「ユーモアを忘れずに」いつか大人になる娘(きみ)のために [1]

子育て日記
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若い時分は時間も可能性も無限に見えていた。いつかきっと、何もかもすべてうまくいくはずと、根拠もなく思って毎日を過ごしていた。
なになに?
若者が夢を見ることは決して悪いことではないが、そういった思考態度にあぐらをかいてしまうのは問題である。
「本当の俺はこんなもんじゃない」、「今はまだ本気を出してないだけ」と思ってしまうアレである。モラトリアム、ニート、高等遊民・・・と呼び方はいろいろある。
で、今は大丈夫なの?
40歳を過ぎて子どもができて初めて気づいた。「黒船、襲来」いや「使途、襲来」か。子どもの成長は待ったなし、なのである。悠長に「いつかきっと」と夢を見ている暇はない。かわいい娘がよりよい人生を歩めるように、父親として今すぐ努力をし、今すぐ判断をしなければいけなくなったのだ。
娘が幸せになる可能性を最大化するため、私にはもう猶予はないのである。
気づいたときに再スタートするしかないね
という訳で、自分の思考の整理と備忘録も兼ねて、そして、少しの決意表明を持って、このエントリーを記していきたいと思う。ただし、自己満足だけではこの場所に記録する意味はない。私よりも若い親には反面教師として、同世代の親にはなんらかの励みになれば幸いである。決して、ユーモアを忘れずに。
☆☆☆自己紹介☆☆☆

名前:くまちゃん(♂)
プロフィール:広く浅く世間を語る、老眼?五十肩?まだ40代です!
特技:2才の娘を笑わせること

※ このエントリーは基本くまちゃんの一人語りです

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あっと言う間に2歳半

いつの間にか2歳半である。もう身長は90センチを超え、体重は12キロくらいだろうか?早い、本当に子どもの成長は早い。
毎日、狭い家の中を全力疾走で走り回っている。覚えたての言葉を、縦横無尽に組み立てて、喋りまくっている。一緒に住んでいるパパとママとばあばに向かって、ポジティブなオーラを放ちながら、全身でコミュニケーションをとってくる。そして、満面の笑みで、信じられないいたずらを仕掛けてくる。
どんないたずら?
「あんぱーんち!(※1)」「めろめろきっく!(※2)」2歳半の暴力娘にとってパパはいつも攻撃対象である。パンチ・キックは当たり前、肩車をしてもらっているときはメガネをとって放り投げる。大好きなママに対しても似たようなもの、愛は時として暴力に代わる。体調不良のママが大人しく横になっていると、笑顔でママに突進し顔を踏みつける。「まま、おきて!」パパが運転する車のバックシートで仮眠を取ることも許してくれない。ばあばは近所の温泉によく連れて行ってくれるが、おそらく体を洗うことすらできてないに違いない。
家の中はカオスである。障子はいたるところが破れ、畳や襖にはマジックやインクの落書き、タンスの中身はすぐにひっぱり出されてしまう。この混乱はいつまで続くのであろうか?

※1 アンパンマンの必殺技
※2 メロンパンナちゃんの必殺技

まるで野生動物だね・・・
そうだ。2歳児はまだ野生動物なのだ。人間の、大人の常識で測ってはいけないのである。この野生動物をどう飼いならすか、または飼いならさないかは、パパやママの方針次第である。人間社会で平穏に生きていくには、犠牲にしなくてはいけない野生の本能もあるだろう。しかし、神から授けられた天性の贈り物はできるかぎりそのまま残しておきたい気もする。いずれにせよ、私は今、決断に迫られている。この野生生物に対して、どこまでを野生を許し、どこまでをそれを許さないかを。今ならすべてが間に合う。だが、時を逃すと後で取り返しのつかないことになるかもしれない。鉄は熱いうちに打て。神か化け物か、どちらにせよ、それはまだ我々の手の内にあるのだ。まあ、放っておいても、なるようになるとも思うのだが・・・。
今のうちに良い習慣を身につけさせたいね
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小学校入学と同時にパパは50代突入

