今回は最後(合計3回のエントリー)だよ
君を愛したとき 忘れてたつばさが
もう一度 夢の空飛ぶことを教えた pic.twitter.com/WWjkejhmVE— kuma (@tomitokocom) 2017年9月22日
【全3回】ぼくらのSF入門
ぼくらのSF入門「ロバート・A・ハインライン、ジュール・ヴェルヌ、アイザック・アシモフ、H・G・ウェルズ」~SFこども図書館(岩崎書店)より
ぼくらのSF入門「バロウズ、コナン・ドイル、E・E・スミス、ハル・クレメント」~SFこども図書館(岩崎書店)より
ぼくらのSF入門「アレクサンドル・ベリャーエフ、アーサー・C・クラーク、エドモンド・ハミルトン」~SFこども図書館(岩崎書店)より
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索
ぼくらのSF入門「アレクサンドル・ベリャーエフ、アーサー・C・クラーク、エドモンド・ハミルトン」~SFこども図書館(岩崎書店)より
いずれにせよ、おどろおどろしいタイトルだ・・・
なお、タイトル下の※印は、一般的に知られている邦タイトル、旧シリーズ「SF世界の名作」におけるタイトルなど、補足のプチ情報です。
18 『合成人間ビルケ』(Голова профессора Дуэля)
18 『合成人間ビルケ』(Голова профессора Дуэля)
※『合成人間』、『ドウエル教授の首』、『いきている首』
アレクサンドル・ベリャーエフ(Aleksandr Beljaev)作、馬上義太郎訳、カバー絵:井上洋介
アレクサンドル・ロマノヴィチ・ベリャーエフさん(1884年 – 1942)は、ロシアのSF作家です
「ソ連のヴェルヌ」と呼ばれるそうです
全身不随の体験を活かして書かれた『ドウエル教授の首』、生物を改造する科学を描いた『両棲人間』(1928)、発明と冒険の連作短編『ワグナー教授シリーズ』などが代表作です
実際に障害がある人なんだね・・・
19 『宇宙パイロット』(Infra Drakova)
19 『宇宙パイロット』(Infra Drakova)
ゲオルギー・グレーウィッチ(G. Gurevic)作、袋一平訳、カバー絵:山下勇三
そうですね・・・入手困難のようです
20 『恐竜一億年』(Danger: Dinosaurs)
20 『恐竜一億年』(Danger: Dinosaurs)
リチャード・マーステン(Richard Marsten)作、福島正実訳、カバー絵:田名網敬一
でも、作家についてもあんまり情報ないね・・・
21 『ついらくした月』(The Hopkins Manuscript)
21 『ついらくした月』(The Hopkins Manuscript)
ロバート・セドリック・シエリフ(Robert Cedric Scheriff)作、白木茂訳、カバー絵:長新太
出典:Amazon
第一次世界大戦を扱った戯曲”Journey’s End”(旅路の果て)で知られるそうです
なんかいいです
22 『海底パトロール』(The Deep Range)
22 『海底パトロール』(The Deep Range)※『海底牧場』
アーサー・C・クラーク(Arthur C. Clarke)作、福島正実訳、カバー絵:松永謙一
23 『超人の島』(Odd John)
23 『超人の島』(Odd John)※『オッド・ジョン』、『エスパー島物語』
オラフ・ステープルドン(Olaf Stapledon)作、矢野徹訳、カバー絵:水田秀穂
ニュータイプか?
