FX・外国為替やCFD(差金決済取引)取引において、時間帯を意識することがいかに重要か・・・最近あらためて感じている。という訳で、各市場ごとの時間帯とその特徴について、基本をおさらいしておきたい。調べろ。
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Ella Fitzgerald – Summertime (1968)
【基本】欧米の夏時間・冬時間
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夏時間 |
冬時間 |
東京 |
09:00~15:00 |
09:00~15:00 |
ロンドン |
16:00~00:30 |
17:00~01:30 |
ニューヨーク |
22:30~05:00 |
23:30~06:00 |
※それぞれ株式市場の時間です(為替相場には市場はありません)。
これ基本。1日中トレードしていると自然と覚えるものだけどね。
【ポイント】
主な米国経済指標:21時半(夏)→22時半(冬)、23時(夏)→24時(冬)
ロンドンフィックス:24時(夏)→25時(冬)
FOMC:27時(3時・夏)→28時(4時・冬)
ロンドンとの時差:-8時間
ニューヨークとの時差:-14時間
【夏時間適用期間の決まり】
米国の夏時間:3月第2日曜日~11月第1日曜日
欧州の夏時間:3月最終日曜日~10月最終日曜日
出典:kissfx.com
ジョージ・ガーシュウィンが作曲したジャズのスタンダード「サマータイム」。エラ・フィッツジェラルドに続いては、ジャニス・ジョプリンで。
JANIS JOPLIN “Summertime” (Live -1969)
【心構え】時間帯を意識してトレードする
上図を見てごらん。つい最近、とある日(冬時間)のニューヨーク市場だよ。ローソク足、MACD、その下の出来高を見ると一目瞭然、22時半から出来高が急に増え、ボラティリティ(変動)も大きくなっていく。これ毎日同じだからね。こういう時に取引をすべき。
相場が大きく動いていれば、失敗してもすぐにチャンスはやってくる。逆に動かない相場で失敗したら打つ手がない。
1日の中で大きく変動する時間帯は9~10時、16~18時、21~24時!
出典:diamond.jp
最初は漫然と、だらだらと一日中トレードしていた。それでいつもうまくいけばいいんだけどね。なかなかそうはいかない。
二兎追う者は一兎も得ず。仕事も副業も失敗しますよ・・・。
それはともかく(笑)、しばらくトレードしていると、市場ごと時間帯ごとに特徴があるのがわかってくる。だからずっとトレードするんじゃなくて、時間帯ごとにポイントを押さえてトレードをした方が効率いいことに気づくんだよね。その頃になると、ポジポジ病も少しおさまってくる。
ポジポジ病とは、つねにポジションを持っていないと我慢できない、FX初心者がかかる病気ですね。
何年も前に羊飼い先生がキレイな表にまとめてくれるよ。これをよく見返すべし!
三大市場対照表【夏時間バージョン】
出典:tradetime.fxlogin.com
三大市場対照表【冬時間バージョン】
出典:tradetime.fxlogin.com
ノラ・ジョーンズの「サマータイム」もいいよね。トレードしない時間はゆっくりと心を休めよう。緊張状態が続くと、いい判断ができないぞ!
Norah Jones – Summertime
ここの時間帯を狙え!
出典:shototabata.com
最後にこれ重要。東大FXの田畑氏の著書より。狙い目の時間帯。注意すべき時間帯を押さえておこう。
東京→ロンドン→ニューヨークの境目の時間帯が要注意みたいですね。
市場や時間帯の変わり目で、潮目が逆転したり、トレンドがさらに走ったりするからね。取引を見送ることも大事だったりする。
市場がクローズに向かう前に、短期トレーダーの利食いが入りやすく、トレンドに逆行して動く事が多いのです。
これは外国為替市場において、投機筋が9割を占めていて、彼らの心理が市場を動かしているからなのです。
出典:shototabata.com
扶桑社
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・・・以上のことを注意しながら、あとは人それぞれ、自分のトレードスタイルを完成させていけばいい。
最後に、エディ・コクランの「サマータイム・ブルース」。
あ、曲が「サマータイム」から「サマータイム・ブルース」に変わりましたね。
Eddie Cochran – Summertime Blues
そして、その「サマータイム・ブルース」の日本語バージョン、忌野清志郎の「サマータイム・ブルース」で今日はお別れだよ。トレードはリラックスして行いましょう。ではまたー!
原子力は要らねえ!電力は余ってる!♪忌野清志郎 サマータイム・ブルース