東京オリンピックが開催される2020年、娘は小学校に入学し、私は50代に突入する。いい区切りだ。そこを目標にあれこれ考えておこう。2020年まであと4年、遠すぎる未来は想像つかないが、4年後なら手を伸ばせば届きそうな距離感だ。ちょうどいい。リオデジャネイロオリンピックを観たからかは知らないが、小学4年生の甥っ子は競泳で東京オリンピックに出場する気になっているようだ。おいおい、お前が入っている部活はバスケットボール部じゃなかったっけ?
目標を決めることはいいことだよ
自分もこれまで現実味のない夢ばかり見ていただろう?
甥っ子も次の東京オリンピックにでれなくても、4年後にクラスで1番泳ぎがうまくなっていればいいじゃないか
私の場合は、大きなテーマは、やっぱり金と体力だろう。まず金については、今の仕事を着実にこなしつつ、次のステップの準備をしておきたい。4年後までに資産を増やすことは難しいが、資金を増やしていくための仕組みを作れたらいい。
まあ、あがいてみなさいな
次に体力。老眼、肩痛、背中痛、腰痛・・・カラダはもうボロボロ、去年なんて、帯状疱疹もやった。近い将来、子どもの運動会や保護者として体力を使うこともあるかもしれない。ちょっと鍛えておかないといけない。
20代、30代の不摂生が響いてるね
でも、タバコもずいぶん前に辞めたし、定期的に運動もしている
引き続き、頑張ろうね
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子どもが生まれる前の気持ちを忘れない

妻が妊娠してから娘が生まれるまでの約10か月くらい、この期間の気持ちは一生忘れずにいたい(もちろん忘れることはないと思うが)。妊娠中の女性はお腹の中の命を常に意識しながらこの期間を過ごすに違いない。フィジカルな変化、負荷、痛みなどを実際に体験しながら、新しい命を守り育てるために戦っている。だが男は違う。自分の身体で直接的に命を育てている実感がもてないから、頑張ろうにも頑張れないもどかしさがある。もちろん、妻の負担を減らすべく、サポートに尽力すればいいのはわかっているが、できることなら妻と一緒にフィジカルな痛みを分け合いたいという非現実的な気持ちを持ったりもした。だから私の場合は、妻の妊娠中、いつも以上にランニングをした。育児書を何冊も読んだり、経済の勉強も兼ねてファイナンシャルプランナーの資格試験を受けたりした。とにかく身体と頭を使いたかったのだ。
FP3級とったね、2級もそのうちね
それにしても、まさか40歳をすぎて、本当に自分に子どもができるとは、少し前の自分、30代の自分は想像できなかっただろう。20代の頃、知り合いのフリーライター(当時60歳)が、30代の女性と結婚して子どもを作った。そのとき男はこれもありだと思った。だから、30代の頃は自分に子どもがいる状況を想像できないのと同時に、もしかしたら、自分も60歳までは可能性はあるかもしれないという、両方の思いがあった。つい先日、数十年ぶりに会った独身の後輩男性(40代)にはこうアドバイスした。男は60歳で子どもを作ることもありうるが子育てには体力が必要なのでもし子どもがほしいなら早めがいいよ、と。
フリーライターの先輩は今は80歳!子どもは20歳になっただろうか?
フェイスブックの友達候補にでてくるから、元気に違いない
でも、そのフェイスブックの写真、20年前の写真じゃないですか・・・?
子どもが生まれる前は育児書を沢山読んで、どういう子育てをしようかあれこれ考えていたが、いざ生まれて子育てが始まると、想像していたものとはやはり異なっていた。もちろん、基本的な教育方針みたいなものは持っていたいが、実際にリアルな子育ての中では目の前に突然あらわれた課題に、都度柔軟に対応していくしかない。予想外のことが起きても慌てないよう、落ち着いて対応できるよう、常に頭と体のコンディションを整えておきたいものである。基本的な教育方針は・・・。
基本的な教育方針は・・・何?
基本的な教育方針は「ユーモアを忘れずに」!
いつも夫婦仲良く、ユーモアを忘れずに子どもと接していくこと。
とにかく子どもと接する時間はくだらないことでも沢山話そう!

shizuka2

出典:feely.jp

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