。1970年10月4日、アルバム『パール』の録音のため滞在していたロサンゼルスのホテルで死亡しているのが発見されました。27歳でした。使用したヘロインが通常のものより高純度であったため、致死量を越えたことが原因であるとされています。
年齢もエイミーと一緒なんだね。27歳で夭折(ようせつ)したミュージシャンって、実は多いんだよね。ブルース歌手のロバート・ジョンソン、ストーンズのブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ドアーズのジム・モリソン、ニルヴァーナのカート・コバーン・・・、そして、エイミー・ワインハウスね。
わあ・・・。大物ロックスターばっかりじゃないですか・・・。
ジャニスの生涯を追ったドキュメンタリー映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』が9月公開!
2016年9月公開予定の映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』は、ジャニス・ジョプリンのドキュメンタリーです。生前ジャニスの身近にいた人々のインタビュー映像、スターとして注目を浴びてからもジャニスが書き続けていた家族や恋人へのパーソナルな手紙を軸に、ロックスターという側面だけでなく、1人の女性としての素顔のジャニス・ジョプリンが描かれているそうです。監督は「フロム・イーブル バチカンを震撼させた悪魔の神父」など社会派ドキュメンタリーを数多く手がけるエイミー・バーグ、製作は「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」でアカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたアレックス・ギブニーです。[2]
ロック関連のドキュメンタリー映画好き。俳優が演じるのもいいけど、やっぱりドキュメンタリー映画がリアリティーがあっていいよね。
ジャニス・ジョプリンの生涯を追ったドキュメンタリー/映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』予告編
ジャニスの祈り MOVE OVER
ジャニスの代表曲といえば「MOVE OVER」、邦題が「ジャニスの祈り」。邦題がいいよね。
激しく訴えてくるでしょ。まさにさく裂するヴォーカルだよね。
MOVE OVER by Janis Joplin
「Cry Baby」、こちらの曲もなかなかインパクトあるよ。
Janis Joplin – Cry Baby
「Me & Bobby McGee」、一転して、カントリーっぽく落ち着いた調子で始まる曲だけど、後半はドラマチックな絶唱になっていくよ。
Janis Joplin – Me & Bobby McGee
これらの曲、すべて同じアルバムに収録されています。死の直前にレコーディングされて、遺作になったアルバム「パール」からです。実はジャニスのオリジナルアルバムは、「ファースト・レコーディング – Big Brother and the Holding Company (1967年)」、「チープ・スリル – Cheap Thrills (1968年)」、「コズミック・ブルースを歌う – I Got Dem Ol’ Kozmic Blues Again Mama!(1969年)」、「パール – Pearl (1971年)」、「白鳥の歌 – Farewell song (1982年の編集盤)」の5枚しかありません。[1]
ジャニスのCDもリイシュー!
今回の映画の公式サントラ盤「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」ほか、ジャニスのいくつかのアルバムがリイシューされます。[3]
「白鳥の歌」は82年発表の未発表で貴重なセッションの編集盤です。ポール・バターフィールド・ブルース・バンドと録音をした「ワン・ナイト・スタンド」は、そんな中でも重要な曲の一つで今作のハイライトになっています。[3]
「あなたはあなたが妥協したものになる」とジャニス・ジョプリンは言った
「あなたはあなたが妥協したものになる」
これは、ジャニス・ジョプリンの言葉です。ジャニスは、自分を幸福にしないものを受け入れるべきでないと主張しました。
もし妥協して受け入れてしまえば、あなたはそれになってしまいます。
誰しも何かしらの我慢はしなければなりません。何でも手に入るわけではないし、人生で少しも妥協せずに生きていけるわけでもありません。
たとえそうだとしても、自分を幸せにしないものを受け入れてはいけないのです。
「妥協せず戦い続ければ、最後にはなりたいものになれる」のだとジャニスは語りました。
出典:lifehacker.jp「あなたはあなたが妥協したものになる」とジャニス・ジョプリンは言った
“You Are What You Settle For”
This quote comes from Janis Joplin, who argued you shouldn’t settle for anything less than what makes you happy. If you do, that’s what you become.
Everyone has to settle for something at some point. You can’t have everything and you can’t go on without compromising for your entire life. Nevertheless, you shouldn’t just settle for less than what makes you happy. Instead of choosing what you think is best, you know you’ve got what you need when happiness will follow.
出典:lifehacker.com “You Are What You Settle For”
なんでジャニスの歌って、こんなに人の心に響くんだろうね?
もちろんそれもそうだけど、このジャニスのインタビューから察するに、傷つきやすい無垢な魂をもったまま、人生を戦い続けた女性だったんだなって思うよ。天賦の才能があったとするなら、その魂をそのまま歌で人に届ける才能だね。
脚注
[1] Wikipedia ジャニス・ジョプリン
[2] eiga.com ジャニス リトル・ガール・ブルー
[3] Sony Music Entertainment ジャニス・ジョプリン