Jリーグ開幕を前に、過去のJ1とJ2の開幕節を対象試合としたtotoの結果、番狂わせ・波乱について調べてみたい。
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【リーグ開幕戦分析】J1とJ2の開幕節を対象試合としたtotoの結果、番狂わせ・波乱は本当に多いのか?【第1節(2006年~2022年)】
ちなみに、ちゃんと投票率まで簡単にわかるようになっているのは2006年からなので、2006年までの開幕節(第1節)のtoto結果を遡って確認してみよう。
【第1283回toto(2022年)】コロナで1試合中止、引き分け6試合&番狂わせ、1等1口も2等なしという珍しい結果に!
出典:www.toto-dream.com
2022年はかなりのレアケースと言えよう。コロナで1試合中止になったにも関わらず、引き分け6試合&番狂わせの大波乱。しかし1等なしかと思いきや、1等1口で2等なしという珍しい結果に!
引き分けも多いですが、J1ではスーパー杯で川崎を破った浦和が昇格チームの京都に敗れ、J2では前評判も高い千葉のホームでJ3から初昇格チームのいわてが勝利するなど番狂わせが発生しました。本来なら1等2等なしの大波乱でもおかしくありせんでした。
【第1224回toto(2021年)】鹿島がホームで清水に敗れる等、1等1口の波乱
出典:www.toto-dream.com
2021年は、鹿島がホームで清水に敗れたカード、アウェイにも関わらず前年度の成績から期待の大きかったG大阪が神戸に敗れたカード、それに広島と仙台の引き分けたカードが波乱要因だね。
2021年はコロナ禍での開幕です。1等1口の波乱の結果となりました。
【第1154回toto(2020年)】川崎vs鳥栖、神戸vs横浜Cの引き分け等、1等1口の波乱
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アウェイG大阪が横浜FMに勝利したゲーム、そして、川崎vs鳥栖、神戸vs横浜Cの引き分けたゲームが波乱要因だね。
2020年は新型コロナウィルス発生の年です。第1節のみ予定通り開催された後、2020年7月4日(土)にやっと第2節からリーグが再開しました。
【第1071回toto(2019年)】ホーム鹿島が昇格した大分に敗れる他、引き分け7つの超絶波乱、当然1等なし
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引き分け7つもあったら絶対当てるのムリ(笑)。なお、鹿島は昇格してきたばかりの大分にホームで敗れている。ここ数年、意外と開幕戦に弱い鹿島って印象ない?
投票率の通り順当に勝利したチームは、町田と長崎のみでした。
【第988回toto(2018年)】投票率20%以下の引き分け3つに、(京都vs)町田アウェイ勝利で、1等1口の波乱
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引き分け3つという数は妥当だが、清水vs鹿島、C大阪vs横浜FM、F東京vs浦和といずれも投票率20%以下のゲームだった。そして地味に、アウェイ町田が京都に勝利したゲームなど当てるの難しいだろ。
【第910回toto(2017年)】広島vs新潟、G大阪vs甲府の引き分け(投票率10%以下)等で1等なしの大波乱
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引き分け3つという数は妥当だが、広島vs新潟、G大阪vs甲府は投票率10%以下と予想が難しい引き分けだった。その他、横浜FM(vs浦和)勝利、(鹿島vs)F東京勝利、横浜C(vs松本)勝利が、投票率20%以下と波乱だったね。
【第827回toto(2016年)】引き分け1試合も、投票率20%以下の(神戸vs)甲府勝利、(横浜FM vs)仙台勝利、熊本(vs松本)勝利などで、1等1口の波乱
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引き分けは1試合のみ。だが、投票率20%以下の(神戸vs)甲府勝利、(横浜FM vs)仙台勝利、熊本(vs松本)勝利が波乱要因。そして、投票率25%のアウェイ鹿島がG大阪に勝利している点も指摘しておく。リーグ開幕戦の鹿島って、期待されていると結果が出ず、期待されていないと結果を出す傾向あるな。振り返ると、Jリーグ開幕戦もジーコがいたとはいえ、まさかハットトリックで名古屋に圧勝するとは思わなかったもんね。
Jリーグ開幕戦は1993年、ずいぶん昔の話ですね(苦笑)。
【第750回toto(2015年)】引き分け2つ、1等26口1500万円クラスのプチ波乱 ※またもや鹿島戦で波乱あり
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引き分け2つ。1等26口1500万円クラスの小波乱といったところだが、なんとこの年も、アウェイ戦だったとはいえ、投票率が高かった(清水vs)鹿島が敗れて波乱要因となっている。
