トルシエ、カタール戦の森保Jを嘆く。「優しさに満ちて無味無臭だった」(田村修一)#daihyo #サッカー日本代表 #アジア杯 #アジアカップ #森保一 https://t.co/NkbKnvUDj3
— Number編集部 (@numberweb) 2019年2月5日
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栄光を確信した森保ジャパンを待っていたもの・・・
【凄すぎる…】驚異の「預言者」シャビ、決勝の結果もピタリhttps://t.co/1KMz3umWnS
シャビは決勝トーナメント進出チームを13/16的中させ、「決勝で日本に勝ってカタールが優勝する」と大会前に予想していた。 pic.twitter.com/PPIKcV6yev
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年2月1日
そして決勝の相手は、躍進著しいとはいえ、優勝経験のない若いカタール・・・アジアカップ最多4回の優勝を誇る日本の敵ではないと、マスコミも煽ったし、僕らもその気になっていた
サッカーアジアカップ決勝 日本はカタールに敗れる
サッカーのアジア王者を決める大会アジアカップは決勝が行われ、日本はカタールに1対3で敗れて、2大会ぶりの優勝を逃し、森保一監督就任後、最初の国際大会は準優勝でした。
大会はUAE=アラブ首長国連邦で開かれて、世界ランキング50位の日本は1日、決勝で世界93位のカタールと対戦しました。
日本は前半12分、カタールのエース、アルマエズ・アリ選手にオーバーヘッドキックで、1つの大会での最多得点記録を更新する9点目のゴールを決められて先制され、27分にもミドルシュートで失点し、2点をリードされました。
それでも後半は、持ち味の縦への速い攻撃も見られるようになり、24分にミッドフィルダーの塩谷司選手の縦パスからチャンスをつくり、期待の若手の1人、南野拓実選手が右足で今大会初ゴールを決めて、1対2と1点差に追い上げました。
しかし、終盤にキャプテンの吉田麻也選手がペナルティーエリアの中で、相手の選手と競り合った際にハンドの反則をとられ、ペナルティーキックで追加点を奪われました。
日本は1対3で敗れて、2大会ぶりの優勝を逃し、森保監督が去年7月に就任してから初めての国際大会は準優勝でした。
一方、カタールは初めてのアジアカップ優勝で、3年後のワールドカップの開催国として力をつけてきていることを示しました。
【賢者の言葉】オシム曰く「こうした重要な試合であなた方は、しばしば相手に敬意を払い過ぎて試合に臨み、あっさりと負けてしまう」
「カタールは、最初から全力を出し切って戦う気持ちに溢れていた。日本の入り方は典型的な強者の入り方だった。この試合がどういう展開になるかをじっくりと窺い、最初から全力で何かをしようとはしなかった。ようやく自分たちで何かをしようとしたのは、先制ゴールを奪われてからだった。しかも追加点は阻止するのが難しかったときている……。勢いに乗ったチームは攻撃的になりシュートも積極的に打ってくるのだから。ああいったゴールが決まってしまうのも当然だ、といえる。試合中、勢いに乗った相手は攻撃を止めてはくれないのだから。
妻にも言ったが、勇気を出してゴールを奪ったチームが勝つのは当然だ。少なくともカタールは何かをしようと試みたのだから。そして、ふたつの素晴らしいゴールを奪った。まさに“勇気ある攻撃”によって成し遂げたゴールだ。
彼らは運にも恵まれたと言えるだろう。だが、運は勇気を出した方に味方するものなのだから……。ふたつのゴールはどちらもミラクルではあったが、その中で追いつくのは不可能ではないにせよとても難しいことになったわけだ」
「カタールは自分たちの力だけで勝とうと思い、彼らよりも優れた日本はコレクティブに戦って勝利を得ようとした。ピッチ上で優れたチームは日本だった。技術面でもフィジカル面でもそうだった。しかし日本は何かをしようという意志を持たなかった。もっとアグレッシブに戦ってよかったし、ゴールへの意欲を見せるべきだった。失点してようやく自分たちのプレーを始めた。
繰り返すが本当に残念だ。残念だが批判は自分たちのみに向けるべきだ。相手もレフリーもコレクトだった。誰にも責任は転嫁できない。日本の選手たちには、恐らく周囲のプレッシャーが大きすぎたのだろう。
