【あれ?!】16世紀とある女性貴族の肖像画が何故?女性職業画家の先駆者ラヴィニア・フォンターナの代表作「アントニエッタ・ゴンザレスの肖像」

熊本ぼちぼち新聞(全国版)
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この絵画、つい最近、国立西洋美術館に収蔵されることになった歴史的な芸術作品だけど、インパクト凄くない?
え? あれ?!
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【国立西洋美術館】新収蔵作品2点を9月14日から公開!女性職業画家の先駆者ラヴィニア・フォンターナの代表作、「だまし絵」の生みの親ルイ=レオポルド・ボワイーによる肖像画

女性職業画家の先駆者ラヴィニア・フォンターナの代表作だって。
へー。ちゃんとした芸術作品なんですね。
新聞の片隅で見かけて、強く惹かれた。日本の美術館にあるんでしょ。いつか本物みたいね。
え~と(検索中)…ラヴィニア・フォンターナさんの「アントニエッタ・ゴンザレスの肖像」とは?
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【あれ?!】16世紀とある女性貴族の肖像画が何故?女性職業画家の先駆者ラヴィニア・フォンターナの代表作「アントニエッタ・ゴンザレスの肖像」

いろいろと考えさせられる。
ですね。
ラヴィニア・フォンターナ《アントニエッタ・ゴンザレスの肖像》

出典:ja.wikipedia.org

少女が手にする手紙にはその身の上が記されており、そこから彼女の名がアントニエッタ・ゴンザレスであることが分かる。少女の父ペドロ・ゴンザレスは、顔を含む体中に毛が生えるという特異体質ゆえ、少年時代にカナリア諸島からパリに連れてこられ、宮廷人として育てられた。長じて彼はフランス人女性と結婚し、多くの子をもうけたが、うち数人は父の血を受け継いで多毛だった。一家は各地の宮廷に求められ、パリからブリュッセルを経て、最終的にイタリアのパルマに落ち着く。アントニエッタの多毛の兄弟ふたりは後にローマの宮廷で仕え、やはり有名な芸術家によって肖像が描かれた。

少女は保護者の侯爵夫人に連れられて1594年にボローニャへ旅し、そこでウリッセ・アルドロヴァンディという著名な博物学者に面会している。この絵も同じボローニャ訪問時になされた素描をもとにして描かれたのであろう。後に出版されたアルドロヴァンディの著作には、版画による挿絵とともに少女の記述がなされている。

以前からこの絵のヴァージョン作品の存在が知られていたが、昨年この絵の存在が知られ、こちらがオリジナルであると考えられている。表情や衣服の装飾を精緻かつ色鮮やかに描き出す手法は、ラヴィニア・フォンターナならではのものだ。

出典:artexhibition.jp

まずお父さんが特異体質だったんだね。しかし、ある程度の身分で、それなりの人生をおくれたようで何より。こういう方々は、大抵サーカスの見世物にされたりとか、あんまり幸せな人生とは言えないからね。
映画「エレファントマン」が有名です。

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【人か?獣か?】映画の題材になったり、サーカスで見世物にされた、多毛症の女や男たち

映画「エレファントマン」以外にもあるんだね。マルコ・フェレーリ『猿女』(1964)、いつか見てみたい。
映画の題材になったのが、実在の多毛症の罹患者だったそうです。

19世紀、および20世紀初頭のサーカスの余興の出演者の中にはジュリア・パストラーナ(英語版)のような多毛症の罹患者が含まれていた。 その多くは見世物小屋で働き、人間と動物の両方の特徴をもつ者として宣伝された。

出典:ja.wikipedia.org

Lithograph of Julia Pastrana by V. Katzler circa 1860

出典:en.wikipedia.org

Julia Pastrana, image from a 1900 book, showing her preserved remains

出典:en.wikipedia.org

多毛症の人々はしばしばサーカスの出演者として働いたが、それは特異な容姿を最大限に活用した結果だった。「犬面男のジョジョ」と呼ばれたヒョードル・イェフティチョフ(英語版) 、「獅子面男のライオネル」と呼ばれたステファン・ビブロフスキー、「狼男」ヘスス・アセベス(英語版)、「髭女」アニー・ジョーンズ(英語版)、「ミネソタの毛むくじゃら少女」アリス・エリザベス・ドハーティ(英語版)らは皆、多毛症の罹患者だった。広範囲の多毛症は精神的苦痛をともない、容姿への引け目を引き起こす場合もあるが、一部の人々は多毛症は自らを定義するものであると考え、治療を受けることを避ける。

出典:ja.wikipedia.org

好奇心でついつい、見てしまう。今の世の中では、見世物にされるような残酷なことはないけど、この世界のどこかに今もいらっしゃるんだろうね。
かもしれませんね…。ひょっとして、日本人もいるかも?

ヨリス・ヘフナゲルによる「毛深い男」ペトルス・ゴンサルヴスの肖像画( Elementa Depict 収録)

出典:ja.wikipedia.org

クラオ・ファリーニ(1883年)

出典:ja.wikipedia.org

ペトルス・ゴンサルヴス(1648年)歴史上初めて記録された多毛症の症例

出典:ja.wikipedia.org

アリス・E・ドハーティ

出典:ja.wikipedia.org

これは?

出典:bibliodyssey.blogspot.com

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