【奮闘努力の甲斐もなく】満男もゴクミもそして僕も一緒に年を取る~また10年後20年後に観たらもっと泣けるだろう|映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』(第50作目)

サブカル
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寅さんの新作を観て約3週間が過ぎた。そろそろ語るか。
初日に観に行ったんですよね。
名前:くま(♂)
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
名前:カエル(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症
特技:インターネット超高速検索
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令和元年、暮れの映画館、初日に泣いてきました

まあ・・・いてもたってもいられず、初日に行くよね?
初日に観れてよかったですね。
ちょうど仕事納めの日でね。その日のレイトショーで観てきたよ。令和元年よい暮れの始まりとなった。
ところで、どんなストーリーなんですか?


サラリーマンを辞めて、念願の小説家になった満男(吉岡秀隆)は、中学三年生の娘ユリ(桜田ひより)とマンションで二人暮らし。最新作の評判は良く、出版社の担当編集・高野(池脇千鶴)からも次回作の執筆を薦められるが、いまいち乗り気になれないでいた。

亡くなった妻の七回忌の法要で、久々に葛飾の実家を訪れた満男。柴又帝釈天の参道にある、親戚が営んでいた草団子屋「くるまや」は新しくカフェに生まれ変わった。その裏手にある昔のままの住居に、母・さくら(倍賞千恵子)と父・博(前田吟)が暮らしている。満男は 法事の後、両親や親戚、付き合いの長い近所の人々と昔話に花を咲かす。それは、騒々しくて楽しかった伯父・寅次郎 (渥美清)との日々。あの寅さんへの想いが蘇る―。日本中を旅していて、破天荒で変わり者、でも、いつも優しく味方でいてくれた寅さん。長い間彼に会えず、大人になった満男の心には大きな穴がぽっかりと空いていた。

書店で行われた満男のサイン会。その列に並ぶ人々の中に、かつて結婚の約束までした初恋の人・イズミ(後藤久美子)の姿があった。彼女は現在、海外でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の職員となり、夫と二人の子供と暮らしているが、仕事で来日中に偶然サイン会を知って訪れたのだった。驚きながらも、再会を喜ぶ満男は「会わせたい人がいる」と小さなジャズ喫茶にイズミを連れていく。そこには、20年以上前に奄美大島で会った寅のかつての恋人・リリー(浅丘ルリ子)がいた…。

懐かしい人たちとの時間。語り合う、寅さんのこと。それは満男たちの心にあたたかい何かをもたらしていく。そして満男とイズミは、リリーから寅との思いがけない過去を聞かされ―

困ったことがあったらな、風に向かって俺の名前を呼べ。おじさん、どっからでも飛んできてやるから
―車寅次郎―

出典:www.cinemaclassics.jp

映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』予告映像

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映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』(第50作目)とは・・・?

出典:www.cinemaclassics.jp

主役は、僕と同世代の満男と泉。これは感情移入しまくりだろ?
山田洋次監督のコメントはこちらです。

※公式サイトより山田洋次監督のコメント
1969年8月27日、『男はつらいよ』第1作が劇場公開された。おりしもぼくたちの国は高度成長期の途上にあり、活気があって威勢のいい充実した気分がこの国を覆っていたように思う。そんな時代を背景にぼくたちの寅さんは勢いよく誕生し、作者のぼくが当惑するほどの人気であれよあれよと作り続けてついに48作を数え、渥美清さんの死によりシリーズ49作の特別篇をもっていったん終りを告げた。そして今、先行き不透明で重く停滞した気分のこの国に生きるぼくたちは、もう一度あの寅さんに会いたい、あの野放図な発想の軽やかさ、はた迷惑を顧みぬ自由奔放な行動を想起して元気になりたい、寅さんの台詞にあるように「生まれて来てよかったと思うことがそのうちあるさ」と切実に願って第50作を製作することを決意した。このシリーズ製作に関わった全ての出演者、なつかしいスタッフに想いを馳せつつ、松竹全社の協力を得て作り上げたこの作品と共に、50年目を祝いたい。

出典:www.cinemaclassics.jp

50年かけて1本の映画ができたと山田洋次監督は言ってたね。
歴史ですねえ。
『男はつらいよ』の50本の映画には、それぞれ、失われた昭和・平成の情景が永遠に残っているだよね。映画を観ると、あの頃の寅さんに、あの頃の自分に、またいつでも会える(泣)。
泣かないでください(苦笑)。
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【肯定派】桑田佳祐の主題歌を悪く言う人もいるが・・・

出典:www.cinemaclassics.jp

僕は、桑田佳祐の主題歌、肯定派だよ。
批判している人がいるんですか?
いるいる。まあ、言いたいことはわからなくもない。寅さんをリアルタイムに楽しんでいた年齢層って、サザン世代より上なんだよね。そんな方の中には桑田の歌がしっくりこない人もいるだろう。しかし、また年月を経て、今回のオープニングの歌唱映像も10年後20年後には輝いてくると思うよ。桑田佳祐のひとり紅白を見て、山田洋次監督が感じた直感は決して間違っていないと、僕は思う。
なるほど。
ましてや、サザン世代以下の若い奴が、寅さん世代でもないくせに、桑田の歌が良くなかったとか、うるせーよ。ガキはすっこんでろと言いたい!
(笑)
今回は桑田佳祐の歌も含めて、寅さん恒例オープニングの夢だと僕は解釈したね。いいオープニングだったと思う。これからも何回も観たい。
だそうです。
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【素直な感想】また10年後20年後に観たらもっと泣けるだろう

出典:www.cinemaclassics.jp

素直な感想。また10年後20年後に観たらもっと泣けるだろう。今回も最初から最後まで、映画館の暗闇で泣きっぱなし。笑って泣いて、僕の嗚咽がうるさくすまんかった(笑)。
迷惑ですねえ(苦笑)。
寅さんの映画はそれでいいんだよ。素直に笑って素直に泣いて。それが男はつらいよだよ。それが昭和の映画館だよ。たぶん。
そういうもんですか?

