「一呼吸おいてから」いつか大人になる娘(きみ)のために [2]

昔、「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」というベストセラーがあった。今の自分が父目線で読めば、興味深いことが書かれているかもしれない。読んだことがないので「Amazon読み放題」にあれば手にとってみたい。
「Amazon読み放題」にあるかな?
そういえば「Amazon読み放題」、
コストの問題で人気本が消えてるらしいよ、
外国の企業はドライだね・・・

Amazon読み放題から、コストの問題で人気本がこっそり減らされているらしい。Amazonは基本的に好きで応援しているので、このサービスも開始と同時に真っ先に利用を始めたが、もう少し様子を見た方が良かったのだろうか。人生において事を急ぐとろくなことはない。
人生において事を急ぐとろくなことはない
急がばまわれ、だね
☆☆☆自己紹介☆☆☆

名前:くまちゃん(♂)
プロフィール:広く浅く世間を語る、老眼?五十肩?まだ40代です!
特技:2才の娘を笑わせること

思考の整理と備忘録も兼ねて、このエントリーを記していきたいと思う。ただし、自己満足だけではなく、ユーモアを忘れずに。
※ くまちゃんの一人語りです

一呼吸おいてから・・・

アマゾンの件はともかく、人生において、せっかちにやって失敗することはよくあることだ。特に人とのコミュニケーションにおいて、怒りにまかせてとった行動や、反射的にでてしまう迂闊な言葉など、人は何度も何度も同じ過ちを繰り返す。失言をして叩かれる政治家、常識はずれなことを言って炎上してしまう芸能人、だいたいいつも同じ人が同じような過ちを繰り返す。
あ、あの政治家だ!(笑)
失言や常識外れな発言をする人の言葉はやがて信用されなくなる。そんな軽率な人が今度は良いことを言ったとしても、一度変なレッテルを貼られてしまった後ではどうしても色眼鏡で見られ、純粋にその人の言葉のみが客観的に判断されることはなくなってしまう。そして、失った信用を取り戻すには恐ろしいほどの労力が必要になるだろう。
下手したら一回の失言で信用なくすこともあるからね
自分の主張、自分の意見が、ぱっと頭に浮かんでも、一度飲み込んで、一呼吸おいてから外に出した方がいい。早く言わないと誰か他の人に先に言われてしまうなんて心配しなくていい。先に誰かに言われるようなことなんて、どうせ誰でも簡単に思い付くようなことなのだ。少なくとも、一呼吸おいてから発言すれば、失言の数は減って、良いことを発言する可能性が増えることは間違いない。
沈黙は金、黙っていた方が得することも多いよね

「沈黙は金」は万国共通?

外国人の日本人に対するステレオタイプな印象としてよくあるのが、日本人は表情に乏しく何も言わないから気味が悪い、退屈な人間だといったイメージである。しかし、「沈黙は金」という格言は、「沈黙は金なり、雄弁は銀なり(“Silence is gold, speech is silver.”)」 、もともと西欧文化圏の格言だ。日本人のイメージは別として、欧米にも沈黙は尊いといった概念はあるのである。
ザ・トレメローズの「サイレンス・イズ・ゴールデン」
というヒット曲もあるぞ

トレメローズ – サイレンス・イズ・ゴールデン

他にも、沈黙の背景には知恵が隠されている = 能ある鷹は爪を隠す = に値するのは
“Who knows most, speaks least. “(最も知る者が最も語らない)

また、人は中身が無いと不要な言葉で飾り立てる傾向があるけれども、本当に知恵のある人は長々と話さないことを意味する格言もあります。
“Flow of words is not always flow of wisdom.” (言葉の流れは知恵の流れとは限らない)

シェイクスピアも同じような格言を一つ残しています。
“Brevity is the soul of wit.” (簡潔が知恵の精髄)

出典:バイリンガルへの道

でも、急いだ方がいい場合もあるんじゃない?

反対の側面から見てみよう。例えばビジネスではスピードが要求される場合もある。大手企業がもたもたしている間に、中小企業やベンチャー企業が素早い動きで成果を上げることもあるだろう。日本の企業が決断できないでいるところに、スピード経営の外国企業が市場を席巻してしまうかもしれない。こういった経営のスピード感の欠如が日本企業の悪いところみたいなイメージを、最近はみんな持っているのではないだろうか。
ホリエモンや最近ビジネスに本腰を入れ始めた本田圭佑は日本人経営者のイメージを覆そうとしているよね
また、男女の恋愛ではどうだろう。好きな人に告白しないでもたもたしているうちに誰かに奪われることなんて、よくあるかもしれない。だから、勇気を出してアタックしようと煽られたりもする。
あるある
しかし、本当のところは、ビジネスでも恋愛でも、いつでも早くやることがベストという訳ではない。早くやってうまく行くこともあれば、少し見送ったことでうまく行くこともある。重要なのは機を見て実行することだ。時期を見極めること。好機を見逃さないこと。チャンスかどうかを判断する能力を身に着けることが大切だ。
でも、それが難しいのよ・・・

