イスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』だよ
日本語訳が昨年発売されて、日本でもじわじわきてるね
『サピエンス全史』の著者が出演した番組の特集ダイジェストが!
“幸福”を探して 人類250万年の旅 ~リーダーたちも注目!世界的ベストセラー~ | NHK クローズアップ現代 https://t.co/E7kgUKI3Sx— 河出書房新社 翻訳書 (@kawade_honyaku) 2017年1月5日
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:3才の娘を笑わせること
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
特技:インターネット超高速検索
天国は無いただ空があるだけ
国境も無いただ地球があるだけ
みんながそう思えば
簡単なことさ出典:「イマジン」 歌:RCサクセション 作詞:J.Lennon・忌野清志郎 作曲:J.Lennon
著者のユヴァル・ノア・ハラリとは・・・?
どんな人なの?
ユヴァル・ノア・ハラリ
ユヴァル・ノア・ハラリ (1976年2月24日 – )は、イスラエル人の歴史学者。ヘブライ大学歴史学部の終身雇用教授。世界的ベストセラー『サピエンス全史』の著者。 最新の著書は、2015年にヘブライ語で出版されたHomo Deus: A Brief History of Tomorrow 。
現在の専門は世界史とマクロ・ヒストリー(歴史の究極的な法則性を探求し、長期的・巨視的な傾向を見いだそうとする学問)である。
ユーチューブで公開されているヘブライ大学における世界史講義(ヘブライ語)は、視聴回数が数十万回という人気を誇っている。またハラリは『A Brief History of Humankind(人類史概論)』という英語での無料オンライン講座を開講しており、全世界で10万人以上の受講者がいる。
21世紀を生きるために、歴史から学ぶべき「力」とは
※「COURRiER Japon」、ユヴァル・ノア・ハラリのインタビューより
現代人が狩猟採集の生活に戻ることは不可能です。そもそも70~80億の人口を狩猟採集で維持することはできません。ただ、自分の都合に合わせて世界を変えるのではなく、世界に合わせて自分を変えていく狩猟採集民の姿勢には、学べるものが多いと感じます。21世紀は、次々に大きな変化が起きる時代になり、その変化の度合いは、20世紀を上回るはずです。そんな21世紀を生き抜くためには、一生涯の間に何度も自分を作り替えていく必要があります。
出典:courrier.jp
NHKクローズアップ現代+『サピエンス全史』のざっくり解説を、さらにざっくりと・・・
ざっくりとまとめられた解説を、僕がさらにざっくりとかいつまんでみたよ(笑)
01 “フィクションを信じる力”こそが、人類が繁栄した鍵
ホモ・サピエンスは、神様のようなフィクションを想像し、それを全く見知らぬ他人に伝えることができたといいます。
フィクションを想像し、みんながそれを信じる。
そのことで多くの仲間と協力し、大集団での作業が可能になったのです。
これが人類の最初のターニングポイント、認知革命。
私たちの祖先が集団で大きな力を発揮し、地球上の覇者になった源です。
02 文明の発展が人間を幸せにするとは限らない
食糧の増加は、よりよい食生活やより長い余暇には結びつかなかった。
平均的な農耕民は、平均的な狩猟採集民よりも苦労して働いたのに、見返りに得られる食べ物は劣っていた。
農業革命は、史上最大の詐欺だったのだ。
あー、なんか騙されていた気分
つまり、「所有」するようになったことで格差が現われて、大勢の不幸せな人が出現したんでしょ
03 人類は幸福になったか?資本主義は限界なのか?
著者 ユヴァル・ノア・ハラリさん
「実は幸せかどうかを考えるのは、最も大事なことなのです。
歴史を振り返ると、人間は集団の力や権力を手に入れても、それを、個人の幸せと結びつけるのは得意ではありません。
現代人は、石器時代より何千倍もの力を手に入れていますが、一人ひとりはそれほど幸せには見えません。」「これまでの歴史書の多くは、個人の幸せには目を向けず、国家や権力にだけ注目してきました。
幸せを軽んじると『国家や権力の発展は必ずしも、みんなの幸せにつながらない』ということを忘れ、拡大や成長ばかりを追い求めることになってしまうのです。」「資本主義は近代で最もうまくいった考え方で、宗教とさえいえます。
でも、そのために大規模な経済破たんや政治的な問題も起きています。
いま、たった一つの解決策は全く新しいイノベーションを起こすことだと思います。」
たぶん、本当なんだろうね
04 新しい人類・・・超ホモ・サピエンスとは?
著者 ユヴァル・ノア・ハラリさん
「今後1、2世紀のうちに人類は姿を消すと思います。
でもそれは、人間が絶滅するということではなく、バイオテクノロジーや人口知能で、人間の体や脳や心のあり方が変わるだろうということです。」そうした将来の人間のことを、この本の中では、超ホモ・サピエンスと呼んでいます。
そうした未来、ちょっと想像がつきません。
この先、人間は自分たちが作った科学にのみ込まれてしまうのか。
それとも、うまくコントロールできるのか。
作者のハラリさんは、本の最後で「未来を切り開く鍵は、私たち人間が欲望をコントロールできるかどうかだ」と説いています。
これって・・・ひょっとしてニュータイプ?
「機動戦士ガンダム」劇中におけるニュータイプとは?
宇宙世紀を世界観とする作品におけるニュータイプとは、ジオン・ズム・ダイクンとその思想ジオニズムによって出現が予言された、宇宙に適応進化した新人類の概念である。ダイクンの死後勃発した一年戦争の最中、アムロ・レイやララァ・スンらによって現実の存在となった。しかしその能力が戦時下で発現した結果、ダイクンが考えた「お互いに判り合い、理解し合い、戦争や争いから解放される新しい人類の姿」とは縁遠い、人殺しの道具として能力が用いられる結果となってしまった。
出典:機動戦士ガンダム 第41話「光る宇宙」
富野由悠季「僕はニュータイプが夢物語ではなく、現実の問題になっていくと考えています」
はっきりした論拠があります。人間の感性・感覚というものは環境によって支配されていますし、環境に適応しようとするクセを持っています。宇宙に行った場合、無重力の感覚をDNAが感知するわけで、DNAの組み替えが行われます。環境が決定的に変わるから、ニュータイプにならざるをえません。
出典:r25.jp
夢かもしれない
でもその夢を見てるのは
きみ一人じゃない
世界中にいるのさ出典:「イマジン」 歌:RCサクセション 作詞:J.Lennon・忌野清志郎 作曲:J.Lennon