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【国立西洋美術館】新収蔵作品2点を9月14日から公開!女性職業画家の先駆者ラヴィニア・フォンターナの代表作、「だまし絵」の生みの親ルイ=レオポルド・ボワイーによる肖像画
\明日、再オープン!/
明日9/14(土)より常設展が再オープンいたします。
本館2階展示室では本年度新収蔵となった作品2点がお披露目されます。🖼女性職業画家の先駆者ラヴィニア・フォンターナ代表作
ラヴィニア・フォンターナ《アントニエッタ・ゴンザレスの肖像》 pic.twitter.com/fMMlPbA5rr— 国立西洋美術館 NMWA Tokyo (@NMWATokyo) September 13, 2024
【あれ?!】16世紀とある女性貴族の肖像画が何故?女性職業画家の先駆者ラヴィニア・フォンターナの代表作「アントニエッタ・ゴンザレスの肖像」
この絵はペードロ・ゴンザレスの子供の一人で
アントニエッタ・ゴンザレスの肖像。
描いたのはラヴィニア・フォンターナという女性画家、
彼女がアントニエッタをひとりの可憐な少女として
描いたことは「芸術新潮」2019年3月号
中野京子さんの連載で知りました。— えこ (@eko_gray) September 7, 2019
ラヴィニア・フォンターナ《アントニエッタ・ゴンザレスの肖像》
少女が手にする手紙にはその身の上が記されており、そこから彼女の名がアントニエッタ・ゴンザレスであることが分かる。少女の父ペドロ・ゴンザレスは、顔を含む体中に毛が生えるという特異体質ゆえ、少年時代にカナリア諸島からパリに連れてこられ、宮廷人として育てられた。長じて彼はフランス人女性と結婚し、多くの子をもうけたが、うち数人は父の血を受け継いで多毛だった。一家は各地の宮廷に求められ、パリからブリュッセルを経て、最終的にイタリアのパルマに落ち着く。アントニエッタの多毛の兄弟ふたりは後にローマの宮廷で仕え、やはり有名な芸術家によって肖像が描かれた。
少女は保護者の侯爵夫人に連れられて1594年にボローニャへ旅し、そこでウリッセ・アルドロヴァンディという著名な博物学者に面会している。この絵も同じボローニャ訪問時になされた素描をもとにして描かれたのであろう。後に出版されたアルドロヴァンディの著作には、版画による挿絵とともに少女の記述がなされている。
以前からこの絵のヴァージョン作品の存在が知られていたが、昨年この絵の存在が知られ、こちらがオリジナルであると考えられている。表情や衣服の装飾を精緻かつ色鮮やかに描き出す手法は、ラヴィニア・フォンターナならではのものだ。
この絵も衝撃的ですね。でも「髭の女」程陰鬱な印象を受けないのはゴンザレス家が保護されて比較的良い環境だったのと、画家と彼女の関係が良好だったせいでしょうか。彼女を検索すると「宮廷で飼われていた」とか酷い表現も有りますが、エレファントマンに比べればまだ幸せだったんじゃないかなと。
— Green Pepper (@r2d2c3poacco) September 7, 2019
#あなたの好きな伝記映画
『エレファントマン』
実在の人物ジョセフ・メリックの伝記映画。デビッド・リンチ映画としてはストレートなヒューマンドラマ。リンチの意図がどうだったかはわかんないけど感動的な物は感動的 pic.twitter.com/HFjhFoKIbN— ギズモワークス (@gizmoworkscojp) November 23, 2023
髭のある女性は昔から居たんだな。アメリカでもアニー・ジョーンズと言う髭の生えた女性が居たそうだ。絵葉書などのモデルやショービジネスで活躍してたらしい。見世物だった訳で、果たして健全な環境だったかどうか。 pic.twitter.com/eP1zNs8xfG
— Green Pepper (@r2d2c3poacco) September 7, 2019
【人か?獣か?】映画の題材になったり、サーカスで見世物にされた、多毛症の女や男たち
マルコ・フェレーリ『猿女』(1964)は、19世紀に実在した多毛症の女性から着想を得た作品。とある男が、全身が毛で覆われた女を見世物に興行を始めるが…。イタリア公開版の後、ディレクターズ・カット版、フランス公開版のエンディングが続く2017年の修復版を上映します。https://t.co/u1Z8yOyOnv pic.twitter.com/QY1Xgh58FU
— 国立映画アーカイブ (@NFAJ_PR) January 17, 2024
19世紀、および20世紀初頭のサーカスの余興の出演者の中にはジュリア・パストラーナ(英語版)のような多毛症の罹患者が含まれていた。 その多くは見世物小屋で働き、人間と動物の両方の特徴をもつ者として宣伝された。
Lithograph of Julia Pastrana by V. Katzler circa 1860
Julia Pastrana, image from a 1900 book, showing her preserved remains
多毛症の人々はしばしばサーカスの出演者として働いたが、それは特異な容姿を最大限に活用した結果だった。「犬面男のジョジョ」と呼ばれたヒョードル・イェフティチョフ(英語版) 、「獅子面男のライオネル」と呼ばれたステファン・ビブロフスキー、「狼男」ヘスス・アセベス(英語版)、「髭女」アニー・ジョーンズ(英語版)、「ミネソタの毛むくじゃら少女」アリス・エリザベス・ドハーティ(英語版)らは皆、多毛症の罹患者だった。広範囲の多毛症は精神的苦痛をともない、容姿への引け目を引き起こす場合もあるが、一部の人々は多毛症は自らを定義するものであると考え、治療を受けることを避ける。
ヨリス・ヘフナゲルによる「毛深い男」ペトルス・ゴンサルヴスの肖像画( Elementa Depict 収録)
「クラオ・ファリーニ(Krao Farini)(1876~1926)」。探検家カール・ボック(Karl Bock)がラオスを旅している間に見つけた原始的な部族の一員として紹介され、見世物小屋で働きました。多毛症(hypertrichosis)だったと考えられます。書肆ゲンシシャではフリークスの写真集を扱っています。 pic.twitter.com/s6XTzE0H8O
— 書肆ゲンシシャ/幻視者の集い (@Book_Genshisha) March 11, 2018
クラオ・ファリーニ(1883年)
ペトルス・ゴンサルヴス(1648年)歴史上初めて記録された多毛症の症例
アリス・E・ドハーティ
これは?
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