知的障害を持つ人と保護者たちでつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」では、不安を感じている障害者に対して、メッセージを送っています。
<もし誰かが「障害者はいなくなればいい」なんて言っても、私たち家族は 全力でみなさんのことを 守ります。ですから、安心して、堂々と 生きてください> 知的障害を持つ人と保護者たちでつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」のメッセージです https://t.co/d9GhQ8aEOz
— 毎日新聞 (@mainichi) 2016年7月28日
ベストアンサーになった答え、凄いよ。まさに腑に落ちる。よく見てみようか。
話題になってる。
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弱者を抹殺する。不謹慎な質問ですが、疑問に思ったのでお答え頂ければと思います… https://t.co/Vc1VewDCiQ #知恵袋_— kuma_chan (@tomitokocom) 2016年7月28日
プロフィール:福山雅治と同世代。広く浅く世間を語る。
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人間社会は弱肉強食という自然の摂理に従わず、なぜ弱者を税金で生かすのか?
【質問】
弱者を抹殺する。
不謹慎な質問ですが、疑問に思ったのでお答え頂ければと思います。
自然界では弱肉強食という単語通り、弱い者が強い者に捕食される。でも人間の社会では何故それが行われないのでしょうか?
文明が開かれた頃は、種族同士の争いが行われ、弱い者は殺されて行きました。ですが、今日の社会では弱者を税金だのなんだので、生かしてます。
優れた遺伝子が生き残るのが自然の摂理ではないのですか。
今の人間社会は理に適ってないのではないでしょうか。人権などの話を出すのは今回はお控え頂ければと思います。
出典:Yahoo!知恵袋
自然界は「弱肉強食」ではない
【ベストアンサーに選ばれた回答】
え~っと、、、よくある勘違いなんですが、自然界は「弱肉強食」ではありません
弱いからといって喰われるとは限らないし、強いからといって食えるとも限りません
虎は兎より掛け値なしに強いですが、兎は世界中で繁栄し、虎は絶滅の危機に瀕しています
***出典:Yahoo!知恵袋
自由競争の社会では強いものが生き残るのは当たり前だからお前も頑張れ、みたいな。
自然界の掟は「適者生存」
自然界の掟は、個体レベルでは「全肉全食」で、種レベルでは「適者生存」です
個体レベルでは、最終的に全ての個体が「喰われ」ます
全ての個体は、多少の寿命の差こそあれ、必ず死にます
個体間の寿命の違いは、自然界全体で観れば意味はありません
ある犬が2年生き、別の犬が10年生きたとしても、それはほとんど大した違いは無く、どっちでもいいことです出典:Yahoo!知恵袋
「強い者」が残るのではなく、「適した者」が残る
種レベルでは「適者生存」です
この言葉は誤解されて広まってますが、決して「弱肉強食」の意味ではありません
「強い者」が残るのではなく、「適した者」が残るんです
(「残る」という意味が、「個体が生き延びる」という意味で無く「遺伝子が次世代に受け継がれる」の意味であることに注意)出典:Yahoo!知恵袋
「鉄郎。例え、父と志は違っても、それを乗り越えて、若者が未来を作るのだ。親から子へ、子からまたその子へ血は流れ、永遠に続いていく。それが本当の永遠の命だと、俺は信じる。」さよなら銀河鉄道999(1981)より
— kuma_chan (@tomitokocom) 2016年6月16日
「適応」の仕方は無限、生物の生存戦略次第
そして自然というものの特徴は、「無限と言っていいほどの環境適応のやり方がある」ということです
必ずしも活発なものが残るとは限らず、ナマケモノや深海生物のように極端に代謝を落とした生存戦略もあります
多産なもの少産なもの、速いもの遅いもの、強いもの弱いもの、大きいもの小さいもの、、、、
あらゆる形態の生物が存在することは御存じの通り「適応」してさえいれば、強かろうが弱かろうが関係無いんです
