【性差別】「キャプテン翼」三杉くんOK、「ガンダム」スレッガー中尉OK、マジンガー「おっぱいミサイル」OK、東京五輪パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(元総理)OUT!【東京オリンピックどうなる?】

気になって仕方ない
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「キャプテン翼」三杉くんが南米チリで問題になってるニュース、非常に興味深い。なんでまたそんな遠く離れた世界で。
女子マネージャーに平手打ちするシーンが問題視されました。
名前:くま(♂)
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で、三杉くんの話題の前に、森会長の件。またかって感じだけど、これはもうアウトでしょ。
東京五輪パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(元総理)の女性蔑視発言が問題になっています。
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【女性蔑視】森喜朗氏が「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」と発言し、国内外で波紋

森会長は2月3日、日本オリンピック委員会の評議員会で、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「女性の優れているところですが、競争意識が強い。誰か手を挙げると『自分も言わないといけない』と思うんでしょうね」「女性を増やす場合、発言の時間をある程度は規制しておかないと、なかなか終わらないので困る」「組織委員会にも女性はいるが、みんなわきまえておられる」などと発言。国内外のメディアやSNSで「女性蔑視」などと批判が集まっていました。

出典:toyokeizai.net

ああ、国民の東京オリンピックへの期待がどんどん萎んでいく・・・。
この人、とんでもない発言しますよね・・・。

森喜朗は、昔から失言ばかりだったからね。ラグビーワールドカップの時はよく無難に乗り越えたなと思っていたよ。
これまでも女性に対する失言は数々ありました。

女性や五輪を巡っても「暴言」を繰り返している。03年6月には少子化を巡る討論会で「子供を一人もつくらない女性の面倒を、税金でみなさいというのはおかしい」と発言。14年のソチ五輪ではフィギュアスケートの浅田真央選手が転倒したことを受け「あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね」と述べた。

出典:mainichi.jp

ただ、あの爺さんが言わんとすることは、僕らの世代以上の男性ならわからなくもない。昔の男性教師とか「あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね」的なことを平気で言って子どもを傷つけていたような気がする。
え、共感するんですか?
共感はしないけど、ただ昔の人の感覚は容易に想像がつく。20年前、30年前はそんな感覚が当たり前の日本社会だったからね。

僕個人は、サッカーファンとして、失言というか認識不足を中田英寿に窘められたことが印象的だったな。あの時から、僕の中で森喜朗の評価は終わっている。
え~と(検索中)・・・こちらですね。

00年5月 イタリアでセリエA・ローマの中田英寿と会食中「日本はアウェーで韓国に勝ったことがない」と発言。中田に「ありますよ」と強く訂正を求められる。

出典:www.sponichi.co.jp

もう森会長でオリンピックはムリでしょ。
タレントの田村淳さんが聖火ランナーを辞退したことが象徴的ですが、東京オリンピックのボランティアも辞退者が続出しているそうです。
僕は東京オリンピックやってほしい派だけど、もう森会長だとムリでしょ。代わりだと・・・安倍晋三元首相か、2020年東京オリンピック選手村村長の川淵三郎Jリーグ初代チェアマンあたりでいいんじゃない? 適任な女性がいるともっといいのかもしれんが。ともかくチェンジしないと世論が変わらないでしょ。
そして、話は変わります。冒頭の「キャプテン翼」が南米チリで問題になったという、あのニュースです。
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【女性への暴力】あのクレバーな三杉くんが女性に手を挙げてしまうくらいだから・・・

「キャプテン翼」で女子マネジャーに平手打ち…「性が理由の暴力ではない」チリ裁判所

 南米チリで、日本の人気サッカーアニメ「キャプテン翼」に、女性への暴力的な描写があったとする審査団体の判断は不当だとして、放送したチリ国営放送(TVN)が罰金の無効などを求めた訴訟の判決が2日、首都サンティアゴの裁判所であった。裁判所は、「性を理由とした暴力ではない」と指摘し、罰金約511万ペソ(約73万円)の支払いは不要だとの判断を下した。

 審査団体が問題視したのは、主人公・大空翼のライバル三杉淳が、女子マネジャーの頬を平手打ちした場面。2019年7月に放送された。三杉は、隠していた心臓の持病をマネジャーが勝手に翼に伝え、試合でわざと負けるように依頼していたことを知り、手をあげた。審査団体は20年2月にTVNに罰金を科した。

