あれは摩訶不思議な場所や事象のことじゃなくて、古代の地中海地方に存在していた7つの巨大建造物のことなんだよ。
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フィロンの七不思議(Επτά θαύματα του αρχαίου κόσμου)とは・・・?
世界の七不思議(せかいのななふしぎ)とは、古典古代(古代ギリシャ・古代ローマ時代)における7つの注目すべき建造物のことである。
現在一般的には、紀元前2世紀にビザンチウムのフィロンの書いた「Επτά θαύματα του αρχαίου κόσμου(世界の七つの景観)」の中で選ばれた、古代の地中海地方に存在していた7つの巨大建造物を指す。
ビザンチウムのフィロン(紀元前260年 – 紀元前180年)は古代ギリシアの数学者にして旅行家である。紀元前225年ごろに「世界の七不思議」を提案した。古代の「世界の七不思議」の一つである「アレクサンドリアの大灯台」が、まだ建造されていなかったので、フィロンは、その代わりに「バビロンの城壁」を入れていた。紀元前5世紀、ギリシアの歴史家ヘロドトスが、7つの驚異的な建造物を「世界の七不思議」と名付けたのが、七不思議の最初といわれている。
一般的に挙げられる七不思議は以下の7つである。
- ギザの大ピラミッド
- バビロンの空中庭園
- エフェソスのアルテミス神殿
- オリンピアのゼウス像
- ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
- ロドス島の巨像
- アレクサンドリアの大灯台
この内「アレクサンドリアの大灯台」は、実際にはフィロンの選んだ7つには含まれていない。これは、フィロンが自分の国の不思議は入れないことに決めていたためで、フィロンが選んだのは「バビロンの城壁」であった。バビロンの空中庭園とバビロンの城壁が誤って同一視された結果、「アレクサンドリアの大灯台」が導入されたとされる。
ギザの大ピラミッド
ギザの大ピラミッド(ギザのだいピラミッド、英語: Great Pyramid of Giza)は、エジプトのギザに建設された、世界の七不思議で唯一現存する建造物である。紀元前5世紀のギリシャの歴史家ヘロドトスの『歴史』において、「クフ王のピラミッド」として報告されているが、この時点で建設から2000年以上経過していた。
バビロンの空中庭園
バビロンの空中庭園(バビロンのくうちゅうていえん、Hanging Gardens of Babylon)は、古代ギリシアの数学者・フィロンが選んだ「世界の七不思議」の建造物の一つの屋上庭園。バビロンの吊り庭園(バビロンのつりていえん)ともいう。名前からは、重力に逆らって空中に浮かぶ庭園が連想されるが、実際には高台に造られた庭園である。
エフェソスのアルテミス神殿
アルテミス神殿 (アルテミスしんでん; 希: ναός της Αρτέμιδος、拉: Artemisium)は、紀元前7世紀から紀元3世紀にかけてエフェソス(現在のトルコ)に存在した、アルテミスを奉った総大理石の神殿である。世界の七不思議のひとつに挙げられているが、現在は原形をとどめていない。
オリンピアのゼウス像
『オリンピアのゼウス像』(オリンピアのゼウスぞう)は、紀元前435年に古代の高名な彫刻家ペイディアスによって建造された、天空神ゼウスの彫像。古典古代における世界の七不思議の一つ。主に古代オリンピックにおける奉納競技の本尊とされていたとされる。
ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
マウソロス霊廟(マウソロスれいびょう、Tomb of Mausolus)は、マウソロスとその妻アルテミシアの遺体を安置するために造られた霊廟である。ギリシア人建築家のピュティオスとサテュロスによって設計され、スコパス、レオカレス、ブリュアクシス、ティモテオスという4人の高名な彫刻家によってフリーズ(彫刻帯)が施された。その壮麗さから、世界の七不思議のひとつに選ばれている。また、ヨーロッパ圏で使用される単語「マウソレウム(一般に巨大な墓の意、英語:mausoleum)」はこの霊廟に由来する。
