『私の人生暗かった・・・圭子の夢は夜ひらく』~バック・トゥ・1970(遥か昭和45年への旅)その2

1969年から2019年までの50年間を振り返るこの企画・・・今回は2年目「1970年(昭和45年)」だよ
前回の1回目では1970年の日本・世界の出来事を振り返りましたが、ベトナム戦争や学生運動など、この年はなんか不穏な話題が多かったですね・・・
今回の2回目は、音楽を中心に、この年のエンタメを振り返るよ
音楽やエンタメにも、その時代の不穏な空気が反映されているのでしょうか?

※前回はこちら→ バック・トゥ・1970(遥か昭和45年への旅)その1


☆☆☆自己紹介☆☆☆

名前:くまちゃん(♂)
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:2才の娘を笑わせること
名前:カエルくん(♂)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索

[Music 1970] カーペンターズ『遙かなる影』~今でも愛される至高のメロディー

カーペンターズの『遙かなる影』は、バート・バカラックとハル・デイヴィッドの名コンビによる、とても美しいメロディーの佳曲だよ
この曲は、ヒッピー、フラワームーブメント、そして、サイケデリック・・・と1960年代後半のキーワードとは真逆の音楽だよね
カーペンターズは古き良きアメリカをもう一度みたいなイメージです・・・あ、それはまるでトランプ大統領のようですね(笑)
おいおい、カレンの美しい歌声とトランプを一緒にするなよ・・・
ベトナム戦争や学生運動など、不穏な時代だから、逆に、こういう音楽が受けたりしたのかもね
え~と(検索中)・・・実はこの楽曲、1970年のカーペンターズの楽曲が大ヒットとなりましたが、最初にレコーディングしたのは1963年のリチャード・チェンバレンです

出典:ja.wikipedia.org

Golden Throats – Richard Chamberlain

うわ・・・初めて聴いたかも・・・これもこれで雰囲気あるね
でも、やっぱりカレンの声がいいかな
まさに癒しの歌声、永遠の名曲ですね

They Long To Be (Close To You) – Carpenters HD_HQ 1970


[Music 1970] サイモン&ガーファンクル『明日に架ける橋』~僕は君の味方

もう教科書に載るくらい有名な曲だね
この曲もエルビス・プレスリーをはじめ、いろんなアーティストにカバーされていますが、その中でも有名なアレサ・フランクリンのバージョンをまず聴いてみましょう
これはサイモン&ガーファンクルのヒットの翌年1971年にヒットしています

出典:ja.wikipedia.org

Aretha Franklin – Bridge Over Troubled Water – 3/5/1971 – Fillmore West (Official)

アレサ・フランクリンの『明日に架ける橋』は本家とはまた全然違った魅力があるよね
では、本家サイモン&ガーファンクル『明日に架ける橋』をどうぞ
ビジーフォーじゃないぞ!

Simon & Garfunkel – Bridge Over Troubled Water (Audio)


[Music 1970] ジョージ・ハリスン『マイ・スウィート・ロード』~実は神への祈りだった!

『マイ・スウィート・ロード』、大好き!いいよね
エリック・クラプトンもアメリカ南部に傾倒したのはこの頃じゃないかな
えー(検索中)、エリック・クラプトンがアメリカに渡りソロアルバムを発売したのも1970年です

出典:ja.wikipedia.org

『マイ・スウィート・ロード』って牧歌的ないい曲だけど、よく聴くと「ハレ・クリシュナ」と連呼しているんだよね
えー(検索中)、歌詞は当時クリシュナに大きく傾倒していた彼の神への信仰心を歌ったもので、楽曲は同じようなフレーズを繰り返す構成となっています

出典:ja.wikipedia.org

ハレ・クリシュナって、なんか怪しくない?
え?そうなんですか・・・え~と(検索中)
ハレ・クリシュナ

クリシュナ・コンシャスネスの運動をする教団。
黄色いローブを着て歌ったり踊ったりする。
日本では新宿とかでよく見かける。

出典:d.hatena.ne.jp

やっぱ怪しいじゃん!(笑)
まあ、当時のビートルズも、特にジョンとジョージがインドにハマっていたし、フラワームーブメントの時代だからね
インドのクリシュナという神様を信仰するクリシュナ意識国際協会という教団があるそうですね
傾倒した有名人には、ジョージ・ハリスンやスティーブン・ジョブズの名前が出てきますね

出典:ja.wikipedia.orghappism.cyzowoman.com

ちょっと怪しさはあるけど、いい曲には変わりない!(笑)
くまちゃんまで、ぴょんぴょん跳ねて踊らなくてもいいですから!