出典:www.cinemaclassics.jp

それにしても、夏木マリと浅丘ルリ子は妖怪だったな。いい意味で(笑)。
こらこら(苦笑)。

夏木マリは、相変わらず迷惑な母親。

浅丘ルリ子と、喫茶リリーで再会。

出典:www.cinemaclassics.jp

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【奮闘努力の甲斐もなく】満男もゴクミもそして僕も一緒に年を取る

出典:第43作 男はつらいよ 寅次郎の休日(平成2年12月 公開)より

やっぱり後藤久美子と吉岡秀隆だよね。この二人はまさに僕と同世代。今、いくつだっけ?
え~と(検索中)・・・諏訪満男役の吉岡秀隆さんが1970年8月12日生まれだから49歳、イズミ・ブルーナ(及川泉)役の後藤久美子さんが1974年3月26日生まれで45歳ですね。

出典:ウィキペディア(吉岡秀隆)ウィキペディア(後藤久美子)

二人とも既婚の子持ちの設定。僕はつい最近50歳になったばかり。まさに僕らはみんな一緒。そりゃ、この二人の恋愛に感情移入しないわけないだろ? それに・・・僕もいつ、初恋の人と再会しないかドキドキしながら今生きてるよ。
いや、ないない(苦笑)。
実は、僕の初恋の人も日本を離れ、海外で芸術家となっているのだぞ。
ホントですか・・・?
僕らもいつか、満男と泉ちゃんみたいに再会するかも? ・・・と映画を観た後、奥さんにも素直に自分の事を話したよ。
それは奥さんに言わない方がいいのでは? で、奥さんはどういってるんですか?
本気にしてないみたい(笑)。
そりゃ、本気にしませんよ。
はい。これ以上は秘密だよー(笑)。
秘密にしたいなら、言わないでください。
ともかく、50作目『男はつらいよ お帰り 寅さん』の主役は間違いなく、満男と泉であり、映画の間、二人の後ろに寅さんの影を僕らはずっと観ていた。寅さんはその後何処で何をしているのか、映画の中では一切触れられなかったけど、確かにあの男の風を感じることのできる映画だった。それは熱ではなく風。そうだね。『男はつらいよ お帰り 寅さん』に昭和の頃の熱気はないが、あの頃の風を感じることができる映画かもしれないね。お、まとまったかな?(笑)
映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』は、過ぎ去りし時代の風を感じることができる映画なんですね。
そして、これから、僕も年を取るし、満男と泉も年を取る。またいつか会いたいね。
さすがに次回作はないでしょうが・・・(苦笑)。

出典:www.cinemaclassics.jp


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【パンフレット】30数年ぶりで映画を観てパンフレットを購入したよ

ところで、僕は映画を観てもパンフレットを買わない派なんだが、今回だけは久々に買った。
へー。いいパンフレットだったんですね。
これまでの作品がコンパクトにまとめてあって、資料としていいし、値段もお手頃。これは買いだと思ったね。
なるほど。

劇場プログラム 1200円(税込)でした。ちょっと試し読みして即購入。これからも寅さん鑑賞用ガイドブックとしてかなり使えそうです。

◆劇場プログラム 1200円(税込)
山田監督や新作映画出演者のインタビューはもちろん、シリーズ全作のみどころも掲載。
ご自宅でもう一度『男はつらいよ』シリーズを観ながら読むのもよし、「次はどの作品を観ようかな」と悩んだ時の参考にするのもよしの、家族みんなで楽しめるパンフレットです。ぜひ一家に一冊、お買い求めください。

出典:www.cinemaclassics.jp

【閑話休題】次は、これもちょっと観たくなりました。

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【次回作?】『男はつらいよ』、さらに新作も?!

出典:www.cinemaclassics.jp

最後に・・・、次回作なんてないと思っていたが、ひょっとしたら!
これは・・・マジですか?

※とある記事より、山田洋次監督コメント抜粋
 ―寅さんが上映されていた時代と、今を比べるとどうですか。

 ★山田 昔の映画館は座席指定もなく、超満員のときは通路に座ってましたね。時々大声でどなったり笑ったり、活気に満ちていた。今は時間や座席が決まっている。映画館だけでなく、時代が寛容でしたね。寅さんのような、はた迷惑ででたらめな男でも許された。子どもは、大人が目をむくような悪いことをしたいもの。しかられたり警察に連れて行かれたりして成長する。僕らもスリルを楽しんで、ひどい目に遭ったけれども。今は絶対できないですから。寛容さが欠けて堅苦しい時代になったんじゃないかな。

 ―次回作については。

 ★山田 試写を見た人から「もう一つ二つできるのでは」と言われます。今はまだ全く考えていませんが…。歴代マドンナだけでなく、東野英治郎さんや宇野重吉さんなど名優も出演したので、その場面を並べるのもあるかな。

 ―また九州でのロケとかは?

 ★山田 倍賞さんをはじめ家族が元気でいて、何かの出来事があって、ふと寅さんのことを思い出す、という物語を作ることは不可能ではないですね。

出典:www.nishinippon.co.jp