【アルケゴス・ショック】前代未聞?ファミリーオフィスによる巨額ブロック取引の件についてまとめ(※僕を含め初心者向け)【ゆるゆる投機的行動123】

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僕を含め初心者目線で、アルケゴス・キャピタルの件について。
聞いたことのない用語などについて、ツイッター界隈の賢人のつぶやきを参考にまとめてみました。
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【2021年3月29日(月)】週明け、朝からざわついていたので…

出典:twitter.com

2021年3月29日(月)の朝、ツイッター上でいろんな人が同じ画像を引用してツイートしていた。何がおこった?
こちらは野村証券からのリリースですね。
前の週末、米時間の終りにダウ急騰、高値更新して一週間を終わっていただけに、週明け多少調整があってもポジティブにスタートするかと思いきやコレだよ…。
かなりの問題が発生してそうな雰囲気です。

↓案の定、日本時間の相場に影響が…。

↓cis神もすぐにリアクション。

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元凶(はじまり)は、アルケゴス・キャピタルのビル・ファン?

出典:twitter.com

金曜日の怒涛の売りは、やはりアへゴス・キャピタル(←注:じっちゃまは「アへゴス」と言っていますが、「アルケゴス・キャピタル(Archegos Capital Management)」とカタカナ表記を使用する人が多いようです。)のビル・ファンだった。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-03-28/tiger-cub-hwang-s-family-office-behind-friday-block-trade-frenzy

出典:twitter.com

アルケゴス・キャピタル? ビル・ファン? 何それ?
え~と(検索中)…。

 ゴールドマン・サックス・グループは2018年後半までは、元ヘッジファンドマネジャーでインサイダー取引で有罪を認めた経歴のあるビル・フアン氏との取引は危険だとして断っていた。しかし、そうした危惧は長続きしなかった。

 ウォール街の一流投資銀行であるゴールドマンは、フアン氏のような大金を賭ける「クジラ」が同業者に支払う年間数千万ドルの手数料に魅せられ、同氏の名前を取引注意人物リストから削除し、主要顧客とすることを認めた。モルガン・スタンレーやクレディ・スイス・グループなどと同様、ゴールドマンもフアン氏に数十億ドルの与信を行い、中国の百度(バイドゥ)や米メディア企業のバイアコムCBSなどの株式への大きくレバレッジを効かせた賭けを可能にした。

 こんなフアン氏は今、史上最大級のマージンコールの渦中にあり、同氏の巨大ポートフォリオは厄介で痛みを伴う清算過程にある。ゴールドマンはファン氏の扱い方を転換した結果、この騒ぎに巻き込まれた格好だ。

出典:www.bloomberg.co.jp

ゴールドマン・サックスが、目先の金に釣られれて危険人物と関係を持っちゃったってことか。まさに中国の怪しい影…。
え~と(検索中)…さらに記事を確認しますと。

 前代未聞となる200億ドル(約2兆2000億円)規模の株式ブロック取引が26日に行われ、世界中の投資家を震撼(しんかん)させた。これを受け、トレーダーは週明けの米株式相場がどう動くか身構えている。

 中国のハイテク企業や米国のメディア大手の株式が大量に売られた同ブロック取引の背後には、ビル・フアン氏のファミリーオフィスであるアルケゴス・キャピタル・マネジメントの存在があったと、取引を直接知る関係者2人が明らかにした。ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーが行ったブロック取引で売買された株式の一部は26日の取引終了までに持ち直したが、バイアコムCBSとディスカバリーは共に大幅安となり、1日の下落率としては過去最大を記録した。

 モルガン・スタンレーはディスカバリーのほか、百度(バイドゥ)や跟誰学(GSXテクエデュ)などの株式で約130億ドル相当の取引を実施。ゴールドマンは、百度とテンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループ(騰訊音楽娯楽集団)、唯品会(ビップショップ・ホールディングス)の株式66億ドル相当を売却した。ブルームバーグ・ニュースが確認した顧客への電子メールによれば、バイアコムCBSと中国の愛奇芸(iQiyi)などの株式39億ドル相当もその後に売却された。

 

ウォール街に臆測飛び交う-「前代未聞」のゴールドマンのブロック取引

 セーフハウス・グローバル・コンシューマー・ファンドのポートフォリオマネジャー、シャリフ・ファーハ氏(ドバイ在勤)は、市場のファンダメンタルズに変化はないと指摘し、29日の米株市場でバイアコムCBSとディスカバリーは実際に反発する可能性があると述べた。

  「株価下落は構造的なものではなかった」というのが同氏の見方だ。

  ファーハ氏は、29日の米株市場は穏やかな値動きで始まると予想しているが、寄り付きへの関心はなお高い。ブロック取引の話は「どこのトレーダーも知っているため、画面にくぎ付けになるだろう」と同氏は語った。

