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仮想通貨じゃなくて、暗号資産?
仮想通貨 (暗号資産)
仮想通貨(Virtual Currency)
仮想通貨とは、転々流通が自由にできる電子マネーとして、資金決済法を改正するかたちで2016年5月25日に日本政府が立法し定義したものを言います。
ビットコインはこれまでモノとして扱われていましたが、此度の法改正によって仮想通貨として位置づけられ、お金のようなものとして扱われるようになりました。暗号資産(Crypto Assets)
2018年に開催された国際会議「G7」では、ビットコインのようなインターネット上のお金が仮想通貨(Virtual Currency)ではなく暗号資産(Crypto Asset)と呼称されました。これを受け日本では金融庁が中心となり、呼び方を仮想通貨から暗号資産へ変更しようとする動きが活発化しました。
ビットコインは主に通貨として扱われる一方、暗号通貨市場の時価総額ランキング2位のイーサリアムは、スマートコントラクトを動かすためのユーティリティー・トークンとしても利用されます。通貨としての役割以外にも用途を持ったコインが出現したため、国の行政機関では通貨ではなく資産という広範囲の意味をカバーできる言葉を使おうとしているようです。
出典:bitbank.cc
フェイスブックが仮想通貨を発行?
Facebook(フェイスブック)が仮想通貨(暗号資産)を使った金融サービス「Libra(リブラ)」を始めます。送金や決済を想定、Mastercard(マスターカード)やSpotify(スポティファイ)など約30社・団体が参加します。https://t.co/bA2Me7aFDC
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) June 18, 2019
米フェイスブックは18日、2020年に「リブラ(Libra)」と呼ぶ仮想通貨(暗号資産)を使った金融サービスを始めると発表した。スマートフォンを介して利用者間で送金したり、買い物の決済に使ったりすることを想定する。リブラの発行組織には米マスターカードや米ビザなど有力企業が名を連ねる。フェイスブックは世界で約27億人の利用者を抱えており、決済に向く仮想通貨として普及すれば、銀行など既存の金融業界を脅かす可能性がある。
ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は「リブラの使命は世界中で数十億人の人々に力を与える簡素で世界的な金融インフラを作ることだ」と強調。モバイル端末を持っていて銀行口座がない人が約10億人に上ることを指摘し、こうした人々にも金融サービスを提供する考えを示した。
フェイスブック『リブラ』はステーブルコイン(安定通貨)である
フェイスブックの仮想通貨「リブラ」 早わかりQ&A https://t.co/Cmjo7aoXSN
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) June 18, 2019
<リブラとは何か>
リブラとは、フェイスブックが来年発行する予定の暗号通貨だ。暗号通貨とは、情報を保護する暗号技術を用いたデジタル通貨のことを意味する。
フェイスブックのチャットアプリ「メッセンジャー」や「ワッツアップ」、あるいはダウンロードした独立型アプリを使うユーザーは、デジタルウォレットでリブラにアクセスできるようになる。ブロックチェーン(分散型台帳)技術を用いた仮想通貨ビットコインの代替となるもので、フェイスブックはそれよりも幅広く利用されることを期待している。
古代ローマでは、重量の単位としてリブラが用いられた。
<そもそもブロックチェーンとは?>
ブロックチェーンは広範なコンピューターネットワークに分散されているデジタル台帳の一種で、高度な数学的演算で作動する。広く共有される巨大なスプレッドシートのようなものだ。誰かが金融取引の記録を入力するなどしてスプレッドシートを更新するたびに、他の全てのユーザーも変更を確認することができる。このため、理論上は透明性がもたらされ、情報もしくは資金の流れを単一の中枢的な情報源がコントロールするのを防ぐ仕組みとなっている。
<フェイスブックはなぜ参入するのか>
フェイスブックはリブラによって、銀行口座を持たない人々や、海外に送金する余裕のない世界の何百万という人々に最低限の金融サービスを提供することができるようになると説明している。融資を得ることができないない中小企業も支援することができるとしている。
出典:jp.wsj.com
facebookは、仮想通貨を発行するプロジェクト『リブラ(Libra)』を立ち上げることを発表した。特徴は、米ドル等と1対1で交換できる『ドルペッグ(連動)』型の『ステーブルコイン』で発行することだ。『ステーブルコイン』は、仮想通貨(暗号資産)の便利さと価値の変動リスクを法定通貨と1対1での交換を可能とした固定相場制のような仮想通貨である。
ステーブルコイン(安定通貨)とは・・・?
■『ステーブルコイン』とは…
『ステーブルコイン(安定通貨)Stable Coin』とは、米ドルなどの実際の法定通貨と1対1での交換を担保する一種のブロックチェーン技術を活用する『仮想通貨(暗号資産)』の一種である。『仮想通貨(暗号資産)』との一番の差は、価値が大きく変動せずに法定通貨とペグ(連動)されるという特徴を持つ。同時に、従来の仮想通貨の投資家にとっては変動がないので差益が得にくいという性格を持つ。『仮想通貨(暗号資産)』のような非中央集権的ではなく、『ステーブルコイン(安定通貨)』は、個別の事業社が運営するため、極めて中央集権的であり、事業者の信用が重要であり、相手方(カウンターパーティ)のリスクも高かったがfacebookという企業が運営する母体の担保となることで一気に普及する様相を見せる。
僕の想像するフェイスブック『リブラ』を使う場面
メッセンジャーで友達に片っ端から連絡して、お金借りたりとか?
広瀬隆雄氏によると・・・
リブラの本質は「フィアット通貨の準備に裏付けられたステーブルコイン」です。それは意地悪な言い方をすれば「PayPalのFacebookバージョン」の域を出ていない。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) June 18, 2019
リブラの本質は「フィアット通貨の準備に裏付けられたステーブルコイン」です。それは意地悪な言い方をすれば「PayPalのFacebookバージョン」の域を出ていない。
【バイナンスの分析】リブラは・・・仮想通貨取引量を増大させるかもしれない?
「脱ドル化を促進」仮想通貨取引所バイナンス、フェイスブックのリブラを分析https://t.co/XA0T77yyAo
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) June 18, 2019
仮想通貨取引所バイナンスの研究部門バイナンス・リサーチは、フェイスブックが発表した仮想通貨プロジェクト「リブラ」について分析レポートを発表し、世界の脱ドル化の流れを促進するかもしれないと評価した。
バイナンスは、リブラはドル、ポンド、ユーロ、円の4つの通貨バスケットに裏付けられるだろうと指摘。もし世界中で使われるようになれば、新たな計算単位として世界貿易における新たな標準を作ることになるかもしれないと述べた。
一方、金融経済の中心が政府高官から民間企業に移るという結果を招くと指摘し、消費者権利の侵害や貿易市場で新たな独占形態が生まれるかもしれないと危惧した。
またバイナンスは、「リブラは機関投資家と日々の一般利用者にとってのアクセスを増やすことで仮想通貨取引量を増大させるかもしれない」と分析した。
↓こちらがリブラのホワイトペーパーです。
【公式】The Libra Whitepaper