【1971年の洋楽名盤】2021年リイシューまとめ~ジョージ・ハリスン、ジョニ・ミッチェル、エリック・クラプトン、アレサ・フランクリン等【2021年発売の50周年記念盤等】

音楽
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「宮治淳一のラジオ名盤アワー」(ラジオ日本・2021年8月22日放送)、「萩原健太のotonanoラジオ」(FMヨコハマ・2021年8月23日放送)を聴いた。今年2021年は1971年から50年、その頃の発売された名盤のリイシュー盤、デラックス・エディションなどが数多く発売される。さらっとまとめておこう。
熊本からラジオ日本やFMヨコハマを聴いているんですか、ラジコがあってよかったですね(笑)。
名前:くま(♂)
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
名前:カエル(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症
特技:インターネット超高速検索
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オール・シングス・マスト・パス 50周年記念スーパー・デラックス・エディション|ジョージ・ハリスン

【完全生産限定盤】
発売50周年を記念した『オール・シングス・マスト・パス』のスーパー・デラックス・エディション。
●新リミックス(一部新リマスター)
●5枚のCD:70曲収録(うち42曲は未発表のデモ、セッション・アウトテイク、スタジオ・ジャム音源)
●ブルーレイにはオリジナル・アルバムのHDステレオ、5.1サラウンド、ドルビー・アトモスのオーディオを収録
●オリヴィア・ハリスンが監修した全60ページの豪華スクラップブック
[当時の未公開写真や記念品、手書きの歌詞、日記、スタジオでのメモ、テープ保管箱の画像、包括的な各曲解説などが収録]付
●ポスター付
【日本盤のみ】
SHM-CD仕様
英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付

→Amazonで購入する

僕的にはこれが一番欲しい。

関連エントリー→大人のジャケ買い!「オール・シングス・マスト・パス 50周年記念スーパー・デラックス・エディション ジョージ・ハリスン、原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤) ピンク・フロイド」 2021年8月1週目 発売

欲しいってことはまだ買ってないんですね(苦笑)。
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原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤) |ピンク・フロイド

歴史的新発見!奇跡の発掘!今鮮やかに甦る幻の「箱根アフロディーテ」映像収録!

ピンク・フロイドの初来日公演『箱根アフロディーテ』から50周年記念! 奇跡の日本独自企画――『原子心母』の7インチ紙ジャケにCDと、遂に新発見! 50年前のオリジナル・フィルムからの映像をBDに収録した2枚組。日本独自の映像・音源を収録したものとしては「ピンク・フロイド史上初の日本独自企画」が実現!

●1971年8月6日、7日に開催された日本初の野外ロックフェス「箱根アフロディーテ」50周年記念
●今まで「謎」に包まれていた1971年箱根アフロディーテでの「原子心母」の16mmオリジナル・フィルムを遂に新発見! 今鮮やかに甦る幻のピンク・フロイドの初来日公演『箱根アフロディーテ』映像!
●最新技術を駆使し16mmフィルムからデジタル化 、3年の月日を経てレストア&リマスター(音源も「箱根アフロディーテ」ライヴ音源使用)
●更にこちらも新たに発見したB-roll的な「Scott & Watts」もボーナス映像として収録! 箱根アフロディーテ設営時映像が見れるのも史上初!
●「箱根アフロディーテ」からちょうど50周年目を迎える8月6、7日の直前、2021年8月4日(水)発売!

→Amazonで購入する

萩原健太がラジオで言ってたけど、「箱根アフロディーテ1971」は地元ラジオ局かなんかが企画したイベントで、フォーク歌手からアイドル、そしてピンク・フロイドまで、ごった煮の出演者だったんだって。
へー。
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デジャ・ヴ~50th アニヴァーサリー・デラックス (完全生産限定盤)|クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング

ロックの歴史的名盤 50年の時を経てその全貌が明らかになる! 1970年発売のロックの金字塔が多くの未発表音源(アウトテイクス、デモ)を収録して登場。50周年の決定的記念盤ボックスセット。最新リマスター音源による4枚のCDとアナログ・レコード(LP)を1つにまとめた豪華仕様でのリリースとなる。CSNにニール・ヤングが加わって4人のスーパー・スターの個性が絶妙に溶け合い完成された、70年代の幕開けを象徴するロック史に残る記念碑、それが『デジャ・ヴ』だ。ウッドストック・フェステイヴァル出演で人気を決定的にした直後のアルバムは全米NO.1にも輝いている。ジョニ・ミッチェルのペンによる「ウッドストック」、ジェリー・ガルシアのスチール・ギターが印象的な「ティーチ・ユア・チルドレン」、ナッシュがジョニとのことを歌った「僕達の家」、ニール・ヤングの痛い程 胸に響く名曲「ヘルプレス」などヒット曲満載のオリジナル・アルバムに、貴重なデモ・ヴァージョンやアウトテイクなど未発表曲・未発表ヴァージョンも多数収録。

Amazonで購入

これ、すでにAmazonでは売り切れ(※2021年8月末現在)。やっぱこういう企画盤を欲しい時は出てすぐ購入しないとね。
中高年の日本人、経済力のあるマニアが大勢いそうです(苦笑)。


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Blue 50 (Demos & Outtakes)|ジョニ・ミッチェル

Amazonで聴く

ジョニ・ミッチェルの名盤『Blue』が50周年、「Blue 50 (Demos & Outtakes)」なるものが、とりあえず配信のみで販売されている。萩原健太によれば、ジョニ・ミッチェルのアーカイブは2系統で発売が始まっているらしく、ひとつはアウトテイク・未発表音源などのシリーズ、もうひとつがオリジナル・アルバム・リマスターのシリーズらしい。
こちらもマニア向けですね(苦笑)。


↓こちらは2015年発売のデジタルリマスター版です。

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エリック・クラプトン・ソロ (アニヴァーサリー・デラックス・エディション)(完全生産限定盤)(SHM-CD)(4枚組)|エリック・クラプトン

【完全生産限定盤】【SHM-CD】
今回のデラックス・エディションは、CD4枚組、アナログ盤 (通常のブラック・ヴァイナル仕様) 、デジタル・アルバムの各フォーマットで発売。(輸入盤のみ発売のLPのフロント・カヴァーのデザインは、4CD版とは異なったもの)

このアルバムは、路線変更の素晴らしい成功例のひとつとしてロックの歴史に刻まれている。エリック・クラプトンは1960年代にギター・ヒーローのひとりとして頭角を現し、強い影響力を誇っていた。そんなイギリスのスーパースターがこのアルバムで果敢にも変身を遂げ、新たな音楽性を追求したのである。ここでのクラプトンは華やかなトップ・ギタリストから多芸多才なレコーディング・アーティストへと変化しており、派手でテクニカルな演奏を控えめにする代わりに、楽曲を重視したアンサンブルを打ち出していた。そうした方向性は、このあと大成功を収めていく彼のソロ・キャリアの基本路線となった。このアルバムのレコーディングでは新たな顔ぶれのアメリカ人ミュージシャンが起用されており、そうして完成したルーツ志向の楽曲はクラプトンの才能を引き立てる刺激的な枠組みとなっている。50周年を記念してリリースされる今回の”アニヴァーサリー・デラックス・エディション”には、以下の3種類のミックスが収録されている。

● エリック・クラプトン・ミックス
● デラニー・ブラムレット・ミックス
● トム・ダウド・ミックス (UKヴァージョン)

アルバム収録曲すべての”エリック・クラプトン・ミックス”が発表されるのは今回が初めて。またこの”アニヴァーサリー・デラックス・エディション”には、収録曲の別ヴァージョン、レコーディング・セッションのアウトテイク、シングル音源も併せて収録。

Amazonで購入

クラプトンが、ザ・バンドのようなアメリカらしい音楽に傾倒していた時代だね。この頃、大好き。この企画は、エリック・クラプトン・ミックス、デラニー・ブラムレット・ミックス、トム・ダウド・ミックス と3パターン収録されているのが特徴だと、萩原健太が言っていた。
ほー。