【第678回toto(2014年)】J1はほぼ順当だったがJ2で大きな波乱、1等なし
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J1の対象試合はほぼ波乱なし。あえてJ1川崎vs神戸の引き分けがちょっと投票率が低かったくらい。全体として引き分け4つという数はまあよくある。この年の波乱要因は、J2の(磐田vs)札幌勝利と(千葉vs)栃木勝利の2試合だね。
【第609回toto(2013年)】J1で引き分け4試合、J2(北九州vs)富山勝利と(熊本vs)鳥取勝利で1等なしの波乱
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J1で引き分け多発、そして、J2での(北九州vs)富山勝利と(熊本vs)鳥取勝利が波乱要因だな。
【第551回toto(2012年)】引き分け4つで1等3口2400万円クラスの波乱
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さほど目立つような番狂わせはないが、引き分けが4つあって、そのうち3つが投票率20%以下の波乱だった。
1等3口2400万円クラスの波乱でした。ちなみに2012年はJ2が1週間早くスタートしていますので、J1第1節とJ2第2節が対象試合となっています。
【第488回toto(2011年)】鹿島vs大宮の引き分けと水戸(vs京都)勝利で、1等5口1700万円クラスの波乱
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引き分け3つと数は普通だが、鹿島vs大宮の引き分けと水戸(vs京都)勝利がそれぞれ投票率13%台で波乱要因だね。また鹿島が開幕戦の波乱に絡んでいる。
【第435回toto(2010年)】引き分け3つで800万円クラスの波乱
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引き分け3つで、1等10口800万円クラスの波乱。この年はとくに言及すべき番狂わせはないね。
引き分け3つと、投票率20%台の波乱が2つあったのみです。
【第375回toto(2009年)】(磐田vs)山形勝利と、難しめの引き分けの4つで、1等1口89000万円クラスの波乱
出典:www.toto-dream.com
(磐田vs)山形勝利と、引き分けの4つがどれも難しかった。特に福岡vs富山は投票率10%以下。
【第320回toto(2008年)】G大阪vs千葉の引き分け等、投票率10%台の波乱が3試合で、1等2口1億7300万円クラスの波乱
出典:www.toto-dream.com
引き分け4つ。投票率10%台で波乱要因となったのは、G大阪vs千葉の引き分け、(清水vs)大分勝利、川崎vs東京Vの引き分けの3試合だね。
1等2口1億7300万円クラスの波乱となりました。
【第261回toto(2007年)】引き分けも1試合のみ、開幕節にしては珍しく無難な結果に
出典:www.toto-dream.com
引き分け1つ。開幕節にしては珍しく、無難な結果の回となっている。
【第198回toto(2006年)】(神戸vs)草津勝利4% の投票率等、大波乱で1等なし
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引き分け3試合。しかし投票率10%台が、磐田vs福岡引き分け、愛媛(vs横浜C)勝利、大宮(vs千葉)勝利の3試合。そしてなんと(神戸vs)草津勝利は4% の投票率だった!
【分析とまとめ】やはり開幕節は波乱の可能性が高い、特に最近は鹿島絡みのカード要注意!
出典:www.sponichi.co.jp
10年数年分を振り返ってみると、やはり開幕節は波乱の可能性が高いということがわかった。ほとんどが1等なしか、あっても数口という回が多い。
2010年の1等10口800万円クラス、2007年の1等42口130万円クラスの2回だけが、それなりに無難な結果でした。やはりチームの体制が変わり、各チーム戦力が未知数の場合もありますからね。前年のバイアスで見ているとどうしても波乱となってしまうのではないでしょうか?
あと引き分けに関しては、開幕節に限らず通常もそうだが、平均的に13試合中、3つか4つ引き分けというのが多いね。
ただ2022年の引き分け6つ、2019年に引き分け7つという、引き分けが多い場合もないわけではありません。
そして面白かったのは、近年、鹿島絡みのカードで波乱がよく発生しているというところ。鹿島に関しては開幕節の投票率が高いと負けたり引き分けすることが多く、逆に投票率が低いと勝つという皮肉な結果となることが多々ある。
ここ数年、何度かそういうことがあったようですね。まあ、偶然だと思いますが(苦笑)。
この結果は毎年振り返って、開幕戦toto予想の参考資料としよう。