SFこども図書館の表紙たち pic.twitter.com/TMiqmhFF65
— マコっ (@death_mako) 2017年4月12日
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ぼくらのサイエンス・フィクション原体験「SFこども図書館(岩崎書店)」シリーズ
すでにボロボロになってテープで補修されている本もあったっけ・・・
『モチモチの木』『花さき山』「ペネロペ」シリーズなどを発行している、児童書の出版社だそうです
僕らの時代から今の娘の世代までお世話になってるよ
子どもの本の岩崎書店です。#自社製品を自虐してみた pic.twitter.com/hxkHEEU2D5
— 岩崎書店 (@IWASAKISHOTEN) 2017年9月13日
このSFこども図書館シリーズ、10年以上前は古本屋でたまに見かけてた気がするけど、今はあんまりないね
Amazonやヤフオク、まんだらけとか、インターネットで見かけても値段が高騰してるからね・・・
タイトルクレジットなどは、次のサイトを参考にさせていただきました。
なお、タイトル下の※印は、一般的に知られている邦タイトル、旧シリーズ「SF世界の名作」におけるタイトルなど、補足のプチ情報です。
01 『宇宙少年ケムロ』(Kemlo and the Crazy Planet)
01 『宇宙少年ケムロ』(Kemlo and the Crazy Planet)
E・C・エリオット(E.C. Elliott)作、白木茂訳、カバー絵:伊坂芳太良
出典:aucview.com
これこれ
赤色が最初に発売された「エスエフ世界の名作」シリーズ
黄色い方が改題したりして再発された「SFこども図書館」シリーズ
邦題のタイトルが少し変更されたものもあるけど、訳者やイラストレーターは同じだよ
僕が馴染み深いのは黄色い方だね
このイラストレーターは小松崎茂さんという方ですね
これはさらに古い叢書(そうしょ)だね
02 『27世紀の発明王』(Ralph 124c41+)
02 『27世紀の発明王』(Ralph 124c41+)※『ラルフ124C41+』
ヒューゴー・ガーンズバック(Hugo Gernsback)作、福島正実訳、カバー絵:真鍋博
あの頃は『27世紀の発明王』
なにこれ?
でも、イラストのキラキラ感が僕にはどうも・・・
03 『深海の宇宙怪物』(Out of the Deeps)
03 『深海の宇宙怪物』(Out of the Deeps)※『海竜めざめる』
ジョン・ウィンダム(John Wyndham)作、斎藤伯好訳、カバー絵:長新太
04 『超能力部隊』(Gulf)
04 『超能力部隊』(Gulf)※『超人部隊』、『深淵』
ロバート・A・ハインライン(Robert A. Heinlein)作、矢野徹訳、カバー絵:久里洋二、(「失われた遺産」所収)
あ、冒険ファンタジー名作選シリーズにもあります
でも、冒険ファンタジー名作選シリーズすら高騰している・・・
↓『深淵』掲載
05 『地底探検』(Voyage au Centre de la Terre)
05 『地底探検』(Voyage au Centre de la Terre)※『地底旅行』
ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne)作、久米元一訳、カバー絵:田名網敬一
これは有名だから、出版物も多いよね
06 『くるったロボット』(I, Robot)
06 『くるったロボット』(I, Robot)※『われはロボット』、『わたしはロボット』
アイザック・アシモフ(Isaac Asimov)作、小尾芙佐訳、カバー絵:和田誠
07 『月世界探検』(The First Man on the Moon)
07 『月世界探検』(The First Man on the Moon)※『月世界最初の人間』
H・G・ウェルズ(H.G. Wells)作、塩谷太郎訳、カバー絵:井上洋介
あのお月さまの片目にロケットがつきささっているやつね
あの原作はジュール・ヴェルヌの『月世界旅行』で、H・G・ウェルズの『月世界探検』と違うからね
『月世界最初の人間』(げつせかいさいしょのにんげん、原題 The First Men in the Moon )は、イギリスの作家ハーバート・ジョージ・ウェルズが書いた長編小説で、黎明期のサイエンス・フィクションである。初版は1901年に刊行された。題名の通り、語り手と発明家ケイヴァーという二人の男による人類初の月世界旅行を描いている。宇宙旅行(月旅行)テーマの古典の一つである(同時に、地球人から見た月人の社会を題材にしたディストピア小説でもある)。語り手はベッドフォードという男で、物語は彼の手記という形式を取る。
ウェルズと共に「SFの父」と呼ばれるジュール・ヴェルヌは、『地球から月へ』(1865) と『月世界へ行く』(1869) の二部作(→月世界旅行)において、「大砲」という現実的なガジェットを用いて人間を月に送り込んだ。それに対しH・G・ウェルズが本作で「反重力物質」という空想的なガジェットを使用したことは、彼ら二人の差異を示す好例として良く取り上げられる。
日本語訳されたものの題名は『月世界最初の人間』の他に、『月世界旅行』、『月世界探検』、『月世界地底探検』など多種ある(→#主要な日本語訳)。1964年にアメリカで映画化された。
ぼくらのSF入門「ロバート・A・ハインライン、ジュール・ヴェルヌ、アイザック・アシモフ、H・G・ウェルズ」~SFこども図書館(岩崎書店)より
【全3回】ぼくらのSF入門
ぼくらのSF入門「ロバート・A・ハインライン、ジュール・ヴェルヌ、アイザック・アシモフ、H・G・ウェルズ」~SFこども図書館(岩崎書店)より
ぼくらのSF入門「バロウズ、コナン・ドイル、E・E・スミス、ハル・クレメント」~SFこども図書館(岩崎書店)より
ぼくらのSF入門「アレクサンドル・ベリャーエフ、アーサー・C・クラーク、エドモンド・ハミルトン」~SFこども図書館(岩崎書店)より