そして「適者生存」の意味が、「個体が生き延びる」という意味で無く「遺伝子が次世代に受け継がれる」の意味である以上、ある特定の個体が外敵に喰われようがどうしようが関係ないんです
10年生き延びて子を1匹しか生まなかった個体と、1年しか生きられなかったが子を10匹生んだ個体とでは、後者の方がより「適者」として「生存」したことになります
「生存」が「子孫を残すこと」であり、「適応」の仕方が無数に可能性のあるものである以上、どのように「適応」するかはその生物の生存戦略次第ということになります
出典:Yahoo!知恵袋
人間の生存戦略は、、、、「社会性」
人間の生存戦略は、、、、「社会性」
高度に機能的な社会を作り、その互助作用でもって個体を保護する
個別的には長期の生存が不可能な個体(=つまり、質問主さんがおっしゃる”弱者”です)も生き延びさせることで、子孫の繁栄の可能性を最大化する、、、、という戦略ですどれだけの個体が生き延びられるか、どの程度の”弱者”を生かすことが出来るかは、その社会の持つ力に比例します
人類は文明を発展させることで、前時代では生かすことが出来なかった個体も生かすことができるようになりました生物の生存戦略としては大成功でしょう
(生物が子孫を増やすのは本源的なものであり、そのこと自体の価値を問うてもそれは無意味です。「こんなに数を増やす必要があるのか?」という疑問は、自然界に立脚して論ずる限り意味を成しません)出典:Yahoo!知恵袋
こういうことを子どもの時にきちんと理解させておけば、逸脱した行動をとる人も減るだろうに・・・。
遺伝子の優劣を決めることはできない
「優秀な遺伝子」ってものは無いんですよ
あるのは「ある特定の環境において、有効であるかもしれない遺伝子」です遺伝子によって発現されるどういう”形質”が、どういう環境で生存に有利に働くかは計算不可能です
例えば、現代社会の人類にとって「障害」としかみなされない形質も、将来は「有効な形質」になってるかもしれません
だから、可能であるならばできる限り多くのパターンの「障害(=つまるところ形質的イレギュラーですが)」を抱えておく方が、生存戦略上の「保険」となるんです(「生まれつき目が見えないことが、どういう状況で有利になるのか?」という質問をしないでくださいね。それこそ誰にも読めないことなんです。自然とは、無数の可能性の塊であって、全てを計算しきるのは神ならぬ人間には不可能ですから)
出典:Yahoo!知恵袋
人生、何が幸いするかわからないってこと。社会の常識なんて、時代で変わるし、世代で変わる。
自分の狭い見識に固執しない、自分と違うものをむやみに否定しない。
人間は全員が「弱者」、「協働」しないと生き延びられない
アマゾンのジャングルに一人で放置されて生き延びられる現代人はいませんね
ということは、「社会」というものが無い生の自然状態に置かれるなら、人間は全員「弱者」だということですその「弱者」たちが集まって、出来るだけ多くの「弱者」を生かすようにしたのが人間の生存戦略なんです
だから社会科学では、「闘争」も「協働」も人間社会の構成要素だが、どちらがより「人間社会」の本質かといえば「協働」である、と答えるんです
「闘争」がどれほど活発化しようが、最後は「協働」しないと人間は生き延びられないからです我々全員が「弱者」であり、「弱者」を生かすのがホモ・サピエンスの生存戦略だということです
出典:Yahoo!知恵袋
新型出生前検査3万人超すが、染色体病気417人中9割が人工中絶・・・
う~ん・・・。
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新型出生前検査3万人超す…染色体病気の胎児417人、9割が人工中絶 : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞) https://t.co/NCH1djfIWg— kuma_chan (@tomitokocom) 2016年7月28日
妊娠中に胎児の異常が判明した場合、9割の方が中絶を選んだんですね・・・。
くまちゃん、そういうもんですか?
夫婦二人が同じ気持ちで、将来どんな困難が待ち受けていても生まれてくる命とともに乗り越えていこうと誓う場合はまあいいかもしれない。でも、どちらか一方がそう思っていても相方の気持ちが違っていたらつらいよね・・・。
脚注
[1] 毎日新聞 障害者施設で19人刺され死亡 26歳男逮捕
[2] Weblio 適者生存