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青森・津軽ラーメン、煮干しラーメンの系譜、麺商人
※津軽ラーメン煮干し会代表の長尾大さんへのインタビュー記事より
煮干しだしを使った津軽ラーメン。他の煮干しラーメンとはどんな違いがあるのでしょうか。「通常、魚だしを使ったラーメンは魚独特の臭みを消すために、鶏ガラ、豚骨、野菜、海草類などを加えてだしを取ることが多いですが、津軽ラーメンは、あえて魚だしの“酸味”“苦味”“臭み”を独特の風味としてウリにしています」(長尾さん)
煮干しならではの香ばしい香りこそが、津軽衆にとってのラーメンであり、幼い頃から慣れ親しんだ“心の味”なんだとか。
「津軽ラーメンには大きく分けて3種類のタイプがあります。醤油の風味が際立ち、煮干しの酸味と香りが強い『青森市系』、 バランスのいいマイルドなスープに魚の旨みが凝縮された『弘前市系』、超濃厚魚介スープの『煮干しガツン系』。どれも全国各地のご当地ラーメンと比べても遜色のないおいしいラーメンです」(長尾さん)
※西日本新聞より
その津軽ラーメンを食べさせる九州で数少ない店が「麺商人」(熊本市中央区)である。繁華街から離れた立地にもかかわらずいつも大盛況。扉を開けると、湯気とともに煮干しの香りが漂ってきた。店内は煮干しへのこだわりであふれる。メニューには「ルーツは煮干しの聖地・青森津軽地方」との文句が躍る。ヒラゴ、ウルメ、焼き干し…。壁には煮干しの種類、産地を掲げる。店主の古用(ふるもち)秀明さん(42)は「スープは煮干しのほかは水、しょうゆのみ。うま味調味料は使っていません」と胸を張る。
(中略)
古用さんは大阪府生まれ。高校卒業後、飲食の世界に飛び込み、その一つがラーメンだった。当時大阪では博多系豚骨がブーム。独立を考え始めていた24歳は「博多ばかりではつまらない。ひと味違う熊本に行こう」と新天地を目指した。
そのまま熊本の老舗の門をたたいて4年間修業。一時ラーメンから離れたが、妻の美雪さん(41)との結婚を機に開業を模索し、2009年に店を構えた。
看板メニューは豚骨スープにマー油が載った熊本ラーメン。軌道に乗りつつあったが、3年がたった頃に転機が訪れた。美雪さんの母方の実家がある青森県を初訪問して食べた津軽ラーメンに衝撃を受けたのだ。
その後も青森に赴いては研究し、現地のラーメン店主と知り合って助言も受けた。そして「煮干し中華そば」をメニュー化。当初は豚骨と並行して出したが、14年からは煮干し一本に。ほかにない味は評判を呼び、県内外からラーメン好きを集めるようになった。
「食べに来た青森のラーメン店主から『青森にあってもおかしくない』と言われた。最高の褒め言葉でした」
熊本市中央区出水で営業する、麺商人(めんしょうにん)。
いつも満席です。
【津軽ラーメン】熊本で食べることができる、煮干し出しの一杯|煮干しラーメン 麺商人(めんしょうにん)【熊本市中央区出水】
こちらメニューです。
お昼だけの営業です。
羽根つき餃子も美味しかったです。
今回は、「煮干し中華そば」の「きほん」(680円)を、Aセット「餃子3個と小ライス」(300円)で注文しました。完食です! おいしゅうございました。
煮干しのスープといえば・・・永福町・大勝軒が大好きでした
関連エントリー→【平成・東京】『永福町大勝軒』を食べる~世田谷代田駅付近から、井の頭通りをぼちぼち歩いて永福町へ
奇しくも、麺商人のすぐ近くには「醤油そば琥珀」もある。どちらのお店も、熊本では珍しく、豚骨ではなくこだわりの醤油ラーメン。またどちらのお店も、ラーメン屋然とした感じではなく、女性客も多い。