マンガ家さん?
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【寡作のマンガ家】白山宣之(しらやま のぶゆき)氏とは・・・?
え~と(検索中)、白山宣之さんとは・・・?
白山宣之
白山 宣之(しらやま のぶゆき、1952年8月25日 – 2012年4月8日)は、日本の漫画家。長崎県雲仙市吾妻町出身。
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長崎県雲仙市吾妻町で生まれる。幼稚園のときに一家で上京し、目黒区立大岡山小学校に入学。その後、江ノ島、吾妻町、福岡と各地を転々とする。
福岡大学附属大濠高等学校卒業後上京。宮谷一彦、みやわき心太郎に師事。
1974年、『ガロ』 (青林堂)でデビュー。その後は青年誌を中心に寡作ではあったが短編漫画を執筆する。2012年4月8日、病没。
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同じニューウェーブ世代の漫画家とは親交が深く、大友克洋や山本おさむと共作を発表したこともある。
白山宣之氏は大友克洋より2つ年上で、デビューは同じく20代前半
大友克洋同様、ニューウェーブ世代のマンガ家というくくりでいいんじゃない?
代表作は何だろ?『遥かなる甲子園』とか?
最近はちょっと政治色が強いマンガが多い印象
寡作のマンガ家さんで、しかも短編ばかり
そのへんは少しつげ義春っぽくもあるね、ガロだし
そして、死後発売になったのが2冊、合計4冊だけ
少年塔(1995年)~おくれてきた冒険譚
『海賊たちの夏』、『ゴールデン・スランバーズ』、『ライオン』など、活劇と瞑想の世界へ誘う白山宣之初のコミックス。
ちょうど発売された時期くらい
よく覚えてないけど、読んで衝撃を受けた・・・この人、一体何者?
これって最近のマンガ、昔のマンガ?
どちらか判断に迷った
舞台は戦前の満州国みたいな場所
しかし、悪の組織やロボットが登場したりとストーリーはハチャメチャでナンセンス
主人公は軍国少年っぽいけどおっちょこちょいな男の子で、ヒロインは非常に現代的な感覚の女性
このヒロインのキャラクター設定とかが象徴的で、見かけは古いけど、中身は非常に現代的な感覚のマンガというのが当時の僕の感想
※山川惣治:昭和20年代から昭和30年代に活躍した絵物語作家。
今もAmazonなどで中古本を購入できるけど、残念ながら、価格が高騰している状況だね
※2018年10月現在
10月のプラネタリウム(1997年)~まさに孤高、我が道をいく
「少年塔」につづき、マガジンハウスがおくる才人・白山宣之のコミック第二弾。大友克洋をもうならせた絵のうまさとストーリーは見逃せない。
これは「稲生物怪録(いのうもののけろく)」という江戸時代の物語がベースになっている
一体、この人は何ものなんだろう?
いまだに謎のままだよ
地上の記憶(遺作集、2013年)~大友克洋氏、山本おさむ氏らが尽力し出版
ニューウェーブ世代の旗手として、大友克洋・高寺彰彦・山本おさむらとともに活躍した白山宣之の遺作集。
2012年に病没し、その才を惜しむ作家たちの発案でこの作品集「地上の記憶」が刊行された。
6本の才気あふれる短編を収録。寄稿作家にも注目。
大友克洋・平田弘史・さべあのま・高野文子谷口ジローらが寄せている。
カバーデザインは古くからの友人でもある大友克洋が手掛ける。
もう居ても立っても居られずにこれは衝動買い
Amazonにも楽天にも、ebookjapanにもあったけど、先ほどポイントが大量に残っている楽天で購入してみたよ
まあ、それはどうでもいいや(笑)
最初に収録されている「陽子のいる風景」
最初に2頁だけ見たけど、それだけで震えてるよ
これは小津安二郎か・・・?!
幻の花 白山宣之傑作集(2015年)~これから体験する方へ、白山宣之入門
大友克洋・高寺彰彦・山本おさむ・谷口ジロー・泉晴紀・高野文子・さべあのま・谷弘兒らとともに活躍、同時代を駆け抜けた伝説の漫画家・白山宣之! 単行本初収録を含む珠玉作品集が刊行決定!!
カッコいいとは、こういうことさ。
白山宣之氏は、大友克洋氏らと同時代に活躍し、その後多くの漫画家にも影響を与えた個性的な作品を数多く残しています。 一方では、これまでにマガジンハウスから『少年塔』『10月のプラネタリウム』(単著)が刊行されたのみ(いずれも絶版)という寡作の人でもありました。 作品に対するゆるぎないこだわりと情熱は多くの漫画家たちからも支持を受け、2012年に亡くなられた際には、白山氏を偲ぶ仲間の呼びかけで遺作集『地上の記憶』(双葉社、2013年)も出版されました(「本の雑誌が選ぶ2013年度ベスト10」選出)。本作は、既刊『少年塔』ならびに『10月のプラネタリウム』からセレクトした短編作品に、復刊ドットコムリクエストでも人気の高い『あはは、まんが』(角川書店、1984年)に収録された「サザンクロスの秘宝」「燃える北極光」の2篇を加え、さらにこれまで未発表だったイラストレーションや単行本初収録となる短編3篇を含めた、豪華作品集です。 日本人の心に残る在りし日の原風景、高潔且つ琴線に訴えかける独特の澄み切った世界観を、ぜひ本作で存分にご堪能ください。
前述の2冊は絶版だから、この本が白山宣之入門にちょうどよい?
この本は電子化されていないから、普通の本を注文した
【無限の小宇宙】白山宣之氏のマンガが広く再評価されることを強く願って・・・
生前は短編集2冊しかなかった寡作の人
どうやって生計を立てていたの?
バイト?兼業?もともと資産家?
奥さんはいるのか?子どもは?家族は?
う~む、謎がつきん・・・
凄い人なのはわかります
今宵、また僕はその中へと旅に出よう
自分もマンガを描きたくなるようなマンガだよ
だって、この天才も、凝縮された結晶のような短編を2冊分しか残していないんだもの
その分量なら、僕だって残された人生の時間でもなんとか挑戦できそうな気に・・・なる?
白山宣之氏は、小説の表紙イラストも手掛けてたという。
【追伸】地上の記憶(遺作集、2013年)を読んで
友人の奥さんの寄稿が掲載されていたので、なんとなく人となりがわかったよ
高円寺・阿佐ヶ谷周辺にお住まいだったとは・・・どこかの飲み屋ですれ違っていたかもなあ
はやく「幻の花」も届かないかなあ
ああ、まだ知らぬ、白山宇宙へと冒険する楽しみを待つ喜びよ!
昨年11月復刊ドットコムさんより亡父・白山宣之『幻の花』が出版されました。
過去の絶版単行本に掲載された作品と過去未収録の作品両方が掲載されています。https://t.co/b870slmkYC pic.twitter.com/xrF6Vxfz6C— 藤隆 (@kinosuke23) February 28, 2016