2020年、くま(50歳)とR子(44歳)の子育て日記です。
第一子むーちゃん(♀)は6歳、そして、第二子たろー(♂)は3歳になります。
高齢出産、高齢子育て・・・引き続き、が、頑張ります。
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ずっと少食&偏食で悩んでいますが、昨年はまだうどんなど麺類、果物、今よりバリエーションが少しありました。3歳の今、主食は白米・海苔・かつお節のみです。牛乳・粉ミルクは飲みます。いつもお菓子を欲しがります・・・。どうしましょ?
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【相談】食事が大事? そんなの言われなくてもわかってるよ!
※新しい食べ物はすべて拒絶します・・・。
厚生労働省の「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」 でも、「離乳食についた困ったこと」というアンケートで、「食べる量が少ない」21.8%、「食べものの種類が偏っている」21.2%、「食べるのを嫌がる」15.9%、「母乳や人工乳をよく飲み、離乳食がなかなか進まない」12.6%となっています。
「ご飯しか食べないなら細かくしたおかずをご飯に混ぜてみては?」
「お腹が空いたらいつか食べるのでは?」
「手に食べ物を持たせて遊んでいる隙に口にスプーンで入れたら?」
「年齢の近い子が食べているのを見たら釣られて食べるかも」といったことを提案すると、それで食べるようになる子もいますが、これらを一通りすべて試してもなお、食べないことがあるのです。
【最低限のこと】たとえ同じメニューしか食べなかったとしても、主食、野菜、タンパク質が含まれていればよしとしましょう。
「食べない」あるいは「偏った食事しか摂らない」ことは、なにが問題でしょうか?それぞれの栄養素が極端に減ったり欠乏したりした場合、以下のような問題が起こる危険性があります。
葉酸(貧血)、ナイアシンとリボフラビンとビタミンA(皮膚の異常)、チアミン(かっけ、かっけ心)、ビタミンB6(けいれん)、・ビタミンC(骨の異常)、ビタミンD(くる病やけいれん)、ビタミンE(神経症状)、ビタミンK(出血性疾患)、クロム(体重減少)、鉄(鉄欠乏性貧血)、亜鉛(成長障害、味覚障害、性腺成長障害、脱毛など)。
また、子どもは大人と違って成長途中であるということが重要な点です。だから、ある程度バランス良く食べることは必要なんです。
ただ、大事なことは食材の多様さではなく、バランスのとれた栄養素です。たまに相談されるのですが、「パンはぜんぜん食べません、うどんや白いご飯は食べるんですが」というような場合、パンを食べられるように努力する必要はありません。「ご飯も麺類もパンも食べません。ジャガイモやカボチャは食べます」というのも同様で、炭水化物を米から摂らなくてはいけないという理由はありません。
WHO(世界保健機関)が出版しているガイド書「補完食(Complementary Feeding )」をみると、世界各国で多彩な食品が主食になっていることが分かります。コメ、トウモロコシ、コムギ、タロイモ、サツマイモ、ジャガイモ、料理用バナナなどがあり、そうした主食をペースト状にしてあげるようすすめています。
野菜も同じ栄養素を含むものが入っているなら別の野菜を無理して食べさせなくてもいいし、タンパク質はできれば植物性と動物性のものを食べてほしいですが、どちらかだけでも食べないよりはずっといいです。肉は形状がどうでも構いません。お子さんが、たとえ同じメニューしか食べなかったとしても、主食、野菜、タンパク質が含まれていればよしとしましょう。食事の時間が、食べさせようとする親と、抵抗する子どもの戦いの時間になっては、お互い不幸ですね。
また、毎食どころか毎日バランス良く食べるというのができないときもあります。1歳半から2歳くらいまで、同じものしか食べないということはよくあります。1週間を通して主食、野菜、タンパク質が食べられていれば、それもまたよしとしましょう。
※いえ、食べてません・・・。
WHO(世界保健機関)が出版しているガイド書「補完食(Complementary Feeding )」
【食べない問題】3歳児の少食・偏食→うちの場合、白米・海苔・かつお節しか食べないで、お菓子大好き(泣)
※いえ、圧倒的に負けてますよ・・・。
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