  市場では新たなブロック取引の可能性が意識されている一方、四半期末にみられるボラティリティー拡大が高値銘柄の急激な値動きを誘発することもありそうだ。

出典:www.bloomberg.co.jp

わかったようなわからないような(笑)。とにかく野村証券やゴールドマン・サックスが危ない目にあって、実際ある程度の被害は被ったけど、相場全体としては今のところ、おそらく、大丈夫ということ? まあ、今後も、こういうケースには要注意ってことだろうが。ところで、ブロック取引って何? ファミリーオフィスって何?
今回の件で、知らない用語もいくつか出てきましたよね。この機会に勉強しておきましょう。

↓今回の件絡みでしょうか? 中国GSX、創業者が一晩で3400億円失ったそうです。

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【用語】ブロック取引とは…?

ブロック取引(ぶろっくとりひき)

株式の取引で、証券会社を通じて同一銘柄を一度に大量に相対取引で売却または購入する取引のこと。
「ブロックトレード」「ブロックトレーディング」とも呼ばれます。大口投資家が市場への影響を抑えるために利用することが多く、主に立会外取引で行われます。

出典:www.daiwa.jp

大口投資家が市場への影響を抑えるために利用することが多い? うーむ、いまいちよくわからん。
大和証券の用語解説から引用しました。今度は、東京商品取引所の解説を見てみましょう。

出典:www.tocom.or.jp

僕って頭悪いのかしら。余計わからん。
え~と(検索中)…こちらはどうでしょう? 元SMBCの為替ディーラー戸田裕大氏のツイートがわかりやすいかもしれません。

◆本ツイートでブロック取引について解説します
なお私は為替で同様の取引をしたことはありますが、株ではブロック取引をしたことないので、あくまで推測になる点、ご容赦ください。

出典:twitter.com

まず状況の説明です。GS(ゴールドマン・サックス)はGS顧客から大量の売り注文を受領します。普段は証券取引所で捌くのですが、大量の売り注文を見せた瞬間に、取引所の買い注文は、さっと引いてしまいそうです。そこで今回はA証券に個別に問い合わせることにしました。

出典:twitter.com

仮に1株当たり100ドルと仮定します。GSはA証券に95ドルで買いませんか?割安ですよ?と声を掛けます。一見するとA証券にとってもメリットがあるように思いますが、経験豊富なA証券のディーラーは、瞬時に背後に相当数の玉(爆弾)があることを察知します。さてババ抜きの始まりです。

出典:twitter.com

A証券はGSとの取引を成約、まずは証券取引所で95ドル(購入コスト)まで、なるべく静かに売っていきます
さらに並行してB,C,D,E証券と交渉を開始、1株95ドルで買いませんか?と交渉を進めます。この時、すでに証券取引所の価格は97ドルまで低下していますが、引き続き95ドルは割安に見える状況です。

出典:twitter.com

B,C,D,E証券は95ドルでA証券から株を購入します。そして証券取引所に売りにいくと、あら不思議、すでに93ドルまで下落しています。B,C,D,E証券は討ち死にです。
A証券は98ドルで売れた分もあれば、93ドルでしか売れなかった分もありましたが、合計コストが96ドルで売れたので、儲かりました。

出典:twitter.com

GSは95ドルでA証券に売却しましたが、GS顧客にも95ドル+@で売却しているので問題なしです。
結局B,C,D,E証券が負けてしまい、場合によっては引き続き含み損を抱えていることになります。
そして昨日のGSの売りは一体なんだったんだよぉ、ありえねぇよ。。。と恨み節が聞こえています。
今ここ

出典:twitter.com

なお、本ツイートは架空のストーリーであり、一般的な大口取引(ブロック取引)の様子を書き記したに過ぎません。筆者の妄想を多く含んでいますので、悪しからず、ご容赦ください。
実際は当事者のみぞ知る・・・

出典:twitter.com

あ、なんとなくわかったかも(笑)!
ツイッターって便利ですね。では、続いて、ファミリーオフィスとは…?
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【用語】ファミリーオフィスとは…?

出典:twitter.com

これはわかりやすい。
わかりやすく丁寧なツイートで話題の、後藤達也(日本経済新聞)氏のツイートから引用させていただきました。

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【怪しいファミリーオフィスに注意?】今後どうなる?

で、今後どうなる? ま、中国の怪しい人脈には要注意ってことは間違いないな。
今回名前が上がっている金融機関以外のにも影響が広がることが危惧されています。
せっかく相場が上昇している時にやめてほしいよね。でも、上がったり下がったりボラティリティが大きくなっていい面もあるかも?
いや逆に、警戒してヘッジファンドがレバレッジを落としたら、流動性が減る可能性もあります。
それはダメだね。ま、いずれにせよ、今後の展開に注意。同じようなことやってる奴ら、ファミリーオフィスは他にもありそうだしね。
ですね。

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