ロドス島の巨像
ロドス島の巨像(ロドスとうのきょぞう、Colossus of Rhodes)は、紀元前3世紀頃にリンドスのカレス(英語版)によってエーゲ海南東部のロドス島に建造された、太陽神ヘーリオスをかたどった彫像(コロッソス)。世界の七不思議の一つ。全長は34メートル。台座まで含めると約50メートルになり、現代のニューヨークの自由の女神像に匹敵する大きさであった。ヘーリオスは同じ太陽神のソルやアポロン(ローマ名アポロ)と混同されたため、アポロの巨像とも呼ばれる。
こちらは福岡・久留米の「成田山 救世慈母大観音」。かなりインパクトあります。
アレクサンドリアの大灯台
アレクサンドリアの大灯台(アレクサンドリアのだいとうだい、Lighthouse of Alexandria)は、紀元前3世紀頃にエジプトのアレクサンドリア湾岸のファロス島に建造された灯台。ファロス島の大灯台、あるいはアレクサンドリアのファロスとも呼ばれる。ファロス島は、アドリア海に同名の島(現在のフヴァル島)があるが、それとは別で、アレクサンドリア港の一方の端に人工の埋め立てにより出来上がった半島の突端にあった小さな島である。世界の七不思議のひとつ。ただし、ビザンチウムのフィロンの選出した七不思議には含まれていない。14世紀の二度の地震によって全壊したが、七不思議の中ではギザの大ピラミッドに次ぐ長命な建造物だった。
新・世界七不思議
- 万里の長城(中国、700 BC)
- ペトラ(ヨルダン、312 BC)
- コロッセオ(イタリア・ローマ、80年)
- チチェン・イッツァのピラミッド(メキシコ・ユカタン、600年)
- マチュ・ピチュ(ペルー・クスコ、1450年)
- タージ・マハル(インド、1643年)
- コルコバードのキリスト像(ブラジル・リオデジャネイロ、1931年)
僕らがイメージする「世界の七不思議」
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「フィロンの七不思議」 ギザの大ピラミッド/バビロンの空中庭園/エフェソスのアルテミス神殿/オリンピアのゼウス像/ハリカルナッソスのマウソロス霊廟/ロードス島の巨像/アレクサンドリアの大灯台
「七つの超古代文明」 ムー大陸/アトランティス大陸/レムリア大陸/古大陸スンダランド/ドゥアトゥンバ文明/南極の超古代遺跡/地底王国アガルタ
「日本の超古代文明」 富士王朝/亀ヶ岡アラハバキ文明/五色人文明/カタカムナ文明/飛鳥の巨石文明/竹内文書/日本のピラミッド
「『聖書』の七不思議」 エルサレム神殿/ゴルゴダの丘/シナイ山/契約の箱アーク/死海文書/アララト山とノアの箱舟/メギド
「UMAの七不思議」 ネス湖の怪獣伝説/ヒマラヤのイエティ伝説/モンゴリアン・デスワーム/ブラジルの翼竜/エイリアンビッグキャット/ジョシュア・トライアングル/北米の獣人たち
「UFOの七不思議」 ダルシィ地下基地/エリア51/ウェールズのUFO回廊/ロズウェルの聖杯/ポポカテペトル山/ディグロッケ実験場跡/タイのカオカラー山
「七種の異人類」 長頭人/巨人族/小人族/シャドー・ピープル/火星人類/レプティリアン/エイリアン・ハイブリッド
「七つの秘密結社」 フリーメーソン/イルミナティ/薔薇十字団/黄金の夜明け団/ヴリル協会/スカル&ボーンズ/三百人委員会
「七つの隠し財宝」 ナチスの黄金列車/ヴィマーナ/インカの黄金/M資金/オーク島の財宝/黄金都市Z/徳川埋蔵金
「七種の異次元空間」 バミューダ・トライアングル/グレートレイクス・トライアングル/ブリッジウォーター・トライアングル/マレーシア・トライアングル/サイレント・ゾーン/バス海峡トライアングル/田代峠
出典:gakkenmu.jp