↓こちらは2010年発売のデジタルリマスター版です。

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フィール・フロウズ:サンフラワー&サーフズ・アップ・セッションズ1969-1971 |ビーチ・ボーイズ

◆ビーチ・ボーイズの16枚目と17枚目のアルバム、『サンフラワー』(1970)と『サーフズ・アップ』(1971)期の音源56曲を2CDに収録。
◆オリジナル・アルバムはリマスター。未発表音源34曲収録。
◆『サンフラワー』:バンド自ら立ち上げたブラザー・レーベル第1弾アルバム。ブライアン・ウィルソンはもとよりメンバー全員の才能がフルに発揮された、バンドとしての創造性のピークを示す名盤。
◆『サーフズ・アップ』:幻のスマイル・セッションが生み出した当時の話題作「サーフズ・アップ」をメインに、熟練したメンバーの珠玉の作品を収録した傑作。ブラザー・レーベル第2弾。
◆解説、英文ライナー翻訳、歌詞・対訳付。

Amazonで購入

萩原健太曰く、ツアーはそれなりに動員していたらしいが、いわゆるビーチボーイズがあんまり売れなくなっていた時期のアルバム。レコード会社を移籍して新規一転、ブライアンだけではなくメンバーみんなで試行錯誤して制作したアルバムで、むしろこのへんが好きというマニアも多い。
へー。


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アレサ~ザ・グレイテスト・パフォーマンス (デラックス)|アレサ・フランクリン

不世出のクイーン・オブ・ソウル、偉大なる生涯の名唱がここに集結
20世紀を代表する女性シンガー、アレサ・フランクリン(2018年没)初のレーベルを超えたアンソロジー。50年代の極初期作品に始まり、コロンビア、アトランティック、アリスタ時代の定番ヒット曲に加え、未発表デモ、最後のパフォーマンスといわれる「ナチュラル・ウーマン」(2015)など貴重な音源満載による偉大なる生涯の業績をたたえる決定的追悼盤。最新デジタル・リマスタリング:ダン・ハーシュ&ビル・イングロット(D2マスタリング)

出典:Amazon.co.jp

こちらは50周年のアルバムではないけど、「宮治淳一のラジオ名盤アワー」(ラジオ日本・2021年8月22日放送)で紹介されいた、アレサの生涯を俯瞰できる企画アルバム。しかしただのベストアルバムじゃないぞ。アレサの死後数年経って、やっとレーベルを超えたこういう企画が実現したんだって。日本盤は宮治淳一氏の仕事らしい。
で、自分の番組で紹介していたんですね。
今回初公開の貴重な音源も多数、ラジオでこのアルバムにも収録されている子どもの頃の歌唱もオンエアされていた。13歳くらいですでにアレサ・フランクリンは完成されていたぞ。世界の女王はやはりレベルが違う。ちなみに、宮治淳一氏は「アレサ」じゃなくて「アリサ」と発音していた。僕も真似しよう。
すぐ影響される(苦笑)。
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【永遠の名盤】1971年に発売されたロック史に残る名盤たち

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このほかにも、キャロル・キング 『つづれおり』、マーヴィン・ゲイ 『ホワッツ・ゴーイン・オン』、ジョン・レノン 『イマジン』、ジャニス・ジョプリン 『パール』、レッド・ツェッペリン 『レッド・ツェッペリン IV』…などなど、1971年はのちにロックの名盤と呼ばれるアルバムが目白押し。時代の節目だったんだねえ。
え~と(検索中)…1971年に発売されたロック史に残る名盤の一覧はこちらです。

