ぼくらのSF入門「アレクサンドル・ベリャーエフ、アーサー・C・クラーク、エドモンド・ハミルトン」~SFこども図書館(岩崎書店)より

まさに、僕らのSF原体験だよ
昔の小学校の図書館には、必ずといっていいほど、この叢書(そうしょ)が置いてあったんですね
SFこども図書館シリーズ(岩崎書店)全26巻でふりかえる、懐かしのSF入門
今回は最後(合計3回のエントリー)だよ

その1:ぼくらのSF入門「ロバート・A・ハインライン、ジュール・ヴェルヌ、アイザック・アシモフ、H・G・ウェルズ」~SFこども図書館(岩崎書店)より
その2:ぼくらのSF入門「バロウズ、コナン・ドイル、E・E・スミス、ハル・クレメント」~SFこども図書館(岩崎書店)より
その3:ぼくらのSF入門「アレクサンドル・ベリャーエフ、アーサー・C・クラーク、エドモンド・ハミルトン」~SFこども図書館(岩崎書店)より

名前:くま(♂)
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
名前:カエル(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索

ぼくらのSF入門「アレクサンドル・ベリャーエフ、アーサー・C・クラーク、エドモンド・ハミルトン」~SFこども図書館(岩崎書店)より

今回はロシアのSF作家から始まるよ
アレクサンドル・ベリャーエフさんですか?
SFこども図書館の『合成人間ビルケ』は、『ドウエル教授の首』という邦題でも有名だよ
いずれにせよ、おどろおどろしいタイトルだ・・・
タイトルクレジットなどは、次のサイトを参考にさせていただきました。
なお、タイトル下の※印は、一般的に知られている邦タイトル、旧シリーズ「SF世界の名作」におけるタイトルなど、補足のプチ情報です。

出典:与志田の貼雑帖エドガー・ライス・バローズのSF冒険世界へようこそ!www.amazon.co.jp

18 『合成人間ビルケ』(Голова профессора Дуэля)

18 『合成人間ビルケ』(Голова профессора Дуэля)
※『合成人間』、『ドウエル教授の首』、『いきている首』
アレクサンドル・ベリャーエフ(Aleksandr Beljaev)作、馬上義太郎訳、カバー絵:井上洋介

出典:aucview.aucfan.com

これはトラウマになるような話だよ

アレクサンドル・ロマノヴィチ・ベリャーエフさん(1884年 – 1942)は、ロシアのSF作家です
「ソ連のヴェルヌ」と呼ばれるそうです
全身不随の体験を活かして書かれた『ドウエル教授の首』、生物を改造する科学を描いた『両棲人間』(1928)、発明と冒険の連作短編『ワグナー教授シリーズ』などが代表作です

出典:ja.wikipedia.org

へー
実際に障害がある人なんだね・・・




19 『宇宙パイロット』(Infra Drakova)

19 『宇宙パイロット』(Infra Drakova)
ゲオルギー・グレーウィッチ(G. Gurevic)作、袋一平訳、カバー絵:山下勇三

出典:aucview.aucfan.com

ロシアのSF作家らしいけど、この作品以外、日本では読めなさそうだね
ゲオルギー・ヨーシフォヴィッチ・グレーヴィッチさん(1917年 – 1998年)はロシアのSF作家・批評家・研究家、科学啓蒙家です
そうですね・・・入手困難のようです

出典:ja.wikipedia.org

20 『恐竜一億年』(Danger: Dinosaurs)

20 『恐竜一億年』(Danger: Dinosaurs)
リチャード・マーステン(Richard Marsten)作、福島正実訳、カバー絵:田名網敬一

出典:page.auctions.yahoo.co.jp

これも表紙につられて読んだよね
子どもは恐竜好きですからね
タイムマシンで恐竜がいる時代へという王道の設定だよね
でも、作家についてもあんまり情報ないね・・・
海外のAmazonにはありましたよ

出典:www.amazon.com

カバーの傷み具合が、なかなか味のある古本だね(笑)

21 『ついらくした月』(The Hopkins Manuscript)

21 『ついらくした月』(The Hopkins Manuscript)
ロバート・セドリック・シエリフ(Robert Cedric Scheriff)作、白木茂訳、カバー絵:長新太

出典:Amazon

この作家はSF専門じゃないみたいね
R・C・シェリフことロバート・セドリック・シェリフさん(1896年 – 1975年)は、イギリスの劇作家、脚本家、小説家です
第一次世界大戦を扱った戯曲”Journey’s End”(旅路の果て)で知られるそうです

出典:ja.wikipedia.org

カバーイラストの長新太氏は絵本作家だね
僕はこの表紙好きです
なんかいいです


22 『海底パトロール』(The Deep Range)

22 『海底パトロール』(The Deep Range)※『海底牧場』
アーサー・C・クラーク(Arthur C. Clarke)作、福島正実訳、カバー絵:松永謙一

出典:www.yomitaya.co.jp

『幼年期の終わり』、『2001年宇宙の旅』で有名な、巨匠アーサー・C・クラークが残した、宇宙ではなく、海を舞台にしたSFだね
巨匠の作品ですから『海底牧場』の入手は容易です


23 『超人の島』(Odd John)

23 『超人の島』(Odd John)※『オッド・ジョン』、『エスパー島物語』
オラフ・ステープルドン(Olaf Stapledon)作、矢野徹訳、カバー絵:水田秀穂

