はあちゅうさんとか?
だって、自分は読むのが遅いし・・・工夫して「速読」らしきことをやっても、きちんと内容を理解できずに、本を読んだ気がしなくてどうも気持ち悪い・・・
この記事見てよ・・・「速読」は科学的に不可能だと証明される、だって!
「速読」は科学的に不可能だと証明される。最も有効なのは「飛ばし読み」スキルを上げること https://t.co/Pdn8tQjuHK
— ハーバー・ビジネス・オンライン (@hboljp) 2017年4月6日
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あえて言おう! 「速読」はインチキである、と!
世に出まわる速読法は、大半がインチキ
なんともうさん臭い世界ですが、そもそも速読には効果があるのでしょうか?
そこで参考になるのが、2016年にカリフォルニア大学から出たレビュー論文です。
これは、過去に行われた速読の研究から約200本の論文を選び、それぞれのデータをチェックしたもの。現時点における速読リサーチの集大成といっていいでしょう。その結論とは、おおむね以下のようなものです。
1.眼球をすばやく動かしたり、周辺視野を使ってページを見わたすようなテクニックはすべて無意味。全体の読書時間のなかで目の動きの重要性は10%以下なので、いくら眼球を鍛えても意味がない。
2.フォトリーディングのように、潜在意識に本の内容をインプットすることもできない。人間の脳は、同じ文章を何度か読み直しながら理解を深めていく構造になっており、パラパラとページを進めていけば、それだけ内容の理解度が低くなってしまう。
3.実際に普通の人よりも速く本が読めることを証明した者はいない。2008年には、速読大会でチャンピオンになった人物に「ハリー・ポッター」の最新刊を読んでもらう実験が行われたが、ストーリーをまったく理解できていなかった。
最初から最後まで、速読の効果をボロクソに否定しています。世に出まわる速読法は、大半がインチキだと言っていいでしょう。
出典:hbol.jp
それに、フォトリーディング・・・ぱっと見て、目に焼き付ける感覚は、僕も受験勉強をしていた頃、無意識にやっていたから、よくわかる
若くて記憶力がいい頃は、ぱっと見たページがしばらく頭に残っていた
今は老化して残らないけどね(笑)
後でいくらかの時間を割いて自分の頭で理解しないと、その情報もただの風景と一緒だからね
咀嚼してはじめて読んで理解したのと同じだから
「速読」とは・・・「飛ばし読み」の技術に過ぎない?
真の速読とは、せんじつめれば「飛ばし読み」の技術に過ぎない
研究チームは、論文の最後を次のようにまとめています。
『これまでの研究をまとめると、速読のトレーニングにより、深い理解を保ったまま読書のスピードが上がるという科学的な根拠はない。速読でスピーディに読書が終わるのは、飛ばし読みがうまくなった場合だけだ。(中略)飛ばし読みは、大量の情報を処理するための重要なスキルである』
つまり、真の速読とは、せんじつめれば「飛ばし読み」の技術に過ぎないのです。
出典:hbol.jp
それならわかる!
情報社会を生き抜くため、「飛ばし読み」スキルを究める!
「飛ばし読み」スキル
ステップ1.プレ読書
本の目次、各章や節の見出し、著者の履歴などをチェックステップ2.ゴール設定
プレ読書でわかった情報をもとに、「自分はこの本から何を得たいのか?」を明確にしていきましょう。ステップ3.速読
つねに読書のゴールを意識しながら、最後までサッと読んでみましょう。ステップ4.再速読
「読書のゴール」に対する答えを自分の言葉でまとめる出典:hbol.jp
「自分はこの本から何を得たいのか?」を意識して、その本に向かうんだね
内容について熟考する必要もない
くま流「読書術」完成!
くま流「読書術」
1. 本を読み込む
じっくり読みたい本はいくらでも時間をかけてじっくり読む
知らない言葉や気になるところは、一旦読書をやめて徹底的に調べる
2. 本を飛ばし読みする
情報を得たいだけの場合は、「飛ばし読み」をする
誰かに本の内容、要点を伝えられるレベルに達したら、「飛ばし読み」完了とする
「速読」よ、さらば!