【富野由悠季】血の匂いがする、井荻麟の作詞の世界【みつめてごらんよ】

サブカル
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井荻麟というのは、「西武新宿線井荻駅の隣」という意味。井荻駅の隣、つまりサンライズの事務所があった上井草駅ってことだな。

出典:dic.pixiv.net

富野由悠季監督が作詞をするときのペンネームには、そういう由来があったんですね。
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特技:リフティング50回
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特技:インターネット超高速検索
今日は僕が好きな曲を3曲ほど、選んでみたぞ。オタク第2世代はみんな知ってるお馴染みの曲だよ。
ガンダムとか、イデオンとか、でしょ。
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【道化しばい】「コスモスに君と」作詞:井荻麟 作曲・編曲:すぎやまこういち 歌:戸田恵子【井荻麟1曲目】

まずはやっぱこれだろ。
こちらは「伝説巨人イデオン」のエンディングテーマですね。

死んだあとでも いつか見つかる
生き続けたら 君はかなしい
愛しあい ふと ふれあって
思い出だけに とじこめてみる

井荻麟の作詞には、結構、「死」とか「血」というワードが登場するんだよね。
あまり普通の曲、J-POPでも歌謡曲でも、ないですよね。

出典:x.com

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【宝石箱】「みえるだろうバイストンウェル」歌:MIO 作詞:井荻麟 作曲:網倉一也 編曲:矢野立美【井荻麟2曲目】

なんか、めっちゃエロスを感じたよね、この歌詞には。いや、別にエンディングテーマのアニメーションが裸のエルフだからってわけじゃないよ。
よーく歌詞をみると、結構意味がわからないですね(苦笑)。

のぞいた景色は
ひどく自由な 大人の世界

そう? 結構、言葉がぐさぐさ刺さってこない? ま、合理的な言葉の組み合わせではないかもねー。
すごく独特な雰囲気なのはわかります。

出典:アニメ「聖戦士ダンバイン」

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【僕が好きな3曲】血の匂いがする、井荻麟の作詞の世界【富野由悠季】

出典:www.gundam.info

くりかえすが、井荻麟とは、かの御大、富野由悠季様が作詞するときのペンネームである。
いわゆる「富野節」ですね。

富野由悠季が自作のアニメ主題歌の作詞を行うに際して用いるペンネーム。
「富野節」にも通じるダイナミックな言葉遣いや、スポンサー向けに直球の歌詞を1番に配し、TVでは流れない2番に暗い部分を混ぜてくるなどの手法が特徴。理想と現実、光と影のような二つの視点を重視した内容が多く、作品の世界観に厚みを与えている。
作曲を担当している人は作品ごとにばらばらであり、独特のテンションと個性あふれる曲調となっている場合が多く、新旧のファンを問わずカラオケ等で好んで歌われる物も少なくない。
なお、名前の由来はかつてサンライズの事務所の最寄り駅の上井草駅が西武新宿線井荻駅の隣であった事から。ちなみに井荻駅はシャフトの事務所の最寄り駅で化物語のひたぎクラブ編OPにも出てくる。

出典:dic.pixiv.net

主な「井荻麟」名義の作品編集

翔べ!ガンダム(機動戦士ガンダム)
永遠にアムロ(機動戦士ガンダム)
風にひとりで(機動戦士ガンダム)
哀戦士(機動戦士ガンダム)
めぐりあい(機動戦士ガンダム)
ビギニング(機動戦士ガンダム)
スターチルドレン(機動戦士ガンダム)
復活のイデオン(伝説巨神イデオン)
コスモスに君と(伝説巨神イデオン)
疾風ザブングル(戦闘メカザブングル)
ダンバインとぶ(聖戦士ダンバイン)
Z・刻をこえて(機動戦士Ζガンダム)
一千万年銀河(機動戦士ガンダムZZ)
君を見つめて-The time I’m seeing you-(機動戦士ガンダムF91)
STAND UP TO THE VICTORY(機動戦士Vガンダム 主題歌)
いくつもの愛をかさねて(機動戦士Vガンダム 挿入歌)
ひなげしの旅のむこうに(機動戦士Vガンダム 挿入歌)
愛の輪郭(フィールド)(ブレンパワード)
ターンAターン(∀ガンダム)
月下美人(∀ガンダム)
CENTURY COLOR(∀ガンダム)
月の繭(∀ガンダム)
キングゲイナー・オーバー!(OVERMANキングゲイナー)
Gの閃光(ガンダム Gのレコンギスタおよび劇場版第1部「行け!コアファイター」エンディングテーマ)
カラーリングバイGレコ(劇場版Gのレコンギスタ第4部「激闘に叫ぶ愛」、第5部「死線を越えて」エンディングテーマ)

出典:dic.pixiv.net

では、最後にもう1曲。これは先の2曲よりもマイナーだろ。知ってる?
知りません。
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【おやすみアムロ】「いまはおやすみ」歌:戸田恵子 作詞:井荻 麟 作曲:渡辺岳夫【井荻麟3曲目】

機動戦士ガンダム 第41話「光る宇宙」で使用された挿入歌、映画では使用されていない。歌っているのは、「コスモスに君と」と同じく、戸田恵子さんねー。
アンパンマンでも有名な、戸田恵子さんですね。

あした二人は血みどろで
風に 風に 風に 舞う

アムロとララァ。この最後の一節が強烈すぎる。この言葉たちを、嚙みしめようぞ。
なんかオドロオドロしいですね…(苦笑)。

出典:映画「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」

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