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映画「逆襲のシャア」 怨念の隕石が地球に迫る。アムロ対シャア 最終決戦の時きたる! !
小説「逆襲のシャア」は、映画と違う部分も多い
【逆襲のシャア以後の物語】1990年に発表された富野由悠季の小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは・・・?
英雄のいなくなった時代を、再びガンダムが駆ける
「シャアの反乱」こと第二次ネオ・ジオン戦争で、伝説的ニュータイプのアムロ・レイとシャア・アズナブルの最後の戦いが繰り広げられてから、10年以上が過ぎていた。
宇宙世紀105年。地球で活動する反地球連邦組織マフティー討伐のため、地球に降下するシャトルに乗っていたケネス・スレッグ大佐は、不思議な少女ギギ・アンダルシアと、ブライト・ノアの息子であるハサウェイ・ノアと出会う。
初恋の少女を死に至らしめたトラウマから心を病んだハサウェイは療養も兼ね、植物観察官候補として地球に向かっていたのだ。そんな彼の裏の顔こそ、反地球連邦組織マフティーの指導者である「マフティー・ナビーユ・エリン」である。
ケネス、ハサウェイ、ギギ……育ちも境遇も違う3人の運命が、複雑に絡み合おうとしていた。
発表から20年、いまだ注目を集める珠玉の一作
※2017年2月8日 (水)のガンダム・インフォより
本作は、『逆襲のシャア』の後に、富野由悠季が1989年から1990年にかけて執筆した小説作品だ。
映像化はされていないものの、「機動戦士ガンダムVS.シリーズ」などのゲーム作品での露出に加え、近年ではアニメ『機動戦士ガンダムUC』において、本作のモビルスーツであるグスタフ・カールの登場が話題を呼んだりと、小説作品の中では未だに注目度の高い1作だ。
Ξ(クスィー)ガンダムやペーネロペーに代表される個性的なモビルスーツたちや、衝撃的なラストがあるらしい、ということだけは知っている人も多いのではないだろうか。その内容は、主人公であるハサウェイがテロリスト活動へと身を投じる展開や、地球連邦軍の凶行など、アニメだけでなく、宇宙世紀を題材とした小説作品の中でもハードな描写が頻出するもの。
ビームを構成するメガ粒子は、微細なものでも接触すればモビルスーツへの致命傷となりうるといった、富野作品おなじみの詳細な戦闘描写もしっかりと用意されている。一方で、アムロやシャアのような人物には届かないと自覚しつつも、地球を保全するという理想のために奮闘するハサウェイの姿や、彼と友情を育み、後に戦場で相対することになるケネス大佐、各陣営で「勝利の女神」と崇められるミステリアスなギギの三角関係など、凄惨な現実の中で儚い輝きを放つ青春のきらめきが、戦闘シーンやモビルスーツに勝るとも劣らない本作の魅力となっている。
上中下巻とボリュームある構成だが、あらゆる要素が読者を飽きさせない作品だ。ガンダムファンでありながら、本作を読まずにいるのはあまりにもったいない!
ファンの間で注目されているのは、原作小説『閃光のハサウェイ』が、劇場アニメではなく角川スニーカー文庫から発行された小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』(以下、ベルトーチカ・チルドレン)の後日譚として書かれている点です。映画『逆襲のシャア』と小説『ベルトーチカ・チルドレン』にはさまざまな違いがあり、新作映画『閃光のハサウェイ』がどのように描かれるのかがたびたび話題にのぼります。
宇宙世紀〇一〇〇年代。シャア・アズナブルが起こしたネオ・ジオン抗争をくぐりぬけたハサウェイ・ノアが体験する、新たな闘い。富野 由悠季 (著), 美樹本 晴彦 (イラスト)です! (1989/2/13発売)
地球に降り、マフティーの本隊と合流したハサウェイは、最新鋭のモビルスーツ、クスイーガンダムをうけとったが、対マフティー部隊のケネス大佐は、執ように追る。(1990/3/1発売)
マフティー打倒の尖兵であるケネス大佐は、新型モビルスーツ“ペーネロペー”を入手。さらに、“勝利の女神”である少女ギギと同行することで、マフティー(ハサウェイ)に有形無形のプレッシャーをかける。(1990/4/11発売)
【7/23公開予定】劇場三部作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の予習
【主人公・ブライトの息子】ハサウェイ・ノア(マフティー・ナビーユ・エリン)HATHAWAY NOA(MAFTY NAVUE ERIN)CAST:小野 賢章
【ヒロイン・謎の少女】ギギ・アンダルシア GIGI ANDALUCIA CAST:上田 麗奈
【敵・地球連邦軍将校】ケネス・スレッグ KENNETH SLEG CAST:諏訪部 順一
小説「閃光のハサウェイ」で主人公マフティーの駆るMSがこのクスィーガンダム。パーツの差し替えにより、クスィーガンダムからペネローペーガンダムに換装可能。
レーン・エイム中尉が搭乗するMSペーネロペー
アニメは「虐殺器官」の村瀬さんが監督を務める。小形プロデューサーは「実際、富野総監督がそのまま監督をやっていたらいろいろ違ったのかもしれないですけど、富野総監督自身、今は新しいものを作りたいという気持ちが大きいので。過去自分がやった作品をもう一度やるというのは、あまり今の富野総監督の中にはないかな? 村瀬監督にしたのは、『ユニコーン(機動戦士ガンダムUC)』の時に作画をやっていただいて、映像的な部分が素晴らしい。村瀬さんの映像感覚で『ハサウェイ』をフィルム化したいなと思ったのが一番大きいですね。村瀬さんはどちらかというと実写方向のアプローチを、演出をしていくタイプ。リアル方向に振ったキャラクターデザインしてもらっています」と話した。
(中略)
また「富野総監督に最初に『ハサウェイやらせてください』と言いに行ったのですが、その時は『いいよ』みたいな感じで、結構すんなりいくと思っていたのですが……。翌日 『村瀬監督でいきたいと思っています』と伝えると、富野総監督は、村瀬さんをアニメーターとして非常に認めていたのですけど、『これはやっちゃいけないよ』というメモをいただき、『これを見なさい!』という三角関係の映画を教えていただきました。『参考にして作れば元が面白いから大丈夫』と言ったんですけど、予告を見て怒っていました(笑い)」と明かした。
【オールドタイプ目線】大人っぽい表情のキャラクター、絵に見合うようなリアルなドラマを期待する!
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』特報映像2