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【県民の歌】ばってん荒川が歌う『火の国旅情 』
【「火の国旅情」に関するご意見】
熊本には「火の国旅情」という立派な歌があります。一時は大変県内で売れたそうですが、今では若い人達は知らない人が多いと思います。著作権の問題やその他、色々な問題があるとは思いますが、これだけの歌を休眠させておくことがたまりません。もったいないです。熊本県から現在売り出し中の歌謡曲の歌手の方々に応援を求め、熊本県のために売り出してくれと要請されたらどうかと思います。 (県内 70代)【県からの回答】
熊本県では、県の魅力を全国に向けてPRするために、さまざまな取り組みを行っています。最近では「くまモン」が熊本県のPRキャラクターとして熊本の話題づくりを行ったり、スザンヌさんに宣伝部長になっていただき、熊本の魅力を全国に伝えていただいたりしています。「くまモン」体操やスザンヌさんが歌っている「ダイスキくまもとファイヤー」もその一つで、多くの皆様に親しまれています。
ご提案いただきました「火の国旅情」につきましては、昭和34年の熊本国体の際に作られた「熊本県民の歌」に加えて、昭和59年に「県民の歌」に定め、ひとりでも多くの方に歌っていただこうと広報を実施しました。現在も、東京や関西、東海などの熊本県人会では、県人会の総会の際に皆さんが故郷を思い出しながら歌っておられますし、最近では、「ねんりんピック2011熊本」の開会式においても行進曲として使用しました。また、県内の民放テレビ局も「火の国旅情」の映像化を進めており、番組内でも歌われるなど、広く県民の皆様に愛され、確実に「県民の歌」として根付いてきています。
「火の国旅情」は熊本の魅力がよく盛り込まれている歌であり、今後も機会をとらえて「火の国旅情」のPRに努めるなど、熊本県を代表する歌として大切にしていきたいと考えております。
(平成23年10月回答)広報課
ばってん荒川/火の国旅情 (1978.12) ◎レコード音源
【肥後にわか】「お米ばあさん」こと、熊本を代表する芸人・ばってん荒川とは…?
出典:camp-fire.jp
ばってん 荒川(ばってん あらかわ、1937年2月8日 – 2006年10月22日)は、熊本県や福岡県・長崎県を中心に九州地方で長年に渡り活躍した肥後にわか役者、ローカルタレント、演歌歌手、舞台役者。
1970年に「火の国一代」でのレコードデビューがきっかけで活動の場を福岡県にも広げる。福岡、熊本のテレビ、ラジオを中心にマルチタレントとして活躍し、ドキュメンタリー番組のナレーターを務めることもあった。地方で活躍しているが、全国区でも知られる珍しいローカルタレントであった。ビートたけしなど大物芸人から東京を拠点とした活動を勧められたが「余計な仕事はしたくない」と断り、あくまで自身の原点である九州の舞台と、福岡・熊本でのテレビやラジオにこだわり続けた為、めったなことがない限り東京で仕事することはなかった。そのたけしとは浅草の演芸場時代に縁があるらしく、たけしが頭を下げて挨拶をする数少ない芸人の内の一人と言われた。
「お米ばあさん」に扮するばってん荒川(中央の人物)
関連エントリー→ばあちゃんは言った「せからしかー、あんたたちゃ、‘肥後にわか’んごたるね!」~『肥後にわか』とは? ばってん荒川、キンキラ陽子、ばってん城次・・・
【阿蘇は火の山 空の涯】『火の国旅情 』には35番まで歌詞があった…!
- (阿蘇)
阿蘇は火の山 空の涯
何を祈って吐く煙
遠い神代の 愛の詩
邪馬台の国に ながれている
ながれている ふるさとよ- (阿蘇)
父も見つめた母も見た
阿蘇の煙よ 野の涯よ
竜胆しずかに さ揺らげば
緑なす緑に 風わたる
風わたる ふるさとよ- (阿蘇)
外輪山はめぐりて ちはやぶる
神の姿か 雲の海
阿蘇の神社 火の祭り
胸を燃やした まほろばの
まほろばの ふるさとよ- (大津街道)
阿蘇路はるかよ暮れなずむ
肥後の大津の杉並木
剣の道を ひたすらに
独り武蔵は 鎮もれる
鎮もれる ふるさとよ- (天草)
不知火かなし有明の
海に真赤な陽が沈む
バテレンの島 天草の
クルスまぶしや 青い海
青い海 ふるさとよ- (天草・栖本)
好きで別れた人でした
あの日栖本の港町
声をかぎりのさよならは
波の間に間にゆれていた
ゆれていた ふるさとよ- (宇土・三角)
月のしずくの溶ける海
やがて五橋に星が降る
三角の町よ 港町
青い入江に 船が待つ
船が待つ ふるさとよ- (山鹿)
蛍舞う夜のともしびは
よへほ踊りの 人の波
山鹿灯篭 湯の宿で
昔の人に 逢えそうな
逢えそうな ふるさとよ- (玉名)
いつか来た道 この道は