出典:aucview.aucfan.com

超人類を描いた話だよね
ニュータイプか?
オラフ・ステープルドンさん(1886年 – 1950年)は、イギリスの小説家、哲学者です
壮大なスケールの作品で、後年のSF作家に大きな影響を与えました
人類の20億年に渡る未来を描いた『最後にして最初の人類』、宇宙規模のスケールを拡大した幻視的な作品『スターメイカー』、現代に現われた超人類を描いた『オッド・ジョン』、人間と同等の知能を持った犬の物語『シリウス』があります

出典:ja.wikipedia.org

どれも面白そうだね
SFは話のスケールがでかい方がいいよ





24 『光る雪の恐怖』(The Snow Fairy)

24 『光る雪の恐怖』(The Snow Fairy)
リチャード・ホールデン(Richard Holden)作、内田庶訳、カバー絵:井上洋介

出典:Amazon

これはあんまり情報ないね・・・
「吹雪が想像を越える謎めいた悲劇を生み出す―人類の進歩のための科学研究を、正しく使うためにカレンと記者デビッドが奮闘する。」という話だそうです

出典:www.iwasakishoten.co.jp

カバーイラストの井上洋介氏、つい最近2016年に亡くなった絵本作家だね


25 『合成怪物』(The Cybernetic Brains)

25 『合成怪物』(The Cybernetic Brains)※『合成脳のはんらん』
R・F・ジョーンズ(Raymond F. Jones)作、半田倹一訳、カバー絵:三輪しげる

出典:Amazon

これもトラウマになりそうなSF・・・
え~と(検索中)・・・レイモンド・F・ジョーンズさん(1915年 – 1994年)はアメリカのSF作家です
ジョン・W・キャンベルに育てられたSF黄金時代作家の1人と言われています
日本で刊行された作品には、『星雲からきた少年』 (Son of the Stars,1952)、『超人集団』(The Secret People ,1956)、『地球のさいご』(The Year When Stardust Fell,1958)、『合成怪物』(The Cybernetic Brains,1962)、『月面基地SOS!』( Moon Base One,1971)があります

出典:ja.wikipedia.org



26 『コメット号時間作戦』(The Lost World of Time)

26 『コメット号時間作戦』(The Lost World of Time)
※『キャプテン・フューチャー』、『たたかうフューチャーメン』、『時のロストワールド』
エドモンド・ハミルトン(Edmond Hamilton)作、福島正実訳、カバー絵:灘本唯人

出典:rusuban.ocnk.net

でました!キャプテン・フューチャー
時が流れ去ってもあの日の僕がいる故郷
え~と(検索中)・・・エドモンド・ムーア・ハミルトン(1904年 – 1977年)は、アメリカのSF作家、ホラー作家、推理作家です
星間パトロール (Interstellar Patrol) シリーズ、キャプテン・フューチャー (Captain Future) シリーズ、スターウルフ (Star Wolf) シリーズ、スターキング (The Star Kings) シリーズ、SF黎明期に多くのスペースオペラを発表しました

出典:Amazon

あらためてタイトルロゴを見てほしい
改訂版ではタイトルが『コメット号時間作戦』から『キャプテン・フューチャー』に差し替えられているけど、このロゴはテレビアニメと一緒だね
おそらくテレビ放送にあわせて変更したんだろうね
同じロゴですねえ

出典:auctions.yahoo.co.jp

2016年にはついにブルーレイボックスが発売されて・・・その時の興奮のエントリーはこちら(笑)
くまちゃん、大興奮でした(笑)

関連エントリー→つ、ついに!伝説のNHKアニメ『キャプテンフューチャー』Blu-ray BOXが発売される!?




心は今もコメット号で宇宙をさまよう

アニメーションのコメット号

出典:www.pinterest.de

SFこども図書館『コメット号時間作戦』のコメット号

出典:Amazon

コメット号

キャプテン・フューチャーとフューチャーメンの専用宇宙船。フューチャーメンが独自に設計、製作した。船体は涙滴型で、隙間に特殊な絶縁体を充填した3枚あわせのイナートロン(架空の金属)で出来ている。

9基の高性能サイクロトロンによる推進器によって太陽系最速を誇る(通常の燃料は粉末状の銅)。通常のエンジン音は「丸鋸を回転させているような特徴的な」音で、他のいかなる宇宙船とも異なるため、すぐに聞き分けることができる。高効率の噴射機構を備え、水中航行も可能。後に振動ドライブを設置したことにより超光速航行が可能となり、銀河間航行をも行い得る高性能を誇る。また「時のロストワールド」事件においては航時推進機を搭載して、タイムトラベルをも行っている。

固定武装として2門のプロトン砲を装備。それ以外の特徴的な装備として、船外に荷電粒子をまとって彗星に偽装する「彗星カモフラージュ装置」、太陽に近接航行可能な「後光(ハロー)装置」、重力を検知する「グラヴィトメーター」、小惑星を検知する「ミティオロメーター」などを装備。また船内には非常にコンパクトながら充実した研究設備、各種資料、医療設備などを備え、科学者としてのキャプテン・フューチャーの活動を支えている。

出典:ja.wikipedia.org

コメット号は、宇宙を飛ぶだけじゃなくて、タイムトラベルもしちゃうんだぞ
凄いだろ!
じゃあ、コメット号に乗ればいつでも、懐かしいあの時代に帰れるんじゃないですか?
そうなんだよねえ(泣)
いやいや、泣かないでください(笑)
ポプラ通り そこはいつも 夢が帰るところ
遠く離れるほど 近くなる 戻れない ふるさと・・・♪

出典:「ポプラ通りの家」作詞:山川啓介

3回わけてエントリーした、SFこども図書館シリーズ(岩崎書店)全26巻でした
岩崎書店よ、復刻版を出版したら相当売れるぞ!
著作権とか版権の問題はよく知らんけど・・・
どの巻も、インターネットで高騰してますものね・・・