 判決によると、裁判長は、「(キャプテン翼は)暴力的なものではなく、サッカーに没頭した子どもたちの進化の物語だ」などとした上で、「(三杉の)攻撃性は、マネジャーが女性だからではなく、他人の秘密やプライベートを漏らしたために生まれたものだ」とした。

出典:www.yomiuri.co.jp

これは賢明な判決と言っていいよね?
僕はちゃんとマンガを読んでいないので・・・。どんなシーンでしょ? え~と(検索中)。

出典:「キャプテン翼」 (集英社文庫(コミック版)) 高橋陽一

僕も熱心な翼ファンじゃなかったが、このあたりは毎週ちゃんと読んでいた頃。このエピソードもよく覚えている。女子マネージャーが良い子だってことはわかるけど、翼にそれを言った時はイラっとしたもんね。
三杉淳さんは翼くんと真剣勝負をしたかったのに、マネージャーさんは、三杉淳さんの体のことを思うばかり、お節介なことをしてしまったのですね。
三杉くんの暴力は、性差がどうこうという視点で語る話ではないよね。「サッカーに没頭した子どもたちの進化の物語だ」とはよく言ったもの。でも、これが日本から遥か離れた南米チリで問題になったというところが非常に興味深いニュースだったと言える。
こういった問題は、日本とか世界とか関係のない、共通認識になりつつあります。

↓おそらく集英社文庫(コミック版)だと、4巻~5巻のエピソードですな。


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【女性への暴力】人の気持ちを思いやることを教えてくれた、この平手シーンもダメですか?え!どーなんだい!

出典:映画『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』富野由悠季(当時・富野喜幸)監督

さらに・・・女性への平手といえば、これ。スレッガーのミライへの一発を思い出す。
これは『機動戦士ガンダム』のワンシーンですね。
それぞれ事情もあっただろうが、戦争を避け安全な場所で暮らす元フィアンセ・カムランと、仲間とともに戦い続けてきたミライ少尉、すっかり立場がズレてしまった二人が再開する。別れ際、カムランにはミライを思う気持ちがまだ残っていて、自分が敵の盾となり、出航するホワイトベースの少しでも援護になればと進言するも、普段は常識的なミライ少尉がいつになく感情的にカムランを拒否するんだよね。そして、それを見かねたスレッガー中尉が「この人は本気なんだよ、わかる?」とミライを一喝するという・・・。
スレッガー中尉がミライ少尉を殴ったんですね。
主人公のアムロをはじめ少年兵、若い乗組員の多いホワイトベースに途中から加わった、ちょっとやさぐれた大人の軍人さん、スレッガー中尉。ちょっとお調子者っぽい雰囲気もあるが、男気があってやるときはビシッとやる。このシーンも、普段はみんなのお母さん的存在のミライさんが、珍しく女の顔を見せ、元フィアンセに対して取り乱した態度を取ってしまい、それを窘めるのが大人のスレッガー中尉。そしていつしか、ミライは中尉に心を惹かれていく。このスレッガーの平手を見て、女性への暴力だと騒ぐ視聴者なんていないはずだぞ。
わかりますが、最近は場面場面を切り取って文句言ってくる人がいますからねえ。
そうなんだよね。世知辛い世の中だ。

いつしかスレッガー中尉に恋心を抱くようなったミライ少尉(そして、そんなミライを見守る未来の旦那・ブライトも素敵)。

出典:映画『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』富野由悠季(当時・富野喜幸)監督

スレッガー「俺は少尉の好意を受けられるような、男じゃない」「俺にとっちゃあ、・・・少尉はまぶしすぎるんだ。世界が違うんだな」「安物なんだがね、おふくろの形見なんだ。空でなくしたら大変だ、預かっといてくれよ」、そして・・・。

出典:映画『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』富野由悠季(当時・富野喜幸)監督


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【性描写】ところで、世界は「おっぱいミサイル」をどう見るのか???

