2023年、くま(53歳)とR子(47歳)の子育て日記です。
第一子むーちゃん(♀)は9歳、そして、第二子たろー(♂)は6歳になります。
高齢出産、高齢子育て・・・日本はそういう時代です(たぶん)。
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4年ぶりの開催となった大津町の「大津つつじ祭り」に行ってきました。祭りのメイン会場となっている大津町役場周辺もずいぶん風景が変わりましたが、唯一変わらないのが今は新しい庁舎の西側にある「大クスノキ」ではないでしょうか。
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【熊本とクスノキ】熊本県の県木は「クスノキ」(昭和41年10月制定)です。
熊本の初夏は、萌えるようなクスノキの若葉で生命力にあふれています。熊本城内をはじめ県内各地の神社や寺院にクスノキの巨木が見られ、昔から県民に親しまれてきました。
寂心さんの樟
幹周りが13.3m、高さは29mにもおよぶ熊本県の指定天然記念物の大きなクスの木です。樹齢は約800年といわれています。戦国時代、菊池氏(きくちし)の重臣であり、現在の熊本城の南側に位置していたといわれる「隈本城」の城主となった鹿子木親員(かのこぎちかかず)のちの寂心(じゃくしん)の墓をその根元に巻き込んでいると伝えられていることから、「寂心さんの樟」と呼ばれるようになりました。見事な根元や、1本の木であるのにまるで森のように枝を広げ、葉を茂らせている姿は、地域の人々をやさしく包み込み、しっかりと見守っているようにも感じられます。
【大津町のシンボル】若葉萌える「大クスノキ」、昭和・平成・令和の大津町を見守り続けて
※こちらの写真は2017年の大津つつじ祭り。ステージはクスノキをバックに、アスファルトの駐車場は現在大津町役場の庁舎が立っている場所です。
2017年のつつじ祭り。この時は、大クスノキをバックにステージが組まれていました。
なんだこれ?墜落したUFOか?! 平成の頃はこの謎のオブジェがありました。撤去された今となっては懐かしい。
この場所、僕らが子どもの頃は小学校の校庭、熊本地震後の2019年は大津町仮庁舎の駐車場でした。
大クスノキだけが、時代を超えてこの場所に鎮座しています。
僕が子どもの頃とまったく同じポーズをとる娘。
大津店のつつじが今年もきれいに咲きました☺️
大津町の町花は「つつじ」。
今年は4年ぶりに大津町の「つつじ祭り」が開催(4/23)されるそうですよ。大津町の昭和園は約4万本のつつじが咲く人気のスポットです。 pic.twitter.com/tZa4xPcIZb
— お菓子の香梅【公式】🟡 (@kobai_jindaiko) April 17, 2023
【2023年】久しぶりのつつじ祭、周辺をぶらぶら
大津町のシンボル、町の中心にそびえ立つ大クスノキは何処? 現在は新庁舎正面入り口から向かって右手にありました!
大きな木をみつけると、すぐに登りたがる娘。私の子どもの頃にそっくりです。
平成の頃にあった銀色の大きなオブジェと水路が無くなり、芝生の小さな広場になっていました。その先に見えるのは、熊本市中心部へ、阿蘇・大分へ、そして熊本の空の玄関口、熊本空港へとアクセスするようになる肥後大津駅です。
【旧大津小学校跡地】小学校の校庭だったこの場所、ここで友だちと一日中遊んでいたあの頃
旧大津小学校の校舎は、1966年に建てられたそうです。70年代・80年代の子どもたちは、かつての小学校があった場所、大クスノキ周辺を懐かしく思い出します。そこはいつも夢が帰るところ。遠くなるほど近くなる、戻れない故郷かもしれません。