Amazonのプライムビデオで
「男はつらいよ」が見放題なんだよね
僕は「男はつらいよ」
見たことないです
そんなカエルくんにはお構いなく
今日は、「男はつらいよ」で最も人気のある
フーテンの寅と歌手リリーについて
ちょっと語ってみたい
聞きましょう
マドンナとして
シリーズ中唯一
異例の4回登場するんだよね
いろんな人が語っているけど
僕は二人の年齢に着目して
ちょっと振り返りたいと思う
この時、寅50歳、リリー38歳かな・・・?
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— kuma_chan (@tomitokocom) 2017年5月12日
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渥美清41歳、第1作『男はつらいよ』1969年(昭和44年)8月公開
第1作が1969年(昭和44年)に制作されてから
1995年(平成7年)までの26年間
第48作まで続くんだよね
平成になってからも続いていたんですね
今日は、この年齢に着目するよ
この長寿シリーズはスタートしたんですね
へー
寅さんの誕生日は諸説あるらしい
考えてもいいと思う
おそらく山田洋次監督も
登場人物の年齢は
厳密に設定していないんじゃないかな?
そうですね、確かな情報はないですね
寅さんシリーズは41歳から
スタートということで話を進めたい
年齢っぽいですよね(笑
寅とリリー~「男はつらいよ」シリーズの底に流れる愛の物語
リリー
本名、松岡清子。かつてレコードを出したことがある旅回りの歌手。街から街へ、キャバレーからキャバレーへと、日本全国を旅暮らし。北海道の網走で、寅さんと出会い、同じ境遇から意気投合。その後、二人は長い愛の物語を紡ぎだすこととなる。
寅さんシリーズっていうのは・・・
女性にフラれる話ですよね
やくざな中年男、フーテンの寅さん
映画には毎回違うマドンナが登場して
毎回寅さんはマドンナに恋してフラれる
寅は恋愛アスリートか?(笑
1回くらい成功しそうですけど・・・(笑
他のどんなマドンナより
リリーが寅を愛していた
・・・と、僕も含めて
そう思っているファンは多いと思うよ
いい雰囲気ですよね
出典:第11作『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』(1973年)
浅丘ルリ子がさすらいの歌手リリーを初めて演じたのは73年、33歳のとき
浅丘が「寅次郎忘れな草」でさすらいの歌手リリーを初めて演じたのは73年、33歳のときだ。それまでマドンナといえば良家のお嬢さんだったり、貞淑な婦人だったり。
監督の山田洋次(やまだ・ようじ)から最初に示されたのも、北海道の牧場で働く女性という役だった。浅丘は自分の細い手をみせる。「わたし、こんな手をしているんですよ」
宝石の似合うその手を山田はじっと見た。しばらくして浅丘に台本が届く。「場末のキャバレーを渡り歩く歌手」に変わっていた。夜汽車の中でひとり、窓の外を見て泣く女。勝ち気なようで、家族に送られて出港する漁船を見ながら、寅さんにささやく女。
〈ね、私たちみたいな生活ってさ、普通の人とは違うのよね。あってもなくてもどうでもいいみたいな、つまりさ……あぶくみたいなもんだね〉
ちょっとやさぐれたマドンナなんだよね
役柄が変わっていたというエピソードいいですね
じゃあ、さっそく
リリー4部作で
寅とリリーが何歳だったを
一作ごとに見てみよう!