出典:www.youtube.com

ところで・・・これって世界的にはセーフか?
こ、これは!(赤面)
世界は日本アニメの至宝「おっぱいミサイル」をどう見るのか?
至宝は言い過ぎです(苦笑)。

アフロダイAという女性型ロボットの豊満な胸がミサイルになっており、ボイ~ンボイ~ンと飛び出して、敵のロボットをボカ~ンボカ~ンと攻撃する。正式名称は「光子力ミサイル」とか「アフロダイミサイル」とかいうらしいのだが、ええい、そんなまどろっこしい呼び方ができるかいっ。おっぱいがぶっ飛んでいって爆発する。このスバラシイ武器を「おっぱいミサイル」と呼ばずして、何と呼ぶ!? (←だから「光子力ミサイル」と呼びましょう)。

このおっぱいミサイルが登場したのは、1970年代のアニメ『マジンガーZ』である。放送開始のとき小学5年生だった筆者は、毎回テレビの前に正座して見ていた。それはマジンガーZを建造した兜十蔵(かぶとじゅうぞう)博士をモノスゴク尊敬していたから。博士は、孫の甲児(こうじ)にマジンガーZを譲るときこう言った。

「マジンガーZさえあれば、お前は神にも悪魔にもなれる」。

おお~っ。人間と科学の関係を、これほど的確に言い得た言葉があるだろうか!?

このように、科学の学び舎のようなつもりで見ていた『マジンガーZ』で、おっぱいミサイルが炸裂したのだから、もうビックリ&大喜びしたのである。これをぶっ放すアフロダイAの操縦者は、弓さやか。マジンガーZを支援する光子力研究所の所長・弓弦之助(げんのすけ)教授の一人娘である。

出典:www.kusokagaku.co.jp

今の世界的に「おっぱいミサイル」ってセーフだと思う? どう?
えええ・・・。

初代・アフロダイAの「おっぱいミサイル」

出典:twitter.com

後継機・ダイアナンAの「おっぱいミサイル」

出典:twitter.com

グレートマジンガーのビューナスAの「おっぱいミサイル」

出典:twitter.com

ダイアナンA、ビューナスA、一緒に「おっぱいミサイル」

出典:twitter.com

アウトっぽい気もするけど、つい数年前にリメイクされた『マジンガーZ / INFINITY』(2018年1月公開)にも出てきたからセーフだよね?
う~む(苦笑)。
ちなみに、「おっぱいミサイル」誕生秘話はこちら。アフロダイAはもともと、地質調査用のロボットだったらしい。
ちゃんと設定があるんですね。

話を戻せば、アフロダイAはもともと、地質調査用のロボットだった。当然、武器など装備していなかったのだが、それがなぜ胸からミサイルをぶっ放すようになったのだろう? 正座して見ていたはずだが、昔すぎて記憶がないので、久しぶりにアニメを鑑賞したところ……。

 マジンガーZが光子力研究所の支援を受けるようになり、アフロダイAも戦場へ出るようになった。ところが、武器を持たないため、マジンガーZの足手まといになるケースも。そこで第4話、ある研究員が弓教授にこんな進言をする。

研究員「アフロダイAもガードぐらいはしなければならないと思うんですが、どうでしょうか」

弓教授「ふ~む」

研究員「実は地質調査用のミサイルを、ある場合はガードに使用できるように装備したんです」

弓教授「仕方がないだろう」

ここで画面が屋外の実験場に切り替わり、アフロダイAがおっぱいミサイルをぶっ放す!

驚くべきことである。この名もない研究員は、地質調査用のミサイルをアフロダイAに独断で装備し、事後承諾を取りつけようとしているのだ。ってことは、女性型ロボットのおっぱいをミサイルにしようと思いついたのもこの男! アフロダイAの専任操縦者は上司の愛娘(まなむすめ)なのに!

だが、さやかは動じなかった。おっぱいミサイルの爆発力を確認すると「お父さま、第一弾のテストには成功しました。でも、こんなことには使わないで、やっぱり地質調査にだけ使ってたほうがいいわね」と、あくまで非常措置であり、本来は平和利用に徹すべきと言ったのだ。「どこにミサイルつけてんのよ!」と拒絶感をあらわにしても不思議はないケースだと思うが、ミサイルの装備部位などまったく問題にしていない。なんとまあ、オトナな女性だったのだなあ。

出典:www.kusokagaku.co.jp

これは知らなんだ。勉強になったぞ(笑)。
これは、「空想科学研究所」(https://www.kusokagaku.co.jp/)からの引用ですね。
森喜朗や昭和の男たちなぞ、「おっぱいミサイル」でぶっ飛ばせ! 僕も「おっぱいミサイル」で倒されたら本望だぞ。
結局はくまちゃんも昭和の男のようです。


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