George Harrison – My Sweet Lord



[Music 1970] 藤圭子『圭子の夢は夜ひらく』~私の人生暗かった・・・

そして邦楽、日本に目を向けるけど・・・これインパクトあり過ぎ!
でも、やっぱり母娘、似ているね
そうですね
歌手の藤圭子さんは宇多田ヒカルさんのお母さんですね
僕が高校生の頃、サザン桑田佳祐が影響を受けたというクールファイブ前川清のボーカルを研究しようと思って・・・熊本・上通りのウッドストックで適当に買ったクールファイブの中古レコードがこれ
A面がクールファイブでB面が藤圭子だったんだよね、そして、二人は元夫婦だったと後に知った・・・
へー!そうなんですか?

出典:tayune.com

「圭子の夢は夜ひらく」ってタイトルも凄いし、歌詞も凄いけど、歌唱がもっと凄いからね
この時、藤圭子はまだ二十歳前でしょ・・・
宇多田ヒカルのデビューも衝撃でしたが、お母さんもインパクトありますね・・・

藤圭子 圭子の夢は夜ひらく



1970年のエンタメ・エピソード・・・寺山修二の呼びかけで、矢吹丈のライバル・力石徹の追悼式が行われた

出典:あしたのジョー 8巻

1970年のエンタメ・エピソードを一つ・・・よど号ハイジャック事件で犯人たちが「われわれは明日のジョーである」と声明文を出したらしいけど、この年はもう一つ「あしたのジョー」に関係する社会的な話題があったんだよね
「あしたのジョー」は社会に影響を与えるような、エンタメ作品だったんですね
それは・・・主人公矢吹丈のライバル、力石徹の追悼式
作中で亡くなったボクサーを偲んで、リアルお葬式が開催されたんだよ
痛いオタクはこの頃からいたんですね・・・
いやいや、この時代はまだオタクはいないよ、「あしたのジョー」に夢中になったのは、今のオタクやニートというよりリア充に近い若者だから
それに、力石徹追悼式も主催したのは、有名な劇作家の寺山修二だよ
まあ、厳密にいうと、元々は不良だった主人公の矢吹丈は、ボクシングに青春を捧げた後、リア充とは程遠い孤独でストイックな若者で・・・ぶつぶつ
なにをブツブツ言ってるんですか・・・
あと、この力石徹以外で、僕がマンガやアニメのお葬式で思い出すのは、1980年代のアニメ『六神合体ゴッドマーズ』の人気キャラクター・マーズのお葬式だね
マーズは女性に大人気の美形キャラで、この女性たちはオタク女子・・・今の腐女子の先駆けじゃないかな?
考えてみると、ちょうど彼女たちの娘世代が、今、俗にいう腐女子といってもよいかと思われ・・・ぶつぶつ
またブツブツと・・・
話がズレたけど、とにかく、力石徹の追悼式は1970年を象徴するエピソードの一つだね
マーズの葬式も気になるなあ・・・


バック・トゥ・1970(遥か昭和45年への旅)

この時代の雰囲気はなんとなく伝わったかな・・・?
最後にこの年の邦楽・・・オリコンの年間トップテンを見てみよう!
へー、「黒ネコのタンゴ」が第一位!
これは知ってます
年間TOP10(日本)

※オリコン 1969年12月1日付 – 1970年11月30日付
1位 皆川おさむ:「黒ネコのタンゴ」
2位 ザ・ドリフターズ:「ドリフのズンドコ節」
3位 藤圭子:「圭子の夢は夜ひらく」
4位 藤圭子:「女のブルース」
5位 内山田洋とクール・ファイブ:「逢わずに愛して」
6位 由紀さおり:「手紙」
7位 ヒデとロザンナ:「愛は傷つきやすく」
8位 菅原洋一:「今日でお別れ」
9位 ショッキング・ブルー:「ヴィーナス」
10位 渚ゆう子:「京都の恋」

出典:ja.wikipedia.org

ザ・ドリフターズの「ドリフのズンドコ節」も年間3位っていうのもあるね
それに続くのが、さきほどの藤圭子さんとクールファイブですね・・・くまちゃんが偶然買ったレコードは、まさにこの年の象徴のアルバムですね
そうだね、今度実家に帰った時に、レコードの無事を確認しておこう
デジタル化したら、カエルくんにも聴かせてあげようか?
あ、ああ・・・ついでがあったらでいいですよ(苦笑)
なーんだ、乗り気じゃないなあ・・・まあ、いいや
では、次回、1971年のエントリーでまた会いましょう!!
う~ん、マンダム