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【ジブリ最新作】『アーヤと魔女』公開延期
【『アーヤと魔女』公開延期のお知らせ】
新型コロナウイルス感染拡大を受け、2021年4月29日(木・祝)より公開を予定しておりました『アーヤと魔女』の公開延期を決定致しました。
今後の公開予定は決定次第、映画公式HPにてお知らせ致します。詳細は下記よりご確認くださいhttps://t.co/0Rh1yLxQAV
— 東宝映画情報【公式】 (@toho_movie) April 23, 2021
【2023年?】宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』は、昨年2020年5月時点で36分のみ、完成はそこから3年後が目標という…
ジブリの道具(36)「ちびた鉛筆BOX」『君たちはどう生きるか』でも、本当に沢山のエンピツが使われています。この鉛筆たちは、このあとジブリ美術館に行くそうです。「まだ、道なかばだよ……」と、誰かの声が……。 pic.twitter.com/ea8O9nhWhT
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) April 24, 2021
※「2020.05.14」の記事より抜粋
スタジオジブリの代表取締役プロデューサー鈴木敏夫氏が、宮崎駿監督にとって7年ぶりの長編アニメーション映画作品『君たちはどう生きるか』の最新情報について、米Entertainment Weekly誌のインタビューで語った。スタジオジブリの代表取締役プロデューサー鈴木敏夫氏が、宮崎駿監督にとって7年ぶりの長編アニメーション映画作品『君たちはどう生きるか』の最新情報について、米Entertainment Weekly誌のインタビューで語った。
「『君たちはどう生きるか』は、壮大で幻想的な物語です。」本作は作家・吉野源三郎の1937年の同名長編小説を基にした作品で、父親の死後、叔父のもとに引っ越してきた少年が精神的な変化を遂げていくというストーリー。
(中略)
世界中のほとんどの映画やテレビの制作を中断させている新型コロナウイルス。スタジオジブリはそこまで影響を受けていないと鈴木氏は語ります。
「私たちはまだすべてを手描きで描いています。1つの映画を完成させるためには、より多くのコマを描くことになり、より多くの絵を描く必要があるので、より多くの時間がかかることになります。『となりのトトロ』(1988年)の制作時は、アニメーターは8人しかおらず、その人数で仕上げるのに8ヶ月かかりました。現在取り組んでいる宮崎監督の作品には60人のアニメーターが関わっていますが、1ヶ月で1分しか作れません。つまり年間で12分しか作れないということになります。実は、この作品の制作にすでに3年かけているので、今のところ36分のみ完成しているということになります。あと3年後には完成させたいと思っています。」と明かしている。
時間と予算をしっかりかけて制作を進めているという『君たちはどう生きるか』は、今から大作の予感が満載。まだまだ完成までには時間がかかりそうだが、今後のリリースから目が離せない!
【児童向け教養小説の古典】吉野源三郎『君たちはどう生きるか』とは…?
旧制中学校に通う15歳の少年コペル君、本名は本田潤一。二年前に銀行の重役であったお父さんを亡くし、今は郊外の小ぢんまりとした家に母親とお手伝いさんと暮らしている。
コペル君はある時、家によく遊びに来る母の弟である叔父さんから一冊のノートを渡される。そこには過去に、叔父さんや友人と話したり、考えたりした、さまざまな出来事が記され、それに対する叔父さんからのメッセージが綴られていた。
天文学、化学、物理学、経済学、英雄譚……叔父さんとの対話を続けるうち、コペル君はものの見方や貧困、差別といった社会の構造、人間関係について学ぶ。
そして、親友たちとの間に“ある事件”を起こしたコペル君は「どう生きるか」について深く問いかけられることになる。出典:Amazon
池上彰氏、宮崎駿氏も愛読 「君たちはどう生きるか」がマンガ化された理由
知的好奇心旺盛な少年「コペル君」と、彼を亡き父親の代わりに見守る教養ある「おじさん」。そんなふたりの心温まるやりとりを通じて、生きる意味を平易に、深く説いた児童向け教養小説の古典が初めてマンガ化された。刊行直後から話題を呼び、現在も途切れなく部数を伸ばしている。
「原著は幼いころからの愛読書で、池上彰さんや宮崎駿さんといった錚々たる方々に愛されていることも知っていました。ですが企画の直接のきっかけは、身近にいた20代や30代の若い編集者にも愛読されていたからなんです。世代を超えて読み継がれている良書をマンガ化すれば、より広い読者に届くのではないかと考えたんですね」(担当編集者)
原作に「ノート」として挟まれるおじさんからコペル君への助言は、あえてマンガ化せず、テキストとして掲載。〈ものの見方について〉〈真実の経験について〉〈人間の悩みと、過ちと、偉大さとについて〉といった深遠なテーマについて、原作同様、読者自身に自分の頭で考えさせる本として仕立てられている。
「原作はコペル君の成長が主題ですが、マンガではおじさんもコペル君を導きながら一緒に成長していくような要素を加えました。工夫が功を奏してか、若い方はもちろんのこと、ご年配の方もおじさんの目線に自分を重ねて本書を楽しんでくださっている手応えがありますね」(担当編集者)
評者:前田 久
(週刊文春 2017.11.2号掲載)出典:Amazon
著者がコペル君の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。著者の没後追悼の意をこめて書かれた「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」(丸山真男)を付載。 岩波書店 (1982/11/16)
貧困、いじめ、勇気、学問…。今も昔も変わらないテーマに、人間としてどう向き合うべきか。時代を超えた名著、新装版で再び。 マガジンハウス; 新装版 (2017/8/24)
【感想】今さらマンガ『君たちはどう生きるか』を読んで、薄っぺらな大人となった我が身を自戒する
人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語。出版後80年経った今も輝き続ける歴史的名著が、初のマンガ化! マガジンハウス (2017/8/24)