【ちょい辛で!】経堂ラーメンの思い出(東京・世田谷区)【最高の味噌ラーメン】

グルメ2(ラーメン)
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思い出の経堂ラーメン。今でも新しい味噌ラーメン店に行くたび、あの経堂ラーメンの味に再会できないかと期待する僕がいる・・・(涙)。
それほどに好きなお店だったんですね。
名前:くま(♂)
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
名前:カエル(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症
特技:インターネット超高速検索
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オヤジ「辛さは?」僕「ちょい辛で!」

出典:www.odakyu-life.jp

経堂ラーメンは、世田谷区経堂にあった、辛い味噌ラーメンのお店ね。
今は無きラーメン店ですね。
残念ながら。僕は1990年代に東京の大学に進学して、経堂のアパートに住んでいた。近所だし、当時よく行ってたんだよ。独特な辛口味噌ラーメンでね。辛口っていっても、なんていうか、尖がった辛さじゃなくて・・・マイルドで濃厚な辛さ? 豚骨ベースの辛味噌スープで、なんか香辛料も独特な感じだったと思う。
へー。
ラーメンを注文すると、オヤジが訊くんだよ、「辛さは?」って。多くの常連が「ちょい辛で!」と答えていたね。ちょい辛という微妙さが日本人的でいいだろ?
それ、訊かなくても、最初からちょい辛でいいんじゃないですか?(苦笑)
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【1990年代】小田急線・経堂駅から徒歩数分、すずらん通りの入口付近にあったラーメン店です

出典:Googleストリートビュー

今、Googleストリートビューで確認したら、経堂ラーメンが入居していたビルはそのままだった。ここは小田急線・経堂駅から徒歩数分、すずらん通りの入口付近だね。
この写真のビルですね。
1階と2階にいくつか店舗が入っていて、上はマンションかな? 経堂ラーメンは1階の一番奥の突き当りにあって、カウンターのみの10席くらいだったっけ。営業しているとビルの前にノボリと中華料理で使うような大鍋が出ていた。
隠れ家的な感じですね。
僕は学生の頃によく通っていて、経堂から引っ越した後は行く回数は減ったけど、それでも東京を離れるまで数年に一度はラーメン食べるために経堂に通っていたっけ。僕が最後に食べたのはいつだったかなあ・・・。
くまちゃんが熊本に戻ったのが2006年くらいでしたっけ。
そうそう。僕が熊本に戻った翌年、2006年だか2007年頃、ちょっと東京に行く用事があって経堂に行ったら、たまたまその時は営業していなかった。だから最後に食べたのは2002年頃じゃないかな? その後、風の便りで2010年くらいに閉店したのを知った。オヤジもいい年になって、閉店前の数年は不定期に休業したりしてたみたいね。
え~と(検索中)・・・経堂ラーメンの閉店について、個人の方のブログがありましたよ。いろんな方にとって、思い入れがあるお店だったみたいですね。
ラーメンも独特だったけど、オヤジのキャラもかなりユニークだったからね。
こちら引用します。

※以下、経堂ラーメンの閉店について、「omtn.のブログ」さん(2010年頃の記事)から引用させていただきました。

ばいばい、経堂らーめん

2年ほど前から、徐々に注文を覚えられなかったり、勘定を間違えたり、まとめてラーメン作れなかったりが始まりました。

ラーメン作りながら、毎日焼酎のビール割りでしたから肝臓が傷んで、衰えが加速してしまった。それを直せる性格ではないのは分かりきってます。

まだ引退する歳には早いオジサンですから、閉店は死んでしまったようにさみしいものです。
弟子を作れるような性格ではないのはあきらかだった。

さようなら、経堂らーめん。

出典:cxp02621.air-nifty.com

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経堂ラーメンの思い出「今日の春キャベツはあめーからよー!」

出典:ramendb.supleks.jp

僕がラーメンだけ注文すると、「今日の春キャベツはあめーからよー!」って、餃子も注文しろって言ってくるんだよ。で、餃子も注文する。この餃子もまた美味しいんだけどね(笑)。
営業上手ですね。
お喋りオヤジでね。話がはずんでくると料理の手が止まっちゃう(苦笑)。僕も基本、ラーメンは黙々食べることが好きけど、ここ、経堂ラーメンではオヤジとお喋りしながら・・・いや、オヤジの話に相槌うちながら食べてたね。
僕はそーいうのちょっと苦手だなあ・・・。
僕も本来そーいうの好きじゃないけど、ここだけは別格だよ
くまちゃんにとって、特別なお店なんですね。
経堂ラーメンの定番メニューは辛い味噌ラーメン。独特のあの辛みそスープに太い麺。具材は、ピンク色した大きチャーシューとシャキシャキもやしだけ。でも、基本のラーメンもいいけど、野菜たっぷりのタンメンというメニューもあった。これは辛みそ味のチャンポンみたいな感じ。あと千数百円で、デラックスっていうのもあったなあ。生卵にコーンにチャーシューも多め。当時はまだ千円以上するラーメンはちょっと珍しかったと記憶する。
最近のラーメンは、ちょっとトッピングしてると1000円超えますよね。
そしてメニューもさることながら、なかなかの人情オヤジでね。たとえば、僕が風邪気味だっていうと、「生姜多めにいれといたぞ」とタンメンに生卵と生姜を増量してくれたりしてね。
商売抜きってやつですね。
あと経堂ラーメンで思い出すのは、二日酔いで食べに行って失敗したこと。
何を失敗したんですか?
僕も当時は滅茶苦茶な生活だったからね。前の夜に飲み過ぎて、超体調不良なのにどうしても経堂ラーメンが食べたくてお昼に食べに行った。二日酔いながら、ラーメンは美味しく食べたんだけど、お店を出たとたん、気持ち悪くなっちゃって。当時、あのビルの1階でケーキ屋さんかなんかが営業してたんだけど、そのお店の前で思いっきりゲロ吐いちゃった・・・。虹を描くように、ケーキ屋さんのショーウィンドウの前に、ぶちまけちゃったよ。
最悪っ!
即座に、ケーキ屋さんの店主が飛び出してきて、怒られたねえ。掃除道具借りて掃除したよ。
キタないですねえ・・・(苦笑)。
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僕にとって、最高の味噌ラーメンでした!

ともかく・・・経堂ラーメンは、僕にとって、最高の味噌ラーメン。あの味をもう一度味わいたいなあ。
ふつうの味噌ラーメンとずいぶん違うんですよね。
全国の味噌ラーメンの店を食べ歩けば、どこかに近い味の辛みそスープがないかと思ってね。いつかそういう旅をしてみたいなあ。北海道から順に南へ下りながらとか。
いつかまた巡り合えるといいですね。
それとも自分で再現するか? あの味は、僕の中に今でも鮮明に残っている。いつか絶対再会するぞ。あのオヤジの味に!
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