ローリング・ストーンズ 『スティッキー・フィンガーズ』
ジョン・レノン 『イマジン』
ポール・マッカートニー 『ラム』
ジャニス・ジョプリン 『パール』
ビリー・プレストン 『シンプル・ソング』
キャロル・キング 『つづれおり』『ミュージック』
マーヴィン・ゲイ 『ホワッツ・ゴーイン・オン』
スライ&ザ・ファミリー・ストーン 『暴動』
オールマン・ブラザーズ・バンド 『フィルモア・イースト・ライヴ』
ヴァン・モリソン 『テュペロ・ハニー』
ハリー・ニルソン 『ニルソン・シュミルソン』
シカゴ 『シカゴ・アット・カーネギー・ホール』
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング 『4ウェイ・ストリート』
ザ・ビーチ・ボーイズ 『サーフズ・アップ』
ニーナ・シモン 『ヒア・カムズ・ザ・サン』
キンクス 『マスウェル・ヒルビリーズ』
フェイセズ 『ロング・プレイヤー』
ロッド・スチュワート 『エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー』
ハンブル・パイ 『パフォーマンス〜ロッキン・ザ・フィルモア』
ディープ・パープル 『ファイアボール』
レッド・ツェッペリン 『レッド・ツェッペリン IV』
ジョニ・ミッチェル 『ブルー』
ピンク・フロイド 『おせっかい』
エマーソン・レイク・アンド・パーマー 『展覧会の絵』
イエス 『こわれもの』
フォーカス 『ムーヴィング・ウェイヴス』
メリー・ホプキン 『大地の歌』
デヴィッド・クロスビー 『イフ・アイ・クッド・オンリー・リメンバー・マイ・ネーム』
ローラ・ニーロ 『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』
ヤングブラッズ 『ライド・ザ・ウィンド』

出典:ja.wikipedia.org

↓ザ・バンドの名盤、2021年2月に発売されました。

↓ジョン・レノンのソロ名盤『ジョンの魂』(1970年)は1年遅れで、2021年4月に発売。

↓バート・バカラックのサントラ名盤、2021年7月発売。

↓クインシー・ジョーンズのサントラ名盤、2021年7月発売

↓ザ・ローリング・ストーンズの、こちらは『刺青の男 40周年記念エディション』、2021年10月発売予定。

↓ジャニス・ジョプリン 『パール』の50周年盤の話はまだ聞こえてきませんが、ジャニス・ジョプリン『チープ・スリル(50周年記念エディション)』が2018年発売されています。

最後に、これらの名盤が生まれた1971年当時の雰囲気を味わえる、萩原健太氏のプレイリストを掲載して…今日はこのへんで。ホントこの時代の音楽が一番落ち着くぞ。僕は2歳だったけど(笑)。
今から50年前の音楽です。

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【追記】1971年最大の名盤、キャロル・キング 『つづれおり』は50周年記念盤がでないのか???

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最後にもうひとつ(笑)。「萩原健太のotonanoラジオ」(FMヨコハマ・2021年8月30日放送)でも紹介されていたが、1971年で最も忘れていけないアルバムが、言わずもがなキャロル・キング 『つづれおり』。
50周年記念盤はでないんですか?
今のところ、そういう情報はないが、萩原健太氏も言うとおり、あまりにも名盤すぎて、50周年を待たずに数々のリマスター盤がすでに発売されている。だから、いまさら50周年記念盤は出ないのでは? ということらしい。
では、現在入手しやすい名盤『つづれおり』を紹介して、今回はおしまいです。
そして…萩原健太がラジオでもふれていた、アレサ・フランクリン生前最後の名演がこちら。客席のオバマ大統領夫妻(当時)やキャロル・キングも感涙だぞ!

Aretha Franklin – (You Make Me Feel Like) A Natural Woman (Live at Kennedy Center Honors)

現在、入手しやすい通常版は2004年リマスター盤かと思われます。

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一番安いのは、輸入盤の1999年リマスター盤じゃないでしょうか。

2013年発売の「レガシー・レコーディング・シリーズ」より。こちらは「Blue Spec CD2」仕様です。

つづれおり
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2017年発売、7インチ紙ジャケ&SACDハイブリット盤(=SA-CD 5.1ch, SA-CD 2ch, CD)仕様のこちらが現在一番ハイスペック?

2017年発売、こちらは2016年7月3日開催「つづれおり」全曲再現ライヴです。

最後に、「つづれおり」ではありませんが、2010年にリリースされたCarole KingとJames Taylorによるライブアルバムです。名盤「つづれおり」が誕生するきっかけを作ったジェイムス・テイラーが、キャロル・キングとともに、ウェストハリウッドのThe Troubadourで2007年11月に行ったライブです。

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