母を訪ねて白秋が
南の関や 北の丘
胸に旅情を 抱きしめる
抱きしめる ふるさとよ- (人吉)
球磨のしぶきに泣きながら
古城に独り君憶う
落ち行く先は 九州の
相良さびしや霧が湧く
霧が湧くふるさとよ- (人吉)
咲く花啼く鳥 そよぐ風
まなびやの道に級友の唱
夢にたどるは我が家路
人吉の里よ 若き日の
若き日の ふるさとよ- (五木)
照る日 曇る日 聞き馴れた
夢にやさしい 子守唄
五木の里の紅椿
咲いているだろう 父のまた
その父の ふるさとよ- (水俣)
思い出します水俣の
あれは十九の恋でした
夢を見ました 泣きました
湯の児の浜に 夏は行く
夏は行く ふるさとよ- (八代)
咲いているやら 彼岸花
母は今頃 い草刈り
海鳴り寄せる 八代は
ザボン色した 月も出る
月も出る ふるさとよ- (菊池)
古い社で手を合掌せ
二人で聴いた 山の音
槍は千本 菊池川
みのる稲穂よ 晴れた日の
晴れた日の ふるさとよ- (玉名)
旅は温湯の立願寺
夢はほのぼの奥の院
明日の祈願をこめながら
日本一の 梵鐘が鳴る
梵鐘が鳴る ふるさとよ- (荒尾)
今は昔の語りぐさ
何のお月さん煙たかろ
かすむは雲仙・島原か
はるか滔天 夢を呼ぶ
夢を呼ぶ ふるさとよ- (中央町)
仰ぐ三千 石の段
昇る白竜 御坂峯
聖の道は なお高く
人の世の標と踏みしめる
踏みしめる ふるさとよ- (河内)
ひとつ登れば 峠の茶屋
ふたつ二人で 那古井の湯
みっつみかんは 小天色
河内おとめも 色をます
色をます ふるさとよ- (益城)
母なる姿 通潤の
石橋を映して緑川
しぶき花咲く幸福は
益城の里 あふれ出る
あふれ出る ふるさとよ- (熊本市)
花は花なれ 人は人
和歌に遺言せし 玉の露
夫人のまことは黒髪に
香るガラシャと 語りつぐ
語りつぐ ふるさとよ- (熊本市)
恋の命はかなしくも
水に美わし 水前寺
さらば夕日よ 金峰山よ
青春の行方に 雲を呼ぶ
雲を呼ぶ ふるさとよ- (熊本市)
花は桜木 人は武士
偲ぶ 立田の桜木
時のながれよ ゆく影よ
紅い血潮に たぎりたつ
たぎりたつ ふるさとよ- (熊本市)
心ひとすじ銀杏の
城は石垣 武者返し
森の都に 立ちつくす
雄々しき姿よ 武士の
武士の ふるさとよ- (熊本市)
風よ吹け吹け雲よ飛べ
越すに越されぬ田原坂
仰げば光る 天守閣
涙をためて ふりかえる
ふりかえる ふるさとよ- (天草・牛深)
おきて沖みりゃ 大漁船
囃す乙女は ハイヤ節
黒潮の香りに 酔いながら
海の土産と 君を待つ
君を待つ ふるさとよ- (不知火町)
神の宴か 幻火か
沖の不知火 燃える夜
恋の浜風 甘い風
丘の密柑も 夢を見る
夢を見る ふるさとよ- (芦北)
こころゆかしき萬葉
野坂の浦に うたせ船
ふりさけ見れば瞳にしみる
黄金たわわな 甘夏蜜柑の
甘夏蜜柑の ふるさとよ
火の国旅情 熊本県民歌 part1 阿蘇・山鹿・菊池編
火の国旅情 熊本県民歌part2 荒尾・玉名・宇城・八代・益城・人吉・球磨編
火の国旅情 熊本県民歌 part3 天草・宇土・水俣・芦北・熊本編
【入手困難?】KKTテレビタミンから生まれたDVD 熊本県民歌・火の国旅情~全35番~【2012年発売】
出典:Amazon
火の国旅情 DVD「KKTテレビタミンから生まれたDVD 熊本県民歌・火の国旅情~全35番~」
このたびKKTでは「KKTテレビタミンから生まれたDVD 熊本県民歌・火の国旅情~全35番~」を企画・制作。製造・販売をKKTエンタープライズが製造・販売することとなりました。
定価3,150円(税込)で、一般発売は12月24日(月)です。
「火の国旅情」DVDには、35番まで熊本県内の名所旧跡を歌い込んでいて、テレビタミンで紹介した映像もふんだんに盛り込んでいます。
特典としてカラオケ用CDがついています。内容パッケージ内容:DVD(35番収録、50分41秒)+特典カラオケ用CD(5分39秒)
企画・制作:株式会社熊本県民テレビ
製造・販売元:株式会社KKTエンタープライズ作詞:岩代浩一、中沢昭二
作曲:岩代浩一
歌:英太郎
「阿蘇編」「八代・益城編」「熊本編(1)」
歌:DOYO組
「山鹿・菊池編」「宇城編」「人吉・球磨編」「水俣・芦北編」「熊本編(2)」
歌:混声合唱
「火の国旅情(オリジナル)」「荒尾・玉名編」「天草・宇土編」
定価:3,150円(本体価格3,000円)出演・歌作詞・作曲:岩代浩一
(1930-2012)熊本県出身の作曲家。NHK「できるかな」や、親交のあった森繁久弥の舞台など、数多くのテレビ番組や舞台の音楽を手がけた。「火の国旅情」のほか、全国の学校の校歌も数多く作曲。長男は作曲家、音楽プロデューサーの岩代太郎氏。出典:ameblo.jp