ぼくらのSF入門「ロバート・A・ハインライン、ジュール・ヴェルヌ、アイザック・アシモフ、H・G・ウェルズ」~SFこども図書館(岩崎書店)より

小学生の頃、図書館にあった「SFこども図書館(岩崎書店)」という宇宙に迷い込んでみようか?
SFこども図書館(岩崎書店)ですか・・・?

名前:くま(♂)
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
名前:カエル(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索

ぼくらのサイエンス・フィクション原体験「SFこども図書館(岩崎書店)」シリーズ

昔の小学校の図書館にあった「SFこども図書館(岩崎書店)」っていうシリーズ
なんかレトロな、表紙カバーのイラストですねえ・・・
イラストは、横尾忠則、和田誠、久里洋二・・・錚々たるメンバーだよ
聞いたことのある名前です
僕なんかのSF趣味、嗜好の原点はこれかもしれない
へー
図書館の片隅み、SFこども図書館(岩崎書店)が並んでる本棚の前で、どれ借りようかと手にとって、表紙や挿絵を眺めていた感覚が蘇ってくるよ
すでにボロボロになってテープで補修されている本もあったっけ・・・
え~と(検索中)・・・この岩崎書店、今もありますよ
『モチモチの木』『花さき山』「ペネロペ」シリーズなどを発行している、児童書の出版社だそうです
そうそう、ペネロペの絵本とか扱ってるんだよね
僕らの時代から今の娘の世代までお世話になってるよ
なんかツイッターで自虐ツイートしてますよ・・・(笑)

かわいいね、岩崎書店
このSFこども図書館シリーズ、10年以上前は古本屋でたまに見かけてた気がするけど、今はあんまりないね
Amazonやヤフオク、まんだらけとか、インターネットで見かけても値段が高騰してるからね・・・
実際に見る機会はあんまりなさそうですね
たぶん古くからの図書館には残っているところもあるんじゃないかなあ・・・?
じゃあ、県立図書館とかにはありそうですね
SFこども図書館シリーズは全26巻らしいけど、カエルくん、ちょっと情報を集めてみてよ
は~い
タイトルクレジットなどは、次のサイトを参考にさせていただきました。
なお、タイトル下の※印は、一般的に知られている邦タイトル、旧シリーズ「SF世界の名作」におけるタイトルなど、補足のプチ情報です。

出典:与志田の貼雑帖エドガー・ライス・バローズのSF冒険世界へようこそ!www.amazon.co.jp

01 『宇宙少年ケムロ』(Kemlo and the Crazy Planet)

01 『宇宙少年ケムロ』(Kemlo and the Crazy Planet)
E・C・エリオット(E.C. Elliott)作、白木茂訳、カバー絵:伊坂芳太良

出典:aucview.com

そうそう
これこれ
色違い表紙デザイン、似たような表紙の本もありましたよ

出典:rusuban.ocnk.net

1960年代から1970年代にかけて
赤色が最初に発売された「エスエフ世界の名作」シリーズ
黄色い方が改題したりして再発された「SFこども図書館」シリーズ
邦題のタイトルが少し変更されたものもあるけど、訳者やイラストレーターは同じだよ
僕が馴染み深いのは黄色い方だね
えー(検索中)・・・さらにその昔のイラストもありましたよ
このイラストレーターは小松崎茂さんという方ですね

出典:www.pinterest.jp

おお!小松崎茂氏のイラストもあったぞ!
これはさらに古い叢書(そうしょ)だね

02 『27世紀の発明王』(Ralph 124c41+)

02 『27世紀の発明王』(Ralph 124c41+)※『ラルフ124C41+』
ヒューゴー・ガーンズバック(Hugo Gernsback)作、福島正実訳、カバー絵:真鍋博

出典:page.auctions.yahoo.co.jp

ガーンズバックの『ラルフ124C41+』
あの頃は『27世紀の発明王』
『27世紀の発明王』というタイトルもまだ使用されていますよ
あれ?
なにこれ?
2000年代前半、岩崎書店は「冒険ファンタジー名作選」というシリーズを刊行していたみたいですよ!

出典:www.iwasakishoten.co.jp


2000年代にも叢書の企画があったのか
でも、イラストのキラキラ感が僕にはどうも・・・
ジェネレーションギャップですね(笑)
昔のイラストの方がアーティスティックな感じがするけどなあ・・・


03 『深海の宇宙怪物』(Out of the Deeps)

03 『深海の宇宙怪物』(Out of the Deeps)※『海竜めざめる』
ジョン・ウィンダム(John Wyndham)作、斎藤伯好訳、カバー絵:長新太

出典:rusuban.ocnk.net

挿絵が読書意欲をそそる
本のイラストって大事ですよね




04 『超能力部隊』(Gulf)

04 『超能力部隊』(Gulf)※『超人部隊』、『深淵』
ロバート・A・ハインライン(Robert A. Heinlein)作、矢野徹訳、カバー絵:久里洋二、(「失われた遺産」所収)