壮大なスケールの作品で、後年のSF作家に大きな影響を与えました
人類の20億年に渡る未来を描いた『最後にして最初の人類』、宇宙規模のスケールを拡大した幻視的な作品『スターメイカー』、現代に現われた超人類を描いた『オッド・ジョン』、人間と同等の知能を持った犬の物語『シリウス』があります
SFは話のスケールがでかい方がいいよ
24 『光る雪の恐怖』(The Snow Fairy)
24 『光る雪の恐怖』(The Snow Fairy)
リチャード・ホールデン(Richard Holden)作、内田庶訳、カバー絵:井上洋介
出典:Amazon
25 『合成怪物』(The Cybernetic Brains)
25 『合成怪物』(The Cybernetic Brains)※『合成脳のはんらん』
R・F・ジョーンズ(Raymond F. Jones)作、半田倹一訳、カバー絵:三輪しげる
出典:Amazon
ジョン・W・キャンベルに育てられたSF黄金時代作家の1人と言われています
日本で刊行された作品には、『星雲からきた少年』 (Son of the Stars,1952)、『超人集団』(The Secret People ,1956)、『地球のさいご』(The Year When Stardust Fell,1958)、『合成怪物』(The Cybernetic Brains,1962)、『月面基地SOS!』( Moon Base One,1971)があります
26 『コメット号時間作戦』(The Lost World of Time)
26 『コメット号時間作戦』(The Lost World of Time)
※『キャプテン・フューチャー』、『たたかうフューチャーメン』、『時のロストワールド』
エドモンド・ハミルトン(Edmond Hamilton)作、福島正実訳、カバー絵:灘本唯人
時が流れ去ってもあの日の僕がいる故郷
星間パトロール (Interstellar Patrol) シリーズ、キャプテン・フューチャー (Captain Future) シリーズ、スターウルフ (Star Wolf) シリーズ、スターキング (The Star Kings) シリーズ、SF黎明期に多くのスペースオペラを発表しました
出典:Amazon
改訂版ではタイトルが『コメット号時間作戦』から『キャプテン・フューチャー』に差し替えられているけど、このロゴはテレビアニメと一緒だね
おそらくテレビ放送にあわせて変更したんだろうね
関連エントリー→つ、ついに!伝説のNHKアニメ『キャプテンフューチャー』Blu-ray BOXが発売される!?
心は今もコメット号で宇宙をさまよう
アニメーションのコメット号
SFこども図書館『コメット号時間作戦』のコメット号
出典:Amazon
コメット号
キャプテン・フューチャーとフューチャーメンの専用宇宙船。フューチャーメンが独自に設計、製作した。船体は涙滴型で、隙間に特殊な絶縁体を充填した3枚あわせのイナートロン(架空の金属)で出来ている。
9基の高性能サイクロトロンによる推進器によって太陽系最速を誇る(通常の燃料は粉末状の銅)。通常のエンジン音は「丸鋸を回転させているような特徴的な」音で、他のいかなる宇宙船とも異なるため、すぐに聞き分けることができる。高効率の噴射機構を備え、水中航行も可能。後に振動ドライブを設置したことにより超光速航行が可能となり、銀河間航行をも行い得る高性能を誇る。また「時のロストワールド」事件においては航時推進機を搭載して、タイムトラベルをも行っている。
固定武装として2門のプロトン砲を装備。それ以外の特徴的な装備として、船外に荷電粒子をまとって彗星に偽装する「彗星カモフラージュ装置」、太陽に近接航行可能な「後光(ハロー)装置」、重力を検知する「グラヴィトメーター」、小惑星を検知する「ミティオロメーター」などを装備。また船内には非常にコンパクトながら充実した研究設備、各種資料、医療設備などを備え、科学者としてのキャプテン・フューチャーの活動を支えている。
凄いだろ!
遠く離れるほど 近くなる 戻れない ふるさと・・・♪
出典:「ポプラ通りの家」作詞:山川啓介
著作権とか版権の問題はよく知らんけど・・・
【全3回】ぼくらのSF入門
ぼくらのSF入門「ロバート・A・ハインライン、ジュール・ヴェルヌ、アイザック・アシモフ、H・G・ウェルズ」~SFこども図書館(岩崎書店)より
ぼくらのSF入門「バロウズ、コナン・ドイル、E・E・スミス、ハル・クレメント」~SFこども図書館(岩崎書店)より
ぼくらのSF入門「アレクサンドル・ベリャーエフ、アーサー・C・クラーク、エドモンド・ハミルトン」~SFこども図書館(岩崎書店)より