人間万事塞翁が馬、幸せも不幸もめぐり巡って

人間万事塞翁が馬とは、人生における幸不幸は予測しがたいということ。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。

出典:故事ことわざ辞典

「人間万事塞翁が馬」という言葉がある。サッカー日本代表の岡田武史元監督も好んで使った故事成語だ。サッカーの試合に例えるなら、退場者が出て味方の人数が減ったから不利になると思いきや、逆にメンバーの結束や意識統一ができて試合に勝ってしまうようなこと。ままあることだ。
娘のために、サッカーじゃなくて他の例えにしたら?(笑)
女性の人生に例えてみよう。とある地方都市に、頭脳明晰なサトミちゃんと平凡なミカコちゃんという二人の女の子がいた。
平凡なミカコちゃん?
早口で喋るんじゃないの?(笑)
学生時代から優秀だったサトミは東京の大学を卒業して都会でバリバリのキャリアウーマンになった。一方、地味なミカコは地元の高校を卒業して中小企業に就職した。社交的なサトミはアフターファイブも休日も活発でボーイフレンドも沢山いる。一方、ミカコは高校の頃からつきあっていた彼氏と別れてからは男性の友達もできずに田舎で地味な生活を送っていた。
20代前半の二人を比較すると、サトミの方が幸福そうだね
30代の二人はどうだろう。ミカコは20代半ばで知人の紹介で知り合った男性と結婚をして子どもができた。専業主婦となって、大人しい旦那さんと幸せな生活を送っていた。一方、サトミは20代後半で自分の実力を試すため、会社を辞めて独立したものの事業に失敗。借金を返済するために水商売をしながら、再起を狙っていた。
30代はミカコが幸せそうだ
40代の二人。どうしてこの人が?大人しかったはずのミカコの旦那に浮気が発覚、そして夫婦の不仲に子どもはグレてしまった。旦那はついに行方不明になり、残されたのは貧しい母子家庭の生活だった。一方、負債をすべて返済して新たな事業を起こしたサトミ、これまでの経験を武器に今度は順調に業績を伸ばしていた。私生活でも伴侶を得て少し遅くなったが子どもも出産した。仕事と育児にさらにパワフルに活動している。
40代はサトミが幸せそうだ
ミカコは立ち直れるか?
それから50代、60代、70代・・・幸不幸は巡り巡って、なんの縁か二人は同じ老人ホームで再開した。そこは裕福な老人が集まる高級老人施設だった。サトミは順調に資産を増やし、ミカコは一旦は困窮したものの子どもが成功者となったのだった。
いろいろあったけど、最後はハッピーエンドか?
人間万事塞翁が馬、人生の旅を平穏に終えようとした二人だったが、運命は残酷なもの。高級老人施設が“これまでに経験したことのない”大雨の影響で土砂崩れにあって、入居者の大半が犠牲になったのだった・・・。
なんやねん!後味悪っ!
人生なにがあるかわからない。結果に左右されずに、自分の揺るぎない信念を持って生きていくことが大切だ。
う~ん・・・

やっぱり一呼吸おいてからがいいと思うよ

やっぱり何事も一呼吸おいてから実行した方がいい。一呼吸して考えが変わったら止めてもいいのだ。焦ってはいけない。急いで結論を出さなければいけない問題なんて人生にそうそうあるものではないのだ。
若いときはなかなかそれが実感できないのよね・・・
特に、相手を批判したくなったときは注意した方がいい。あきらかに自分が正しいと思われる場合もネガティブな態度は危険だ。人それぞれ事情が違うのだ。本当に思いもよらないような状況に相手は置かれているのかもしれない。自分の常識で相手を測ってはいけない。同じ物差しで測れるものなんて、中学校の理科の実験室にしかないかもしれない。人は決して同じ物差しで測れない。これは覚えておいてほしい。
人は人を完全に理解できないからね
批判はしない方がいいよ
結論として、人に何か言いたいときは、せいぜい褒め言葉にしておくべきである。
ムリして褒めることもないぞ(笑)

“Whenever you feel like criticizing any one”,he told me, “just remember that all the people in this world haven’t had the advantages that you’ve had.”

「ひとを批判したいような気持ちが起きた場合にはだな」と、父は言うのである「この世の中の人がみんなおまえと同じように恵まれているわけではないということを、ちょっと思い出してみるのだ」(野崎孝訳)

「誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよ」と父は言った。「世間のすべての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」(村上春樹訳)

出典:『グレート・ギャッツビー』スコット・フィッツジェラルド