出典:rusuban.ocnk.net

イラストレーター久里洋二氏、好き
これはロバート・A・ハインラインの作品ですか
あ、冒険ファンタジー名作選シリーズにもあります
でも、冒険ファンタジー名作選シリーズすら高騰している・・・


↓『深淵』掲載

05 『地底探検』(Voyage au Centre de la Terre)

05 『地底探検』(Voyage au Centre de la Terre)※『地底旅行』
ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne)作、久米元一訳、カバー絵:田名網敬一

出典:aucview.aucfan.com

ヴェルヌの『地底探検』、または、『地底旅行』
これは有名だから、出版物も多いよね
最近のマンガもありますよ








06 『くるったロボット』(I, Robot)

06 『くるったロボット』(I, Robot)※『われはロボット』、『わたしはロボット』
アイザック・アシモフ(Isaac Asimov)作、小尾芙佐訳、カバー絵:和田誠

出典:auctions.yahoo.co.jp

ロボットSFの代表作、古典だね
ロボットが反乱をおこすお話ですね
カバーイラストは、和田誠だね
かわいいです





少し前に映画もありましたよね

07 『月世界探検』(The First Man on the Moon)

07 『月世界探検』(The First Man on the Moon)※『月世界最初の人間』
H・G・ウェルズ(H.G. Wells)作、塩谷太郎訳、カバー絵:井上洋介

出典:auctions.yahoo.co.jp

1902年にフランスのジョルジュ・メリエスが脚本・監督した、あまりにも有名なモノクロ・サイレント映画がある
あのお月さまの片目にロケットがつきささっているやつね
あの原作はジュール・ヴェルヌの『月世界旅行』で、H・G・ウェルズの『月世界探検』と違うからね
これですね

出典:ja.wikipedia.org

ウェルズの『月世界探検』も映画になっていて、それはこちら
「H.G.ウェルズのSF月世界探検」は1960年代のアメリカ映画ですね
ウェルズもヴェルヌもSF創成期に月を題材にした作品を発表しているから、間違っちゃうよね
え~と(検索中)・・・違いを確認しておきましょう

『月世界最初の人間』(げつせかいさいしょのにんげん、原題 The First Men in the Moon )は、イギリスの作家ハーバート・ジョージ・ウェルズが書いた長編小説で、黎明期のサイエンス・フィクションである。初版は1901年に刊行された。題名の通り、語り手と発明家ケイヴァーという二人の男による人類初の月世界旅行を描いている。宇宙旅行(月旅行)テーマの古典の一つである(同時に、地球人から見た月人の社会を題材にしたディストピア小説でもある)。語り手はベッドフォードという男で、物語は彼の手記という形式を取る。

ウェルズと共に「SFの父」と呼ばれるジュール・ヴェルヌは、『地球から月へ』(1865) と『月世界へ行く』(1869) の二部作(→月世界旅行)において、「大砲」という現実的なガジェットを用いて人間を月に送り込んだ。それに対しH・G・ウェルズが本作で「反重力物質」という空想的なガジェットを使用したことは、彼ら二人の差異を示す好例として良く取り上げられる。

日本語訳されたものの題名は『月世界最初の人間』の他に、『月世界旅行』、『月世界探検』、『月世界地底探検』など多種ある(→#主要な日本語訳)。1964年にアメリカで映画化された。

出典:ja.wikipedia.org

有名な作品だけど、翻訳小説は意外と入手困難だね
英語ならキンドルですぐ読めそうです


ぼくらのSF入門「ロバート・A・ハインライン、ジュール・ヴェルヌ、アイザック・アシモフ、H・G・ウェルズ」~SFこども図書館(岩崎書店)より

「SFこども図書館(岩崎書店)」シリーズ全26巻から、最初の7作品を紹介したけど、ロバート・A・ハインライン、ジュール・ヴェルヌ、アイザック・アシモフ、H・G・ウェルズ・・・古典の名作が多かったね
聞いたことのある作家さんの名前でした
次回も、入手困難な名作、忘れ去られた良作を発掘してみよう
残りまだまだありますね
「SFこども図書館(岩崎書店)」という想像の宇宙、遮熱の太陽や氷点下の惑星を超えて、さらに銀河の先までロケットを飛ばすぞ!
時空を超える、想像力の旅ですね

【全3回】ぼくらのSF入門
ぼくらのSF入門「ロバート・A・ハインライン、ジュール・ヴェルヌ、アイザック・アシモフ、H・G・ウェルズ」~SFこども図書館(岩崎書店)より
ぼくらのSF入門「バロウズ、コナン・ドイル、E・E・スミス、ハル・クレメント」~SFこども図書館(岩崎書店)より
ぼくらのSF入門「アレクサンドル・ベリャーエフ、アーサー・C・クラーク、エドモンド・ハミルトン」~SFこども図書館(岩崎書店)より