リリー4部作その1|第11作『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』(1973年)
第11作『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』
1973年(昭和48年)8月公開
寅(渥美清) 45歳
リリー(浅丘ルリ子) 33歳
出典:www.tora-san.jp、ja.wikipedia.org/渥美清、ja.wikipedia.org/浅丘ルリ子
最初、寅とリリーは北の町で出会うんだね
最初から大人の恋だね
浅丘ルリ子さんの実年齢ですね
そういうことで
売れない歌手かあ・・・
言ってみりゃ、リリーも俺と同じ旅人さ
見知らぬ土地を旅してる間にゃ
そりゃ人に言えねぇ苦労があるのよ・・・
リリー4部作その2|第15作『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(1975年)
第15作『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』
1975年(昭和50年)8月公開
寅(渥美清) 47歳
リリー(浅丘ルリ子) 35歳
出典:www.tora-san.jp、ja.wikipedia.org/渥美清、ja.wikipedia.org/浅丘ルリ子
また北の町で再開するよ
森で知り合った中年男・兵藤謙次郎(船越英二)と旅を続ける寅さんは、函館のラーメン屋の屋台で、なんとリリー(浅丘ルリ子)と再会を果す。初夏の北海道で、気ままな道中を楽しむ三人。兵藤は、小樽で初恋の信子(岩崎加根子)に一目だけ逢おうとするが、それを“男の甘え”とリリーは寅さんに当たって、二人は大げんか。そのままリリーと別れた寅さんは、リリーのことが気がかりな毎日。そんなある日、リリーが柴又へとやってきて…
寅さんの実家で巻き起こるメロン騒動だね
寅さんと、おいちゃん、おばちゃん、さくら、ひろし・・・
家族がケンカするんだよ(笑
大人げないですね(笑
そして、そのケンカの最中
遊びに来ていたリリーが寅を窘(たしな)める
寅に啖呵(たんか)を切るリリー
まさに名シーンだよ
本来ならね、いつもご心配
おかけしております、
どうぞメロンをお召し上がりください、
私は要りませんから、
私の分もどうぞと、
こういうのがほんとだろ!甘ったれるのもいい加減に
しやがれってんだ!出典:第15作『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(1975年)
リリー4部作その3|第25作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(1980年)
第25作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』
1980年(昭和55年)8月公開
寅(渥美清) 50歳
リリー(浅丘ルリ子) 38歳
出典:www.tora-san.jp、ja.wikipedia.org/渥美清、ja.wikipedia.org/浅丘ルリ子
シリーズ屈指の傑作と呼ばれる
これまで北国でしたが
こんどは南国?
38歳のリリーが
沖縄で再会するよ
この作品が屈指の傑作なんですか?
寅さんとリリー、ついに沖縄で同棲! 毎回、お互いの心を通わせて来た二人の愛は果たして成就するのか? 灼熱の沖縄を舞台に大人のロマンスが展開する。下宿先の息子・国頭高志(江藤潤)との間に、焼き餅を焼く寅さん。「あんたと私が夫婦だったら」というリリーの女性としての想い。情熱的なリリーと、売り言葉に買い言葉の寅さんの喧嘩は、お互いの愛情の発露のようでもある。そんな二人に気をもむとらやの人々。爽快なラストシーンも含めて、シリーズ屈指の傑作となった。
寅とリリーの関係性の妙だよね
二人の性格は
観客にもすっかりお馴染みですよね
リリーの寅への思いが美しい沖縄の灼熱の夏に映えるんだな
なんでリリーさんと結婚しないんでしょうね?
私達、
夢見てたのよ、きっと。
ほら、
あんまり暑いからさ
リリー4部作その4|第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995年)
第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』
1995年(平成7年)12月公開
寅(渥美清) 67歳
リリー(浅丘ルリ子) 55歳
出典:www.tora-san.jp、ja.wikipedia.org/渥美清、ja.wikipedia.org/浅丘ルリ子
この作品はエンドロールだよね
あの映画の最後に流れる?
なんかそんな印象だなあ
26年間に48作続いて来た『男はつらいよ』シリーズ最終作となった『寅次郎紅の花』は、第25作『寅次郎ハイビスカスの花』以来、四度目の登場となる浅丘ルリ子演じるリリーが登場。しかも寅さんは奄美大島でリリーと同棲。かつてさくらが夢見た寅さんとリリーの結婚は、現実のものとなるのか? そして五回目となる後藤久美子演じる泉と満男の関係は? シリーズ大団円に相応しく、二つの恋の行方が、幸福な気分のなかで描かれてゆく。阪神淡路大震災の被災地に立つ寅さんの「皆様、本当にご苦労様でした」という言葉は、俳優・渥美清の最期の台詞となった。
阪神淡路大震災で壊れた町並みに立つ寅さんを見てそう思う
後藤久美子演じる泉と満男のドラマがメインで
寅さんとリリーがサイドストーリーに見える
僕にとってこの作品は寅さんとリリーの美しい余韻の物語だね
寅とリリー~決して結ばれない、大人の恋、大人の愛
まさに大人の恋愛ですね
寅(渥美清) 45歳、リリー(浅丘ルリ子) 33歳
第15作『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(1975年)
寅(渥美清) 47歳、リリー(浅丘ルリ子) 35歳
第25作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(1980年)
寅(渥美清) 50歳、リリー(浅丘ルリ子) 38歳
第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995年)
寅(渥美清) 67歳、リリー(浅丘ルリ子) 55歳
別れたりくっついたり・・・
結ばれることがなかったけど
それ故に
僕らの心に
美しい物語として残っていくと思う
愛のゴールじゃないのかもしれませんね
観ておこう・・・かな?
・・・そしたら
独身で彼女もいない30代のカエルくんも
人生になにか希望が見えるかもよ?