日本人やアジア人のメンタリティに精通した人以外に説明するのは難しいのだが……こうした重要な試合であなた方は、しばしば相手に敬意を払い過ぎて試合に臨み、あっさりと負けてしまう。とりわけメディアがチームにプレッシャーをかけて、勝って当然という空気を作り出したときは、特に危険だ。結果はとても高くつくときがある」
【賢者の言葉】トルシエ曰く「(日本は)優しさに満ちて無味無臭だった」
どちらの監督さんも、日本サッカーの進んでいる方向を否定している訳ではありません
日本が理想的なチームを見いだしたのは間違いないし、コレクティブなコンセプトを見いだしたのも間違いない。しかしもっと本質的で人間的な側面、個人の能力の側面ではまだまだ低いところにいると言わざるを得ない。
ただ、この敗北は、日本が覚醒する契機になり得る。
この種の大会で優勝するためには、人間的側面が絶対的に必要であることに日本が気づいたかも知れないからだ。
この日の日本は優しさに満ちていてちょっと『無味無臭』だった。必要最低限のことしかせずに、ここまでの試合はそれでも勝てたが、決勝はそれでは十分ではなかった。カタールを相手にしたときに、驚き、罠に嵌ったうえに、臨機応変な対応もできなかった。
ぜひ、そうしたいもんですね
私には日本人の友人がいて、彼らはフランスにいるときにはフランス的な態度で日常を過ごしている。しかし日本に帰ると、良くはわからないが彼らの態度は100%日本人になる。日本人の鋳型の中に入り込む。
それと同じことだと私は思っている。
ヨーロッパでプレーする日本人が、帰国して日本の環境の中に入ると日本の価値観を再度身に纏う。
鋳型から出ることをヨーロッパでは求められるが、日本では自分たちの価値観の虜になっている。そこに問題があると私は思う。
日本でも個人主義の選手を見いだせる。その選手のための環境を整えて、力を発揮させる状況を作り出す必要があるが、森保監督にはそれは難しいだろう。
何故なら彼は日本的な価値観とシステムの体現者であるからだ。
だから日本にも個人主義の選手はもちろん存在するが、日本の枠組みの中でその選手が自分を表現することは難しい。別の自由を彼らに与えられるのは外国人監督だけだろう。それが私が個人的に経験したことからの考察だ。
その全体的な状況が変わらない限りは……ずっと日本のストライカーはコレクティブにしか得点ができず、個人の力で強引には点を取れない。これがアジアカップを通しての考察の結論だ。
【賢者の言葉】アギーレ曰く「相手の力を利用したサッカーが実は堅実なんだ、中堅国にはそういう試合運びが必要なんだ」
大会後、僕の中でこの記事が引っかかっていた
手倉森誠が語ったアギーレの言葉だよ
相手の力を利用するのが堅実。
※ロシアワールドカップでの日本vsベルギー戦について、手倉森氏はアギーレ監督の言葉を思い出したという
――いけると思った、ということですね。
「選手たちはそんなことはない、と言うかもしれない。でも、深層心理はわからない。ポーランド戦の反省があったから、最後まで力を抜かずに戦い抜くことを目指したとも言えるけれど。アギーレさんが話していたんだよね」
――と、言いますと?
「2-0とリードした勢いのままに、かさにかかって攻める考え方はある。でも、力のある相手は怯みっぱなしにはならない。点を取ることよりも失点をしないことを重視して、しっかり守りながら時間を進めていく。そうすれば、相手は攻めているからスキが生まれやすい。相手の力を利用したサッカーが実は堅実なんだ、中堅国にはそういう試合運びが必要なんだと、アギーレさんが話していたことを思い出した」
ワールドカップ、アジアカップで見えた日本の現在地
カタール優勝で地殻変動のアジア。潤沢な資本を賢く使う国家の脅威。(井川洋一)#海外サッカー #アジアカップ #カタール #アルモエズ・アリ https://t.co/xFPKE3RqiP
— Number編集部 (@numberweb) 2019年2月5日
ただ、アジア全体の序列が大きく変化してきているのも間違いない
日本代表、次は3月のキリンチャレンジカップ(ボリビア・コロンビア)、そして、6月の「CONMEBOLコパアメリカブラジル2019」と戦いは続いていきます
出典:www.jfa.jp
今回のチームには多くの新顔がいた。私はなかでも若い堂安律が気に入った。動きもスペースの使い方も非常に巧みだ。
ただひとつ気に食わなかったのは、ゴール前でのチャンスメイクだ。相手を危険に陥れるための明確なビジョンが感じられなかった。あったのはセットプレーとクロスとヘッドの強さだけだ。今回の失敗を教訓に、今後より成長していくことを期待する。